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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:浅草コシダカパフォーマンスライブvol.6
劇場:コシダカシアター(浅草ROX内4F)
日時:2012年3月15日19:30-21:20
料金:1000円
座席:左端前方
番組
ジャグリング:篤
   ハットジャグリング:ひいろ
   ユニサイクルデュオ:WittyLook:
   「雨のち」:5人の共同創作
      ヨーヨーパフォーマー「Naoto」、サーカスエンターテイナー「サクノキ」、
      ディアボロアーティスト「ツバサ」、コントーション「ありさ」
      ハンドバランス「谷口 界」

コシダカシアターにははじめてきました。
浅草ROX内ですが、専用のエレベータに乗ってあがります。
ほぼ満員、空のテーブルがありません。ここはいつもは昭和歌謡レビューを
やっているとのこと。これも一度見にこなくちゃね。真ん中に舞台の張り出し
があり、舞台を横に見る形で座るというよくあるシアターレストランの
形状でした。

オープニングはキャスト全員がグラスを持って舞台の上に登場。それから
客席におりてきてキャストと客で乾杯!この公演毎回恒例なのだそうです。
私は注文が間に合わなかったので、エア乾杯w これは客に自然と一杯
注文させる良い趣向だと思います。

開口一番のあつしさんは、デビル、ボール、クラブによるジャグリング。
音楽に乗ったかなりユーロピアンな香りがする優雅な演技。
ひいろさんは傘の上に帽子をおいて登場、傘をひょいと取ると帽子が頭に
にすぽん。帽子は1個から3個まで、そして面白かったのがバケツ。帽子
とほぼ同じようにひょいひょい扱って、頭にすっぽり。これは絵になりますね。
WittyLook はステージの上でユニサイクルショー。二人が縦になると舞台
上の照明にぶつかりそうで危ない!狭い真ん中の張り出しに客を寝かせて、
その上を一輪車でひょい!最後はすごーく高いユニサイクルにのる、、けど
天井がやばい!いつもとは違う意味で手に汗握りました。

10分間の休憩のあとサーカス学校卒業生による創作ステージ。つばささん
が演出をされたそうです。5人のパフォーマによるひとつの作品。
まんなかにひとり、その周りを傘を持った黒子が取り囲んで始まり。。真ん中
がソロプレイでコントーション。足の指で舞扇をつかんで舞う、頭をこちらに
見せたまま体を前に海老反りにいって最後は膝が床についた!次は、
コントーションをしていた台に二人座って陣地争い。そこからいつのまにか
ハンドトゥハンド?ヨーヨーが喧嘩の最中に出てきて、そこからヨーヨーへ。
さすが世界チャンピオン、見せ方がおもしろい。糸からはずれるヨーヨーは
さしずめ超小型のディア両手に持つと伸縮自在のポイですね。そしてきれ
いに音ぴた。バイオリンの演奏、ショートスタッフ(バトン?)のマニピュレー
ションも超高速。ディアボロもかっこいい。最後はキューブをぐるんぐるん。
5人のソロプレイをマイムや物語でつなげてひとつの作品にしようとした
試みのように見えました。キャスト同士が絡み合うシーンが増えていくと
もっと面白いものになるでしょうね。私は大人数でのステージが好きなので
このような試みはずっと続けていってほしいと思います。次回のステージ
を見るのが楽しみです。
この企画自体もいい感じですね。1時間半座ってみて1000円はお買い得
です。



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題名:AGAIN 이은결의 블록버스터 매직 〈THE ILLUSION LEE EUN GYEOL)
日時:2012年3月4日14:00-16:40(途中休憩あり)
劇場:충무아트홀 대극장(忠武アートホール大劇場)
劇場:忠武アートホール 大ホール
座席:1階12列27番(右側ブロック)
料金:R席80000KRW
出演:이은결

開演前に客席をカメラが写して、舞台上のディスプレイに表示し
ています。そしてそこでハングルのテロップ、映像による客いじ
りといったところでしょうか。客に色々問いかけて身振りによる
返事をさせて笑いをとっていました。案の定客席には小さな
お子さま多数。

オープニングは一瞬でヘリコプターが出現する大ネタ!
美女出現して、人体切断やら消失に出現、瞬間入れ替わりなど
派手なものばかり。客の目は釘付け。
壁ぬけやオウム出現マジックなども。
ビデオカメラを使ってカードマジックも披露。非常に美しい
手の動き。そしてマジックとマジックの間にトーク、これが
客席に大受けの連続!!トークを盛り上げるためにマジックを
しているようなもの?

2幕にはいると、消失・取り出し等細かなマジック多数を
流れるように繋いでみせ、そこから鳥。鳥をだしたり、
鳥を大きくしたり鳥かごだしたり、鳥かごが1つから2つ
に分かれたり。もう何羽でも発生してしまいそう。
そしてその鳥が何羽もはいった鳥かごが布の下で消失。

客上げで、糸電話。言葉にあわせて糸で絵を書いて、、
実は客が彼女にプロポーズ!韓国舞台でしばしば見られる
シーンがここでも起きるとは、指輪渡していました。

次は子供とお父さんを客上げ、鞄をひとつ宙吊りに
しておきました。おもちゃのロボットや恐竜が戦うという
内容の文章に、キャラクタごとに新しい名前をつけていきます。
名前は大きなクッションを客席になげてそれを捕まえた
人がつける!一見したところランダム。
そしてへんてこりんな名前をつけてもらって、それを呼ぶ
と巨大なぬいぐるみ登場、恐竜とロボットは人より大きく、
恐竜は倒れたら起きあがれません
そして鞄をおろすと、適当につけてもらった名前を含む
文章が入った紙がそこに。。
次は、指の運動、親指から順に追っていって逆は小指から
とか、右と左で違う指の形をするとか、かなり難しいです。
コンタクトジャグラーの凄い人も同じような感じのストレッ
チをしていたような気が。。
それから黒幕の前に手だけ出して、手先の見事な動き、
これもスライハンド?見ほれてしまいました。
非常に滑らかにひとつひとつの指が独立して動きます。

フィナーレはなんと指による影絵。
サークルオブライフにのせてアフリカの光景、
最初は鳥から、象、猿、ワニ、ウサギ、鹿、人間の
シンガー、肉食獣の何か。頭を使って草原まで。
このクライマックスには呆然としてしまいました。この
場面を見れただけでもこのショーを見た価値はあると
思えるくらい、素晴らしいシーンでした。もう一回見たい。。

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題名:セルジュの特殊効果
日時:2012年2月18日19:30-20:50
劇場:KAAT神奈川芸術劇場大ホール
料金:TPAM1week券事前割引7500円
座席:1階1列22番(最前列センターブロック右より)
コンセプト・演出・舞台美術:フィリップ・ケーヌ
出演:ガエタン・ヴルシュ、イザベル・アンゴッティ、セシール・トニッツォ、ほか
制作:ヴィヴァリウム・ステュディオ(2007年)
共同制作(レジデンス):メナジュリー・ドゥ・ヴェール(パリ)
主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 実行委員会、東京・横浜日仏学院
助成:アンスティチュ・フランセ 協力:Onda
解説:
 主人公セルジュは、毎週日曜に彼のアパルトマンの一室で、特殊効
果を使った数分間のパフォーマンスを友人たちの前で披露するのです
が…。
無邪気さを装いつつ、演劇的創意をアイロニカルに扱った本作は、ク
リエイティブな行為は、どんなものであれ、もったいぶっていること
を示しています。夢のようなポエジーの漂う、素朴さを装った本作品
において、フィリップ・ケーヌは造形美術、音楽を駆使し、あらゆる
試みを重ねながら、舞台装置のエクリチュールを追求しています。

----

舞台はどこかのアパート、絨毯壁はリフォーム中のようです。
左奥に鏡のついた引き戸、左側にドア、右側には卓球代、その上に、
ノートPC,筒、スプレー?なにやらがらくた多数。床にはアンプとスピー
カーミラーボール、袋や小物類が散乱しています。
係員は後ろだと台詞が聞き取れないといって前方に誘導していました。

後ろの引き戸から宇宙服を着てセルジュ登場、アパート探検の実況放
送をしています。喋ると日本語の翻訳がはいるのです。カーペットの
下もはいずりまわり。
それからセルジュは毎週何かの題の元にパフォーマンスを作り、友人達
に披露。そのパフォーマンスのいずれもが脱力感あふれるものばかり。
rolling effect with music ...花火を箱の上においてリモコンでふり
まわしてぐるぐる。lighting effect with ワーグナー、ウィンカーと
ヘッドライトでちかちか。laser effect with music しょーんげいじ、
光る紐、光る枠のメガネ。
友人たちは最初に自転車、次が自動車、最後は歩きで登場。間にはピザ
屋がきたり卓球をしたり、何か飲む?
最後は全員が集まって紐をうにゅうにゅして、そして煙がシュー、
三々五々人が帰って女性とふたりきりになって見合い、、でも何もおき
ません。
最後は次回作の予告「次はドラゴンたちのメランコリー」!
カツラをかぶってインビジブルに!カツラだけがにょっとでてきて終わり。
うー、どういう評価すればいいんでしょうか>この舞台。
おもしろいーつまらない、というのとは別の次元に行っている気がします。

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題名:ペルソナ
日時:2012年2月16日20:00-21:00
劇場:KAAT神奈川芸術劇場大ホール
料金:TPAM1week券事前割引7500円
座席:自由席 1階10列14番(センターブロック中央通路すぐ後ろ)
劇団:カンパニー・フラック
振付・出演:ホセ・ナヴァス
解説:
ペルソナ(persona)とは、他者に向けて示される、あるいは他者に
よって知覚される、誰かの属性のことです。ラテン語の「仮面」と
いう言葉から派生した言葉で、作家や俳優が作り出す役や人物像と
いう意味もあります。『ペルソナ』(Persona=Personaの複数形)
は、ホセ・ナヴァスの新作ソロ作品です。作品に現れる六つの属性
あるいは役柄は、欲望と神性、現前と不在、それらの交錯と混交に
ついての、ナヴァスの濃密で個人的な考察へと観客を導きます。ラ
フマニノフ、ラヴェル、ヴェルディ、ヴィヴァルディ、パティ・ス
ミスの音楽を通して、『ペルソナ』は観客を魂の旅へと案内します。

ホセ・ナヴァス
カンパニー・フラック設立者、芸術監督。抽象的なグループ作品や
コンテンポラリー・バレエ作品とともに、自身の情熱的なソロ作品
を発表している。2010年夏よりBallet BCのコレオグラファー・イン・
レジデンス。作品は南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの40カ国で
上演されている。

-------
舞台には何も置かれていません。正面奥に入り口、そこに椅子とわ
ずかな照明。そこに白いコスチュームの人が座りました。BGMはア
カペラのご詠歌。エコーが利いて教会の中にいるかのよう。
上半身裸になってくねくねと踊り始めました。手が異様に長く見え
てこれならスミダススクリームも簡単にできそう。
それからマイクをもってスピーチ。
ヒールを履いて赤いシャツに黒いパンツで、ひとりソーシャルダン
スみたいな動き。舞台袖からオレンジの明かり。
次は青のシャツに黒いスーツで、舞台の上で転げ回る。上下に脱げ
ていき、背中からお尻の線が美しい。
白いコスチュームで賛美歌みたいなBGMで優雅に舞う。。。
最後はボレロ、でもリズムはあまり刻みません。赤い照明。
ダンスの動きをみるというより、舞台上の絵画を見ている雰囲気と
言った方がいいでしょうか。
手の動き、照明、筋肉の陰影が印象に残った舞台でした。

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題名:Cirque Vivant!
劇場:あうるすぽっと
日時:2012年2月4日15:00-16:10
料金:えびす講割引4400円
座席:G16(センターブロック通路すぐ手前左より)
劇団:Le Carré Curieux

ほぼ満員。なんだか不思議な客層、明らかに演劇とは違う、
かといってサーカスというわけでもない。お年寄りと若者
が大半で、それにファミリーが少々。子供と中年層が薄い
感じです。「サーカス」と名付けられている公演の観客は
通常もっと若いでしょう。この違いは広告のうちかたや口
コミの広がり方からきているような気もします。

舞台右手の上方空中にブラインドがかかっています。きっ
と後ろはハンモック。時々そこから手がでるのです。左手
にはソファ、真ん中にはテント。
テントから人が出てきて、ブラインドへと延びる紐にコー
ヒーポットを括り付けて始まり始まり。コーヒーポットは
上まであがったかと思うと今度は紐にぶら下がって斜めに
動いてソファまで。。そしてまた上にあがって行って、、
今度は上からぼとぼとボール。3人で4個、4人で5個・
7個、最後はひとりで7ボール。それからボールが床に
たくさん!
タオルの犬が出てきて笑いを取る。ポールが出てきてすわ
バランス芸か?と思いきや、片方に円盤状の土台みたいな
のをつけてごろごろ転がす、重そう。。それからポールを
たてて見得を切る!ポールダンス?(なんていうんですか
)は形を決めた段階で見得を切った感じで拍手がでやすい
のですね。一番拍手がでてました。それからポールを色々
な方向に倒してキャッチ、最後は横にして綱渡り。
次に出てきたのは紙飛行機、紙を折るとすーーーっと飛ん
で誰かの手の中へ。紙飛行機を投げあい、今度はポールを
土台だったところを上にして立てて、バランスしてその上
に立って紙飛行機をぴゅーーー。かなりな拍手。この紙飛
行機の作り方ほしい。
さてそこからディアボロ登場、このディアボロはちょっと
特殊で軸が延びていて独楽のように回ります。また軸の端
に紐をひっかけてのトリックもあり、普通と違うパターン
を味わえました。もっとも違ったのは客席に出して放り投
げたディアボロが戻っていく!天井から糸で吊していたよ
うです。
最後は上半身裸でスカート下の一輪車?背の高さが段々に
なっており、笑いを誘っていました。

ジャグリングとアクロバット、それにちょっとした物語で
えも言われぬ雰囲気を形作るというところ?
この最後のちょっとした物語で面白くするというのが、な
かなかありそうでありません。
New York で子供向け舞台を多くかけている New Victory
Theater の番組としてもおかしくないですね。
こういう舞台をもっと見てみたい。

http://www.youtube.com/watch?v=t7Df4KnOnIA


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