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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:PARCO劇場オープニング・シリーズ『迷子の時間 -語る室2020- 』
劇場:PARCO劇場
日時:2020年11月28日14:00-16:15
料金:12000円
座席:R列21番
作・演出:前川知大
出演:亀梨和也 貫地谷しほり 浅利陽介 松岡広大 古屋隆太 生越千晴 忍成修吾
解説:
主演の失踪した子供の叔父で奇妙な幻覚に悩む警察官を、ストレートプレイ初となる亀梨和也。そして、警察官の姉で、失踪した息子の母親役を、映画、ドラマ、舞台と多くの作品に出演し、18年の現代能楽集Ⅸ『竹取』以来2年ぶりの舞台出演となる実力派女優 貫地谷しほりが務めます。
さらに、父の死を知り実家を目指すヒッチハイカーを、時代劇からコメディーまで幅広いジャンルで活躍する浅利陽介、帰ることのできない未来人を、『恐るべき子供たち』や『ねじまき鳥クロニクル』で好演し、目覚ましい活躍を見せる松岡広大、奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師を、平田オリザや松井周演出作品に多く出演する古屋隆太、浅利演じるヒッチハイカーの妹で遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘を、舞台を中心に活躍の幅を広げている劇団モダンスイマーズ所属の生越千晴、そして、幼稚園送迎バスの運転手で失踪した弟の帰りを待ち続ける兄を、様々な作品で印象を残し続ける忍成修吾が演じます。
【あらすじ】
田舎町、ある秋の日の夕方。
人気のない山道で、一人の園児と幼稚園送迎バスの運転手が姿を消した。
バスはエンジンがかかったままで、争った跡はなかった。
手掛かりはほとんどなく、五年経った今も二人の行方は分からないままだ。
消えた子供の母、その弟で最初に現場に駆けつけた警察官、消えたバス運転手の兄。
それぞれが思いを抱えながら向かえた五年目のある日、三人が出会った人たち……
奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師、
帰ることのできない未来人、
父の死を知り実家を目指すヒッチハイカー、
遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘。
彼らを通じて、奇妙な事件の全貌が見えてくる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

舞台後方にはうっそうとした雑草が生えています。
そしてかなり高い金網の柵、左には電柱、丸テーブルに木の机。
右には柵の内側?客席寄りに古ぼけた部屋、待ち合わせ場所?
と思っていたら交番でした。中に木の机。
柵も交番も場面によって移動するのです。

物語は田舎での神隠し。
登場人物が全く関係のないばらばらな人たちにみえて
実はみなつながりがあったというウェルメイドな物語。
出てくる登場人物、いずれも一癖も二癖もあるような連中
ばかり、実際に隠されている背景があり、、、
タイムトラベラーが二組、それさえ納得してしまえば
とても首尾一貫している物語でした。
最後にすべてがつながってカタルシス、という雰囲気。
貫地谷さんひとり芝居感もあり、ダークサイドな役割を
一身に集めていました。そこだけ見たら完全なホラー。
でも全体はウェルメイドでほんわか、うまい作りです。
このシナリオは最初イキウメで演じられたそうで、初演
みてみたいなーと思ってロビーでDVD(とパンフ)買って
帰りました。

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