今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:JUMP
日時:2004年7月24日15:00-16:40 劇場:世宗文化会館(SEJONG CENTER FOR THE PERFORMING ARTS, SEL) 料金:R席40000ウォン 座席:Bブロック38番(1階3列目ほぼ中央) 大劇場の裏にある劇場での上演です。以前にVilla Villa やっていた劇場でした。 ここ仮設だったような気が。3列目は客席と舞台がちょうど同じ高さになっており、 とても見易い高さです。でも1列目が取れればそちらのほうが良かったかなと。 1列目2列目はS席でもうちょい安いのでした。でも左右も後方もS席なんだよなあ。 座席を選べない予約だとちょっとつらいですね。約4割の入りでした。 舞台は左右が城壁のように多少Rがついた壁、奥が瓦葺の家、棚がひとつに この作品は限定公演なんですが上演期間がじわじわ延びて再演を繰り返しています。 おもしろそうなんで以前から見ようと思っていたのですが、ソウルにいったときに ちょうどやってなかったり、梯子のスケジュールに無理があったり(^^;;) して 今回はじめての観劇となりました。NANTAのプロダクションが作っているとか。 日本人客の姿も見ました。日本語のホームページもあります。 これはホームドラマ、ただし全員がカンフーの達人。 舞台が始まる前から、杖をついてよぼよぼの爺さんが客席に登場。観客におんぶ させて右へ左へ、座っている観客をどかせてみたり、客いじりをしてました。 最初は主要キャストでカンフーアクションのダンス。男性キャストが素晴らしい 体の切れなのに対して女性キャストはいまひとつ。パンフレット見たら男性キャ ストは1番手、女性キャストは2番手3番手のようでした(写真の順番で想像) この後は家族の寸劇があり、間にダンスシーンがはいるという構成でした。 ダンスシーンでは題名通り飛んだり跳ねたりがとても多い。私も身軽になりたい。 寸劇は、飲んできて寝てしまう息子と爺さんのからみ、朝食時の修羅場(実は 日曜だったという落ちがつき)、そして爺さんが連れてきた娘のフィアンセを家族 でテストするという話。フィアンセはメガネを取ると性格が一変し、ラテン系の ノリとキレの良いカンフーを演じるのでした。このラテン系の兄さんが一番切れの 良い動きをしていたようです。ボディビルダー体型に近かったかな。息子の動きも そして体つきもまるでジャッキーチェンみたい、ちょっとたぷっとした体で酔拳を 舞っていました。朝食修羅場での5人でのかばんを使った星型パッシングもきれい でした。USからきたおじさんを舞台にあげて、息子と戦わせるという客いじりも ありました。私も舞台に上がってみたいものです。。 後半ははいってきた泥棒との対決、泥棒兄さんはカンフー体型。これも美しい動き。 泥棒の注意をそらしてタップダンス合戦に持っていったシーンには笑いました。 劇ではなく完全なダンスシーンもいくつかありました。両端にライトがついた 蛍光塗料付の棒による演舞?はブラックライトの下で幻想的な雰囲気を醸し出して いました。タンゴに載せてカンフーで夫婦喧嘩もありました。 時々出てくる爺さんパート2がこれまた身軽で、その場でバック転の連続をする まさに燃焼系CMに出てきそうな動きが見事でした。 エンディング近くでは壁を駆け上ってバック転で降りるというのを男性キャスト 総出でやっていたのも迫力。このバック転ふたつが一番の迫力だったかな。 この作品はNon Verbal Performance といううたい文句だったのですが、思いのほか 台詞が出てきます。そこで客席が受ける。まあわからなくてもさしつかえないので しょうが、ちょっと悔しいかも。 全般的に良いのでちょっと欲求不満が残る内容、全員一番手で見てみたいものですね。 PR
題名:Tony Awards 2004日時:2004年6月6日20:00-23:00(途中休憩あり)
劇場:Radio City Music Hall(NY) 料金:一番安い席129.5USD+Ticketmaster手数料17.5USD=147USD 座席:1STMZ2, Row J, seat 203(2階席右から2ブロック目後から3番目) 今回もチケットマスターでチケットを購入しました。 入場ではたいていの人がチケットを持っていて、WillCall窓口の前に 行列がありませんでした。きらきらしたチケットを持っている人多数。 きっといろんなルートで売られているのだと思われます。 入場時のセキュリティは緩くなっており、かばんをちょっとあけられた だけでした。前回来たときにあった金属探知機もなし。カメラは依然 強制預け入れさせられてたようですが。。客の中にはElphabaスタイルの 帽子とドレスもいました。後から見ただけなので緑色の顔だったかは不明。 次回は私も何か仮装に挑戦?でも男はBlackTieという縛りがありますからねえ。 女性はドレスであればオーケーでしょう。 野次馬は表にはいたのでしょうか?あまり見なかったような。 私の前の席にはAvenueQの関係者らしい人がお人形を抱えて座ってました。 時々人形で隣の人とはなしてました。 賞が発表になると喜ぶ人形、主演男優賞がヒューに決まった時はがっかり と倒れこんでました。時々人形で視界が遮られるのですが、遮られても 腹が立たないというのははじめての経験でした。 さて舞台を見て最初に思ったことは、予算減ってるな!セットも少ない。映像も少ない。 舞台の上の映像は多くなってました。左右にスクリーンがあるのは同じですが TVCM中には中央に巨大スクリーンが出現していろいろ上映してました。 舞台のセットのひとつに Antoinette Perry Award とありましたがなんでしょう? 最初は裏方さんの賞から。読み上げてスピーチちょっとしてすかすか 進みます。昔は裏方さんの映像もあったんですけど。。。 Urintownのロックストックとリトルサリーがでてきて受賞者へ注意。 「45秒でおわりだぞ、男同士がキスしている時間もはいるんだぞ」(笑) オープニングが一番インパクトあり。キャスト総出演、そしてロケットの ラインダンス、ああいうもんですかあ。いいものみさせてもらいました。 ロケットの真ん中にはもちろんヒュージャックマン、見事に足があがってました。 グリンダがシャボン玉飛ばしながらおりてきます。 ラジオシティミュージックホールのひさしの上にバイオリン弾き、 ホールの前からとうさんがきてトラディションとボトルダンス! いつもより早いテンポで進行されているように思えるのは映像がほとんど ないからでしょう。いつもよりCMが多い気がします。 ヒュージャックマンはTV放映されてないCM中にもパワー全開! CMの間には What a beautiful morning を歌う、会場みんなで合唱。 それから客いじりにはいりました。CMになるたびに歌と客いじり。 ストレートプレイはPlaybillを見せて説明だけ。金がないのね。 振付の受賞でもシーンがひとつもないのはなぜ?せめて映像で 候補をひととおりあげてくれてもいいではないですかねえ。 CMの間で流されていたClassic Musical CM が興味深い。 Pippin, コーラスライン、Grease, Noisees Off(パイ飛びます、もの壊れます) Big Deal, Grand Hotel, Rent, Hair, Dream Girls, Me One and Only? BW以外でやっているミュージカルの紹介もおもしろい。 シカゴ、Mexico, France, Russia, Brasil でもやってる。 Mamma Mia! Holland, Korea, そしてJapan. AvenueQの人形たちが歌うBombay, OZ, Assassin, Little Shop of Horrors というのもなかなか受けてました。 そして最後の作品賞、私はモダンミリーvsユーリンタウンの時と同じ 図式でWickedが勝つと思ってました。AvenueQ!とアナウンスされた 途端思わず席を立って拍手!!会場内もうぉーという喚声と共に総立ち になってました。これは番狂わせでしたね。 いつも楽しいTONY AWARDS、今回はTVCM中の舞台がとくにおもしろかったので お得感がありました。でも毎年高くなるチケット代金を考えると、いつまで 行く気になっているかはきわめて微妙です。 Best Musical *Avenue Q Caroline, or Change The Boy From Oz Wicked Best Performance by a Leading Actor in a Musical Hunter Foster, Little Shop of Horrors *Hugh Jackman, The Boy From Oz Alfred Molina, Fiddler on the Roof Euan Morton, Taboo John Tartaglia, Avenue Q Best Performance by a Leading Actress in a Musical Kristin Chenoweth, Wicked Stephanie D'Abruzzo, Avenue Q *Idina Menzel, Wicked Donna Murphy, Wonderful Town Tonya Pinkins, Caroline, or Change Best Play Anna in the Tropics Frozen *I Am My Own Wife The Retreat from Moscow Best Revival of a Musical *Assassins Big River Fiddler on the Roof Wonderful Town Best Revival of a Play A Raisin in the Sun *Henry IV Jumpers King Lear Best Performance by a Leading Actor in a Play Kevin Kline, Henry IV Frank Langella, Match *Jefferson Mays, I Am My Own Wife Christopher Plummer, King Lear Simon Russell Beale, Jumpers Best Performance by a Leading Actress in a Play Eileen Atkins, The Retreat from Moscow Tovah Feldshuh, Golda's Balcony Anne Heche, Twentieth Century Swoosie Kurtz, Frozen *Phylicia Rashad, A Raisin in the Sun Best Direction of a Musical *Joe Mantello, Assassins Kathleen Marshall, Wonderful Town Jason Moore, Avenue Q George C. Wolfe, Caroline, or Change Best Performance by a Featured Actress in a Play Essie Davis, Jumpers Sanaa Lathan, A Raisin in the Sun Margo Martindale, Cat on a Hot Tin Roof *Audra McDonald, A Raisin in the Sun Daphne Rubin-Vega, Anna in the Tropics Best Performance by a Featured Actor in a Play Tom Aldredge, Twentieth Century Ben Chaplin, The Retreat from Moscow Aiden Gillen, The Caretaker Omar Metwally, Sixteen Wounded *Brian F. O'Byrne, Frozen Best Original Score Boy George, Taboo *Robert Lopez and Jeff Marx, Avenue Q Stephen Schwartz, Wicked Jeanine Tesori and Tony Kushner, Caroline, or Change Best Book of a Musical Winnie Holzman, Wicked Tony Kushner, Caroline, or Change Martin Sherman; Nick Enright (original book) The Boy From Oz *Jeff Whitty, Avenue Q Best Choreography Wayne Cilento, Wicked *Kathleen Marshall, Wonderful Town Jerry Mitchell, Never Gonna Dance Anthony Van Laast and Farah Khan, Bombay Dreams Best Direction of a Play Doug Hughes, Frozen Moises Kaufman, I Am My Own Wife David Leveaux, Jumpers *Jack O'Brien, Henry IV Best Performance by a Featured Actor in a Musical John Cariani, Fiddler on the Roof *Michael Cerveris, Assassins Raul Esparza, Taboo Michael McElroy, Big River Denis O'Hare, Assassins Best Performance by a Featured Actress in a Musical Beth Fowler, The Boy From Oz Isabel Keating, The Boy From Oz *Anika Noni Rose, Caroline, or Change Jennifer Westfeldt, Wonderful Town Karen Ziemba, Never Gonna Dance Best Scenic Design Robert Brill, Assassins Ralph Funicello, Henry IV *Eugene Lee, Wicked Tom Pye, Fiddler on the Roof Best Costume Design Jess Goldstein, Henry IV *Susan Hilferty, Wicked Mike Nicholls and Bobby Pearce, Taboo Mark Thompson, Bombay Dreams Best Lighting Design *Jules Fisher and Peggy Eisenhauer, Assassins Brian MacDevitt, Fiddler on the Roof Brian MacDevitt, Henry IV Kenneth Posner, Wicked Best Orchestrations Paul Bogaev, Bombay Dreams William David Brohn, Wicked *Michael Starobin, Assassins Larry Hochman, Fiddler on the Roof Special Tony Award (previously announced) *James M. Nederlander for Lifetime Achivement in the Theatre Regional Theatre Tony (previously announced) *Cincinnati Playhouse in the Park Awards by production 5 - Assassins 3 - Wicked 3 - Avenue Q 2 - Henry IV 2 - A Raisin in the Sun 2 - I Am My Own Wife 1 - Wonderful Town 1 - Frozen 1 - The Boy from Oz 1 - Caroline, or Change
題名:Alegria
日時:2004年6月4日16:00-18:30(途中休憩あり) 劇場:RANDALL'S ISLAND PARK特設会場(NY) 料金:95USD+Web手数料5.7USD=100.7USD 座席:SECT 102, ROW D, Seat 21(前方右側ブロック7列目右端) 劇団:CIRQUE DU SOLEIL 番組: Aerial Act ひとり空中ブランコ、さまざまに姿勢をかえる Fast Track 走ってきてトランポリンを使ってジャンプ Handbalancing 鞍馬 Fire-Knife Dancing 火のついた松明ぐるぐる Strong Man 怪力男、おもりを投げる Flying Man 紐でぶら下がってぐるぐるまわる Russian Bars 肩に担いだ細いバーの上で飛び跳ねる Contortion 軟体 Synchronized Trapeze 空中ブランコ(ブランコはひとつだけ上のバーから飛び移る) 前回と同じランダル島、往復のフェリーが17USDもしました。次回からは 時間が読めなくなるがバスで行くことにしましょう。 演目の間にクラウンの演技がはいっています。開演前からクラウンが客いじり をしていました。 前回見た中国人中心らしきキャストとは異なり、今回はロシア人中心のキャスト のようです。芸の種類がなんとなく違ってます。 おもしろかったのは軟体、松明、ロシアンバーでした。よくあるパターン。 松明は1本と2本をやってましたが、1本の時の方が動きが速く迫力に まさっていた気がします。ロシアンバーは足幅しかない板の上でジャンプ、 スピンや回転をみせてくれます。最後には子供をひとり抱きかかえて1回転! ただ全般的に前回みたVarekaiやDralionより盛り上がりに欠けるように思われ ました。演技の鋭さも感じられないし、クラウンによる緩和もいまひとつぬるい。 鞍馬と軟体なんてネタかぶってます。ロシア人キャストより中国人キャストが上? 歌は良かったんですが。。。
題名:中国雑技
日時:2004年3月14日19:15-20:30(途中休憩10分あり) 劇場:中国北京朝陽劇場(China Beijing Chao Yang Opera Plaza, Beijing) 料金:120元(約1700円) 座席:3列6番(3列目センター付近) 番組:(タイトルは私が適当につけました) オープニング ディアボロ 獅子舞 ガラス飾りによる曲芸 シーソー上の椀載せ 皿回し 布による空中飛行 はしご芸 輪くぐり 自転車乗り この劇場、雑技劇場だけではなくて映画館も兼ねているんですね。 きらびやかな雑技の電飾を見て近づくとロードオブザリングのポスター が張ってあって、劇場間違えたのかとちょっと面食らいました。 チケットは1時間前に劇場窓口で購入しました。チケットの価格は 100RMB-300RMB, 最前列から3列までが120RMB, その後ろに,200,300,150,100 となっていました。列と料金を書いた紙を見せられるので言葉が通じなく ても問題なくチケット購入ができます。このチケット、単なる入場券に 見えます。どうやって座席を区別するのだろうと思って裏を見たら、料金の はんこがおしてありました。後で気がついたのですが(^^;) 小さな字で座席 番号も手書きされてました。チケットをもらった時はブロック単位の自由席 かと思った(^^;;;)ので早めにロビーにはいってしまいました。さて チケットをもぎってもらいロビーへ、客席にはいることができたのは開演 45分前でした。1列目から3列目までがだいたい同じ高さで後ろは順次 高くなっています。最前列が安いので舞台が高くて見切れが出るのでは ないかと危惧してましたが、私が座って舞台の表面が多少見える状態で かぶりつきで楽しむ分には何の問題もありません。 後ろまで22列、左右は36座席、他の劇場と同じように中央が1,2で右が 偶数、左が奇数という座席番号でした。2階もあり客がはいっていました。 舞台の左右に電光掲示板がありましたが、上演中は何もうつってなかった ような気がします。 続々と旗を持った人の後ろに続く集団が客席にはいってきました。ツアーに よる団体鑑賞のようです。HISもいました。団体さんは左右のブロックと 後ろのブロックに適当に座らされます。空いているセンターブロックに ちゃっかり座ってしまう客もたくさんいたのですが、そのたびに劇場係員が 追い出していました。この追い出し作業は団体が到着するたびに毎回 たくさん行われてました。ご苦労様。そういえば舞台のそこいらじゅうで ばしばしストロボが炊かれていました。ビデオカメラを堂々と回している ひともいました。ビデオカメラ男はセンターブロックに座っていたので 係員に追い出されたのですが、ビデオ撮影自身はとがめられておらず、その後 もずっと回していたようです。撮影は黙認されているのでしょうか? 結局センターブロック以外は満員という盛況。センターブロックは300RMBの VIP席が一番こんでいたかな?私が座った120RMB最前列ブロックは8人しかおらず 1列目2列目は0、視界良好で堪能してました。私の隣に座った外国人老カップル は座席が近すぎて気にいらなかったらしく、二度1列後ろに下がって、二度とも 係員によって元の座席に戻されてました。1列違うと2倍近く違い料金が違い ますからねえ。開演前は出演者がパンフレットなどの売り子さんとして 客席内を歩きまわってました。総カラー写真のパンフが20RMB、安いのか 高いのかわかりません。 さてオープニングです。大勢登場、女性が前で踊るわ、後ろで体操や獅子舞 はやっているわでどこを見ればいいのかわかりません。群舞?が終わると 筋肉隆々なお兄さんの傘回しがはじまりました。回っている傘の上に載って いるのは一輪車に乗っている女性。これぞ中国雑技! 次はディアボロ、大勢で一斉に行われるディアボロは壮観です。 獅子舞は人と獅子とのアクロバットです。獅子の上を越えてとんぼを 切ったりしてました。圧巻だったのは獅子が立ち上がっての玉乗り。中 どうなっているのでしょう?ひとつの玉に獅子が2匹乗って、シーソーの上 を動いていくシーンでは場内大拍手。(この文章でシーソーって言っている もののはローラー一個の上に板をおいただけのものです) ガラス飾りによる芸は女性がいろいろややこしい形をとった上で足の裏や 手にガラス飾りを持って決めポーズをつけるというもの。最後は口で 全体重を支えて体をえびぞりにしてまるで人間蜀台のような形となりました。 シーソー上の椀載せ、はシーソーの片端に小柄な男性が立ち、もう片方にお椀 を載せ、シーソーをはねさせてお椀を飛ばし自分の頭の上においた受け椀に 着地させるというもの。1個ならふーんで終わるような芸ですが、2個同時、 3個同時には場内も大うけ。それだけでは終わりません。 テーブルの上に置いたシーソーの上に大柄な男性が立ち、その男性の頭の上に 小さいテーブルを置き、其の上にシーソーをおいて先ほどの小柄な男性がその シーソーの上に立ってさきほどと同じ芸を披露、これには場内喝采。 おまけでしょうが(^^;)、大柄な男性の両側には女性がひとりづつぶら下がって おりました。 皿回しは片手に4枚ずつ、一人8枚の皿が回っておりました。まわしている手を 後ろに持っていって回したまま前方へトンボを切っり、人の上に載ってまわして いる状態からもうひとりの上に逆立ちで乗っかって回し続けるとか、回したまま 足の下から通してしまうとか、文字で書いていてもよくつたわらない動き(^^;) には感心しました。 前半は30分くらいで10分間の休憩にはいりました。 後半最初は細長い布を2本使った空中飛行、腕や足を布に絡ませて大きな円を 描いて宙に舞います。シルクドソレイユでも見たことのある芸です。いろいろ なパターンで宙を舞っている時は素晴らしいのですが、舞台に下りたときの 動きがなんだかとってつけた感じでもったいなく感じられました。 次は口の上に短い棒を加え、其の先に長い棒を垂直にたてて其の上にグラスの 山を置くというもの。バランス芸はすごいことやってるとわかるんですが、 ダイナミックな動きの芸にはさまると地味にみえちゃいますね。ですが、 このグラスを立てた女性を男性が抱えあげることで派手な芸に変化しました。 女性はその格好のまま男性の方の上にあがります。男性は1m程度の 小さなはしごのついた帽子をかぶり、女性はその上に上がっていきます。 男性は両側に1本ずつ別のはしごをつかんでその状態で上に上がっていきます。 最後には両手を離して決めポーズ!ところがこれだけでは終わりません。今度 ははしごをひとつ離して1本のはしごの上にそのまま乗ってしまうではありま せんか。はしごから手を離して足だけでバランスをとって決めポーズ! 輪くぐりは他の雑技公演でもなんどか見たものでした。回転しながらの輪に はいるとか、高い輪の上をくぐりぬけるとか、ダイナミックで見ていて飽きま せん。 そして最後は自転車乗り、10台程度でひとりでいろいろな乗り方を魅せて くれた後はひとつの自転車に複数人が乗っていきます。3台をつなげて8人が ピラミッド形状になったときには拍手!そしてクライマックスの、1台への大 人数乗り、私は14人と数えたのですが、あっている自信がありません(^^;) 大拍手で終わりました。 これをこれだけ間近に見れて120RMBは安いです。自分で劇場までたどり着ける 方は自分できて最前列ブロックチケットを買いましょう。 ただやはりり雑技を続けてみると疲れます。シルクドソレイユのように間に歌や クラウンがはいったほうが緩急ついてより楽しく感じるようです。
題名:Sand Castle Dinner Show
日時:2003年12月29日18:00-20:50(実際にショーが行なわれたのは19:30-20:50) 劇場:Sand Castle (Guam) 料金:デラックスディナーショー 135USD 座席:前から3テーブル目、多少右より グアムの繁華街タモン地区にある劇場です。ラスベガススタイルの本格的な ショーをやっているということで見に行きました。私はラスベガスへ行った ことがないのでどれくらい本格的なものかはわかりません(^^;) デラックスディナーショーはフルコース&送迎付でした。その他皿数が減って 送迎がついてないマジカルディナーショーという料金もあります。同じショー を見ます。高い料金のほうが当然良い席になるとのこと。その他このディナー ショーが終わった時間帯にカクテルショーというのがありました。こちらは 食事なしで70-90USD程度。 私が座ったのは、客席が一段高くなったところでした。この前の客席は舞台を 見上げる形となります。テーブルがふたつあるごとに一段上がる形状で、客席 後ろまでで5段ありました。1テーブル横向き6人がけでびっしりと詰め込まれ ます。私の後ろは舞台に面した方向に座れるソファで1テーブル10人程度はい れるでしょうか。当初は空席だったのでVIP席はいつも空いているのかなあ、 と思っていたら開演直前になって石原国土交通相が家族連れではいってきま した(@_@) 食事の内容はちゃんとしたフルコースで思ったより悪くありません。情報誌 に載っていたクーポン券を持っていってワインも1杯無料で飲めました(^^) 食事をゆっくり食べ終わった後にショーの開始。オープニングは水の シャワーが舞台の上にあらわれて期待を持たせます。 第一印象が、、、キャストが少ない!男女各6人ずつしかおらず舞台が広々 としていました。 全体してはダンス、歌、そしてマジックから構成されるレビューという ところでしょうか。男性の肉体はまずまずです。チッペンデールズかと 思うようなシーンもありました。マジックは、アルミ板抜け、 美女が白い虎に変身、棒の上に1点で支えられて寝る、箱と袋抜け、 首切り、三角錐にはいった人間に剣刺し、人間がはいった箱の分割、 檻の上に虎出現、ためた砂が一瞬で砂の城に、巨大ファン抜けetc. 白い虎が出たときは客席がどよめきました。やはり生き物は強い。 巨大ファン抜けは目玉のようでちらしなどにも載っていました。 ダンスは色々、スウィング、CANCAN、サンバなども踊られてました。 歌はまずまずなのですが、ダンサーが少ないと空間が持て余されて しまいます。後で聞いたのですが、オープン当初はこの3倍くらいの 人数で上演されておりそれは華やかだったとのこと。テロや台風で客足が 激減したためにキャストもどんどん減っているのだそうです。チラシは その時期に作ったんだろうなあ。ほとんど看板に偽りありの気分(^^;;) まあ初めての劇場にはいれたので後悔はしてませんが、二度目を見ると したらキャストが増員された時でしょうねえ。 |
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