忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]




題名:歌舞伎座新開場葺落四月大歌舞伎第二部
日時:2013年4月6日14:40-17:25 (途中休憩2回あり)
劇場:歌舞伎座
料金:一等席2万円
座席:1階席中央ちょっと後方
番組:
弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
  浜松屋見世先の場より
  滑川土橋の場まで
          弁天小僧菊之助  菊五郎
             南郷力丸  左團次
            赤星十三郎  時 蔵
             忠信利平  三津五郎
             岩渕三次  錦之助
           浜松屋宗之助  菊之助
             関戸吾助  松 江
            狼の悪次郎  市 蔵
            木下川八郎  團 蔵
            伊皿子七郎  友右衛門
           浜松屋幸兵衛  彦三郎
          青砥左衛門藤綱  梅 玉
             鳶頭清次  幸四郎
           日本駄右衛門  吉右衛門
二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
  将門
       傾城如月実は滝夜叉姫  玉三郎
           大宅太郎光圀  松 緑

見どころ:
弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
◆「知らざぁ言って聞かせやしょう」でおなじみの黙阿弥の名作
 浜松屋に美しい武家の娘と供侍が婚礼の品を選びにやって来ますが、そこで娘は万引きをしたとの疑いをかけられ打ち据えられます。誤りだったと供侍の求めに応じて浜松屋幸兵衛は百両の金を渡します。立ち去ろうとする二人を玉島逸当という侍が呼び止め、娘が男であると見破ります。実はこの二人は盗賊の弁天小僧菊之助、南郷力丸という盗賊の二人組。そして逸当こそ盗賊の首領、日本駄右衛門で、全ては浜松屋の金を奪い取ろうとする企みでした。追手を逃れ、稲瀬川に勢揃いした白浪五人男は、名乗りをあげます。やがて弁天小僧は、極楽寺の屋根の上で立腹を斬って果てます。一方、山門に身を潜む駄右衛門を見つけた青砥左衛門藤綱でしたが...。
 河竹黙阿弥の七五調の名台詞に彩られた人気演目を上演します。

二、忍夜恋曲者 (しのびよるこいはくせもの) 将門
◆妖しい耽美な世界が展開する見どころあふれる舞踊劇
 朝廷に反旗を翻し、滅んでいった平将門。将門がかつて御殿としていた古御所に蝦蟇の妖術を使う妖怪が棲むと聞き、大宅太郎光圀がただ一人で征伐にやって来ます。ところが光圀の前に現れたのは、島原の傾城如月と名乗る妖艶な美女。怪しい女だと悟られ、如月はゆおくわかっている実は平将門
の遺児滝夜叉姫と本性を顕し、大蝦蟇を従えて光圀に抵抗します。しかし光圀に追い詰められた滝夜叉姫は妖術で姿を消すのでした。
 常磐津の名曲による舞踊劇をお楽しみください。


--------------
リニューアルして初めての歌舞伎座。何もかもが新しい!
なんと、、、エスカレーターがある!!!
今まで階段を上るしかなかったことを考えるととても
楽になりましたね。
今回座ったのは1階ですが、2階や3階にもあがってみました。
2階はそれなりに近くに見えます。3階は以前より見やすい気が
します。3階でちょっと後ろでも花道の七三が見えます。
以前は最前列あたりに座らないとみえなかったような。。
三階の廊下にはお店が並んでスイーツの試食がいろいろ。
地下にも降りてみました。地下1階はトイレとコインロッカー。
チケット売り場は地下2階、お店もいっぱいあります。そして
地下鉄東銀座駅へ通じる地下通路がありました。これで地下鉄
から上がりおりする混雑が緩和されるのでしょう。
幕間にちょっと遅い昼食をナイルレストランで食べたのですが
最近はとても人出が多いのだそうです。見物客がひきもきらず
というところでしょうか。

さて舞台ですw とにかく派手派手派手。啖呵がカッコイイ
屋根から落ちる姿はまるでシアターGロッソに来ているみたい。
桜の花の中できれいに決まる見得は新生歌舞伎座お披露目に
ぴったりの姿でしたね。



















拍手[0回]

PR


題名:中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露平成中村座 三月大歌舞伎
日時:2012年3月11日11:00-14:35(2回休憩あり)
劇場:平成中村座
座席:1階右1列10番
料金:竹席17000円
出演:
一、歌舞伎十八番の内 暫(しばらく)

               鎌倉権五郎       海老蔵
             那須九郎妹照葉       七之助
              鹿島入道震斎       猿 弥
                 桂の前       吉 弥
                成田五郎       男女蔵
                加茂次郎       進之介
                清原武衡       我 當


二、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
  檜垣  
  奥殿
              一條大蔵長成  勘太郎改め勘九郎
                常盤御前       扇 雀
               八剣勘解由       亀 蔵
    鳴瀬       小山三
             鬼次郎女房お京       七之助
               吉岡鬼次郎       仁左衛門


三、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)
  <上の巻> さくら
                 桜の精       七之助
  <中の巻> 松 虫
                  松虫       仁左衛門
                   同       千之助
  <下の巻> 雪達磨
                 雪達磨       勘三郎

見どころ

 昼の部には、歌舞伎十八番のひとつで荒事の魅力溢れる『暫』、大蔵卿の作り阿呆と颯爽とした正気の演じ分けが眼目、義太夫狂言の名作『一條大蔵譚』、先代勘三郎の俳名「舞鶴」を冠した由縁ある舞踊『舞鶴雪月花』を上演。
 夜の部には、夫婦の絆と命を懸けて起した奇跡が胸を打つ近松門左衛門の名作『傾城反魂香』、新勘九郎の誕生を祝う『口上』、見どころ聞きどころ満載、江戸の粋な魅力漂う河竹黙阿弥の名作『曽我綉侠御所染』より「御所五郎蔵」、春の華やいだ雰囲気に心浮き立つ長唄舞踊『元禄花見踊』を上演いたします。どうぞご期待ください!


------

満員です。
入り口には桜が飾ってあって春だなあと思いました。
小屋の向こうには完成したスカイツリーが見えます。
座った座席は花道を見やすい位置でした。

「暫」
まずは暫!海老蔵かっこいい。
これが様式美というものでしょう。まったくの絵空事なのだけれど
まさしくそれが絵になっています。
ただもうちょっと滑舌が聞き取りやすければ。。。

「一條大蔵譚」
勘九郎さんのバカ殿が堂に入っていました。なんだかかわいい。
そして能天気な阿呆からの変身がすごい。
武士と公家と阿呆をいったりきたりというのがナイス。
貴族のダーツ遊びが実は呪詛、それを聴いた乗っ取りをはかる
家臣が注進へと。。そこをばっさり、めっちゃ凛々しい。
阿呆が良いゆえに、阿呆から覚めたのちの麗しさが
光っていました。まるで戦隊物を見ているような変身です。

「舞鶴雪月花」
冒頭はコケティッシュで艶やかな桜の精。素晴らしい早変わり。
次は親子を親子を祖父・孫での演技。子供かわいくできてます。
次は勘三郎さんの雪だるま!手がでてきて、凄くコミカルな
感じ。夜があけて溶けてくるところがとても滑稽。
最後は背景が開いて雪景色とあがる朝日、それにスカイツリー、、
のはずがスカイツリーは全然見えない位置でした、残念!

この日は大震災から一周年、終演後に花道にて能楽大鼓と
小鼓の追悼演奏がありました。これが素晴らしい演奏。
そして震災のあった時刻に場内の全員で黙祷を行いました。



拍手[0回]



題名:中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露二月大歌舞伎
日時:2012年2月19日11:00-15:50(途中休憩2階あり)
劇場:新橋演舞場
料金:1等A席18000円
座席:1階2列32番(センターブロック右より)
出演:
一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)

                鳴神上人       橋之助
               所化白雲坊       亀 蔵
               所化黒雲坊       男女蔵
               雲の絶間姫       七之助


二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

           僧智籌実は土蜘の精  勘太郎改め勘九郎
                 源頼光       三津五郎
                侍女胡蝶       福 助
                平井保昌       橋之助
                 渡辺綱       松 江
                坂田公時       巳之助
                碓井貞光       児太郎
                ト部季武       国 生
               太刀持音若       宜 生
                 巫子榊       芝 雀
                番卒藤内       勘三郎
                番卒次郎       仁左衛門
                番卒太郎       吉右衛門


  天衣紛上野初花
三、河内山(こうちやま)

  質見世より玄関先まで

               河内山宗俊       仁左衛門
               松江出雲守  勘太郎改め勘九郎
                宮﨑数馬       錦之助
                腰元浪路       隼 人
                北村大膳       由次郎
              高木小左衛門       東 蔵
               後家おまき       秀太郎
              和泉屋清兵衛       我 當





一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
 陽成帝の御世。朝廷に恨みを抱く鳴神上人は、北山の岩窟に籠り、
自らの行法で世界の竜神を滝壺に封じ込めます。そのため雨が降ら
ず、民衆は旱魃に苦しんでいました。朝廷では絶世の美女、雲の絶
間姫を上人のもとに遣わし、その色香で上人を堕落させようとしま
す。はじめは警戒する上人でしたが、絶間姫の色気に抗しきれず破
戒し、泥酔している間に、姫が注連縄を切って竜神を解放したのを
知ると、生きながらに怒れる雷となって姫の後を追うのでした。
 古風なおおらかさと歌舞伎十八番ならではの豪快な荒事の魅力を
盛り込んだ舞台を存分にお楽しみ下さい。


二、新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)
 重病の床に伏す源頼光のもとへ、主人の病気を気遣う家臣の平井
保昌が見舞い、侍女の胡蝶は慰みにと紅葉の名所の様子を踊り聞か
せます。夜も更け、頼光が再び病に苦しむところ、比叡山の僧智籌
が現れて、病平癒の祈祷を申し出ます。しかし、智籌の火影を見て、
異形の者と悟った頼光が智籌に一太刀浴びせると、土蜘の精の本性
を顕わし、消え失せます。そして、館の庭では、番卒の太郎、次郎、
藤内が土蜘退治を祈願して、巫子榊に諌めの舞を舞わせます。一方、
土蜘退治を命じられた保昌が、四天王とともに智籌の血潮を辿って
行くと...。
 源頼光による葛城山の土蜘蛛退治伝説を題材にした荘重な舞踊劇。
千筋の糸を繰り出す歌舞伎の様式美に溢れた華麗な立廻りに、新勘
九郎が挑みます。


  天衣紛上野初花
三、河内山(こうちやま)
 悪巧みに長けたお数寄屋坊主の河内山宗俊は、腰元勤めに出てい
る上州屋の娘浪路が、奉公先の松江出雲守の屋敷に幽閉されている
事を聞きつけ、お金欲しさに娘の奪還を請け負います。松江邸に赴
いた河内山は、上野寛永寺の使僧と偽り、威風堂々と出雲守をやり
こめて娘を救い出します。役目を終えた河内山が帰ろうとしたとこ
ろ、玄関先で家臣北村大膳に素性を見破られてしまいますが、開き
直って啖呵を切り、悠々とその場を引き上げるのでした。
 大胆不敵で憎めない悪ぶりが魅力的な主人公が繰り広げる爽快な
河竹黙阿弥の人気作をご覧に入れます。




六代目中村勘九郎の雄姿を見にきました。たまたま松竹のサイトで
かなり前方の席が出ていたのでおもわずぽちっと。
全ての番組が初見です。

鳴神はかわいそうな男の話。天皇に裏切られて、政界でまけて
勅命の色仕掛けでまたやられる。もう踏んだり蹴ったりといっ
ても過言ではない状態ですね。おなごに触れて破戒、破戒僧に
なると仏壇が燃える?お床入りするまえに酔いつぶれて結界を
切られてそれっきり。鳴神上人に思いっきり感情移入して見て
しまいました。

土蜘蛛は最初はなんだか眠い展開、でも番卒三人の踊りでばっ
ちり目が醒めました。襲名披露興行ならではの豪華な顔ぶれ。
コミカルな踊りとかっこいい踊りが両方見れて満足。
最後は蜘蛛の糸をぶわっと投げて、後見ががりがりっと巻き
とっていました。

河内山宗俊は巻き上げるのが大好きな悪い奴だが、実は小心者、
その上偉いものが大嫌い。まるでスパイ大作戦のような筋書き
でわくわくしました。勘九郎の馬鹿殿、暴走したところは見事
にはまっていたのですが、これが襲名披露でいいんですか?
それにしても河内山宗俊の仁左衛門はかっこ良すぎ!


拍手[0回]



題名:七世松本幸四郎襲名百年日生劇場十二月歌舞伎公演12/25(日)昼の部
日時:2011年12月25日11:00-14:30(途中休憩あり)
劇場:日生劇場
料金:招待券(一等席15000円、二等席6500円)
座席:GC階A列54番(中二階右手)
番組:
一、碁盤忠信(ごばんただのぶ)
               佐藤忠信  染五郎
               横川覚範  海老蔵
                      ○
                源義経  亀三郎
                静御前  春 猿
     塩梅よしのお勘実は呉羽の内侍  笑三郎
              番場の忠太  猿 弥
             小柴入道浄雲  錦 吾
           忠信女房小車の霊  高麗蔵


二、新古演劇十種の内 茨木(いばらき)
         伯母真柴実は茨木童子  松 緑
              渡辺源次綱  海老蔵
                      ○
              家臣宇源太  亀 寿
              太刀持音若  梅 丸
               士卒仙藤  亀三郎
               士卒軍藤  市 蔵
               士卒運藤  高麗蔵

解説:
歌舞伎をはじめ、日本初のオペラや翻訳劇にも出演した近代の
名優、七世松本幸四郎(1870~1949)。そして、明治44年(1911)、
その年に開場した帝国劇場において七世幸四郎の襲名披露興行
を行いました。その襲名から百年目にあたる今年、それを記念
して、七世幸四郎の曾孫である三人を中心とした顔合わせによ
り上演します。演目は、いずれも七世幸四郎ゆかりの作品です。
どうぞご期待ください。

昼の部一、碁盤忠信(ごばんただのぶ)
 京都の堀川御所。源義経が奥州へ落ち延びた後、廃墟の館に
隠れ住むのは、義経の影武者として働く佐藤忠信。この忠信の
命を狙うのは、梶原景高と内通する舅の小柴浄雲。浄雲は、碁
盤を枕にうたた寝する忠信のもとへ忍び入るが、忠信の亡き妻・
小車の亡霊が現れ、父の行いを窘める。一方、目覚めた忠信は、
危険を察知し、義経所用の鎧を身につける。やがて、大勢の捕
手に取り囲まれた忠信。
そこへ横川覚範が現れ、忠信に勝負を挑み、ふたりは闘い始め
るが...
 碁盤を片手に差し上げて闘う忠信の姿が盛岡山車などでも有
名な『碁盤忠信』は、七世幸四郎襲名披露狂言でした。今回は、
それ以来、実に百年ぶりの復活上演となります。



二、新古演劇十種の内 茨木(いばらき)
 平安時代。源頼光に仕える渡辺綱は、羅生門に鬼退治に出か
け、鬼の片腕を切り取って帰ってきた。だが、鬼が腕を取り返
しに来るので、陰陽師から物忌みを命じられた綱は、館に籠も
り物忌みを執り行っている。そこへ伯母の真柴がはるばると訪
ねて来る。綱は対面を断るが、真柴が綱の無情を嘆き悲しむの
で、仕方なく伯母を招き入れる。綱から羅生門での武勇伝を聞
いた真柴は、やがて、鬼の腕を見たいと言い始め...
 茨木童子の伝説を題材に、河竹黙阿弥作の松羽目物の舞踊劇。
新古演劇十種のひとつです。前半は、伯母のクドキや左腕を隠
しながらの舞、後半は、本性を現した鬼と渡辺綱との大立廻り
や花道の引っ込みなど、見どころ満載の作品です。


-----------------------

まずは百年ぶりの上演といわれる「碁盤忠信」
忠信の殺陣がめちゃかっこいい、出た途端に客席が
暑くなるのがわかりました、ざわざわざわざわとす
るのですね。アンサンブル(歌舞伎だとなんという
のでしょう?)の殺陣の軽業が美しい。
基本的には荒事なのですが、途中で霊がでてきて碁
盤上で敵に囲まれたのを暗示させるとか、三枚目を
踏んづけて、碁盤を掲げる見得があるとか、碁石を
投げて厄払いw 碁に関係づけているというもの。
舞台の最後に覚範が出てきて忠信と古風な立ち回り。
最後は、曾祖父さんの襲名興行だからここはひとま
ず収めて、後日戦おうということに。。。
なかなか珍しい荒事を堪能しました。

「茨木」は能仕立ての舞台。大道具はほとんどなく、
舞台後方に下座音楽がずらり。下手の出入り口が五色
の幕で覆われていて橋がかり変わりになっていました。
鬼の片腕を切り落とした男が、安倍晴明の助言により
忌みでひきこもっているところに訪れる恩師の老婆。
老婆にも片腕ありません。舞っている最中にもちらり
と腕がはいっている箱の方をみて、、、
じみーな会話劇?が続いた後で老婆が直接腕をみると
豹変(これはほんとに変化した、見事)して脱走、男
が追いかけて、、そこで気分転換の合い狂言がはいり
気分転換してそして、両方荒事に変身して見得を切る!
この最後の5分のためにじわじわと会話を耐え忍んで
続けていたという感じでしたね。

拍手[0回]



題名:平成中村座 十一月大歌舞伎夜の部
日時:2011年11月22日16:00-20:05(途中休憩あり)
料金:竹席14700円
座席:2階最後列から1列前右寄り
番組:
一、猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)

              猿若  勘太郎
           出雲の阿国  七之助
          奉行板倉勝重  彌十郎
二、伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)
  沼津
          呉服屋十兵衛  仁左衛門
              お米  孝太郎
            池添孫八  彌十郎
            雲助平作  勘三郎
三、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
  浜松屋より勢揃いまで
         弁天小僧菊之助  七之助
            南郷力丸  勘太郎
           赤星十三郎  新 悟
         浜松屋伜宗之助  国 生
            忠信利平  彌十郎
          日本駄右衛門  橋之助



満員、小屋のすぐ後ろにスカイツリーが見えます
今回は墨田公園内ということで隅田川のほとりです。
浅草駅からかなり歩きますが、その間の商店街には平成
中村座のポスターや旗がいっぱい!この地域あげてのお
祭りなのですね。



私が座ったのは2階席後方、舞台までさほど遠い感じはありません。
平成中村座、小屋の中は濃密な空間なのです。



「猿若江戸の初櫓」

初世勘三郎(勘太郎)が出雲の阿国(七之助)が江戸に
出てきて芝居小屋「猿若座」の櫓を上げるエピソードを
元に作られたという物語。猿若の踊りがおもしろい。
すきっとした風情でなにより立ち姿が美しい。
橙色の紐をぐるぐる回しながら踊る猿若は、これで先端
が輪になっていれば Trick Roper ですわ。17世紀から
Roper がいたと日記には書いておこうw
エンディング近くには、舞台後方の幕と壁がするすると
開いて外の風景が見えてきました。
イヤホンガイドでは「一部の席からしかみえませんが、
スカイツリーが後方に見えます」
私の席からは墨田川の川面しか見えませんOrz
目の保養になった番組でした。

「伊賀越道中双六 沼津」

2幕は仁左衛門と勘三郎の競演!
伊賀越道中双六なのに東海道の沼津なのは、長い物語の
一部だからでしょうか。
敵が実は生き別れの家族で、義理と人情の板挟みになっ
て、、というしんどい物語。親子が仇討の敵同士となっ
ているのですが、子供を幼いころに里子に出しているの
で最初は互いが親子だと気がつきません。話をする内に
親子だと気がつきますが、同時に敵であることもわかっ
てしまい名乗りをあげることができません。義理と名乗
りを同時にする手段として平作は腹を切ってしまいます。
仁左衛門はいつみてもかっこいいねえ。
勘三郎のよれよれの雲助がなんとも言えない味。
ぴしっと絵になる姿が凛々しい。
しかし凄い話ですねえ。これって通し狂言で演じられる
ことはあったのでしょうか?

「弁天娘女男白浪」
 
最後は派手な世話物。"白浪五人男"の浜松屋店先と稲瀬
川勢揃いの場面です。弁天小僧と力丸が店で因縁つけて
いるのを日本駄右衛門が収めます。そして有名な「知ら
ざあ言って聞かせやしょう」という啖呵と川縁にずらり
と並んだ5人の口上。黙阿弥の作品は台詞が良いですよ
ねえ。見た目も派手、下座音楽もダイナミックでわくわ
くします。これぞ元祖大衆演劇!という風情。
最後は派手な立ち回りで幕!
さわやかな幕切れでした。



拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析