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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:おかしな二人
劇場:シアタークリエ
日時:2020年10月21日13:00-15:50(途中休憩あり)
料金:11800円
座席:2列15番(ほぼセンター)
潤色・演出/原田諒(宝塚歌劇団) 翻訳/伊藤美代子
美術/松井るみ 照明/勝柴次朗 音楽/玉麻尚一 音響/山本浩一
衣裳/有村淳(宝塚歌劇団) ヘアメイク/嶋田ちあき(大地)・林みゆき(スタジオAD) 振付・ステージング/麻咲梨乃
演出助手/長町多寿子 舞台監督/中西輝彦 制作助手/村上奈実
プロデューサー/仁平知世・渡邊隆
宣伝美術/鈴木利幸・川岸涼子(united lounge tokyo) 撮影/下村一喜 宣伝衣裳/野田晶
宣伝ヘアメイク/嶋田ちあき(大地)・光倉カオル(花總)
出演:
大地真央 花總まり
シルビア・グラブ 宮地雅子 平田敦子 山崎静代(南海キャンディーズ)
渡辺大輔 芋洗坂係長
ストーリー:
 マンハッタンにあるオリーブ・マディスン(大地真央)のアパート。古新聞や雑誌が散らかり、夏だというのに冷蔵庫は2週間壊れたまま。離婚後、その不精な性格から部屋は荒れ放題だが、オリーブの部屋には女友達が毎日のように集まっては、ゲームやおしゃべりで盛り上がる。
 オリーブたちがカードゲームに興じる中、皆の話題は、つい最近夫から離婚を切り出されたフローレンス・アンガー(花總まり)のこと。傷心の彼女が自殺でもしかねないなどと好き勝手に話していると、玄関ベルが鳴りフローレンスが入ってくる。なぜ離婚を突き付けられたのか、思い当たる節もなく未練タラタラのフローレンスに、オリーブは新たな人生を送るべきだと自分との同居を提案する。
 けれど、オリーブの部屋に転がり込んできたそのフローレンスは病的なまでにキレイ好き。正反対の性格の二人は共同生活の中で、当然のごとく衝突を繰り返すが……。
ーーーーーーーーー

最前列は空席としているため、2列目が事実上の最前列。
しかも照明が暗くならないのでとても見やすい。
幕があがると、カラフルな部屋に女性たちがゲーム。
壁には割れた皿とか傾いた絵とか。床には本とか皿とか
ピザの箱とか、、いわゆる汚部屋ですね。でもとってもカラフル。
オリーブはギャンブル好きの元夫にまだ未練あり、電話で泣かれるたびに
小切手を送っちゃいます。
そこに夫に三行半を突き付けられたフローレンスが転がりこんできます。
自殺するするいいながらするわけがなく、未練たらたらのめんどくさそうな
女。これを花總さんが怪演!何しだすかわからないハラハラどきどき、
そしてそれを太っ腹な真央さんがどっしり受け止める感じ。
幕間後は、うってかわって整った部屋。すっかりきれいになってます。
おーざっぱなオリーブとパラノイアっぽいフローはもちろんがつがつ
ぶつかりまくり!フローが攻めてオリーブが受けてる感じ。
上の階に住んでるスペイン人兄弟がくると一段とヒートアップ、
会話がまともにできないフローと兄弟の居たたまれなさがすごく
面白い。ほとんど話さないのだけどその間がとても良い。その上
フローの縦横無尽な顔芸が素晴らしい。最前列だから味わえるのかも。
途中でちょっと歌い始めるシーンがあるのですが、ストプレから突然
ミュージカルに化けてしまったかのよう。そりゃキャストそろってる
からね。そしてオリーブ・フローの対決は怪獣の大決闘みたい。
オリーブを振り回していたフローがスペイン人兄弟宅に転がり込んで幕。
それから舞台を片付けてミニショー、
渡辺・芋洗坂コンビで歌とダンス、それから大地・花總で歌、最後に
全員で合唱。少しだけほろ苦い終わりを能天気なミニショーで楽しく
終わらせてくれてとてもよかった。

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