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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Hand to God
劇場:Booth Theatre
日時:2015年6月7日15:00-17:00(途中休憩あり)
料金:TKTS 75.5USD+ TKTS手数料4.5USD
座席:ORCH BB104(1階2列目センター)
Cast List:
Steven Boyer - JASON/TYRONE
Geneva Carr - MARGERY
Marc Kudisch - PASTOR GREG
Sarah Stiles - JESSICA
Michael Oberholtzer - TIMMY

Production Credits:
Moritz von Stuelpnagel (Direction)
Beowulf Boritt (Scenic Design)
Sydney Maresca (Costume Design)
Jason Lyons (Lighting Design)
Jill BC Du Boff (Sound Design)
Marte Johanne Ekhougen (Puppet Design)

Other Credits:
Written by: Robert Askins

Synopsis:
The good children of Cypress, Texas are taught to obey the Bible in
order to evade Satan’s hand. But when students at the Christian Puppet
Ministry put those teachings into practice, one devout young man’s
puppet takes on a shocking personality that no one could have expected.

The uproarious and provocative HAND TO GOD centers on shy, inquisitive
student Jason, who finds an outlet for his burgeoning creativity at
the Christian Puppet Ministry in the devoutly religious, relatively
quiet small town of Cypress, Texas. Jason’s complicated relationships
with the town pastor, the school bully, the girl next door and—most
especially—his mother are thrown into further upheaval when Jason’s
hand puppet, Tyrone, takes on a shocking and dangerously irreverent
personality all its own. HAND TO GOD explores the startlingly fragile
nature of faith, morality and the ties that bind us. The New York Daily
News says, “HAND TO GOD is bound to leave you sore from laughing.
It can’t be outdone—and shouldn’t be missed.”





1階席ほぼ満員。TKTSで2列目センターが出てきました。20分並んだかな。
床が目のたかさなので多少見づらいですが、まあ問題なし。
舞台はどこかの教室のよう、懺悔室らしき場所あり。
Flying high for Jesus、The LORD is my Shepherd というポスターあり。
懺悔室の幕が開くと人形が前口上、これまたダークで笑いがでます、
そして日曜学校の人形劇の練習から物語が始まります。
主人公は気弱なんですが、左手のマペットを1日中つけており、それが
まるで生きているかのよう。別に腹話術をしているわけではないのですが、
独自の命があるようにみえてきます。
そのマペットが勝手に彼女に暴言はいておもわずたたきつけ、、、
そうこうするうちに母親は友人とできてしまい、そこのシーンがワイルドで凄い。
人形劇をするとよくないことが起きると主張しますが、母親によって続けるように
強制され、口から人形をやぶってしまいます。
まるでゾンビみたいな形になった人形にベッドの上で起こされ、そこからの一人芝居
*ひとりと一匹*が鬼気迫る演技。。
本当に左手が別に生きていて勝手に意識をもって、主人公の暗黒面が表面化したみたい、。
舞台はくるりと回って教会から外のブランコ、そして車中へと展開します。
母親と寝た友人の耳を、マペットが食いちぎってしまって1幕おわり。
どうなるかどきどき!壮絶な演技です。もうぐずぐずで壮絶、。
これ主演男優賞でもおかしくない。やっぱり笑いにはついていけないところあり。
2幕は別室で耳を縫い合わせるところから始まりました。
元の部屋に戻ると、そこは人形地獄? 人形が刺されたり血塗られたり、
怪しい記号がかかれていたり、いかにも悪魔憑きがやったよう。
悪魔祓いをしに来ますがもちろん返り討ちにあいかけ、、またまた閉じ込めたままで
別室でこれまたあれやこれやお母さん大奮闘、神経衰弱ギリギリの人たち、でもこちら
側にいるだけにより一層すごさが伝わってくるといった感じ。
窓から主人公が思いを寄せていた彼女がグラマラスな人形と一緒に侵入。
譜面台の上でくんずほぐれつ始めてしまいます。
譜面台の上では前戯から始まって体位を変えてと、すごくエネルギッシュに
やっているのに、パペットを扱っている人間のほうは本当につまらなそうに
やっているギャップがすごい。お子様には見せられないシーンです
とうとうパペットに反抗した主人公は乱闘の末、パペットを脱ぎ捨てることに成功、
しかし白い布を手にかけてふいていると、ふたたび手が襲ってきて、、、
それを止めるためにハンマーで自分の左手を強打、最後にはくぎ抜きのほうで
強打しようとしたところ母親が止めて代わりに母親の手を強打。
みんな血みどろになって幕。。。
かと思ったら、そこから大きなパペットが出てきて一人語りが始まりました。
かなーり怖い終わり方でした。万人にはすすめられませんが、よくできた後味悪い
芝居を見たいという方におすすめです!
TONYのどれかとってくれないかなーーと願ったのですがだめでしたね。
それにしてもキャスト全員がテンションすごく高くて、血管ブチ切れそうでしたよ。
ほんとにダークで濃密な空間でした。
2時間があっという間に過ぎてしまいました。






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