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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
題名:流山児★事務所 創立35周年記念公演第1弾「新宿オペラ由比正雪」 劇場:スペース早稲田 日時:2019年6月27日14:15-16:00 料金:前売3800円 座席:上手後方 劇団:流山児★事務所 作:唐十郎 演出:流山児祥 音楽:諏訪創 振付:神在ひろみ 出演: 伊藤弘子、井村タカオ、上田和弘、 谷宗和、イワヲ、甲津拓平、里美和彦、平野直美 山下直哉、山丸莉菜、星美咲、春はるか(新人) 赤根萌香(新人)、V・銀太、流山児祥 スペース早稲田はじめてきました。 地下鉄の早稲田駅から正しい出口を出ると徒歩1分。 中華料理屋の地下にあって、見るからにアンダーグラウンドな いい雰囲気です。 自由席で受付順の入場、全体のキャパが70と言ったところで しょうか。下手のほうは冷房が効きすぎるということでブランケット を配っていましたし、私が座った上手は効かなすぎる、ということで 早めに脱ぐようにアナウンスしてました。 それから役者が立ち回ると埃がまいあがるということでマスクも配ってました。 今回は平日昼間の追加公演、それでもほとんど満席。 セットはほとんどなく、提灯の列と橋の一部を模したものだけ。 舞台は橋のたもとのけころがしとその向こうの吉原。 そしてその地下の狭い舞台で異様なテンション(客も)と大立ち回り、 この狭さでこの殺陣はすごい、そして時々はいる昭和歌謡。 この作品は唐十郎の唯一の時代劇だそうです。女性陣みな個性的で 美しいし、男性はみな変で力強い。ぱわふるで妙にえろい。 いつかどこか異次元にトリップした感じ。 いやーこれ同時代で見たかったですわ。 PR 題名:KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ゴドーを待ちながら」昭和・平成バージョン 劇場:KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ 日時:2019年6月22日18:00-20:10 料金:全席自由当日一般5000円 座席:左側入り口はいってすぐ右4列目 劇団:KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 原作:サミュエル・ベケット 翻訳:岡室美奈子 (白水社「新訳ベケット戯曲全集1」) 演出:多田淳之介 出演: 大高洋夫 小宮孝泰 【昭和・平成ver.】 永井秀樹 猪股俊明 木村風太 大スタジオはいつもは、奥に舞台+階段型の客席なのですが、今回はスタジオの真ん中に 舞台、それを取り囲む形に客席が配置してありました。 舞台は真ん中が円筒形にちょっと高くなっていました。 開演二分前に劇場に飛び込んだら、すでにエストラゴンが舞台にたっておりました。 客席はほぼ満席、劇場スタッフは他のお客さんを案内していて不在で、その場で動くのを ためらっていたら、エストラゴンから、早く席選んで座れ!と説教されてしまいました(汗) 舞台の周りには、緑色の公衆電話、コーラの自動販売機、銀色のハチ公、ベンチ、枯れ木、 そして床にはCDプレイヤーとかフロッピーディスク、扇のようなものが散乱。 公衆電話とかハチ公とかが昭和なんでしょうか?令和との差が気になります。 ウラジミールもエストラゴンも服はぼろぼろ、でもそんなに年寄な雰囲気ではありません。 どちらかというと年齢不詳。 そして待っていたり、帰ろうとしたり、わかれようとしたり、やっぱり一緒になったり。 1幕?(休憩ないんですけど、1日の終わりというべきか)の終わりには、テクノな音楽が かかってハチ公がミラーボールと化しました。真ん中にはライトで赤い日の丸。 そして2日目にはいろいろなことが微妙に違って繰り返され、やっぱり今日も待っている のでした。何年かまえに見たバージョンよりわかりやすくなっているような気がしましたね。 今回のステージの2日目を見ていて、あーみんな認知症なのね、と思ってしまいました。 昨日のことを覚えておらず、そして毎日新鮮に今日を待ち続ける、ということは認知症なら 十分ありうる話です、というかよくある風景。そうなら全然不条理でもなんでもないなあと、、 見終わって、私ももう50年くらいゴドーを待ち続けているような気分になりましたよ。 それにしても令和verとの差が気になりました。 題名:デルフィニア戦記 劇場:シアターGロッソ 日時:2019年6月20日14:00-16:20(途中休憩あり) 料金:9800円 座席:L列35番(中央通路すぐ後ろ右端近く) 原作:茅田砂胡(C★NOVELS/中公文庫) 演出・脚本:児玉明子 出演: ウォル:松崎祐介(ふぉ~ゆ~) リィ:佃井皆美 シェラ:林 翔太(ジャニーズJr.) バルロ:伊阪達也 ナシアス:石田 隼 イヴン:横井翔二郎 ジル:星 智也 ボーシェンク:すがおゆうじ ブルクス:大原康裕 ヴァンツァー:小松準弥 レティシア:湯浅雅恭 グラハム:五味良介 ビスチェス:大澤信児 オーロン:高橋克明 アクションチーム:酒井和真 佐藤優次 佐渡山貴仁 宮川康裕 村井 亮 宮澤 雪 山下朱梨 【声の出演】 ファロット伯爵:速水 奨 ルウ:深町寿成 久々のGロッソ。デルフィニア戦記を見てみようと思い立った後に 原作読んで予習しました。 入場するときちょっとめんくらったのが、どこにもこの上演を知らせる ポスターがないこと。こちらにポスター貼っても集客に関係ないという ことなのでしょうが、なんだか秘密の集会に参加している気分になりましたよ。 観客は女性が圧倒的多数。平日昼間の公演のせいか、客席後方には多少 空席がありました。 舞台は真ん中と下を石段につなぐ形式、場面転換もこれといった大道具 もありませんでした。 さて舞台ですが、王様もヒロインも原作のイメージにかなり近い、 予想以上の再現性でした。王様イケメン、ヒロインはかわいくてかっこいい。 殺陣のシーンはするどい動きが多く、殺陣担当が8名しかいないのに 敵味方をうまくいれかわって合戦の雰囲気を醸し出していましたよ。 ヒロインの蹴りも美しい。 Gロッソの特徴である特殊効果は、吊りが一度、奈落への落下が後半部で 数回、とちょっともったいなく感じましたね。もうすこし派手な立ち回り をやってくれても良かったと思います。 キャストはいいのですが、立ち回りやセットのこじんまりなところを 考えるとチケット代に少々割高感がありましたね。 (追記) この舞台に出会ったことを機会として、デルフィニア戦記をサイドストーリー 含めて全巻読破しました!原作とてもおもしろく、読み始めると止まりません。 全巻読んだのちに舞台を思い出してみると、舞台はそれなりにうまい具合に 作品の世界観を表現していると思いましたね。 題名:2.8次元 劇場:紀伊国屋ホール 日時:2019年6月16日13:00-14:50 料金:5500円 座席:T16(最後列手前通路側) 劇団:らっぱ屋 作・演出:鈴木聡 今回評判が良かったので無理をして見にきてみました 千秋楽に当日券に並び、、、見にきてよかった! 2.5次ミュージカルを題材にとったということで 生のピアノをバックに皆さん歌う歌う、踊る! 2.5次元より?の客演の皆さんのパワーでほんとに ミュージカルになってました(一部) 物語は、財政難に苦しむ老舗劇団が一発あてようと 2.5次元ミュージカルに挑戦するというもの。 作品作りに右往左往する姿がかなりリアル。 キャラメルボックス破産が最近あったのでなんだか切実。 らっぱ屋はおっさんおばさん中心の劇団ですが、 いつみてもそれなりのレベルに仕上がっていて良いのですが、 今回は特によかった。 このおっさんたちは毎回見に行かないといけないよね。 ="nofollow noopener">Photo Embed by Google Photos 題名:世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007 『キネマと恋人』 劇場:世田谷パブリックシアター 日時:2019年6月15日13:00-16:25(途中休憩あり) 料金:S席7800円 座席:O列7番 【台本・演出】 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 【映像監修】 上田大樹 【振付】 小野寺修二 【音楽】 鈴木光介 【美術】 二村周作 【照明】 関口裕二 【音響】 水越佳一 【衣装】 伊藤佐智子 【ヘアメイク】 宮内宏明 【出演】 妻夫木聡 緒川たまき ともさかりえ 三上市朗 佐藤誓 橋本淳 尾方宣久 廣川三憲 村岡希美 崎山莉奈 王下貴司 仁科幸 北川結 片山敦郎 最初はマルクス兄弟の映画で始まりました。舞台は島の映画館です。 オープニングのキャスト紹介も映像。映像と実際の舞台の融合がなかなかすごいのです。 そしてキャストの動きも素晴らしい!と思ったら振付が小野寺さんでした。 ゆらゆらと動いて白いテープで枠を作ってそれが画面になったり、家になったり。。 毎日見に来てるヒロインハルコに雇われ支配人が横恋慕、ハルコの旦那は失業でDVです。 ハルコはちょっと足りないかも、、でも女を連れ込まれても旦那を愛しているのです。 とはいえ生活に疲れており、映画に現実逃避。 そして突然、映画の中から突然男が飛び出してハルコをさらって逃げ出してしまう! その映画は「月之輪半次郎捕物帖」、飛び出した男は脇役間坂寅蔵。 映画の中の男を演じていた俳優の高木高助と寅蔵でハルコをとりあっちゃいます。 要するに中の人 vs 外の人? どちらも妻夫木さんが演じていますが、もちろんしっかり 違いあり。映画マニアと映画の脇役が意気投合してしまう、ファンタジー。 銀幕から飛び出してきて攫っていくというのは誰しも夢見ることかもしれません。 一人二役の入れ替わりも見事です。 最後は手に手をとって逃避行!と思いきや肩透かしくらいました。 かなり長い舞台ですが、長さを感じさせない稠密な出来です。ただDV夫のDVが ひどすぎて、犯罪者を野放しにしている場所(それともその時代?)の残念さが 刺さってしまいましたね。 |
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