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題名:ミュージカル『テニスの王子様』The Progressive Match 比嘉 feat.立海
日時:2007年12月18日18:00-20:02(途中休憩あり)
劇場:日本青年館大ホール
料金:5600円
座席:1階O列2番(1階後方左端付近)
原作:許斐 剛(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
演出:上島雪夫
音楽:佐橋俊彦
作詞:三ツ矢雄二
脚本:三井秀樹
振付:上島雪夫/本山新之助
出演:
 <青春学園>
    阪本奨悟 渡辺大輔 豊田裕也 古川雄大 浜尾京介 高橋優太 小笠原大晃
    牧田哲也 柳下大 原将明 川本稜 江口紘一
 <比嘉>
    Luke.C 齋藤ヤスカ 篠谷聖 林野健志 松崎裕
 <立海大附属>
    兼崎健太郎 八神蓮 小野健斗 大河元気 馬場徹 中河内雅貴 夕輝壽太
 <六角>
    伊礼彼方

テニミュは初見。
満員、当日券は抽選、階段横に当選番号が張り出されていました。
チケット求むの紙を掲げるひとが何人もあり。
場内はほとんど女性。確認された男性は私以外で3人(^^;)
宝塚より男性比率が低く、平均年齢も低くそう。生写真などの物販には本当に長蛇の
行列、しかも札束乱れ飛びっ。
コミック原作なのでアニメの物販もあるのですが、そちらのほうはまあそこそこ。
舞台は装置がほとんどありません。ライトは非常にたくさん利用され、
客席もかなり照らされていたりして。フォッグも炊いているような気がします。
テニスの全国大会で青春学園と九州沖縄代表の比嘉が戦うというストーリー。
テニスのネットが天井から降りてきて自在に移動し、コートを左右に、前後に
みせてくれます。そのなかでテニスラケットを振り回して歌い踊るキャスト。
キャストは全員がイケメンの少年たちのみ、総勢25名。おじさんもおばさんも
おねえさんも出ません。
テニスのダンスはかなりの運動量のようで、一曲歌い終わるとぜいぜいはあはあ
という呼吸音がマイクから拾われていました。こりゃ若くないと1日2回公演なんて
できないよねえ。
テニスの勝負は細いぴんすぽをボールに見立てて、ラリーを見せていました。
魔球なども当然あり。ボールのパワーはボールが当たったラケットがはじけ飛
ばされる演技で表現。テニスコートで歌われる曲はポップで血沸き肉踊る系の
ものばかり。
ダンスはさほどそろっているわけではないのですが、とにかくパワーで圧倒。
身の軽いメンバーもいました。歌は、がんばりましょう!、というレベルの人も混ざっているのですが、聞いてうるうちに慣れました。
最初に感じた気分は、こりゃ新公を見てるのと同じ(駆け出しの役者さんを見つけて
成長を楽しむ)かな?なのですが、時間がたつにつれて、これって若年層に対する
大衆演劇ではないかと思うようになりました。曲が終わって見得を切った段階で
いつお捻りが飛んでもおかしくないかなと。フィナーレでは客席にキャストが降りて
きて歌うのですが、その場面ではパンツにお札がねじ込まれてもおかしくない雰囲気
に感じられましたよ。もちろんコミック原作ゆえに二次元から渡り歩いている
ファンも多数いるでしょう。
新公+大衆演劇+2.5次元というたいへん強力なコンボをみせられたというわけです。
こりゃ満員になるわけだわ。
たいへん興味深いものを見ることができて満足。
念のために言っておきますが、たとえイケメンでも演技や歌が上手でないと気にいらないという
ミュージカルファンにはこの作品お勧めできません(^^;)

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