忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



題名:浪漫天涯
日時:2009年5月3日20:30-21:45
劇場:美麗之冠(三亜、海南島)
料金:ホテルからの往復込みツアー4000JPY(たぶん180元の席)
座席:7列8番(客席まんなか付近)

20時頃には劇場前広場で少数民族のショーがなされていました。このショーも定期的(毎日?)
に演じられているもののようです。焚き火を模した照明の周りで盆踊り?竹を持ってたたき
ながら回ります。それからバンブーダンス、いろんなリズムがあるものです。客の飛び入りも
あり、私もうずうずだったのですがどうすればいいかわからないとなかなか出れませんねえ。



さて劇場の中にはいりました。うーんなんだか不思議な劇場。元々ミスユニバースコンテスト
会場としてできた建物なのですが、扇形の客席にかなり広い舞台、舞台の前面は微妙にカーブ。
バックスクリーンと左右に映像。場面が変わるたびにその場面タイトルがでていました。
タイトルは4ヶ国語で出ます。中国語、英語、ロシア語、にあとなんだろう?
客席は約3割程度の入り、前方中央にVIP席。アイスなどの売店はあるのですが、このショーの
プログラムやDVDなどの土産物を売っているお店がありません。商業の国中国としてはちょっと
ありえない感じです。
オープニングは、海底の踊り。魚や海草やヒトデがでてきます。そのシチュエーションのまま、
海の中での軟体、それからティッシュー、と続きます。舞台にはとにかくたくさん人が登場
してきます。ダンスとファッションショーのあいだに雑技が少し出てきました。
椅子の積み上げ芸はピンの芸人さんがきれいにまとめてみせてくれました。
それからBig Fly Wheel(他のところではWheel of Death という名前で演じられているもの)
は見事でした。回転する支柱が三又になっておりその先に人が入れる筒がついています。
天井ぎりぎりまであるその大道具がぐるぐる回っている最中に筒の内と外で演技をするのです。
ぐるぐる回っている筒の外を走り、そしてジャンプ!バチのジャグリング、そして縄跳び!
最近この出し物に良くであっている気がします。迫力満点なところが受けるのでしょう。
繰り返されるファッションショー、少数民族舞踊もいくつか、バレエと民族舞踊がまざった
ようなものもありました。外で演じていたバンブーダンスも少しだけ。
うーん、リトルマーメイドとライオンキングを足してアイーダをフレーバーに、シルクド
ソレイユからインスパイアされた演出を組み合わせて10で割ったような雰囲気でしたよ。
たしかに美女たちがすごく大人数がでてきますし、ダンスがたしかにできる者もいるのです
が、舞台の端の方ではやるきなしの雰囲気が漂っています。振付ががんばりましょうなの?
海南島にきて他にすることがなければ見に行ってもいいと思います。





拍手[0回]

PR


題名:侍戦隊シンケンジャー シリーズ第1弾「侍戦隊シンケンジャー!シアターGロッソに見参!!」
日時:2009年4月25日10:30-11:05
劇場:シアターGロッソ(東京ドームシティ アトラクションズ内ジオポリス)
料金:1500円
座席:B列8番(2列目左ブロック通路際)




今日からジオポリスオープンです。初日とあって関係者の名札を下げてスーツ姿のおじさん
が随所に見られました。10時開場、10時半開演。今回から座席指定なので早く来る必要は
ないのですが、それでも開場前に40-50人は並んでいたでしょうか。あいにくの雨にも
かかわらず皆さん元気です。劇場隣にはシンケンジャーなりきりフォトスタジオや
プリクラなどがオープンしていました。
10時になって開場すると歓声が、お約束のシンケンレッドと握手!の隣に黒子が控えている!
いい感じですねえ。レッドと握手して記念撮影をする人が多く、入場の行列はなかなか
すすみません。一時は建物の外に出て、それからまだまだ続く長蛇の列になってました。



それでも開演時間前に客いれちゃんと終わるから、優秀ですよね、スタッフさん。
劇場内は非常に急な客席になっており、どこに座ってもそれなりにちゃんと見れそうです。
最前列が地下一階、最後列が地上階に対応しておりました。地下一階といってもかなーり
深いのです。私が座ったのは2列目で、舞台まであとちょっと。通常の劇場より遥かに高い
幕が目の前にありました。
写真は客席後方から見下ろす形で撮ったものですが、角度がまるで
感じられない写り方になってますね。



開演になるとまず館内放送で、携帯や撮影禁止などのアナウンスがありました。今までは
ナレーターが舞台にあがっていっていたところです。それに撮影禁止?スカイシアターでは
素顔の戦士がでなければ撮影可だったのに。。まあ通常の劇場なのでストロボたかれたら
困るというのはわかります。なんかちょっと違和感がでたところで幕が開きました。
すると上方にスクリーンが出てきて、素顔の戦士たちによるお祝いのメッセージ。
オープンの味わいですよね。
一番下の舞台はかなり低め、私の座っている位置より低く、真ん中の舞台は私の視線より
高く床が見えません。一番上の舞台はかなりの高さ。
さて開演!骸骨かゾンビのようなキャスト(蓄光?)が出てきて踊ります。
えーとこれはなんの舞台でしたっけ?
つぎに素顔のおねえさんも出てきて踊ります。
えーとこれはなんの舞台でしたっけ?
怪人らしき、でも見たことがない連中が出てきて、次々と踊ります。振付の中には
マイケルジャクソンのスリラーをもろぱくった部分もあってうーん。。
えーとこれはなんの舞台でしたっけ?
次はなにやら自然の映像が舞台を流れ、ちょっと横にチャレンジングしているおねえさん
が身軽そうにとんぼをきって登場。さくら?誰?その後から猫の着ぐるみきた爺やが続き
ます。この爺や、かなり気持ち悪い造形です。
えーとこれはなんの舞台でしたっけ?
これからようやく見たことのある外道衆が登場。客席中央の天井近くのキャットウォーク
からもロープを伝ってななしたちが登場。これはかっこいい。
ああ、やっぱりシンケンジャーの舞台だったのねw
シンケンジャーへの変身は映像をつかってのもの。これはメディアミックスでいい感じ。
でも映像つかうのに凸凹のある舞台に投影するのってどうなの?
そしてシンケンジャー登場!がんがん戦います。上段舞台から中段舞台にがんがん飛び降
ります。中段は可動式のようで、後では中段舞台で殺陣が繰り広げられていました。
上段舞台(というよりほとんど通路)は左右と奥で高さが異なり、奥から中段舞台に飛び
おりるとかなりの迫力です。屋内舞台になったおかげで天井からの吊りが使えるように
なっていました。左右にのたのた、あがったりさがったり、まあこれは公演を繰り返せば
よくなっていくでしょう。でもそもそもの振付がかなりおもしろくない。裏方さんきっと
たいへんなんだろうけれど努力に見合った効果がこれからも出せます?
シンケンジャーがやられそうになると、さくらが助っ人に登場!さくらと殿が幼馴染
なんですね。これなんというスピンオフの設定?まさかこの後TVに登場するとか?
そしてさくらもたおれてピンチに。さくらが客席に向かって声援をよびかけます。、
次に猫の爺やが「シンケンジャーを応援するんじゃ!」ここで、会場の皆、と出演者が言っ
ていいの?うーん。 舞台は明るく、客席は暗く、まるで断絶した雰囲気、客席の声は
かぼそく「がんばれー」でも舞台の上では「シンケンジャー」と噛み合ってませんOrz
ここもナレーター登場、客電点灯がほしいところです。
か細い声でも元気になったシンケンジャーが外道衆を倒します。さてロボット戦!となる
とまた映像に!!、TVの一シーンでしょう。えー、あのチープな巨大ギミックがいいのにい。
なんかすごく手抜きを味わっている気分。
でもってサクラは、殿にいだかれ、死んでいくのです。それなんてエポニーヌですか?
そして殿がオカリナを吹くとオリガミたちが(映像で)飛んでいって、サクラを蘇らせる!
えーとそれなんてミミですか?
さくらは殿の許嫁ではなく、単に幼馴染なので故郷に戻って自然を守ることを誓って
去るのでした。
そしてここからは上から目線の教訓コーナーだ!
「みんなにも仲間はいるよね!その人たちを大切にしよう!」
そんなことを語る暇があったら戦わんかい!と思わず突っ込みたくなります。
それで終わりなんですよ。
音響が大きすぎて最初に泣き出す子多数、だったのは初日の問題で解決できているでしょう。
しかしこの脚本と演出はどうしよう?
屋内劇場になったとたんに、舞台と客席の感情的距離が非常に遠くなった感がありました。
照明の関係もあるのでしょう。野外舞台はロボットといい、ナレーターといい、チープな
手作り感がいい味だしていました。そこらへんを全てとりさり高級感あふれるものにしよう
として空回りしているように思われます。映像も演出向上というよりコストダウンのために
見えてしまいます。
なまじ普通の劇場になってしまったがために、普通の方向の舞台のクオリティを求めてしまう
こともあるかもしれませんが、まー舞台マニアでなくても、満足できなかったと思います。
そもそもこの脚本では子供たちの気持ちがはいりませんよ。だってシンケンジャーショーじゃ
ないところ多すぎるんですもの。まあ、劇場としてはなかなか色々できるようになっていると
思います。今後に期待ですね。




シアターGロッソのデータ:(http://www.tokyo-dome.co.jp/g-rosso/riyou/)
シアターGロッソは、東京ドームシティで35年以上開催してきた戦隊ヒーローショーの準専用劇場です。
照明・音響等の基本設備を整えることで他用途での利用も可能です。
舞台は下段・中段・上段の3層式となっており、 スライド式の幕を利用することで、イベント
内容に応じて舞台を仕切って使用することが可能です。
また、東京ドームシティ アトラクションズ内ジオポリスに設けられたシアターであり、通常の
シアターとは違った環境下での公演が可能となっております。
場   所 : 東京ドームシティ アトラクションズ内ジオポリス
客 席 数 : 765席(別途、車椅子3台対応スペース有
中央座席の後方2列、計31席は取り外し可
そのスペースに音響設備等の持ち込み可)
舞台構造 : 下段・中段・上段の3層式 (最大高低差:7.5m)
舞台サイズ :
<下段舞台> W16,800mm×D4,500mm×H450mm
<中段舞台> W14,335mm×D6,825mm×H2,100mm
<上段舞台> H6,500mm~H7,500mm (回廊タイプ)
※上段舞台には着脱式の手摺あり
<舞台と客席との距離> 1,000mm
主な設備 :
照明設備一式、音響設備一式、
昇降式照明バトン(3本)、昇降式道具バトン(1本)、 多目的バトン(1本)、
ムービングプロジェクター(4台)、ワイヤーアクション装置一式、昇降式スクリーン(300インチ)、
スライド式開閉床【中段舞台2箇所 4,500×4,500】(手動操作)、
幕(客席と舞台を仕切るスライド式幕・下段舞台と中段舞台を仕切るスライド式幕)
※その他…キャットウォークからの降下可能
音響設備持ち込み可(客席内に設置可)
バックヤード :
楽屋1 11.9㎡
楽屋2 13.6㎡
楽屋3 25.5㎡ (楽屋3-1、3-2と2部屋に分割可)
楽屋喫煙室
男子トイレ、女子トイレ(共に2台ずつシャワー付き)
その他条件 : 土日祝及び長期休み(夏休み等)期間の日中はヒーローショー開催予定
ただし、時期によっては他公演の開催も可能(要相談)
シアター出入口が遊園地パブリックスペースに直結しているため、入退場の管理が必要
貸し出し受付は施設利用日より1年前より可能

拍手[0回]




題名:さよならスカイシアター!熱き思いよ甦れ!!
日時:2009年4月5日15:00-15:30
劇場:スカイシアター
料金:1000円
座席:左方真ん中付近
ストーリー:(公式Webより)
スカイシアターで活躍した「歴代レッド」たちのほか、
歴代の悪者である「フラビージョ、アブレラ、ブランケン、ガジャ、マク」も登場し、
夢の競演が実現します!!
出演レッド(予定)
タイムレッド  (未来戦隊タイムレンジャー) ガオレッド  (百獣戦隊ガオレンジャー)
ハリケンレッド  (忍風戦隊ハリケンジャー) アバレッド  (爆竜戦隊アバレンジャー)
デカレッド  (特捜戦隊デカレンジャー) マジレッド  (魔法戦隊マジレンジャー)
ボウケンレッド  (轟轟戦隊ボウケンジャー) ゲキレッド  (獣拳戦隊ゲキレンジャー)
ゴーオンレッド  (炎神戦隊ゴーオンジャー)


スカイシアターがこの日でクローズとなる最終回に行ってきました。
ある程度予想はしていたのですが、10時半に整理券をとりにいってすでに長蛇の列。
11時半配布予定がくりあがって11時から配布してました。場内満席、満席ってはじめて
見たかも。もっとも整理券はかなりぎりぎりまで配っていました。



劇場入り口ではゴーオンレッドが握手でお出迎え。
記念なので私も握手!



私の整理券はBブロックだったのでまだしも席を選べました、通路のすぐ後の席でのびのびと観劇。3歳以下のお子様は膝の上に載せてくださいというアナウンスがかかってましたよ。
これはショーの後の握手会のチケットを求める行列。一回400円、9人のレッドが勢ぞろいして握手してくれるのだそうです。行列はかなーり続いていました。



まずは悪役登場、悪役もいろんな番組からの登場、残念ながら私はほとんどわかりません Orz 振付ありエンディングの替え歌で悪役たちの活躍を歌い上げましたw




ゴーオンレッドと金銀だけで戦うも負けて、、、(残りは帰省しているとか涙)
助っ人登場!



これだけ大人数のヒーローが出ると、場は一気に華やいだ雰囲気に!いやー熱く
なりますよね。スタントもいつもよりかなり気合がはいっていました。床にひゅん
ひゅん飛び降りてたものねえ。いつもより余計に飛んでおります!という感じ。
中には懐かしい対決も。



フィナーレは各番組エンディングのメドレー、レッドの一部が客席まで降りてきて踊ってました。
カーテンコールでは歴代の勇者の方々がっ、えーと全然わからないのですが、
どなたが登場されていたのでしたっけ?



さてもちろんこれだけで終わるわけではありません。
外道衆の到来を告げる言葉が、、、それに呼応してシンケンジャー登場!



これからG-ROSSOに続いていくわけですね。
これがほんとに最後の最後のシーン。



皆様どうもお疲れ様でした。
次回からは青空の下での演技はみれないのね。。

拍手[0回]



題名:ジンガロ BATTUTA(バトゥータ)
日時:2009年3月25日19:35-20:45
劇場:木場公園内ジンガロ特設シアター
料金:SS席20000円
座席:Mブロック7列9番
作・演出:バルタバス
出演馬:38頭
出演者:35人
演奏:ファンファーレ・シュカール、タラフ・ドゥ・トランシルヴァニア

ジンガロを見るのは Loungta についで2度目です。

当日に購入、弦楽器の楽団の後ろで馬の出入り口のちょうど上にあたる席でした。
舞台は円形で馬が走りやすいようになっており、その外側に弦楽器の楽団と管楽器
の楽団が相対して位置を占めていました。円形舞台は外側が一段高くなっており馬
はもっぱらその上を走り続けます。管楽器と弦楽器はほぼ交互に曲芸に伴奏をつけ
ていました。長期公演と価格が高いせいでしょうか、かなりの空席がありました。
開演10分前に開場しました。その段階でたくさんの馬が舞台の真ん中に集まってい
ました。舞台の真中には上から下に本水が流れ落ち続けています。その馬たちが整
然と場外へ出ていって舞台の幕があきました。
馬の出入り口には人が立って馬が外にでないよう、また出入り口に行くように誘導
しています。白馬を使った結婚式シーン、これって何のひねりもないんですが、祝
祭を表現するものととっておいて良いのでしょうか?ポスター写真用なのかも、花
嫁はポスターで印象的でしたので。。その後も花嫁衣装姿の騎乗は番組の間に何度
かでてきました。箸休めみたいなものですかね?
そして馬にまたがって鳥の足をつかむ騎手。これから馬上でさまざまな曲芸が始ま
りました。拍手が大きかったのは、通常に騎乗している状態から、馬の腹をぐるり
とくぐってまた元の位置に!難しい曲芸を行っている場合は、舞台中央の水の周り
を鞭を持った男が待機しており、ときどき鞭で馬の尻をさわったり、鞭で音をだし
たりして馬をコントロールしていました。通常のサーカスより舞台が大きい分、水
の周りを歩いている感じでしょうか。この鞭使いは白馬の時にのみ登場。栗毛の馬
の時には鞭使い登場せず、品種によって馬の熟練度が違うのでしょうか?栗毛の馬
の方が同時に出演する馬の数が多いのです。
その次は頑丈そうなばんえい競馬にでもでてきそうな馬の上でダンス、尻の上に立っ
てダンスするのです。尻の上でのトンボ返りはきれい。人が馬に向かってはしり、
ジャンプし、手を使わずにまたがって乗ってしまう技にはびっくり。次はジプシー
かあさんどうしの馬バトルで洗濯物がぶらさがった紐を引っ張りあう。いけめん兄
さんが馬上ストリップとか。。ストリップの時は客席はきゃーきゃー。ここはチッ
ペンデールズですかw馬上から帽子投げてキャッチや巨大剣玉もあり。帽子投げる
のって半端な難しさではないと思うのです。ジプシー姿の女性がひっくりかえって
スカートから足だし騎乗というのには男として惹かれました。これにはかなりの拍
手、きっと観客の皆も私と同じ気分だったのでしょうwかなりエロいです。
熊の着ぐるみ着たまま騎乗するコメディタッチの場面はどれくらい難しいのか見当
もつきません。
最後はまるでお祭り、いろんな趣向の馬車が駆け巡ります。白い幌馬車、シャワー
を浴びる男、食卓、移動ベッド、ベッドの上で白い女と熊がくんずほぐれつ、葬式、
幌を人間が担いで走る、マリア様、、、覚えているだけでこれだけありましたよ。
前回のLoungtaと違って、サーカスができた当初の「曲馬による娯楽」という雰囲
気が色濃くでた楽しい舞台でした。


拍手[0回]



題名:ながめくらしつ舞台公演
日時:2009年3月20日19:30-
劇場:門仲天井ホール
料金:前売2500円
座席:椅子席2列目中央
出演:目黒陽介(jug)、 松田昇(jug)、鈴木拓矢(jug)、小春(acc)、 長嶋岳人(sax)

場内満員、小さなホールに熱気がこもります。全編を通して曲と動きがシンクロしている
音ぴた強調のユーロピアンな舞台でした。 ほんとによいですよねえ、生演奏に音ぴたの
ジャグリング。アコーディオンとサックスはもの悲しい世紀末を感じさせる音を出してい
ます。私はこの音ピタスタイルが日本の大道芸の原型(といってもいつまで遡るのかがあ
れですが)に近いのではないかと思っています。これに弁士がつくと最高なんだけどなあ。

オープニングは皆で顔見せ。のぼるさんのハイキック一閃が舞台にアクセントを付け加え
ます。2番目はディアボロとおもちゃのピアノで不思議な雰囲気を作り上げていきます。
バケツカスケード、椅子上でのバランス、5バウンズと5カスケードの組み合わせ、二人が
上下になっての5バウンズ(下が床の代わりにキャッチとスロー)、バウンズのスチール、
リングマニピュレーション、クラブが心の中に留まりました。
最後はみんなで横に並んでボールのボックススチール?、ボックスで渡してジグザグに椅
子の上まで。人が横に並んでボックスで渡していくのはよくあるのですが、二人目が一人
目の端のボールが上に来た時を掴んで水平に投げて繋いで行くことにより、一人で一段ず
つあがっていくというパターンが目を引きました。
高度な技術の裏付けがありながら、技術に走らずに舞台を作っている、というところでしょ
うか。次回はどんなものがみれるのか楽しみです。私としては次は物語を入れるか、弁士を
入れることに挑戦してみてほしいなあ。

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析