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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Fela! The Musical
日時:2010年6月6日19:30-22:15(途中休憩あり)
劇場:Eugene O'Neill Theatre(NY)
料金:Broadway Offers 割引 $84.50USD
座席:Left Orchestra Row A, Seat 1
出演:
Synopsis:
Conceived by Bill T. Jones, Jim Lewis & Stephen Hendel, Fela! explores the life of Nigerian artist/activist/composer-performer Fela Anikulapo Kuti.
FELA!, the most critically acclaimed new musical of the season, has received 11 Tony Nominations, including Best Musical.
His story inspired a nation. His music inspired the world. FELA!, is the true story of the
legendary Nigerian musician Fela Kuti, whose soulful Afrobeat rhythms ignited a generation.
Inspired by his mother, a civil rights champion, he defied a corrupt and oppressive military government and devoted his life and music to the struggle for freedom and human dignity.
FELA! is a triumphant tale of courage, passion and love, featuring Fela Kuti’s captivating

Production Credits:
Bill T. Jones (Direction and Choreography)2010年TONY賞Best Choreography受賞
Marina Draghici (Scenic and Costume Design)
Robert Wierzel (Lighting Design)
Robert Kaplowitz (Sound Design) 2010年TONY賞Best Sound Design of a Musical受賞
Peter Nigrini (Projection Design)
Aaron Johnson and Jordan McLean (Musical Arrangements)
Marina Draghici, Fela!Costume Design) 2010年TONY賞Best Costume Design of a Musical受賞
出演:
Sahr Ngaujah (Fela Anikulapo-Kuti)
Lillias White (Funmilayo Ransome-Kuti)
Saycon Sengbloh (Sandra Isadore)
Ismael Kouyaté (African Chanter, Geraldo Piño, Orisa, Tortured Fela, Ensemble)
Gelan Lambert (J.K. Tap Dance, Egungun, Ensemble)
Talu Green (Djembe Drummer, Ensemble)

Corey Baker (Ensemble)
Hettie Vyrine Barnhill (Ensemble)
Lauren De Veaux (Ensemble)
Elasea Douglas (Ensemble, Sandra U/S)
Rujeko Dumbutshena (Ensemble)
Catherine Foster (Ensemble)
Shaneeka Harrell (Ensemble)
Abena Koomson (Vocal Captain, Ensemble, Funmilayo U/S)
Shakira Marshall (Ensemble)
Afi McClendon (Ensemble)
Adesola Osakalumi ( Ensemble, Fela Anikulapo-Kuti U/S)
Jeffrey Page (Ensemble)
Daniel Soto (Ensemble, Assistant Dance Captain),
Iris Wilson (Ensemble)
Aimee Graham Wodobode (Ensemble)

Chanon Judson (Swing)
Farai M. Malianga (Swing)
Oneika Phillips (Swing)
Justin Prescott (Swing)
Ryan H. Rankine (Swing)
JILL VALLERY (Swing, Dance Captain)
J.L. Williams (Swing: J.K. Tap Dance u/s)







2010年TONY賞最多部門ノミネート。
この作品は有効期間の長いディスカウントコードが出ていて、かなり前にチケットを購入できました。
舞台左側に花道ともういうべき張り出しが作られています。私の席はその張り出しのすぐ左側、
通常の客席通路がすぐ右側にありますので、1席だけぽつんとある状態、しかも前方も広く
かなり楽です。客席通路から舞台へ登る階段が設置してありました。
舞台の上は奥にバンド、その上にキャットウォーク。両サイドの壁面は黒人の想像や仮面、偶像等が
飾られています。右側はFelaの母親の肖像(ときどき動きます)。そして舞台の上方には「Shrine」
開演前からバンドが演奏しつづけています。客入れ音楽としてはわくわくする感じ。客層は
案の定黒人が多く、昼間見たアダムズファミリーとははっきり異なっていますね。

最初は客席通路をぶらぶら歩いているひとがふらりと舞台にあがって、舞台がはじまりました。
オープニングは裸足でアフリカンダンス、花道も私の隣の通路もがんがんキャストが行き交って
いるのです。なんだか舞台の中に入ってしまった気分。私のすぐとなりにポールがたっており
キャストがそれをつかんで頭上をぐるりと回られたような気も。。。
舞台の全貌を見るにはつらい席ですが、臨場感はすさまじいものがありました。3次元で味わう
舞台ですね。

最初の歌は背後に歌詞がでました。ほとんど宗教曲です。で、shrineへようこそ!
今日がこのshrine最後の日なのだそうで。
ダンサーは文字通り飛び跳ねまくり、恐ろしい運動量で見る見る玉のような汗がふきだしていました。
アフリカンのスタイルから腰にたくした布を広げると巻きスカートに早変わり、ヒールをはいて、男が
ジャケットを着ると見る見る都会のダンス、でまたすぐにアフリカンに逆戻り。
足は裸足でなく絵、草鞋のようなスタイルの革製サポータをはいていました。
主役はうたいっぱなし。途中で客を全員たたせて、振り付けしました。でものってきません(^^;)
それでもどんどん暑くなる客席。あ、ほんとに暑いのでマフラーはずしました。
物語が進むと国家による悲惨な弾圧も語られていきます。かなりめちゃくちゃやられてて
それでも耐えしのぐ。。でもだんだん暗くなる。。
実在の人物を語っているのでしかたないのですが、やはり後半はかなり辛く、そしてちょっと単調
に。。エンディングはキャスト全員で通路を練り歩きました。もちろん私の脇を通り抜けていく
のです。ほぼ全員と目が合い、アンサンブルのひとりとハイタッチ!私が浴衣を着てみてたせいか、
お辞儀をしてくれるキャストが何人もいましたよ(^^;)

英語は比較的わかりやすく、しかも歌詞が後ろにしばしば出現するので理解をするのに助かります。
American Idiot とはまた異なったテンションの高さで突っ走るのです。暑さがつたわってきます。
しかしダンサーはなんども汗をふきながら主役は水分補給しながら語りつづけ、歌い続けます。
オフでみたかったなあ。もっと濃密な空気を味わえたでしょう。
でもこの席はこの席でかなーり濃密な体験でした。
客席の盛り上がりから、見終わった時にはこの作品がTONY賞作品賞だと思ったのですが。。。





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