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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:-no shoes mime works vol.2- 「らせんの彼方」
日時:2009年10月3日14:00-15:50(途中休憩あり)
劇場:シアターイワト
座席:2列目センター
料金:当日4000円
作・演出:林佳
出演:
   ぜんぜんもどらない女:ズッカーマンあきこ
   ちっとも動じない女:三郎丸美星
   いつもいつもゆらぐ女:木全悦子
   なんにも知らない男:青木俊輔
   ずいぶん遅れて来た男:酒井哲哉
   いっぱい想い綴る女:北島華子(ゲスト)
   どこからか落ちてきた男:林佳
番組:
序曲「彷徨い人」
1幕「みえない入口」
 1ひびく足音
 2出発の時間
 3届かない場所
 4聖者の行進
2幕「くるクル来る狂」
 1黄色い時間
 2ずれた時間とはき違えた靴
 3フィボナッチの呪い
 4彼方からの声
終曲「らせんの彼方・・・行き」
内容:(パンフレットより)
こつこつこつと響く足音
それはくる・クル・狂と回りながら
私はらせんの中腹でただじっと待っている
らせんの彼方には何があるのだろうか?
螺旋模様に刻まれた深刻の時の中に
私はそっと身をよせている
こつこつこつと響く足音を聞きながら

----

劇場は牛込神楽坂出てすぐの場所。階段状の客席でどこで見ても
見やすいでしょう。スタジオを変形してつくられたものかな?
スタジオを適当に変更した感じです。左側に梯子、左奥にドラム缶と蓋、
右に木製のベンチ、奥に37とかかれた扉。
前説で次のようなお願いがありました。
・パントマイムを楽しむ前にパンフレットを読んでほしい
・リラックスしてみてほしい
・心をゆるゆるにして舞台を楽しんでいけば一層楽しめる
リラックスするために一杯飲みたいところですが、とりあえず緊張をほぐして
ゆるゆる。
オープニングは全員で螺旋階段のぼり、そしてアコーディオンと歌。
1幕目はなんとなく物語がつながってます?梯子で一人芝居からはじまり
バス停持ってきて、トランクの奪い合い、列のつつきあい、途中から雨が
ふってきます。ひとりでぐるぐるは、旋回舞踊のよう。
全体的にマイムこてこてではなく、無言劇をみている気分。随所にマイム
がはいっています。
マイムが前面に押し出されていない分、見ていてくどくなく、いい感じです。
小劇場のナンセンスコメディをみてる気分ですね。
2幕目はよりマイムの色彩が強くなってマイムの公演といった雰囲気になってきました。
1幕より物語の背景が見えるようになりましたね。ゆるゆると物語に浸っている気分です。
そいえばフィボナッチは数字に捕らわれてしまうという話だそうで。
ゲストのアコーディオン奏者・シンガーはかなりよい澄んだ声で聞きほれちゃいました。
おしむらくは歌をバックにしたマイムがあまりなかったこと。観客の気持ちがマイムと歌
で割かれてしまうのかなあ。
ゆるーくていい感覚の舞台でした。

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題名:大相撲
日時:2009年9月21日朝-18時(13時ごろから見ました)
劇場:両国国技館
料金:桝席B 10300円+飲み食いおみやげ代
座席:桝席B西9側24
取組結果:相撲協会Webサイトから十両以上
西幕1 蒼国来 2勝3敗 ○ 寄り切り ● 徳真鵬 3勝6敗 西十12
東十11 海鵬 4勝5敗 ○ 上手投げ ● 豊桜 7勝2敗 東十13
行司:木村堅治郎 呼出:光昭
東十12 星風 3勝6敗 ● 寄り切り ○ 双大竜 4勝5敗 西十10
東十9 土佐ノ海 5勝4敗 ● 叩き込み ○ 境澤 6勝3敗 東十14
行司:式守慎之助 呼出:利樹之丞
西十9 清瀬海 5勝4敗 ○ 上手出し投げ ● 若天狼 4勝5敗 西十8
東十8 安壮富士 5勝4敗 ○ 押し出し ● 大翔湖 5勝4敗 西十13
行司:木村秋治郎 呼出:幸司
西十14 隠岐の海 7勝2敗 ○ 押し出し ● 光龍 4勝5敗 西十5
東十5 白馬 5勝4敗 ○ 上手投げ ● 磋牙司 4勝5敗 西十11
行司:木村元基 呼出:照喜
東十10 旭南海
3勝4敗2休 ○ 寄り切り ● 霧の若
3勝6敗 西十4
西十7 白乃波 5勝4敗 ● 寄り切り ○ 琴春日 5勝4敗 西十3
行司:式守与太夫 呼出:大吉
東十3 千代白鵬 3勝6敗 ● 引き落とし ○ 若荒雄 3勝6敗 西十6
東十4 北太樹
5勝4敗 ● 極め出し ○ 山本山 6勝3敗 西十2
行司:木村寿行 呼出:琴吉
東十2 木村山 5勝4敗 ● 寄り切り ○ 十文字
4勝5敗 東十7 東十1 玉鷲
7勝2敗 ○ 巻き落とし ● 徳瀬川 3勝6敗 東十6
行司:木村晃之助 呼出:琴三
西前15 普天王 3勝6敗 ● 押し出し ○ 北勝力 7勝2敗 西前14
東前16 将司 6勝3敗 ● 寄り切り ○ 若の里 6勝3敗 西前13
行司:木村庄太郎 呼出:隆二
東前12 栃煌山 6勝3敗 ○ 突き落とし ● 黒海 4勝5敗 東前14
東前11 垣添 6勝3敗 ○ 寄り倒し ● 玉飛鳥 2勝7敗 東前13
行司:木村恵之助 呼出:旭
西前12 栃乃洋 2勝7敗 ● 上手出し投げ ○ 武州山 5勝4敗 西前10
東前15 嘉風 6勝3敗 ○ 寄り切り ● 豊響 4勝5敗 西前9
行司:木村玉治郎 呼出:幸吉
西前11 春日王 3勝6敗 ● 寄り倒し ○ 霜鳳 2勝7敗 西前8
東前7 阿覧 4勝5敗 ● 反則 ○ 高見盛 5勝4敗 西前7
行司:木村和一郎 呼出:吾郎
東前10 土佐豊 4勝5敗 ○ 引き落とし ● 豊真将 5勝4敗 西前6
東前5 豪栄道 4勝5敗 ○ 寄り切り ● 朝赤龍 2勝7敗 東前6
行司:式守錦太夫 呼出:重夫
東前9 猛虎浪 4勝5敗 ○ 寄り切り ● 時天空 4勝5敗 西前4
東前4 豊ノ島 4勝5敗 ○ 寄り切り ● 岩木山 5勝4敗 東前8
行司:木村正直 呼出:志朗
東前3 玉乃島 2勝7敗 ○ 外掛け ● 豪風 5勝4敗 西前5
東小結 把瑠都 7勝2敗 ○ 寄り切り ● 翔天狼 1勝8敗 東前2
行司:木村庄三郎 呼出:克之
東前1 栃ノ心 2勝7敗 ● 寄り切り ○ 琴奨菊 4勝5敗 西関脇
東大関 日馬富士 6勝3敗 ○ 押し出し ● 旭天鵬 2勝7敗 西前2
行司:木村玉光 呼出:次郎
西前3 鶴竜 7勝2敗 ● 押し倒し ○ 琴光喜 8勝1敗 西大関
東大関 琴欧洲 8勝1敗 ○ 送り出し ● 安美錦 2勝7敗 西小結
行司:式守伊之助 呼出:拓郎
西前1 雅山 2勝7敗 ● 突き落とし ○ 魁皇 6勝3敗 西大関
東大関 千代大海 2勝7敗 ● 寄り切り ○ 朝青龍 9勝0敗 西横綱
行司:木村庄之助 呼出:秀男
東横綱 白鵬 8勝1敗 ○ 掬い投げ ● 稀勢の里 5勝4敗





すごく久々の大相撲観戦です。両国国技館にきたのは初めて、JR両国駅
西口から国技館がすぐそばに見えます。
相撲は朝からやっているのですが、午後1時頃に入場。
そのころにはまだ当日券がありました。
館内にはいると左が茶屋街、右が相撲博物館、相撲博物館は化粧回しなどが
展示されていました。建物の中に茶屋が並んでいるのはなんか不思議。

場内はまだがらがらです。私たちの隣と後ろの桝には遂に人がきませんで
したよ。国技館の中の東西とリアルの東西が90度?ずれているのにはびっくり。
神事芸能を標榜するのであればあわせておいてくれてもいいんじゃないかなあ。



私が座ったのは一階のちょっと外側の桝、1階は前方砂かぶりが座布団席、最後列が
テーブル付き椅子席、その他が枡席。枡席は4人で座るのですが、前にいった蔵前
国技館と比べるとだいぶ広い、とはいうものの4人で座っていると膝が疲れます。
まずは茶屋に注文したお弁当で腹ごしらえ。茶屋の人はときどき注文をとりに
回ってきてくれるのでした。



2階にも上ってみました。次の写真は前方通路から。



2階席はすべて椅子席、意外と見やすいです。2階席の最後列
が自由席、さすがにそこからはすり鉢の底を見る感じになります。でも2000円だったら
ここでもいいかな。次の写真が最後列に座って撮ったものです。



2階席最後列の角には館内専用FM放送の席もありました。
写真の真ん中あたり、角なのだけれど見えるかな?
FMラジオのレンタルもあり、保証金2000円、レンタル料100円でした。



丸いステージといい、すり鉢型の客席といい、サーカスとの類似性をかんじましたね。
土俵をしっかり見ることができるのは二階席正面最前列が一番よいと思われます。

見たのは幕下の半ばから。ほいほいすすんで、ぱたぱた。客席はまだまだ全然はいって
いません。客もあまり見てる感じがないですね。宴会している最中にときどき土俵をちら見
している感じ、こりゃ寄席で弁当食ってるときと同じですね。

幕下でも大きな拍手を受けている力士あり。北桜でした。有名人なのですね。
取組が一番おもしろかったのは、十両でしょうか。白熱したかなり長い時間の取り組み
が多く、観客から拍手が繰り返されました。

中入りにはいって、大関以下と横綱の土俵入り。場内盛り上がります。



白鳳の土俵入り。



朝青龍の土俵入り、よいしょ!



高見盛の人気はすごい、幕内ダントツ?高見盛のお約束の動きに場内呼応。
永谷園の懸賞にはびっくり、5連発でアナウンスが異なるお茶漬け名、



「味ひとすじお茶づけ海苔の永谷園、さけ茶づけの永谷園、梅干茶づけの永谷園、
 たらこ茶づけの永谷園、わさび茶づけの永谷園、技と心の新日鉄エンジニアリング」
とアナウンスがあって、場内爆笑。懸賞が聞けるのはライブならでは。
NHKでは流すのは無理なんでしょうねえ。高見盛はなんと反則勝ちでした。
髷をつかまれて土俵を割るという珍しいシーンを見ることができましたよ。



中入りごろには大入り満員御礼。


朝青龍は背中がとても美しい。場内でも大人気、動きがなめらかでとてもかっこいい。
白鵬はちょっとあぶなかったけれど一敗を守りました。結びの取組には20個以上の
懸賞金。



弓取り式まで見て帰還、どうもお疲れさまでした。



帰りにはお気持ちということで大入り袋をもらいました。中身は空です(^^;)
やっぱりライブっていいですよねえ。

拍手[5回]



題名:Tony Awards 2009
日時:2009年6月7日19:06-23:05
劇場:Radio City Music Hall(NY)
料金:404USD+手数料
座席:1stMZ E505 (2階席5列目センターブロック)

まあいろいろあって高い席で見ることになりました。
Neil Patrick Harris がホスト役。この方知りません、客席からすごい人気だったのです。
7時から8時まではTV生中継がはいっていません。昔はCATVで流していたのにねえ。
後ほどの中継の間に受賞シーンが小刻みに繰り入れられるのです。

最初はRegional Theatre Tony Award。
次にBest Orchestrations。Next To Normal かあBilly を良くおさえてとれたなあと
思っていたらBilly も同時受賞でした。TIEということがあるんですねえ。
次はBest Lighting Design of a PlayとMusical、ここからBilly がぶっちぎり始めました。
次はBest Costume Design of a PlayとMusical、Play Anthony Ward氏は会場にいないと
いうことでわたさずじまい、Musical のシュレックはひときわ大きい拍手でした。
シュレックは確かに衣装がおもしろかった。
次はBest Scenic Design、Best Sound Design、Best Choreography、Best Book、ここでもBilly。
最後に、Isabelle Stevenson Award、Phyllis Newman氏が指名されると1階席総立ちで拍手。
今年から新しくできたSpecial Press Agent というのができていました。

さてこれから生放送です。
その前にビデオで"TONY's Rule"、裏方さんが順に出てきてルールを話します。
時間をまもれ、人の名前を羅列して時間を無駄にするな、フラッシュしたらあきらめろ、
電話は切れ、遅れるな、、、、とかあって最後は Don't Forget Smile!

さてこれからオープニングです。もうこれだけでおなかいっぱいになるほどのおもしろさ。
冒頭は3人のビリーによる白鳥の湖!どこ見ていいか困りますよ。大人ビリーも出てきて
三箇所でダンスが進行、そのうちの一人のビリーはフライング、くるくる回りながら
ラジオシティミュージックホールの天井近くまであがっていきました。
それからTonightとLuck Be a Ladyの掛け合い、Rock of Ages, Pal Joey, Next to Normal,
Shrek, 9to5, Liza's at The Palace, ときて最後はHair。
舞台上にぎっしりつまった総キャストによるLet it Sunshine in、Hairのキャストは花を
客席に投げ込み、そして客席にはいりこんで客いじり、客席は全員手拍子。
オープニングシーンの終了時には客席全員でスタンディングオベーションでした。
TONY賞のオープニングの中で最も金がかかっているものだという説明がありましたが、
思わず納得。各作品の良いシーンをここで全部やってしまって、後でいったいどこを
やるの?たしかにここ数年の中では一番の面白さだったと思います。

それから左右の舞台でプレゼンテーションと受賞者のスピーチが続きました。
受賞者の背景にはその作品のポスターが表示されていました。
真ん中の広い舞台はパフォーマンス用となっています。真ん中舞台の前に放映用
スクリーンの立派なものが出ていたのですが、去年もありましたっけ?
CM中には昔のミュージカルのCM,若かりし日のチタリベラやサットンフォスター登場。

最初のパフォーマンスはShrek、シュレックとフィオナ姫とドンキーはちょっとだけの出演で
お城での王様と兵隊たちのシーンでした。このちんちくりんの王様の演技はいいですよねえ。

Best Performance by a Featured Actress in a PlayでAngela Lansburyさんが受賞したとき
には観客総立ちの拍手でショーストップ、舞台は見てないのですが色々年輪を重ねた方のようです。

それからなんとMama Mia!のパフォーマンスが始まりました。今回の趣向でツアーにでている
プロダクションの紹介もするのだそうです。曲はもちろんDancing Queen。
後ほどLegally Blonde, Jersey Boys のパフォーマンスもありました。Jersey Boys は各地の
キャスト総集合でしたよ。

CM中には今度はシュレックのオーディションシーンとしたビデオ放映がありました。
皆被り物をして朗々と歌いあげるのです。熊が歌うアクエリアス、豚が回す椅子(Billy 白鳥ね)、
蛇のハンドパペットを持つピノキオ、などネタとしても秀逸。
ここから今度はプレイノミネート作品の紹介。今回はキャストが作品を紹介した後
舞台のビデオが流れました。
ベストスコアがNext to Normal に行ったのは良かった。曲や歌詞が物語と密接に関与していて
すばらしいものになっています。

WSSのパフォーマンスは体育館のダンスシーンからTonight。私が見たトニーとは違うトニーです。
こっちの方がいい男かも。でもやっぱりマリアに負けてる気がするのは私が男だから?

CM中に司会者がマジック、観客をひとり指差して100以下の数字を思い浮かべてくれ。
色紙になにやらかいて、34だね?NO色紙を裏返すと「NO」と書いてあるw
実はその後のCM中にまた同じマジック、観客をゆびさして、今度はいくつだ?と聞いて
答えた数字が色紙に書かれていました。場内大うけ。

Best Direction of PlayではMatthew Warchus 氏が二つもノミネートされており、そのうち
God of Carnage で受賞。そのうえふたつとも作品賞をとっちゃったのです。 The Norman
Conquest も見ればよかったか。

ROAのパフォーマンスでは皆に配られていたらしいペンライトをふるようにというお達しあり。
2/3の観客はふっていたでしょうか。しかしいったいどこで配られていたのだ??

Best Special Theatrical EventでLiza's at The Palaceが受賞したときも場内総立ち拍手
でショーストップになりました。

次はGUYS & DOLLS, Sit Down You're Rockin' the Boatのシーン。ここでソロのマイクが不調、
どうするんだろうと思っていたら舞台袖からハンドマイクを持った人が走ってきて手渡し
事なきをえました。さすが Show must go on、この程度のトラブルは織り込み済みなのですね。
それからMillion Dollar Qualtet による演奏、この方たちもツアー?

Best Performance by a Featured Actor in a MusicalはBillyのお父さんへ。お父さんの
スピーチは感極まって途切れ途切れでした。お父さんのよさが私にわかったのは舞台の台詞が
聞き取れるようになった後でしたよ。
Best Performance by a Featured Actress in a MusicalはWSSでAnita役のKaren Olivo。
たしかにこの人がWSSの中でも一人気をはいていたので、妥当なところでしょう。

次のパフォーマンスはNext To Normal の誕生日ケーキのシーン。やっぱり泣けます。
それからComing Soon のCM、来年はスパイダーマンとアダムズファミリーなのね。
スパイダーマンはフライングワークショップの様子を出していました。

Best Performance by a Leading Actor in a PlayはExit the Kingの王様。
Best Performance by a Leading Actress in a PlayはGod of Carnageの被害者母親。
いずれも極めてすばらしい演技でした。ちなみにGod of Carnageからは主演女優と主演男優に
ふたりずつノミネートされていたのですね。

Billy のパフォーマンスはAngry Dance のシーンです。今回はひとり。うーむ、私が舞台で
みた方が生き生きとしていたような。。

Special Tony Award for Lifetime Achievement in the Theatreでは場内総立ちで拍手、
ショーストップ。Best Play はGod of Carnageでいかにもという結果。

HairのパフォーマンスはHair, もちろん客席乱入、客いじり多数。そしてこの直後に
Best Revival of a Musicalの発表があってHairが受賞。関係者・キャストが舞台上に
あがって大騒ぎw

Best Performance by a Leading Actress in a MusicalはNext to Normal ヒロインの
Alice Ripley。この人に行ってよかった。私の今回の一押し女優です。
Best Performance by a Leading Actor in a MusicalはBilly の子役3人。
ビリーエリオット主役は3人パッケージで申請があったとか。
TONY賞63年の歴史の中でも同じカテゴリの同じ役で3人の俳優がTONY賞をとったのは
はじめてだそうです。舞台にあがった子供たちは声が出ません。
"Unbelievable"って君たち以外に誰が取るのよ?
そして作品賞はもちろんBilly Elliot、まあこれだけ他の賞を取っていれば他には
考えられないでしょう。

最後のCMの時に司会者が「ミュージカル作品賞が発表されても帰るな、後がある。
2分くらいで終わる」を連呼。いつもはミュージカル作品賞が発表されるとみんな席を
立って帰路につくのです。でもって作品賞の後にフィナーレで司会者による受賞を読み込んだ
Tonightの替え歌がでました。この替え歌にエンディングクレジットを重ねたようですね。

今回のTONY賞授賞式は例年になくおもしろい出来でした。パフォーマンス紹介が増えたのも
よかったですし、なんといってもオープニングの迫力に負けました。TONY賞事務局も色々
試行錯誤を繰り返しているようです。
受賞のゆくえはまあ想像したとおりだったのですが、これだけ盛り上げてくれたらまた見に
こようという気になりますね。
さて来年は?


2009年度TONY賞ノミネートと受賞一覧 * が受賞(Playbill Webより)

☆Best Musical
*Billy Elliot, The Musical
Next to Normal
Rock of Ages
Shrek The Musical

☆Best Performance by a Leading Actor in a Musical
*David Alvarez, Trent Kowalik, and Kiril Kulish ‚ Billy Elliot, The Musical
Gavin Creel, Hair
Brian d'Arcy James, Shrek The Musical
Constantine Maroulis, Rock of Ages
J. Robert Spencer, Next to Normal

☆Best Performance by a Leading Actress in a Musical
Stockard Channing, Pal Joey
Sutton Foster, Shrek The Musical
Allison Janney, 9 to 5: The Musical
*Alice Ripley, Next to Normal
Josefina Scaglione, West Side Story

☆Best Revival of a Musical
Guys and Dolls
*Hair
Pal Joey
West Side Story

☆Best Play
Dividing the Estate
*God of Carnage
Reasons to Be Pretty
33 Variations

☆Best Revival of a Play
Joe Turner's Come and Gone
Mary Stuart
*The Norman Conquests
Waiting for Godot

☆Best Performance by a Leading Actress in a Play
Hope Davis, God of Carnage
Jane Fonda, 33 Variations
*Marcia Gay Harden, God of Carnage
Janet McTeer, Mary Stuart
Harriet Walter, Mary Stuart

☆Best Performance by a Leading Actor in a Play
Jeff Daniels, God of Carnage
Raúl Esparza, Speed-the-Plow
James Gandolfini, God of Carnage
*Geoffrey Rush, Exit the King
Thomas Sadoski, Reasons to Be Pretty

☆Best Performance by a Featured Actress in a Musical
Jennifer Damiano, Next to Normal
Haydn Gwynne, Billy Elliot, The Musical
*Karen Olivo, West Side Story
Martha Plimpton, Pal Joey
Carole Shelley, Billy Elliot, The Musical

☆Best Performance by a Featured Actor in a Musical
David Bologna, Billy Elliot, The Musical
*Gregory Jbara, Billy Elliot, The Musical
Marc Kudisch, 9 to 5: The Musical
Christopher Sieber, Shrek The Musical
Will Swenson, Hair

☆Best Special Theatrical Event
*Liza's at The Palace
Slava's Snowshow
Soul of Shaolin
You're Welcome America. A Final Night with George W. Bush

☆Best Direction of a Musical
*Stephen Daldry, Billy Elliot, The Musical
Michael Greif, Next to Normal
Kristin Hanggi, Rock of Ages
Diane Paulus, Hair

☆Best Direction of a Play
Phyllida Lloyd, Mary Stuart
Bartlett Sher, Joe Turner's Come and Gone
*Matthew Warchus, God of Carnage
Matthew Warchus, The Norman Conquests

☆Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre
Billy Elliot, The Musical Music: Elton John Lyrics: Lee Hall
*Next to Normal Music: Tom Kitt Lyrics: Brian Yorkey
9 to 5: The Musical Music and Lyrics: Dolly Parton
Shrek The Musical Music: Jeanine Tesori Lyrics: David Lindsay-Abaire

☆Best Performance by a Featured Actress in a Play
Hallie Foote, Dividing the Estate
Jessica Hynes, The Norman Conquests
Marin Ireland, Reasons to Be Pretty
*Angela Lansbury, Blithe Spirit
Amanda Root, The Norman Conquests

☆Best Performance by a Featured Actor in a Play
John Glover, Waiting for Godot
Zach Grenier, 33 Variations
Stephen Mangan, The Norman Conquests
Paul Ritter, The Norman Conquests
*Roger Robinson, Joe Turner's Come and Gone

☆Best Book of a Musical
*Billy Elliot, The Musical, Lee Hall
Next to Normal, Brian Yorkey
Shrek The Musical, David Lindsay-Abaire
[title of show], Hunter Bell

☆Best Choreography
Karole Armitage, Hair
Andy Blankenbuehler, 9 to 5: The Musical
*Peter Darling, Billy Elliot, The Musical
Randy Skinner, Irving Berlin's White Christmas

☆Best Sound Design of a Musical
Acme Sound Partners, Hair
*Paul Arditti, Billy Elliot, The Musical
Peter Hylenski, Rock of Ages
Brian Ronan, Next to Normal

☆Best Sound Design of a Play
Paul Arditti, Mary Stuart
*Gregory Clarke, Equus
Russell Goldsmith, Exit the King
Scott Lehrer and Leon Rothenberg, Joe Turner's Come and Gone

☆Best Scenic Design of a Musical
Robert Brill, Guys and Dolls
*Ian MacNeil, Billy Elliot, The Musical
Scott Pask, Pal Joey
Mark Wendland, Next to Normal

☆Best Scenic Design of a Play
Dale Ferguson, Exit the King
Rob Howell, The Norman Conquests
*Derek McLane, 33 Variations
Michael Yeargan, Joe Turner's Come and Gone

☆Best Lighting Design of a Musical
Kevin Adams, Hair
Kevin Adams, Next to Normal
Howell Binkley, West Side Story
*Rick Fisher, Billy Elliot, The Musical

☆Best Lighting Design of a Play
David Hersey, Equus
David Lander, 33 Variations
*Brian MacDevitt, Joe Turner's Come and Gone
Hugh Vanstone, Mary Stuart

☆Best Orchestrations
Larry Blank, Irving Berlin's White Christmas
*TIE Martin Koch, Billy Elliot, The Musical
*TIE Michael Starobin and Tom Kitt, Next to Normal
Danny Troob and John Clancy, Shrek The Musical

☆Best Costume Design of a Play
Dale Ferguson, Exit the King
Jane Greenwood, Waiting for Godot
Martin Pakledinaz, Blithe Spirit
*Anthony Ward, Mary Stuart

☆Best Costume Design of a Musical
Gregory Gale, Rock of Ages
Nicky Gillibrand, Billy Elliot, The Musical
*Tim Hatley, Shrek The Musical
Michael McDonald, Hair

☆Special Tony Award for Lifetime Achievement in the Theatre
Jerry Herman

☆Regional Theatre Tony Award
Signature Theatre, Arlington, Va.

☆Isabelle Stevenson Award
Phyllis Newman

☆Tony Honor for Excellence in the Theatre
Shirley Herz

集計

Billy Elliot, The Musical - 10
God of Carnage - 3
Next to Normal - 3
Joe Turner's Come and Gone - 2
33 Variations - 1
Blithe Spirit - 1
Equus - 1
Exit the King - 1
Hair - 1
Liza's at the Palace - 1
Mary Stuart - 1
Norman Conquests - 1
Shrek The Musical - 1
West Side Story - 1

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題名:KOOZA
日時:2009年6月5日16:00-18:35(途中休憩あり)
劇場:Under the Grand Chapiteau, at Randall's Island Park(NY)
料金:Cat1 95USD+手数料10USD
座席:SECTION 104 ROW AA SEAT 1
出演:
解説:(シルクドソレイユ公式サイトより)
「 クーザ 」 は 、 自分の居場所を 探し 求める メランコリックな 一匹狼 、 イノセントの
 ストーリーです。
「 クーザ 」 は アクロバット的パフォーマンスと道化師のアートという二つのサーカス の 伝
統を組み合わせて おり、 シルク ・ ドゥ ・ ソレイユ の原点に戻 った作品です 。 様々な どた
ばた喜劇的 な ユーモアを ふんだんに取り入れながら、 人間の素晴らしさと弱さを 表現する
パフォーマンスに焦点をあ てています。イノセントは、王様、ペテン師、スリ、意地悪な旅人と
その飼い 犬など 、コミカルな人物に出会ながら、 旅を 続けます。この作品は、 強さと弱さ、
笑いと微笑み、混迷と調和の間で、恐怖、アイデンティティ、認識、力といったテーマを探求し
てい ます。驚き、スリル、 不安 、大胆さ 、一体感にあふれた、エキサイティングで エキゾ
チックな世界 を生み出します。
KOOZA tells the story of The Innocent, a melancholy loner in search of his place in the
world.KOOZA is a return to the origins of Cirque du Soleil: It combines two circus
traditions – acrobatic performance and the art of clowning. The show highlights the
physical demands of human performance in all its splendor and fragility, presented in
a colorful mélange that emphasizes bold slapstick humor.
The Innocent's journey brings him into contact with a panoply of comic characters such
as the King, the Trickster, the Pickpocket, and the Obnoxious Tourist and his Bad Dog.
Between strength and fragility, laughter and smiles, turmoil and harmony, KOOZA explores
themes of fear, identity, recognition and power. The show is set in an electrifying
and exotic visual world full of surprises, thrills, chills, audacity and total
involvement.

番組:
   Charivari
The 19 artists of the House Troupe burst into action off the top of the show,
combining acrobatics, rapid-fire costume changes and rebounds from three
miniature trampolines set in the stage. The act highlights include human
pyramids, bodies flying through the air and a "crash bash" – a daring dive
into a circle of fabric inspired by the "Nalukauq," the traditional Inuit
game of "Blanket Toss" and the landing mats used by firefighters.
   
   Contortion
    Young performers work in harmony and unison to bring a new approach to the art
of contortionism. What sets this number apart is the artists' innovations in
movements and position, their speed, and the way they work as a team to create
tableaux of sculptural beauty.
    
   Solo Trapeze
The trapeze is installed stage left to stage right – a Cirque-created innovation.
But the act goes beyond the stage setting and the artist's display of physical
mastery. There is drama in the personalities as she interacts with The Trickster,
and that adds even more dynamic undertones to the visual thrills and delights.

   Unicycle Duo
A twist on the classic unicycle number introduces a passenger to the action. The
two performers create a pas de deux in constant motion around the stage in a
combination of balance, acrobatic control, physical strength, choreographic grace
and a spirit of partnership.
  
   Clowns

Highwire
The twin high wires criss-cross diagonally stage left to stage right at 15 and
25 feet above the stage, and the four tightrope walkers add their own tension
to the 6,600 pound load on each rope.

Intermission

Wheel of Death
KOOZA's 1,600-pound Wheel of Death rotates at heart-stopping speeds, powered
only by the two artists who leap and counter-rotate in a death-defying display
of fearless acrobatics and astonishing teamwork. Like the Highwire, the Wheel
of Death is positioned diagonally stage left to stage right in order to break
with the usual symmetry and bring the action as close as possible to the audience.

The Pickpocket

Hand to Hand
Never losing contact, two strong, flexible performers move almost imperceptibly,
assuming positions impossible without an impeccable sense of balance. The artists
call on their sensitivity and powers of concentration in their quest for perfect
harmony. Their act is testimony to the natural beauty of the human body.

Balancing on Chairs
The equipment is as simple as it gets: eight chairs and a pedestal. But in this
act, the artist uses them to create a 23-foot tower on which to perform a balancing
act that displays the human body at the very peak of condition and muscular control

Teeterboard
The Teeterboard flings artists into the air, where they execute quintuple twisting
somersaults – and that's just the prelude for acrobats doing the same thing over
30 feet above the stage with double and single metal stilts strapped to their legs.


私はこのチケットを定価で買ったのですが、公演5日前になって、同じカテゴリの席で25USD!
という大幅なディスカウントがシルクドソレイユから出ました。7割引なんて、、がっくしOrz
15時頃に125丁目のバス停に到着、ちょうどバスがいてメトロカードで5ドル払って劇場までGO!
このバスはアアンリミッテッドカードでは支払えません。
今回はAMEXで買うとプログラムのプレゼントがあるというプロモーションがあったのでAMEXで
購入しました。これでプログラムを買わずにすむ、と思ったらもらえたのはぺらぺらの4ページ
の小冊子?でした。普通のプログラムをもらえるわけじゃないのね。またがっくし Orz
通常のプログラムとDVDのセットを25ドルで販売していました。定価は42USD、売れてなさそうな
雰囲気が漂ってきました。KOOZAのオフィシャルスポンサーとしてデルタ航空、パナソニックも
名を連ねています。舞台は円形、それに合わせて後方舞台が扇型につながった形、おでん
形とでも言いましょうか。円形舞台は前面が階段でどこでも出入りできるようになっています。
舞台の高さは私の胸の辺り、最前列でも見やすいですね。舞台後方に円筒系の大道具、下
は回廊、2回はバンド、境はバルコニーになっています。カテゴリ3(一番やすい席)でしょうか、
左右客席後方はがらっとあいてます。前方こそほぼ埋まっているのですが、いままで見た中で
一番悪い入りじゃないかな。
開演20分前になってクラウンがでてきました。これからはじまりはじまり。わくわく。
番組の中で玉乗りはシルクドソレイユで初見で、玉乗りの頭の上に玉を置いて玉乗り二段重ね
はなかなか。また。1幕最後の綱渡りは新しい趣向があって魅せてくれました。綱が上下に2本
渡してあります。高低差がある綱の上で同時に綱渡り。綱の上でのフェンシング、綱の上で
ポールを持ってバランスしている人のうえを馬とびで越える、最後は自転車2台で肩に棒を渡して、
その上に椅子をバランスして載せてその上にたつ!など私にとっては目新しい芸ばかりでした。
2幕はじめはWheel of Death、セッティングが舞台をはみ出して私の頭上にまで来ました。ホイー
ルを下から眺めることができようとは!ガード用の透明ビニールシートの下から見る感じで視界は
少々遮られるのですが、臨場感満点。ほんとに狭いところを走ってとんでいるのですね。
ピックポケットは客をひとり舞台にあげて、良い服だねー、とかいいながらキーホルダー、携帯、
時計や財布を見事に抜き取っていきます。ネクタイを気づかせないうちにとったのはびっくり、
見事なミスディレクションでした。
シーソーによるジャンプでは、2回転して肩に飛び乗る、竹馬はいて2回転、が見物でした。
ただ、全般的になんだか舞台が広く感じられる場面が多かったのです。個々の曲芸がかなり
シンプルなものばかりでちんまりしています。そしてクラウンがいまひとつおもしろくない。
その割にダンスががっちりはいるかというとそんなこともなく。雰囲気を出すためのダンスやつな
ぎも少ない、コスプレもないし。なんだかいまひとつの中国雑技を見ている気分でした。

18:35 に終わりバスまで走り地下鉄の駅についたのが19時、ちょうど地下鉄がきて
乗換もタイミングよく、タイムズスクエアにたどり着いたのが19時20分
次のBilly Elliotに無事間に合いました。



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題名:The Tom Tom Crew
日時:2009年5月31日12:00-13:15
劇場:New Victory Theatre(NY)
料金:Playbill 割引 15% 29.75+Web手数料6USD=35.75USD
座席:H13
解説:(New Victory TheatreのWebより)
Australia's hottest acrobats join forces with a trio of beat-boxing, drumstick-wielding and record-scratching musical prodigies in this force-fueled production. With phenomenal talent, extreme energy and a healthy disrespect for the laws of gravity, THE TOM TOM CREW is a cosmic collision of super-charged aerial antics and heart-pumping music. Transforming the New Vic into "a gig-style spectacle," this fearless group of audacious Aussies explodes on stage with sky-rocketing stunts that are rebellious, athletic and flat-out amazing. "If this is, as suggested, the future of circus, things are looking bright indeed." ? The Argus

New Victory Theatre は子供向けの番組が多いのですが、私はかなり好きなので面白そうな
ものがあれば見に来ています。12時からの公演があるので見にきやすいというのもあります。
このグループは床運動・組体操とラップ・スクラッチ・口演奏(なんていうんでしたっけ、口で色んな
楽器をまねてしまうというやつ)が合体したものでした。
逆立ちしている状態から段々腕を広げていく、ジャンプできる竹馬でトンボを切ったり捻りをいれたり、
上下左右に配置したドラムをたたく、シーソーを使ったジャンプなどが見せ場だったかな。
曲芸より音楽の方が長い感じで、ちょっと聞きづかれた感じでした。

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