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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:春談春-お友達と共に-
劇場:紀伊国屋ホール
日時:2021年1月6日14:00-16:35(仲入りあり)
料金:福男割引4000円
座席:F13
出演:
  立川談春   ご挨拶
  桂宮治 初天神
  春風亭正太郎 引っ越しの夢
  立川談春   棒鱈
    仲入り
  立川こはる  金の大黒
  立川談春   小猿七之助


満員。共演が二つ目のみの今回は割引ということで4000円。
これ以外の公演はみな5000円でした。
まずは談春師匠のご挨拶、紀伊国屋ホールでは14年ぶりの公演だそうです。
そして今の状況と紀伊国屋ホールでの談志師匠の思い出。このまま漫談
続けてくれてもいいくらい面白い。
宮治さんは来月、正太郎さんは3月に真打昇進するとのこと。正太郎さんは
大名跡を継ぐのだそうです。このタイミングで真打昇進はたいへんらしい、
興行とかパーティとか。。
宮治さんは出てくると観客の拍手をつかんできれいなリズムで締めました。
その後の演者はみな挑戦するのですが、全然うまくいきませんw
マクラは真打昇進の物入りなこと、金は出ていくのにまったく収入がない
のだそうです。噺はかなりおもしろい、息子が道行く人々にアジテーション
してしまうのです。キーワードは「日本の底辺」。これもっと聞いていた
かったのですが、飴玉のところでさげ。
正太郎さんは古典をきっちり、番頭と二番番頭がいい味だしてます。
「棒鱈」は初めて聞きました。酔っ払いと田舎侍がいい。久々に談春師匠の
噺を聞きましたが、その座敷にいるような気にさせられます。
こはるさんは談春師匠の弟子、1年間休養していたとのことで今日から再稼働?
登場してきたとき、男性か女性かわかりませんでした。不思議な魅力です。
金の大黒は普通に面白い。会の最後に談春師匠がおっしゃっていましたが、
落語は良いのであと踊り・唄・講釈をすれば、、、当人のやる気?
「小猿七之助」は初めて、長い講釈の抜き読みのようです。
大川に浮かぶ船頭と芸者だけの船が目の前に見えてくるようです。
物語そのものはどんよりしている上に結末がない(突然切れる)のですが、
登場人物に妙に色気があって、妖しい空気を楽しみました。
最後は出演者全員が舞台上にあがってアフタートーク。
談春師匠から宮地さん正太郎さんへ
「君達が今昇進するのは落語界にとって意味がある」餞の言葉良いですねえ。
実はこはるさんこのころまで男性だと思ってました。
緊急事態宣言真っ最中での真打昇進がんばってください!
最後は3本締めでお開き。
明日も無事高座ができますように。

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