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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ドクター・ホフマンのサナトリウム カフカ第4の長編
劇場:神奈川芸術劇場ホール
日時:2019年11月10日13:00-16:40(途中休憩あり)
料金:9500円
座席:2階A1列13番(2階最前列センターブロック)
【作・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【振付】小野寺修二 【映像】上田大樹 【音楽】鈴木光介
【出演】多部未華子 瀬戸康史 音尾琢真 大倉孝二 村川絵梨
    谷川昭一朗 武谷公雄 吉増裕士 菊池明明 伊与勢我無
    犬山イヌコ 緒川たまき 渡辺いっけい 麻実れい
    王下貴司 菅彩美 斉藤悠 仁科幸
【演奏】鈴木光介(Tp)  向島ゆり子/高橋香織(Vn) 伏見蛍(Gt)  関根真理(Per) 

カフカ
大道具は階段のみ、椅子にも机にもなるアイテムが活躍します。
映像が多用され、床にもかなり投影しているので、全体像を見るには2階の方が
良いかもしれません。
スタイリッシュなオープニング、キャスト紹介がまるで映画のよう。
生演奏で音楽といった雰囲気も。人の動きはぜんぶが小野寺さんぽい。
群衆の動きがダンスのようなマイムのような、めっちゃ切れがある。
どの場面を切り取っても絵になってると思います。
物語はカフカ第四の長編が見つかった現代(架空)、カフカ小説の中、
そしてカフカ晩年のサナトリム(1920年代)の三つで行き来します。
1幕はそれらの物語が交差せずに語られるのですが、2幕になると互いに浸食しあって、
わけがわからないふわふわした気分になれました。
ギャグとシリアスがうまく混ざり合い、緊張と緩和が交互で訪れるということもあって
長い上演時間も気になりません。正気と狂気も交互で訪れているような気も。
いまは一体どの世界にいるのかわからなくなってきます。
ヒロインは多部さん、かわいい。何をやっても大倉さん、がどの世界でも面白い。
そして渡辺いっけいさんもキャラがたってましたねえ。
贅沢なキャストと贅沢な演出で、わけのわからなさを楽しむという舞台。

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