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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Bengal Tiger at the Baghdad Zoo
劇場:Richard Rodgers Theatre
日時:2011年6月11日14:00-16:10(途中休憩あり)
料金:BroadwayBOX 割引 79USD
座席:ORCH L113(真ん中通路すぐ後ろ、センターブロック左端)
Moises Kaufman (Direction)
Written by: Rajiv Joseph
出演:
 Robin Williams (Tiger)
 Arian Moayed (Musa)
 Glenn Davis (Tom)
 Brad Fleischer (Kev)
 Necar Zadegan (Iraqi Woman, Leper)
 Hrach Titizian (Iraqi Man, Uday)
 Sheila Vand (Hadia/Iraqi Teenager)
 Hend Ayoub (u/s Iraqi Woman/Iraqi Teenager/Hadia/Leper)
 Corey Brill (u/s Tom, Kev)
 Sherman Howard (u/s Tiger)
 Daoud Heidami (u/s Musa/Iraqi Man/Uday)





イスラムの礼拝堂の窓ガラスらしいものが舞台中央に鎮座していました。
客席後ろはがらがらです。さすが40%台。2階はどれだけはいっているので
しょうか。最前列だと舞台が頭より高くなってかなりみづらそう。このあたり
で床が舞台よりちょっと上の感じ。
ずっとイラクの雑踏のような感じのBGMが流れていました。

物語の場所はバグダッド、バグダット動物園から動物が逃げ出したり撃ち殺され
たりで最後に残ったのがロビンウィリアムスふんする虎くん。その虎くんが檻
に突っ込まれた兵士の右手をご飯にしたばっかりに撃ち殺されてしまいます。
それ以来、成仏?できずに殺した兵士にだけみえる亡霊となってふらふら。
殺されたことで自由をえた?!
この虎くん、動物園に入る前はちょっとランチで子供食ってました、でも動物園
にいる間は殺生なし!腹が減って食べただけなのにどうして?とか神様に文句を
たれているのです。
登場人物は、米軍の若い兵士(そのうち一人が右手を食われ、ひとりが虎くんを殺す)、
通訳兼庭師、ウダイフセイン、など。物語の場所は動物園のおり、事務所、
どこかの家、病院、と転々。
木を刈り込んで動物の形にした盆栽(なんていうの?)、象とかキリンとか、馬とか、
庭師が平和な時に作っていた庭園も。盆栽の動物は戦争になってもそのままなのです。
殺した兵士は気がふれ、手を食われた兵士は人造の右手をつくっていろいろ不便。
泥う帽子足り、気が触れた兵士から拳銃を奪った庭師はウダムフセインにいたぶ
られ。。そして皆何かあるたびに神様に文句を言うのです。なんかコンビニ?
狂言回しで虎が出てきて、人間より哲学的な思索をするというところでしょうか。
虎くんより人間の方がずっと辻褄があわず、何をしだすかわかりません。。
くらーい救いのない物語に笑いが含まれるという雰囲気。ロビンウィリアムズを
はじめとする俳優の演技はいいのだけれど、見た後でどよんどよんと暗くなって
しまいます。playbill ではこの作品は dark comedy に分類されていました。
私はもっと楽しくなる方がいいなあと。



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