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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:風の谷のナウシカ 夜の部
劇場:新橋演舞場
日時:2019年12月25日16:30-20:40(途中休憩3回あり)
料金:1等17000円
座席:1階19列10番(最後列花道近く)


道化の前説から夜の部開始。
花道の出口に近いので花道を駆ける振動も伝わってきます。
皇弟の生霊は迫力、そしてその死はあっけない。
クシャナがクロトワを抱きながら子守歌をうたっているシーンがとても鮮烈。
あれなら蟲も避けますよねえ。周りを取り囲む蟲たちもここが腐海に没する
のではないかと思われるくらいの迫力。ヒドラとの殺陣お疲れ様です。
王蟲の目の残骸を持っての舞踊、着物ではないので足のさばきが見えて興味深い。
王蟲の目の透明な半球の端が青くなっているところが細かい。
オームの垂れ幕の前でナウシカが踊るなんて、、蟲使いの踊りも面白い。
6幕ではとうとう巨神兵登場!オーバかわいい?
大詰はなんといっても墓所の精と巨神兵の精の戦い!
一見黒の垂れ幕から白と赤に変身するところが粋。
そして首領にトートダンサーみたいな分身連れての群舞がワクワクする。
ちょっと前まで、巨神兵の精が演舞場で踊るんですよ!といっても
誰も信じなかっただろうなあと思いましたよ。

大団円は金色の背景に青い衣!
カーテンコールは3回ありました。2回目で総立ちになってました。
二度見てようやく全貌が把握できたというか、おなか一杯になりました。
再演希望。

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題名:風の谷のナウシカ 昼の部
劇場:新橋演舞場
日時:2019年12月25日11:00-14:35(途中休憩3回)
料金:1等17000円
座席:1階7列37番(上手通路そば)


私は風の谷のナウシカ好きすぎです。
前回は3階席で見たため、見切れがありました。しかも菊之助さんのケガで
メーベが飛びませんでした。そこで一念発起して千秋楽に当日券勝負!
千秋楽、当日券待ちをしていたら、スタッフと共に神主さんが入っていきました。
千秋楽のお祓い?会場内からは三本締めが聞こえてきました
当日券販売は昼夜とも朝10時から、8時20分に並んで17番目、
15番目までは椅子にすわって待つことができましたよ。
最終的に30人くらい並んでいたようです。
私の番になっても昼夜ともチケットがかえました。
昼の方がチケットに余裕はあったみたいです。

千秋楽とあって、なんだかみなウキウキしているよう。
前回は3階でみたので、1階で見る腐海は迫力満点。
蟲たちがみなかわいい。花道から出てくる蟲かっこいい。
通路側なので風の谷の民たちの踊りが目の前。紙吹雪もあびましたよ。
蟲たちを見て思い出したのはリトルマーメイドの海の中。
そういえば、こちらも「腐海」でした。
序幕は映画の名シーンを余すところなく歌舞伎で再現!
よくぞここまで!というのが正直な感想。
ところどころ出てくる小さなナウシカや王蟲の精がこれまたかわいい。
王蟲の精との遭遇はまさに歌舞伎的な演出。メーヴェかわいい。
テトかわいい。クシャナが凛々しい、男前です。
花道みえると嬉しい、舞台をようやく全部見れた気分です。
その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし、で泣けました。

二幕のみどころはなんといっても王蟲の飼育室での本水大立ち回り。
1階でみると水しぶきが高くあがっているのがよくわかりました。
前方2列目あたりまでは水がとんでいるようですね。
相当な水量の水がパイプから流れ続けており、その中での見得が
かっこいい。階上から床まで一気に飛び降りるシーンには大拍手。
それに続く、花道での殺陣もいい。これは3階から見えなかった場面。
悪の皇弟陛下の迫力も満点。対するマニ僧正のけなげなこと。
歌舞伎で超能力ものやるとこういう形なんですね。呪いかけるわけだ。
あっというまの2幕でした。

3幕目にはクロトワが正体バレでの啖呵、ドルク兵による出陣前の踊り@花道。
そして最後にメーベ宙乗りなど盛沢山の見せ場。
特に前回はメーベ宙乗りなかっただけに感慨もひとしお。
今回の演出は原作を知らない者にとってはわかりやすいとは言えないと思いますが、
ナウシカLoveの私にとっては、舞台の場面を見ると原作の場面が想起されてしまう
ので物語が二重に進行していく気分になりましたよ。

さて次は夜の部!

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題名:風の谷のナウシカ夜の部
劇場:新橋演舞場
日時:2019年12月21日16:30-20:40(途中休憩3回あり)
料金:3階A席 6500円
座席:3階3列39番
原作 漫画「風の谷のナウシカ」宮崎駿
脚本 丹羽圭子
脚本 戸部和久
演出 G2
出演:
四幕目 大海嘯
五幕目 浄化の森
六幕目 巨神兵の覚醒
大 詰 シュワの墓所の秘密

ナウシカ 尾上 菊之助
クシャナ 中村 七之助
ユパ 尾上 松也
セルム/墓の主の精 中村 歌昇
ミラルパ/ナムリス 坂東 巳之助
アスベル/オーマの精 尾上 右近
道化 中村 種之助
ケチャ 中村 米吉
第三皇子/神官 中村 吉之丞
上人 嵐 橘三郎
クロトワ 片岡 亀蔵
チャルカ 中村 錦之助
ヴ王 中村 歌六
[声の出演]  
墓の主 中村 吉右衛門

夜の部は四幕から。
最初に道化が出てきて、タペストリーを使った歴史語りと登場人物の紹介。
ほんとにいつもの歌舞伎をみているみたい。
皇弟の生霊迫力満点、そしてあっさり毒殺。
満を持して出てくる巨神兵!秘石がない状態では操縦機がない鉄人28号ですよね。
トルメキア王子は見るからに憎々しい雰囲気満載で、虫に撃ち落されると
爽快感を感じるくらいの迫力でした。
その後の虫の乱舞はすごい、ほんとに腐海に飲み込まれたよう。
ヒドラかわいい、コミックから抜け出してきたよう。粘菌は本当に気持ち悪く
蠢いていましたよ(褒めてます)
王蟲の目玉を持ってのナウシカの舞が、通常の歌舞伎の文脈にうまく腐海を
いれこんでいるようにみえて素晴らしい。
クシャナかっこいいし、クロトワの渋とさがいいかんじ。
そして今度は蟲使いの踊りが花道で、、またもや見えません(涙)
とどめは墓所の精と巨神兵の精の戦い!連獅子+トートダンサーズで
巨神兵の戦いがあらわされるとは思いもよりませんでしたよ。
演出したG2と脚本家に脱帽です。
舞台は素晴らしかったのですが、見切れがあったのが残念。
しっかり舞台全部みたいが、チケットは売り切れ。。

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題名:風の谷のナウシカ昼の部
劇場:新橋演舞場
日時:2019年12月14日11:00-14:35(途中休憩2回あり)
料金:3階A席 6500円
座席:3階2列37番
原作 漫画「風の谷のナウシカ」宮崎駿
脚本 丹羽圭子
脚本 戸部和久
演出 G2
出演:
ナウシカ 尾上 菊之助
クシャナ 中村 七之助
ユパ 尾上 松也
ミラルパ 坂東 巳之助
アスベル/口上 尾上 右近
ケチャ 中村 米吉
ミト/トルメキアの将軍 市村 橘太郎
クロトワ 片岡 亀蔵
ジル 河原崎 権十郎
城ババ 市村 萬次郎
チャルカ 中村 錦之助
マニ族僧正 中村 又五郎
[声の出演]   
王蟲 市川 中車
番組:
 序 幕 青き衣の者、金色の野に立つ
 二幕目 悪魔の法の復活
 三幕目 白き魔女、血の道を征く


売店ではテトぬいぐるみ売り切れ。私もテトほしかった。
最初に書いておきますが、私は「風の谷のナウシカ」映画好きすぎです。
もちろん原作も7巻出版された当時に読んでいます。
それなもので、この舞台を見るのをとても楽しみにしていました。
とくに映画の部分!そして序幕はちょうどこの部分にあたりました。

最初に、テトがでてきて指を噛まれて、怖くない、、、脳内で映画も再生されてます。
王蟲の子供を酸の海から守る場面では、赤い衣から青い衣に早変わり。
そしてクライマックスで金色の野に降り立つ!
王蟲の精との踊りも歌舞伎ならではの表現で嬉しい。
巨大な王蟲が赤くなったり青にさめるのも原作とおり。
筋書きが同じでしっかり歌舞伎になってるのは凄い。
ここで巨神兵が出ないのはちょっと寂しいですが、まあ後のお楽しみですね。
ナウシカは色々飲み込んで神々しい。クシャナ美しく凛々しい。
クロトワ飄々としてへんなやつ。みなまるで漫画の世界から出てきたみたい。
幕間は中幕であのタペストリーが登場!

二幕は映画のイメージから離れてほんとに歌舞伎、王蟲培養施設での本水がとても派手。
剣士ユパ、アスベルの濡れながらの立ち回りが素晴らしい。
どんどん歌舞伎なのにナウシカの世界が描かれているのがとても素晴らしい。
三幕ではクロトワの啖呵がいい、花道でドルク兵の舞があったのですが、残念ながら
3階のこの席からは見切れ(涙)
そして菊之助さんケガのため最後のメーベ飛行がない(また涙)
凄い舞台をみた感はあるのですが、なんとなく尻切れトンボになった気分。
夜の部に続く!

菊之助さんの怪我がまだまだ心配ですが、興行が続けられて本当にありがたかった。

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題名:スーパー歌舞伎II(セカンド)新版オグリ
劇場:新橋演舞場
日時:2019年10月30日11:00-15:20(途中休憩2回)
料金:1等16500円円
座席:1階2列目30番
出演:
藤原正清後に小栗判官:中村 隼人(交互出演)
遊行上人:市川 猿之助(交互出演)
照手姫:坂東 新悟
小栗一郎:市村 竹松
小栗二郎:市川 男寅
小栗三郎/山賊:市川 笑也
小栗四郎:中村 福之助
小栗五郎/山賊:市川 猿弥
小栗六郎:中村 玉太郎
鬼次/銀鬼少将/商人:市川 弘太郎
カメ婆:市川 寿猿
金坊:市川 右近(交互出演)
大納言の妻/閻魔夫人:市川 笑三郎
横山修理太夫/長殿:市川 男女蔵
鷹乃/薬師如来:市川 門之助
翁:石橋 正次
フグ婆/女郎屋女将:下村 青
鬼王/赤鬼大将/女郎千早:石黒 英雄
横山家継/鬼頭長官:髙橋 洋
高倉久麿/黒姫/女郎蒲公英:嘉島 典俊
閻魔大王:浅野 和之
あらすじ
 武芸学問に通じた美貌の若者、藤原正清後に小栗判官=オグリ(市川猿之助・中村隼人)は、縛られることを嫌って心のままに生き、集まった若者たちとともに自らを小栗党と称していた。ある日小栗党は、横山修理の娘、照手姫を輿入れ行列から奪い去る。照手姫とオグリは強く惹かれ夫婦となることを誓うが、修理は二人の仲を許さず、オグリたちは殺され、照手姫は川に流されてしまう。閻魔大王の前にやってきたオグリたちは地獄で大立廻りを繰り広げるが、ついには捕えられ、オグリは顔も手足も重い病に侵された姿で娑婆に送り返される。
 生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助・中村隼人)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指すこととなる。その道中、照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかず再び別れていくのであった。果たして二人は再び会うことができるのか、オグリの旅の行く先は?

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劇中でリストバンドで応援シーンがあるので物販で買ってください、というCMががっつり流れていました。もちろん私も買いましたよ。
開幕は提灯の明かりがつくと通路に提灯行列ができていました。そして上から桜の花びらが舞い散ります。気分はもうお祭りですな。オープニングは映画の冒頭のような映像でみせてくれます。
誘拐したかと思うと相思相愛になり、結婚しようかと思ったら殺されて地獄に落ち、また地獄で大立ち回りをして娑婆に戻り、そこから人の善意に触れる、というジェットコースターストーリー。
照手姫のほうも殺されそうになり、川に流され、流れ着いた先で助けられるがそこで世間に刺され、女郎屋に売られますが、そこで果敢に立ち働き、オグリと再会しても当人とわからず、、、ほんと波乱万丈です。1幕は地獄に落ちるまで、2幕は地獄から娑婆に戻るまで、3幕はいざりになった後で大衆の協力を得て熊野の秘湯までたどり着く話。血の池地獄では本水使った大立ち回りがとても派手。
地獄の殺陣で花道で梯子を使っての見得がかっこいい。
この公演は上人役が市川猿之助で、素晴らしい貫禄。オグリ役は中村隼人で若くてやんちゃな雰囲気がぴったり。それから浅野さんの閻魔大王がかなり良いです。
クライマックスでは舞台左右からの同時に宙乗り。片方が私の真上からでたので、吊りのセッティングするところを間近にみれましたよ。
最後は一族郎党蘇って歓喜の舞、そこでリストバンドを使って観客も参加!もちろん私も参加しました。
とにかく派手なジェットコースターなので気楽に楽しめました。

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