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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:メイビー、ハッピーエンディング
劇場:シアタークリエ
日時:2020年8月16日12:30-14:20
料金:10800円
座席:11列10番(センターブロック左寄り通路すぐ前)
作:ウィル・アロンソン&ヒュー・パーク
翻訳・訳詞・演出:上田一豪
音楽監督:小澤時史
美術:柴田隆弘
照明:中川隆一
音響:高橋秀雄
衣裳:ヤマモトヒロコ
出演:
  オリバー:浦井健治
  クレア(Wキャスト):中川翔子
  ジェームズ(Wキャスト):斉藤慎二(ジャングルポケット)
STORY:20××年、ヘルパーロボットが活躍する時代。郊外にひっそりと佇む、主人を失った旧型ロボット達の専用アパートで、ヘルパーロボット3のオリバーは大好きなレコードと雑誌に囲まれて植木鉢と共に毎日規則正しく暮らしていた。ある日、向かいの部屋に住むヘルパーロボット5のクレアが充電コンセントを貸してほしいと訪ねて来る。同じヘルパーロボットながら考え方が正反対で溌溂としたクレアに振り回されるオリバーだが、2人は徐々に交流を深めていく。ロボットにはプログラミングされていないはずの感情に戸惑いながらも、お互いへの気持ちを育むオリバーとクレアだったが―。


---------------
満員。
舞台真ん中に丸い台、その上にソファ、テーブル、棚、衣紋掛け、たんす
そして後ろに窓。客席はほとんど女性を想定していたのですが、男性もいない
わけではないくらい。
主人に捨てられて余生を暮らすロボットたちが住んでいるアパートの物語。
もう何もすることがなく、保守部品も製造打ち切りになり、毎日を暮らしながら
動作停止を待つばかり、という状態の主人公オリバーのところに向かいに
住んでいるクレアが押しかけてきます。おしかけたとたん電池切れ、ドアの前で
固まるクレアがかわいい。クレアの方がバージョンが新しいのですが、耐久性が低く、
寿命が短いらしい。オリバーの方がバージョン古くてぽんこつ、クレアの方は物理
的にぽんこつ、ということで余命はどちらもさほどない状況。オリバーのぽんこつ
ぶりを浦井さんは見事に表現していました。
中川クレアはかわいい、演技もばっちり!泣かせてくれます。予想していたより
歌もよかったのですが、高音がちょっと苦しそう。ジェームズ、というかその他大勢
役の斉藤さんは、歌に演技に早変わりに大活躍、いやーすごいです。お疲れ様。
一緒にソウルから済州島まで旅をしてその間にプログラムされていないはずの
恋愛感情が芽生えてしまい、一時はラブラブになるけれど死期(機能停止時期?)が
近づくにつれてそれが重く感じられ、出会った後の記憶を消去することに。
でもまた会って、、、というおはなし。ぽんこつ同志の恋心、死期が近い切ない思い
でじんわり泣けてきました。
このオリバー、浦井さんのはまり役になるかも。再演ある?



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