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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:The Book of Mormon
劇場:Eugene O'Neill Theatre
日時:2011年6月10日15:00-17:30(途中休憩あり)
料金:Mezz Front Telecharge 手数料込 142USD
座席:Mezz A9(2階席左ブロック最前列)
脚本: Trey Parker, Matt Stone, Robert Lopez(TONY Awards Best Book of a
Musical)
振付:Casey Nicholaw
演出:Casey Nicholaw and Trey Parker(TONY Awards Best Direction of a
Musical)
Scott Pask (Set Design)(TONY AwardsBest Scenic Design of a Musical)
Ann Roth (Costume Design)
Brian MacDevitt (Lighting Design)(TONY Awards Best Lighting Design of a Musical)
Brian Ronan (Sound Design)(TONY Awards Best Sound Design of a Musical)
Larry Hochman (Orchestrations) (TONY Awards Best Orchestrations)
Stephen Oremus (Music Supervision) (TONY Awards Best Orchestrations)
Lyrics by: Trey Parker, Matt Stone, Robert Lopez(TONY Awards Best Original
Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre)
Music by: Trey Parker, Matt Stone, Robert Lopez
出演:
  Elder Arnold Cunningham: Josh Gad
  Elder Price:Andrew Rannells
  Nabulungi:Nikki M. James(TONY Awards Best Performance by an Actress in
a Featured Role in a Musical)
  Elder McKinley: Rory O'Malley
  Mafala Hatimbi: Michael Potts
  Price's Dad and others: Lewis Cleale
  Ensemble: Scott BarnHardt, Justin Bohon,Darlesia Cearcy, Kevin Duda,
   Asmeret Ghebremichael, Brian Tyree Henry,Clark Johnsen, John Eric
Parker,
   Benjamin Schrader,Michael James Scott, Brian Sears, Jason Michael
Snow
   Lawrence Stallings, Rema Webb, Maia Nkenge Wilson,Tommar Wilson
  Swing: Ta'Rea Campbell, Tyson Jennette, Douglas Lyons, Nick Spangler,



TONY Awards ミュージカル作品賞受賞。

もちろん満員,キャンセレーションも長蛇の列だったのです.
この時点で次に買えるチケットは8月末。TONY Awards とった後は
今年いっぱい買えなくなっていましたよ。
今回はとても珍しい金曜マチネです。今週だけあったのはなぜ?
このおかげで旅行期間中に1本余分に見ることができました。
舞台上の建物屋上ラッパ吹きがぐるぐる回って舞台開始!
まずはモルモン教の歴史、米国にイエスキリストがいて、モルモンがいて、、
それからピーンポーンと戸別訪問の布教活動実践!モルモン教なら
お約束ですよね。それがオープニング曲!

修行を終えた若者たちが、布教活動の地を申し渡されます。
フランスとかノルウェーとか日本とか、、やりがいがありそう!
そして主人公コンビが申し渡されたのが「ウガンダ」、のっぽと
でぶの凸凹コンぴはふたりでがっくし。空港についてウガンダに
行こうということで始まるライオンキングの世界(O_O) ラフィキ登場!!
実は役者を雇ってウガンダらしき雰囲気を出していただけでした。
この後の映画や芝居のパロディがいっぱい出てきます。覚えている
だけでもスタートレックのウーラ、ダースベイダー、、あと何だっけ(^^;)

ウガンダに到着するとそこはとても貧乏な村、到着早々現地の軍閥
に荷物をまるごとうばわれちゃいます。
警察は遥か遠く彼方 Orz みんな貧乏、飢餓にAIDSと三重苦。皆
目立たないように波風立てないように暮らしています。
いつものようにチャイムを押して布教活動、、、玄関にチャイムなど
あるはずもなく。。
すでに何人もの布教者がこの地にいるのですが、当然ながら改宗の
実績は0!でもこんなものと皆能天気、能天気に踊りまくってます
けど、現実とはどんどん乖離しちゃってます。かなりいい感じの
タップがこのあたりにはいってます。能天気な軽やかさと現状の
深刻さのミスマッチが笑っちゃうくらい。
布教活動してぜーんぜんだめ、現実が悲惨すぎて、中途半端に救い
を説いても誰ものってきません。
住民は、困ったことがあったら現地語の呪文を唱えればよいの歌
を歌ってたりして、その呪文を英語に翻訳すると"Fuck You God!"
娘に役に立つ教えを請われてArnold は、モルモン教を換骨奪胎
(というよりスターウォーズや指輪等を入れて完全なファンタジーに)
して良いことばかりを語り、住民を帰依させちゃいます。
モルモン教に帰依すればこの辛い土地を脱出して、そるとれえく
してぃという天国に行ける!?
Price は信仰の危機に陥り、モルモンの地獄の悪夢を見ます。
地獄にスターバックス登場??と思ったらモルモン教はコーヒー
禁止なのですね。後で知りましたよ。Price は回心して I believe,
これがTONY Awards のパフォーマンスで歌われました。

本部から上司が視察にくることになりました。そのままでは布教
活動の失敗で叱責されるところ、Arnold によって面目を施すこと
になります。Arnoldはその成果に対して表彰を受けることになり
ますが、その場に地元住民たちが教えを寸劇にしました!といって
でたーらめな教えをそのまま物語りはじめちゃいます。魔法の蛙と
交わって、金の皿、、ここは抱腹絶倒、そしてもちろん表彰は
取り消し、娘にArnoldはいつそるとれえくしてぃに連れて行って
くれるのと詰問されるのです。もちろんそるとれいくしてぃになぞ
連れていけるはずもありません。しかし、、地域住民の一人から
そるとれいくしてぃなぞ存在しない、あれはメタファーなのだ、
というまっとうな?指摘で解決!
最後は皆がぴんぽんならして布教活動、持っている本には「Book of Arnold」
舞台で流れるのは明るい感じの曲ばかり、それをハイテンションで
歌い続けます。ゴスペルののりにちかいものも多いですね。
宗教を素材に風刺を利かしているのですが、完全なブラックに落ちて
いないのは宗教全般に対する愛があるように感じられました。
もっとも元ネタ知らないと笑えないシーンも多いですよねえ。
とにかくこれを見たらおなかいっぱいって感じです。






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