忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[868] [867] [866] [865] [864] [863] [862] [861] [860] [859] [858]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





題名:Curious Incident of the Dog in the Night-Time, The
劇場:Ethel Barrymore Theatre
日時:2015年6月3日14:05-16:40(途中休憩あり)
料金:Broadway Box割引 99USD
座席:ORCH BB107(最前列センター)

Cast Lists:
Alex Sharp(Christopher) TONY Awards(Best Performance by an Actor in a Leading Role in a Play)
Taylor Trensch(Christopher [at certain performances])
Francesca Faridany(Siobhan)
Ian Barford(Ed)
Enid Graham(Judy)
Helen Carey(Mrs. Alexander/Posh Woman/Voice Six)
Mercedes Herrero(Mrs. Shears/Mrs. Gascoyne/Woman on Train/Shopkeeper/Voice One)
Richard Hollis(Roger Shears/Duty Sergeant/Mr. Wise/Man behind Counter/Drunk One/Voice Two)
Ben Horner(Mr. Thompson/Policeman 1/Drunk Two/Man with Socks/London Policeman/Voice Three)
Jocelyn Bioh(No. 37/Lady in Street/Information/Punk Girl/Voice Five)
David Manis(Reverend Peters/Uncle Terry/Station Policeman/Station Guard/Voice Four)
Keren Dukes(Ensemble)
Stephanie Roth Haberle(Ensemble)
Tom Patrick Stephens(Ensemble)
Tim Wright(Ensemble)

Production Credits:
Marianne Elliott (Direction) TONY Awards(Best Direction of a Play)
Bunny Christie (Scenic and Costume Design) TONY Awards(Best Scenic Design of a Play)
Paule Constable (Lighting Design) TONY Awards(Best Lighting Design of a Play)
Ian Dickinson for Autograph (Sound Design)
Finn Ross (Video Design) TONY Awards(Best Scenic Design of a Play)
Scott Graham and Steven Hoggett (Choreography)
Adrian Sutton (Music)

Other Credits:
Written by: Adapted by Simon Stephens from the novel by Mark Haddon

Synopsis:
The play tells the story of Christopher, who becomes a suspect when a neighbor's dog is speared with a garden fork.
He embarks on a mission to discover the truth about the dog’s untimely death, recording everything in a notebook
— even though his father has forbidden it.

Drama Desk Awards 各賞受賞
Outstanding Play,Outstanding Actor in a Play(Alex Sharp), Outstanding Director of a Play(Marianne Elliott),
Outstanding Lighting Design(Paule Constable),Outstanding Projection Design(Finn Ross),
Outstanding Sound Design in a Play(an Dickinson (for Autograph))




TONY賞プレイ作品賞受賞。

舞台はさほど高くないので、最前列でも見切れありません。
四角形で罫線がはいっている舞台。キャストはその片隅にすわり、必要な時に立ち
上がって演技をし、そして時としてマイム等で舞台装置となるのです。そのためか、
ひさかたぶりにプレイから振付賞のノミネートとなりました。ある意味ミニマムな舞台。
壁の罫線がいくつか扉となっており、小道具の鉄道模型の部品がでてきました。
プロジェクションの使い方もシンプルで印象的。

犬の死体があるところから舞台開始、そこから主人公が探偵となります。
主人公が厳密に物事を語るところでもう泣けてきました。
実は私も主人公と多少なりともあいつうじるところがあり、、主人公が世の中の矛盾?に
ぶつかるたびに主人公と同じにもどかしくつらくなってしまいます。お父さんは不器用だ
けどいいやつでこれまた感情移入してしまいました。みんないい人だけどそれだけでは
この複雑な世の中をわたれないんですね。
鉄道線路と駅舎、人のミニチュアがおかれて、勝手に電車が動き始めて一幕終了。
1幕見終わった段階で主演男優賞を確信しましたよ。それくらいにはまり役でした。

探偵物語の1幕と違って2幕はロンドンの母までの冒険譚。
気が付くと後ろの壁に取っ手ができていて、それをよじ登ったかと思うと、今度は階段が
できていてそれを歩いて降りてくる。そしてそれはエスカレータに見立てられています。
いろんなギミックがあるなあと感心してたら、後ろの壁全体が前へ迫ってくる!
そして前方に溝が開いて地下鉄のホームに!人が多くて怖くてしかたない主人公の気持ち
が伝わってきましたよ。
そしてネズミが逃げてホームから線路に飛び込む!文字通り目の前で右往左往するひとたち。
ひかれるかと思ってドキドキした。
ロンドンにきた父ちゃんの台詞に泣かされました。
さすがにこれでいったん戻って数学の試験を受けたいと言うのはわがままだw
俺様規則があるんでしょうね。
最初からぴりぴりしたテンションのまま最後まで突っ走った舞台でしたよ。
カーテンコールになると、主人公の表情ががらりと変わって、普通の明るい笑顔になる
のが印象的でしたよ。もうここでTONY作品賞も確信しました。
プロジェクションや人を土台に使った壁歩きなどの振付もありなかなかうまくまとまった
舞台だと思いましたよ。

カーテンコールが終わってみなが帰りかけた、、ところで主人公登場。
そして持ち時間4分で試験に出ていた数学の問題の証明をしてくれました。
実際にかかったのは2分でした。三辺の長さが、 n^2-1, n^2+1, 2n の三角形は直角三角形
になることの証明です。そして最後は天井から紙ふぶき!

素数の席には特別なシートカバーあり。しかし、私の席107も素数のはずだと、真剣に
割り算してしまいました。。









拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード


忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析