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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:뮤지컬 이(爾) (イ)
日時:2006年11月18日15:00-17:00(途中休憩あり)
劇場:아르코예술극장대극장(アルコ芸術劇場大劇場)
料金:54000KRW
出演:
    공길:최성원
    장생:조유신
    녹수:백민정
    박원종:박원묵
Staff : 김태웅, 장유정, 박호빈, 박칼린

キャストは日替わり。
ストレートプレイの初演が馬鹿受け、映画にもなった物語を
ミュージカルにするということで見にきてみました。出演は日替
わりです。ストレートプレイも映画も未見の状態で、友人の解説と
ハングルの粗筋の機械翻訳を頼りにしての鑑賞です。
チケットを購入するときにクレジットカードを使って支払いを
したのですが、係員が誤まって割引コードを入力してしまい
1割引に(^^;;) 当初はキャンセル&正規料金支払いにしようと
係員が悪戦苦闘してましたが、どうにもうまくいかずその間
劇場窓口付近に釘付け。お詫びにプログラムをもらっちゃいました。
韓国の劇評では賛否両論があるという状況で、客席の両サイドは
完全にがら空き。この劇場にきたのははじめて、1階席はなだらか
な傾斜がついておりどこに座っても見やすそうです。通路の後ろが
またA列になるという、日本の感覚からするとちょっと変則的な座席
番号がついていました。
この作品では韓国の古い大道芸の風景が見られるという話を聞いて
楽しみにしておりました。オープニングは大道芸のシーンです。
皿回し、組体操、小さなトランポリンを使ったジャンプ、スタッフちょっと
ふりまわし、それに3ボールカスケードといったところ。皿回しは確かに
韓国の大道芸でよくあらわれるということなのですが、BGMも歌謡曲風
でいまひとつ風情がありません。皿回しの芸は皿を宙に飛ばして再度
キャッチするのみ、初演では綱渡りを実際に行っていたとか、見てみた
かったなあ。芸人らしき人が出てきて、客席に口上をとうとうと述べる
シーンあり、合間合間に客席から反応がかえってきていました。実は
ここは法螺を吹きまくりでそのたびに客席が「うそーーー!」と叫んでい
たのだとか。杖を持った盲人の動きをデフォルメした演技もあり。これも
韓国大道芸のひとつだそうなんですが、日本では差別にあたるとして
上演できないかも。大きな扇子をばっと開いたり閉じたりして口上を
述べるシーンも多くあります。この扇子は本来庶民が使うものではなく、
宮廷舞踊で使うものであって、そのギャップを芸の一部にしているとか。
人形劇、絵物語、影絵、オカマショー、鶴の着ぐるみ、など場面転換時
に芸がはめこまれていました。オカマショーが一番観客に受けていたかな。
物語は王の男となったコンギルを中心に描いてあります。ストレートプレイ
では芸人のリーダであるチャンセンを中心としているのにたいし対照的
らしいのです。キャストが全員若くてこれからまだまだ良くなれる舞台
だと感じました。




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