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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:THE HISTORY BOYS
日時:2006年6月2日20:10-22:45(途中休憩あり)
劇場:BROADHUSRST THEATRE(BW)
料金:ORCH 96.25USD
座席:ORCH BB107(最前列センター)
演出:Nicholas Hytner(トニー賞プレイ演出賞ノミネート)
Scenery(舞台装置でいい?):Bob Crowley (トニー賞プレイScenery賞ノミネート)
照明:Mark Henderson(トニー賞プレイ照明賞ノミネート)
出演:
The Boys:
Akthar:Sacha Dhawan
Crowther:Samuel Anderson
Dakin:Dominic Cooper
Lockwood:Andrew Knott
Posner:Samuel Barnett(ユダヤ人でゲイ、トニー賞助演男優賞ノミネート)
Rudge:Russell Tovey
Scripps:Jamie Parker
Timms:James Corden
The Teachers
Headmaster:Clive Merrison
Mrs. Lintott:Frances de la Tour(トニー賞助演女優賞ノミネート)
Hector:Richard Griffiths(国語?教師トニー賞主演男優賞ノミネート)
Irwin:Stephen Campbell Moore(新任歴史教師)
TV Director:Bill Buell
Make-up Lady:Pippa Pearthree
Otherboys:LeRoy McClain, Alex Tonetta, Jeffrey Withers
前書き:(プレイビルより)
The History Boys takes place in the mid 1980s at a grammar school
(the English equivalent of high school) in the north of England.
At the end of their senior year, English students take A-level
exams in their three or four preferred subjects. Their university
applications are decided on the basis of their A-level results.
Until very recently Oxford and Cambridge - England's pre-eminent
universities, both more than 750 years old - required applicants
to sit their own entrance examinations after they completed
A-levels. Exceptional students, liket the eight history boys,
returned to school for an extra semester for intensive coaching
in the subject they intended to read (or major in).


満員立ち見。トニー賞プレイ作品賞ノミネートも利いているのでしょうか。
本日の公演売り切れの看板がかかっていたのに、駄目もとで聞いてみたら
この席がでてきました。人気の公演なのでたいへんありがたい。
最前列ど真ん中、座席の配置が弧状になっているため前に多少余裕もあります。
座ると鼻のあたりが舞台の床になる感じ、微妙に床が見えます。
この作品のプレイビルと一緒に、トニー賞ノミネーションのプレイビルも
配ってました。TONY賞ノミネート多数の公演たのしみです。
ただニューヨークについて1日目にストレートプレイを見るのは初めてなので
英語力の方に少々不安が。。客席はお年寄りが多いですね。男子生徒ばかりの
学園ものなのでもっと若い女性が多いかと思っていました。
舞台上では、幕の手前右端に縦型ピアノとプラスチック椅子、オルガンの上には
フルフェイスのヘルメットにアルミ缶(実は貯金箱?)がおかれています。

この作品は英国でヒットしたものをキャストごと引っ越してきたものです。
8人の落ちこぼれ生徒(でいいんですよね exceptional students)が受ける補講。
のはずが、オープニングは車椅子に乗った人がインタビューを受けているシーン。
えーこれなに?というわけで状況依存で英語を理解する私には全然意味がわか
らずおいてけぼり、どうやら後日談を話しているようです。情けない私。。
物語は戻って、最初に出てくるのはフルフェイスヘルメットをかぶったライダー
姿の巨漢、生徒に脱がせて貰うと中からHector先生がでてくるのです。
蛍光灯がいっぱいぶら下がった教室での勉強、オックスフォードやケンブリッジ
は忘れてしまえ、といいながらするのは詩の朗読(^^;) General Study って何?
国語なんでしょうか?要するに受験勉強の最中にぜーんぜん受験に役立たない
勉強を教えている教師とそれを学ぶ生徒たちの話なのでした。生徒たちと言えば
遊びとか女とかで頭がいっぱい。
フランス語(だと思う)の勉強をキャバレーに来た客と女給仕という形で演技
させてしまうHector先生、客役の生徒のズボンを脱がせてしまってどたばた
やっている最中に校長先生が新任の歴史教師を連れてきてしまいます。パニック
になりますがそこも全部フランス語で押し通して、急病になったときの対処法を
やっているのだとかいってごまかしちゃう。そこらじゅうでどっかんどっかん受
けてるんですが、客もこの程度のフランス語はみんなわかるんだろうなあ。
場面転換のたびに背後の画面には白黒で学校の風景が映し出されます。ちょっと
映像がはいるだけでなんだか舞台の広がりを感じてしまいます。
歴史教師はくそまじめに教えます。Hector先生ははタバコすわせてそれでまた小
芝居をさせてます。ピアノは時々弾かれてそこでPosner君が歌います。これが
けっこういける、観客拍手!
ほんとに客にいろんなところで受けて爆笑の連続なのです。私がついていける
場面はごく少し、英語力がないのを痛感してしまいます。スクリプト読みたい。
Posnerが自分がゲイだと告白してアドバイスを求めにきます。そこでI'm forked.
でまた爆笑。これって何?なんて感じ。
校長先生がHector先生を呼び出して、バイクでの悪いことが発覚(生徒との二人乗りが見つかった?)怒る校長はHector先生の弱みを握った形になりました。
Posnerと先生の会話が1幕の最後、意味はよくわからないのに泣けてくる。
これってすごい。英語の大意があまり取れないのに泣けてくる。
2幕の冒頭でまた車椅子の人が出てきました、歴史教師の将来の姿だったのね。
今度は背景にカラーの映像がうつされる。歴史探訪番組?大昔のトイレについて
暑く語る車椅子の歴史教師(^^;) そこで将来のPosnerも出てきて会話をする
のですが英語についていけません;_;
物語は学校にもどります。歴史教師はホロコーストを議題に討論をさせるの
ですが、ユダヤ人の親からの反発を受けてしまいます。
面接の勉強をする先生と生徒たち、嘘八百で勝負だ!その中でゴルフを熱く
語るものがひとり、ハンデが4なのでした。
試験はひとりを除いてみんな合格、でもその一人もコネで大学へはいっちゃった?
皆が喜んでいるのを舞台の片隅から見るHector先生。もう生徒は送れないので
ジュラルミンのアタッシェを抱えた歴史教師を後ろにのせてHector先生はバイ
クで出発、このアタッシェが仇となってバランスを崩し、交通事故。Hector
先生は死亡、歴史教師は下半身不随になってしまうのです。最後は葬式、
そして生徒たちの行く末が紹介されます。ここでまたほろり。
Hector先生は恰幅の良さに似合った破天荒な演技でたしかに主演男優賞ノミ
ネートされるだけのことはありました。Posnerはゲイらしい繊細な演技に
上手な歌、なんだか妙に視線が引き付けられました。Mrs. Lintottは要所を
締めているらしいのですが、会話が聞き取れないので有難みがよくわかりません。
学園生活で笑わせてほろりと泣かせる、今を生きるとかチップス先生
さようならと比較される作品ですね。ああ、英語がもうちょっと(だいぶ)
わかればなあ。

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