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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:中国雑技
日時:2007年12月30日19:30-21:00
劇場:雲峰劇院(上海)
料金:280元(1番高い席)
座席:1列目15番(最前列センターブロック左から4番目)
番組:
   オープニング
   棒上り&飛び移り
   軟体
   輪くぐり
   皿回し
   フープ
   ハンカチ回し
   組体操
   ワンハンドバランス
   シルクアクト
   自転車曲乗り
   ローラーバランス
   球体内バイク曲乗り

前日に劇場でチケットを購入。場内ほぼ満員。大型バスが何台も
横付けされておりました。舞台の両側に巨大なディスプレイがあり、
最初はCM,上演中は時折番組の説明と舞台上のクローズアップ
が放映されていたようです。(視界にはいってないので時折眺めただけ)
オープニングシーンは昨日より控えめ、ちょっとしたアクロバットで
場をあたためた感じです。
番組の最初は上から吊り下げられた長い棒を使っての曲上りと飛び移り
梯子上りと同じように見得を切ったかと思うと隣の棒へ飛び移ります。
まあそこまでは比較的よくある棒の演技なのですが、棒が固定されて
いない分、棒を左右に揺らしてより遠くへジャンプ!次は二人で棒を
漕いで、一人が隣へ飛び移り!キャッチャーが棒と見立てればほとんど
空中ブランコです。長距離飛び移りは大拍手でした。それから棒をロープ
に置き換えてロープに飛び移り。ロープを絡ませての見得となります。
棒を揺らしての大距離飛び移りは初めて見る曲芸なのですが、これは
この劇場の独自演目なのでしょうか?
軟体は昨日の公演よりも大きなおねえさんたち。それまでの飛び移り
に比べて芸が小さくみえるのか拍手も控えめ。かわいさで昨日のほうが
勝っていたような。。。
輪くぐりは、速い!走って潜り抜ける速度が昨日と段違いに違います。
輪の下に台を置いて少し上に持ってきてその分見やすくなっていました。
その分難易度も高いのではないでしょうか。高い輪くぐりでは拍手喝采。
輪を2重に立てて其の中を潜り抜けるのは本当に水平にダイビング
しているように見えました。
皿回しは片手に3-4本の皿を回しての演技。棒の先が皿の下に
留めてあるように見えるが果たして??大人数が皿を回して、一人が
皿を回しながら、其の頭を踏んづけて歩くというパターン、皿を回し
ながらの軟体、皿を回した人を同時に
3人もちあげるという力技などあり。
ちょっとふくよかなお姉さん登場。フープを自在に体の周りで回します。
完全にコントロールしたのは5本?、それからお立ち台に乗って
周りから投げられるフープを体でキャッチして回し続け、いったい何本
体の周りでまわしているのかわかりません。最後は手の先からくるぶしまで
全身でフープをうねるようにまわし続けます。まるでひとつのオブジェに
なったみたい。これはみものです。
ハンカチ回しはハンカチ回しと軟体のあわせ技、軟体で良く使われる燭台の
代わりにハンカチが回っていると思えば良いでしょう。色々組み合わさって
すごく多くのハンカチが回っているのは壮観、、なんですが客の拍手は控えめ。
あのハンカチほしいなあ。売店で売ってほしい。
組み体操は、一人が寝転がって両手両足を突き出した上に1人が乗っかって
其の上でトンボを切ったり、飛び移ったりというのが基本パターン。
何人も組みあがるパターンには力技の迫力を感じました。
ワンハンドバランスは白鳥の湖のBGMを使いバレリーナの姿での演技。
バランス技に軟体が組み合わさったこの芸はかなり難易度が高いと思われる
のですが、客にはなかなかすごさが伝わらないようです。拍手もまばら。
やはり大劇場でソロプレイは受けにくいんですかねえ。両側のディスプレイ
では演技が拡大されて上映されているのですが。。
シルクアクトは天井からぶら下がったシルクの布で空中をぐるぐる回るという
もの。舞台最前面を中心として回るので客席の上まで飛んできていました。
非常に低く回る場合もありセンターの客の頭上1mくらいも通過。
日ごろ見ている同様のものより明らかに速い!当然回転半径もでかい!
それだけで迫力満点。非常にきれいに技もこなすし、みものでした。
シルクアクト最後の演技、首だけでぶら下がってのスピンもかなり高速。
場内大拍手でした。
自転車曲乗りはさまざまなパターンで曲乗りをした後、男性キャストが漕ぐ
漕ぐ自転車に女性キャストが9人乗り込み。大人数の芸は迫力でますよねえ。
中幕を下ろして次の準備をしている前でローラーバランス。ドラム缶を立て
ておいてその上でローラーを横縦横縦横と積んでのバランスでした。
フィナーレは球体内のバイク曲乗り。最初のキャストは曲乗りした状態で
手放し運転!二人、三人と増やして行って、三人できれいに並走。見事に
呼吸があっています。4人の時は二人ずつに並走、そして4人全員が手放し、
4人全員が軌道をずらしての斜め回転と昨日見たものとは大違いの内容。
5人でも横回転だけではなく斜め回転まで。キャストは男4人に女1人、
最後は女性1人になって、中国の国旗を両手に掲げて快走。場内大拍手。
いやーバイク曲乗りと一言で言ってもこれほどレベルの差があるものか
としみじみ痛感しました。

全般をみて、昨日見た南市の公演とこの公演とでは非常に大きな技術の格差
を感じました。南市を見ただけで上海雑技を見たと思われるとかなりさびしい
と思います。
番組の中でも棒の飛び移り、フープ、シルクアクト、オートバイが出色の出来。
もう一度みたいくらいです。フープだれか練習してみませんか?

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