忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[45] [43] [44] [42] [41] [39] [40] [36] [37] [35] [33]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

題名:ペレン、クチュルク、ステパノワとレニングラード国立バレエ 華麗なるクラシックバレエ・ハイライト
日時:2004年8月1日16:00-18:30(途中休憩あり)
劇場:文京シビックホール大ホール
料金:S席7500円
座席:2階9列32番(2階右ブロック最前列)
劇団:レニングラード国立バレエ
番組・出演:
  第一部
  「パキータ」より  
出演:ステパノワ、ルダチェンコ、レニングラード国立バレエ
音楽:L.ミンクス
振付:M.プティバ

  「パ・ド・カトル」
出演:ペレン、クチュルク、フォーキナ、コロチコワ
音楽:C.プーニ
振付:A.ドーリン

  第二部
  「白鳥の湖」第一幕より グラン・アダージョ
出演:コシュビラ、ヴェンシコフ、レニングラード国立バレエ
音楽:P.チャイコフスキー
振付:M.プティバ、L.イワノフ/N.ボヤルチコフ演出

  「カルメン」
出演:クチュルク、ミハリョフ
音楽:G.ビゼー
振付:Y.ペトゥホフ

  「白鳥の湖」第二幕より 黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
出演:ステパノワ、ミャスニコフ
音楽:P.チャイコフスキー
振付:M.プティバ、L.イワノフ/N.ボヤルチコフ演出

  「海賊」より
出演:ペレン、マスロボエフ
音楽:R.ドリゴ
振付:M.プティバ/N.ボヤルチコフ演出

  「ドン・キホーテ」より グラン・パ・ド・ドゥ
出演:クチュルク、ミハリョフ、レニングラード国立バレエ
音楽:L.ミンスク
振付:M.プティバ/N.ボヤルチコフ演出


当初は「ペレン、クチュルク、ハビブリナとレニングラード国立バレエ」とい
うタイトルでした。私のチケットの券面もそのようになっています。ところが
5月下旬にハビブリナの妊娠が判明し、来日不能となりました。それでタイトル
変更、出演演目も変更して上演されることとなったそうです。本日配られたプ
ログラム(1枚のプリントアウト)にそう書かれていました(^^;)まあ私は地元
でレニングラードバレエが見れるからと思ってチケットを取ったので、キャス
トが入れ替えになっても別にかまわないのですが、お目当ての人がいなくなっ
た場合は払い戻しがあるのでしょうか?
本郷の近江屋でケーキを食べて、大ホールの隣にある健康センターで一汗流して、
それからすぐにバレエを見ました。地元のほりでぃですね(^^)
1階席はほぼ満員。2階席は空席が目立ちました。群舞のあるバレエなら1階より
2階の方が見易いと思うんですけど。。。
「パキータ」はステパノワのスピンが圧巻、ゆっくり回っていても減速しません。
まるで摩擦係数0みたい。最後に非常に速い連続スピンで喝采を受けていました
が、私は遅いスピンに感銘を受けました。片足でジャンプしているのに他の部位
はまったく動かない、という不思議な動きにも拍手。ルダチェンコは一呼吸でス
テパノワを頭上までさしあげていました。腕の震えもなく見ていて気持ちよい。
ただ当人のジャンプがどうも重力に負けている感じでもうちょい。。
「パ・ド・カトル」は玄人好みなのでしょう。なんだか地味な振付で主役級がふ
たりも出てるなんてプログラムを読み直すまで気がつきませんでした。腰をずっ
と曲げたままの振付、手も下に下りていて一瞬怪談噺かと(^^;;)
2部はお待ちかねの「白鳥の湖」、白鳥多数登場。コシュビラスワンは恐ろしく細
い。そりゃあ軽々ともてるでしょうというような体型でなんかちょっと痛々しい。
体は素晴らしく柔軟だったのですが。。
「カルメン」になると舞台は赤いライトで照らされました。クチュルクの下にひ
れ伏すミハリョフ。ミハリョフのジャンプは他のキャストと一線を画すくらいに
高い。リフトも重力を意識させることなく行えていました。クチュルクを走って
ひきずる振付も軽々とこなしていました。重さを感じさせない動きは見ていて惚
れ惚れしますね。振付自体はなんだかフィギュアスケートを彷彿させるものでし
た。
「黒鳥」は若者を叔母様がリードするような風情、常に半歩遅れてる若者(^^;;)
さきほど素晴らしいスピンを見せてくれていたステパノワが、今度は軸が微妙に
ずれまくる、見てて気持ち悪い;_; 。サポートしている男性側の問題もあるので
しょうか?
「海賊」の男性キャストは上半身裸、背中の筋肉は素晴らしいものがありますが、
胸は比較的ついていません。リフトする時ふんばれるのだろうか?と思っていた
ら案の定持ち上げる最初と降ろす最後でもたついていました。上まで持ち上げて
しまえばきれいに決まってるですけどねえ。ペレンの足の上げ下げは、すごく美
しく感じました。
最後の「ドンキホーテ」はカルメンと同じキャスト、よく回る回る回る、二人と
も速いスピンです。アンサンブルも(バレエの場合なんというのでしょう?)カ
ラフルな衣装で目の保養になりました。
これだけ見せてくれれば満足です。でも当初のキャストだったらどうなっていた
のか興味は残ってしまいました。

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析