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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:古典人形芝居の世界
劇場:小金井市民交流センター 小ホール
日時:2015年3月3日14:00-16:45
料金:2500円
座席:左側後方
劇団:結城座
出演:十二代目結城孫三郎、結城千恵 ほか結城座人形遣い
演目:
「三番叟」さんばそう
結城座に最も古くから伝わる演目の一つ。五穀豊穣を祈って舞われるおめでたい演目で、農事に
関わる様々な意味を持った動きが出てきます。今回は、糸で操られた人形が「もみだし」と呼ば
れる動きの激しい場面を上演しますので、その舞の美しさなどにご注目ください。
「寿獅子」ことぶきじし
こちらも結城座に最も古くから伝わる演目の一つ。獅子の吠え声は厄を払うといわれ、お正月や
祭りで舞われる獅子舞。結城座の獅子舞では、のどかな獅子、蝶を追う獅子、逃げられて怒り狂
う獅子の様子を人形が演じます。通常使われる手板(操作板)とは違い、動物型の特殊な手板を
使っています。この特殊な手板を駆使した圧巻の技による獅子舞をお楽しみください。
「千人塚」せんにんづか
坊主が千人塚を通ろうとすると、いたずら好きな幽霊がやれ通すまいと邪魔をしますが…。人形
遣いがセリフを言う結城座ならではの、軽妙なセリフの掛け合いによる、滑稽なお芝居です。骸
骨の頭と手足胴体が、暗闇の中でバラバラになったりくっついたりする骨寄せ(こつよせ)と呼
ばれる仕掛けも見どころです。
「綱館」つなやかた
中世に実在した武士 渡辺源氏綱(わたなべのげんじつな)の武勇譚を舞踊化したもの。綱は、悪
鬼茨木童子(あっき いばらぎどうじ)と戦い、腕を切り落としたが、陰陽師から、7日7晩の間、
館(やかた)にこもり誰も入れずに物忌みせよと告げられる。そこへ育ての伯母 真柴(ましば)
が遠方から訪ねてくるが…。人形たちによる、緊迫感溢れ、迫力ある立ち回りをご堪能ください。

終演後 バックステージツアーと人形の体験
380年続く人形芝居の歴史や、人形の仕組み、遣い方についてのレクチャーを行います。
世界にただ一つといわれる日本の江戸糸あやつり人形の動かし方などが、実際の人形を遣って体験ができます。
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典型的な番組を上演したのち、レクチャーとバックステージツアー。
まずは糸操り上演。
三番叟、きれいにお辞儀、所作がきれい。
寿獅子、ちゃんと二人獅子でうしろひょっとこのお面をつけてました。
獅子舞をおもしろおかしく演じてくれます。
千人塚は幽霊と坊さんのかけあい、骨になって相撲、手足と頭がばらばらになって踊る!!
そして最後の綱館では人形の宙乗り!!

後半は人形浄瑠璃の解説。
説教浄瑠璃の語りに糸操りが合体。
9代目が人形遣いにせりふを言わせた。これでレパートリーが増えた。
人形につける糸の数は様々、1本から40本。
操作盤:手板、ひき糸:ぴんとはっている糸、あそび糸:ぶらぶらな糸。
左右の足がシーソーの形でつながっており、もうひとつのシーソーが人形の顔。
顔は日本独特で首を回せる、あごを出せる形になっている。
男は箱胴、おんなは提灯型なのだそうです。
最後にバックステージツアーということで舞台の構造と様々な人形たちを鑑賞。
彼らを使えるようになるとかなり楽しいだろうけど、道は険しそう。。

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