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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:日本オーストリア友好150周年記念UCCミュージカル『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』
劇場:東京宝塚劇場
日時:2019年11月29日15:30-18:30(途中休憩あり)
料金:S席9500円
座席:1階12列64番(上手より中ほど)
劇団:宝塚歌劇月組
出演:
Music and Lyrics: Rainhard Fendrich
Book: Titus Hoffmann & Christian Struppeck
Original Production by Vereinigte Buhnen Wien
作曲・作詞/ラインハルト・フェンドリッヒ
脚本/ティトゥス・ホフマン、クリスティアン・シュトゥルペック
オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
潤色・演出/齋藤 吉正
ストーリー:
舞台はウィーンにある老舗ホテル・エードラー。跡継ぎであるジョージは、伝統を重んじる両親に対し若者らしい革新的な改革を掲げ、悲願である“五つ星”獲得を目指し積極的に経営に参加していた。そこへ、オペラ座舞踏会に出席する為に久々に帰国したオーストリア出身の人気ハリウッド女優エマ・カーターがお忍びでやってくる。しかし従業員の一人が彼女の来訪をツイートした為、マスコミが押し寄せホテルは大混乱に陥ってしまう。ホテル側の不手際を詫びに、ジョージがエマの部屋へ訪ねると、ふとしたことから二人は意気投合するが……。
ホテルの御曹司として自らのなすべき事を模索するジョージ、世界的なスターでありながら自らを失うエマ、各々は惹かれあい、オーストリアの美しい街並みや自然の中で、自分の居場所を見つけていく。
出演:
ジョージ・エードラー[ホテル・エードラーの一人息子]珠城 りょう
エマ・カーター[ハリウッド女優]美園 さくら
リチャード・ラッティンガー[エマのマネージャー] 月城 かなと
ヴォルフガング・エードラー[ジョージの父] 鳳月 杏
ロミー・エードラー[ジョージの母 ホテルの社長] 海乃 美月
パブロ・ガルシア[アルゼンチン代表のサッカー選手] 暁 千星
エルフィー・シュラット[ホテルのコンシェルジュ]光月 るう
ヘルタ・ヴァルトフォーゲル[エマの母]夏月 都
デニス[警官] 紫門 ゆりや
ミス・ツヴィックル[旅行会社の社員]白雪 さち花
ホルガー[ホームレス]千海 華蘭
カミラ[ホームレス]香咲 蘭
ライナー・ベルガー[ゴシップ記者]輝月 ゆうま
ヨハンナ[パパラッチ]楓 ゆき
ナディヤ[警官]晴音 アキ 夏風 季々
マーチン[ホテルのクリーニング部]春海 ゆう
ヴァルター[ホテルのフロント係]夢奈 瑠音
アンナ[ホテルのフロント係]叶羽 時
エラ[パパラッチ]桜奈 あい
ダニエル[パパラッチ]颯希 有翔


ウィーンで2年間のロングラン公演をした作品の日本初上陸です。
ジュークボックスミュージカルのようですね。
タイトルとなっている I am from Austlia はオーストリアでは二番目の国家といわれるくらい
超有名な楽曲なのだそうです。
ウィーンのホテルを舞台にした、ホテル一人息子とお忍び帰国したハリウッド女優との物語です。
舞踏会へ出席するために帰国した彼女の情報がホテル従業員からリークされてしまい、逃避行へ。
ローマの休日+ノッティングヒルの恋人+地元へ帰ろう、って感じでしょうか。
オープニングでキャスト紹介が映像で出てきてびっくり、長いこと宝塚見に来てなかったのねー
そのままオーストラリアの風景映像になって、気持ちもオーストリアへ飛びました。

大人数が舞台狭しと踊り回るシーンはいつでも圧巻。楽曲もポップですごくノリが良い。
全般的にダンスが良い、振付がかなりいいかんじ。これは2階席からも見てみたい。
SNSやセカンドハーベストといった流行りものをいれてますね。
筋書きやキャラ設定にはなかなかうまくはいりこめなかったのですが、
ショーの場面がめっちゃくちゃ楽しいのでそれを補ってあまりある面白さです。
一番盛り上がったのは2幕のエアロビックダンスで客席降りもあり、劇場全体で
ハッピーを共有してました。
その直後のシーンではヘリコプター搭乗になり、客席頭上までヘリがでてきてびっくり。
終盤の舞踏会シーンでは参加者がすごく多様なドレスを着ていたのは過去作品へのオマージュ?
映像+豪華なセット+うまい振付+ポップな音楽でおなかいっぱいといったところでしょうか。
そして「まるでミュージカルみたいなハッピーエンド、ミュージカルですもの」と台詞が
あるくらいのハッピーエンド。とにかくハッピーな勢いで最後まで走り抜けてくれました。
キャストで目についたのはパブロ、2幕は良いひと感あふれまくり。そしてエルフィ、
肝っ玉母さんでしたね。
シシィの時代から女が強いとか、我が子フランツとかエリザベートネタも多数。
幕間では着飾ざった外国人らしき客多数と遭遇、初日だからオーストリア関係者でしょうか?と
思っていたら、初日のトップ舞台挨拶の中で客席オーストリア要人紹介がありました。
筋書きはまあおいといて、歌とダンスを楽しめる典型的なジュークボックスミュージカルの
良い作品に仕上がっていると思います。

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