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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Wicked
日時:2004年6月2日14:00-16:40(途中休憩あり)
劇場:GERSHWIN THEATRE(NY)
料金:ORCH 90USD + Ticketmaster手数料6.5USD
座席:ORCH EE-114(1階席4列目中央)
原作:オズの魔女記(WICKED The Life Times of the Wicked Witch of the West)
原作者:Gregory Maguire
出演:
Glinda...Kristin Chenoweth
Witch's Father...Sean McCourt
Witch's Mother...Cristy Candler
Midwife...Adinah Alexander
Elphaba...Idina Menzel
Nessarose...Michelle Federer
Boq...Christopher Fizgerald
Madame Morrible...Carole Shelley
Doctor Dillamond...William Youmans
Fiyero...Norbert Leo Butz
Ozian Official...Sean McCourt
The Wonderful Wizard of OZ...Joel Grey
Chistery...Manuel Herrera
Monkeys, Students, Denizens of the Emerald City, Palace Guards
and Other Citizens of
Oz
...Adinah Alexander, Ioana Alfonso, Ben Cameron, Cristy Candler,
Kristy Cates, Mellissa Bell Chait, Marcus Choi, Kristoffer Cusik,
Kathy Deitch, Melissa Fahn, Rhett G. George, Manuel Herrera,
Kisha Howards, LJ Jellison, Sean McCourt, Corinne McFadden,
Walter Winston Oneil, Andrew Palermo, Andy Pellick, Marty Thomas,
Lorna Ventura, Derrick Williams

OZの前日談をミュージカル化したこの作品、楽しみにしていました。
原作は読まずに舞台に挑みました。「オズの魔法使い」を西の悪い魔女エルファバ
の視点で描いた作品という知識だけは持っていました。
劇場前にはキャンセレーション待ちの長い列、Playbill によると客席充足率100%
だとか。客席にはやはり子供の姿が多いです。上演前はけっこううるさい;_;
今回の座席番号は事前にわかっていたのですが、実際に座席に座るまで4列目だと
いうことわかりませんでした。Web上にある劇場の座席表ではこの後のA列から
始まっていたのです(^^;;)
舞台上方にはドラゴンの飾り、左右には左右に枯れた蔦と大きな歯車、それに
怪しい建築物。ドラゴンの口が私のほぼ真上まで出っ張っていました。
単なる飾りかと思っていたドラゴンが、開演時には鼻から蒸気を出して動きだし
ました@_@ そして頭上からシャボン玉をばらまきながらグリンダの登場します。
物語はすべてグリンダの回想なのです。舞台の最後に最初のシーンへと戻ります。
この物語は後に西の悪い魔法使いになる、緑の肌を持ったエルファバが主役です。
良い魔法使いになるグリンダはいかにも作った笑顔できらきら光る感じ、お嬢様
が板についてます。エルファバとグリンダとは魔法学校の寄宿舎で同室。物語の
前半は学園青春ドラマ。Fiyeroとの三角関係とかいじめっこが改心していくとか。。
そうこうしている内にやぎのDillamond教授が動物だという理由で公職追放に
なってしまいます。魔法の力を見出されたエルファバはWizard of OZに呼び出され、
その際Wizard of OZ 自身が動物迫害を行っていることを見出します。手下になれ
というOZから魔法書を奪って逃げ出すエルファバ、グリンダにも一緒に逃げようと
誘うのですがグリンダは踏みとどまることを選んでしまいます。
逃げようと自らに羽根を生やそうとして失敗して空飛ぶ箒を作り上げてしまう
エルファバ、それに乗って逃げ出します。OZはデマを飛ばしてエフファバを
悪者にしたてあげてしまうのでした。この1幕最後の箒に乗って空を飛ぶ
Defying Gravity は聞いていて泣けます。エルファバは本当に良い声してます。
2幕はオズの魔法使いを裏から描いた形になっています。
エルファバはマンチキン国にいる自分の妹をこっそり訪ねます。今ごろなんで
来たの!と迫る妹にたいして「There's no place like home」
1幕で出てきた登場人物がいろんな経緯でオズの魔法使いの登場人物へとなって
いきます。臆病ライオンにブリキ男、案山子男、案山子男はFiyeroのなれの果て。
Fiyeroとエルファバは最後に大芝居を打ち、水で溶けて死んだと見せかけて
二人で手を取り合って逃げ出して行くのでした。
すごく内容が濃いというかジェットコースターストーリーとでもいうべき
細かな話が満載のストーリーでした。派手な演出、大掛かりな舞台装置、
迫力ある群舞、きれいな衣装、伸びる声と子供たちは大喜びの公演、でも
筋書き理解してる???筋書きとして詰め込みすぎて逆にメリハリが
ないような、、でも何度も見ているうちに味が出てくるかもしれません。
エルハバとグリンダのキャストですべてをおさえているようなできあがり、
ひとりだけ主演女優賞というのはなんだかなあ。

---これからは原作についてです---
この作品の原作は「オズの魔女記」というもので日本語翻訳があるのですが、
すでに絶版となっております。私は区立図書館相互貸借で他区から借りて
読むことができました。相当分厚い本です。
この原作は人間関係がどろどろしてお子様禁止の描写もあるうえに読後感は
すっきりしないものでした。
読んだ第一印象としては「よくこんなものをミュージカルにしたなあ」
ミュージカルの方は設定の一部だけ借りて一から作り直したと
思った方がいいでしょう。中身はこんな感じです。

グリンダは魔法を使えます。妹は足でなくて手が不自由です
エルファバは魔法が使えません。箒には元々魔法があって他人でも使えたのです。
マダムモリブルに3人が魔法をかけられたようですが、はっきりしません。
皆は学校を卒業して普通の生活にはいりましたが、エルファバは地下に潜って
革命に手を染めました。フィエロとエルファバが不倫関係になりました。
オズ大王への爆破、暗殺は失敗し、フィエロがとばっちりで秘密警察の手で
殺されました。エルファバは修道院で傷を癒しました。7年間修道女として
暮らした後、エルファバが意識不明だった
頃に生まれた小さな子と旅にでました。その子はエルファバの子?
その後フィエロの故郷にいって死に様を探しましたが、駄目。
しかしその場所で魔法書をみつけました。どうやら違う世界の言葉でかかれて
いるようですがよめます。そこで猿に言葉をおしえはじめました。
軍隊がその地を見張りにきました。オズも魔法書を探してました。
グリンダは金のためにお金持ちと結婚しました。
ドロシーが到着した場所に居続けると、ドロシーが独立運動のシンボルと
なりかねないのでグリンダが嘘をついてオズへ出しました。
靴も独立運動にシンボリックな威力があるので持たせていかせてしまった。
フィエロの故郷は軍隊で蹂躙されました。
ドロシーはエルファバを殺しました。で終わり、ドロシーは戻れたのでしょうか?

頑張って分厚い原作を読みましたが、気力がないと読み通せない内容、
絶版になってしまったのも無理もないと思われます。

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