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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Awake and Sing!
日時:2006年12月10日14:00-15:55
劇場:文学座アトリエ
料金:当日4300円
劇団:文学座
座席:F列2番(最後列左端から2番目)
出演:
 ベッシー(母)・・・・・・・・ 寺田 路恵
 マイロン(夫)・・・・・・・・ 塾 一久
 ヘニー(娘)・・・・・・・・・ 松岡 依都美
 ラルフ(息子)・・・・・・・・ 田中 宏樹
 ジェイコブ(祖父)・・・・・・ 林 秀樹
 モーティ(アメリカ商人)・・・ 田村 勝彦
 モー(戦争で片足になった男)・ 高橋 克明
 サム(外国人)・・・・・・・・ 中村 彰男
 管理人・・・・・・・・・・・・ 鵜澤 秀行

日本では70年ぶりの再演、2006年TONY賞リバイバル作品賞受賞作、これを
ブロードウェイで見てぼろぼろ泣けたので見にいってみました。
ほぼ満員、舞台は暗い色調のダイニングとリビングルームで、開演まで
そこに白黒映画(当時のニュースフィルム?)が投影されていました。

これは第一次大戦と第二次大戦の間で、ダメンズを抱えた肝っ玉母さんの話です。
ちゃきちゃきのお母さんが八面六臂で、もがいている親や夫や子供たちと
ぶつかっちゃうわけです。さすが芸達者な人たちばかりのせいかそつなく
まとまった感じがありました。ただ上演時間が短い(BWでは約3時間)せいも
あってか?、全般的にテンポがよく抑え気味な演技で、BWでは泣けた台詞が
さらりと流されて行く感じでした。泣くためのとっかかりがないのね。
キャストの人種の問題があるのかなあ。モーはBWでは背広を着て、良い男
だったのですが、こちらでは見るからに不良中年。まあ下宿人なんだし日本の
方が設定に忠実そうですが、ヘニーが駆け落ちするにはちょっと力不足なようでしたよ。
日本のラルフはまともに働けそうでこれならもっと幸せになってもおかしくない、
て感じでしたが、BWのラルフはだめオーラをまとっていてそりゃーだめだろう
というところにやたら説得力があったのでした。


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