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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:マリー・アンワネット
劇場:シアターオーブ
日時:2021年2月10日12:00-15:00(途中休憩あり)
料金:定価13000円
座席:1階22列35番
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ (遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より)
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:ロバート・ヨハンソン
翻訳・訳詞:竜 真知子
音楽監督:甲斐正人
振付:ジェイミー・マクダニエル
演出補:末永陽一
歌唱指導:林 アキラ、やまぐちあきこ
美術コンセプト:Robert Johanson、Michael Schweikardt
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:山本浩一
指揮:塩田明弘
出演:
マリー:笹本玲奈
マルグリット:ソニン
フェルセン:甲斐翔真
オルレアン:小野田龍之介
エベール:川口竜也
ストーリー:
18世紀、フランス。国王ルイ16世(原田優一)統治の下、飢えと貧困に苦しむ民衆を尻目に王妃のマリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)を筆頭とする上流階級の貴族たちは豪奢な生活を満喫していた。
パレ・ロワイヤルで開催された豪華な舞踏会で、圧倒的な美しさを誇るマリーは愛人のスウェーデン貴族・フェルセン伯爵(田代万里生/甲斐翔真)とつかの間の逢瀬を楽しむ。夢のような舞踏会の途中、突然飛び出した貧しい娘・マルグリット・アルノー(ソニン/昆 夏美)は民衆の悲惨な暮らしについて訴え、救いの手を求めるが、返ってきたのは嘲笑だけだった。マルグリットは貧しい人々に目もむけず、自分たちのことしか考えない貴族たちに憤りを覚え、やがて貧困と恐怖のない自由な世界を求め、フランス革命への道を歩み始める。
マリーはヘアドレッサーのレオナール(駒田 一)、衣裳デザイナーのローズ・ベルタン(彩吹真央)を抱え込み、最先端のファッションの追及に余念がない。が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。
同じ頃、国王夫妻を失脚させようと企むオルレアン公(上原理生/小野田龍之介)は王妃に関する嘘のスキャンダルを流す。マリーがべメールの持っている首飾りを欲しがっていたことに目をつけたオルレアン公の権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」が起こり、その波紋は広がり続け王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。やがて革命の波はベルサイユにまで押し寄せ、国王一家は囚われの身となる。マルグリットは王妃を監視するため王妃の身の回りの世話をすることになる。敵対関係にあったマリーとマルグリットだったが、やがてお互いの真実の姿を見出してゆく。フェルセンは愛するマリーと国王一家を救うために脱出計画を立てるものの失敗し、一家はパリに幽閉されてしまう。
やがてルイ16世はギロチンで処刑され、最後まで王妃の傍にいた友人・ランバル公爵夫人(彩乃かなみ)も暴徒に襲われて命を落とす。マリーは公正さに欠ける公開裁判にかけられ、刑場の露と消える。今まで王妃に対する憎しみを原動力にしてきたマルグリットは、地位も、夫も、子供も、全てを奪われ、必要以上に痛めつけられている等身大の王妃を間近で見て、真の正義とは何か、この世界を変えるために必要なものは何か、自分に問いかけるのであった…。
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MA初見、、と思っていたら2006年に見ていました。全然記憶にない
のが残念、当時と今回は相当異なる演出のようですね。
たぶんフルでの座席販売。少し空席はありますが、最後列まで
埋まっていました。
ビジュアルが良い。衣装がメリハリついているうえに、セットも
かなりスタイリッシュで見ていて美しい。舞台が絵になっている。
マリーアントワネットは美しいが頭が多少残念な感じ。小狡い
オルレアン公にうまいぐあいに陥れられます。マリー・フェルゼンは
これまた絵になるカップル。場の支配力はオルレアン公がピカイチ、
こりゃ陰謀成功しますよね。この舞台のマルグリットはとても力強い
ので出てくるとそっちにどうしても目がいってしまう。マルグリット
が貧乏人衣装からドレスに着替えたときの落差も素晴らしい。
これから革命?レミゼ?かエリザベート?と思うシーンもあり
ますが、マルグリットは下っ端として操られているだけ。。
ルイ16世はとても良いひと、良い人すぎてまるで透明人間みたい。
しかしなんで逃走中にフェルゼンの先導を断ったの?王家みな
残念な人なので負けました、という雰囲気を感じましたね。
マルグリット&オルレアンが主役、オルレアンが全ての黒幕感あり。
貧乏人たちを権力闘争にうまく活用しているオルレアン公の一人勝ち
といったところか。最後にマルグリッドから反撃くらって死刑に
なりますが、なんかとってつけたような筋書。
前の演出ではアニエス・デュシャン(土居裕子)が物語に大きく
影響してたというかすかな記憶があるのですが、今回は彼女が
不在で物語の方向性が異なっていたようです。

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