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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
題名:新宿発8時15分 劇場:日本青年館ホール 日時:2026年4月12日13:00-14:40 料金:A席9000円 分類:ミュージカル 座席:2階 2F列46番(2階後方横通路すぐ後ろ上手) 劇団: 作・演出:三谷幸喜 音楽:荻野清子 美術・・・・・・・松井 るみ 照明・・・・・・・三澤 裕史 音響・・・・・・・井上 正弘 衣装・・・・・・・前田 文子 ヘアメイク・・・・宮内 宏明 振付・・・・・・・本間 憲一 歌唱指導・・やまぐちあきこ/横山 達夫 演出助手・・・・・西 祐子 舞台監督・・・・・瀧原 寿子 プロデューサー・・北村 明子 出演: 天海祐希、香取慎吾、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、新納慎也、 今井朋彦、藤本隆宏、小澤雄太、中島亜梨沙、大野泰広、峯村リエ、 小林隆、秋元才加、浅野和之 配役: 天海祐希:輸送司令センター長/料理研究家/OL/野球少年/畳職人A/トラック運転手/家出女の夫/審査員/コーラス 香取慎吾:ムサシノ警察交通課管官/ニュースキャスター/子供/ダーリン/コーラス隊 尾上松也:駅員/役者/亀/主婦B/コーラス隊 ウエンツ瑛士:車掌A/カップルA/ペアダンス②/コーラス隊 シルビア・グラブ:ムサシノ警察交通課主任/家出女/シャカシャカコーラス隊/催眠術師/ペアダンス①/コーラス隊 新納慎也:輸送司令センター副長/地質学者/おばちゃん/ペアダンス①/コーラス隊 今井朋彦:消防庁総合司令室長/ビジネスマン/ド近眼男/主婦D/コーラス隊 秋元才加:ムサシノ消防署所属指揮隊長/シャカシャカコーラス隊/ホステス/獣医/ペアダンス②/コーラス隊 峯村リエ:ムサシ/消防署所属レスキュー隊長/プロデューサー/ダンサー/好きな女/ペアダンス④/ニュースキャスターの恋人/コーラス隊 藤本隆宏:指定病院医師/カップルB/店員/整骨師/畳職人B/ペアダンス③/コーラス隊 小澤雄太:ムサシノ消防署所属レスキュー隊員/面接男B/歯医者/コーラス隊 大野泰広:運転士/絶倫男/泥棒/コーラス隊 中島亜梨沙:車堂B/東京KMAT長/過保護女/シャカシャカコーラス/ペアダンス③/コーラス豚 小林隆:ムサシノ消防署所属大隊長/面接男A/主婦A/コーラス隊 浅野和之:ヒルガオカ駅駅長/クリームの妖精/ポートク寺駅駅長/野球少年の父親/老人 ペアダンス④/シモブクロ駅駅長/地球/主婦C/コーラス隊 ほか 演奏: 荻野清子(ピアノ) 近藤淳(リード) 岸徹至(ベース) 萱谷亮一(ドラム・パーカッション) イントロダクション: 誰も観たことのない、聴いたことのないミュージカルを 作ろうと思っています。 こんなにゴージャスな出演者を集めて、 こんなことをやるのかと、 観る人全てが驚愕するようなミュージカルを。 ひょっとするとこれってとんでもないことかも知れません。 ストーリー:(パンフレットより) 朝のシンジュク発下り電車 一つの事故が発生した カマタマ線シンジュク駅を朝8時15分に出発した カマクラ行き下り各駅停車が、線路上で緊急停止した。 接触事故が発生したのだ。 輸送司令センターの陣頭指揮のもと、各自職務を全うしようとする車両乗務員、近隣駅員、消防・察関係者たち。 そして事故車両に乗り合わせた人々、駅で電車を待つ人々が、それぞれの事情を抱えながら、一刻も早い復旧を待っている。 事故対応が完了し、再び電車が動き出すのはいつになるのか。 一つの事故が多くの人々の人生を変えていく・・・・??。 -------------------------------------------------------------------------------- ネタバレあり。 日本青年館ホールの2階で見るのは初めて。客席の傾斜がかなり急で前の人の頭が全く視界 いはいりません。かなり見やすい。 開演前には前幕が銀のボディに緑のストライプがはいった列車の絵柄、山手線みたい? そこにはKAMATAMA 0815 と書かれていました。前説もなんだか車掌アナウンスみたい。 開幕すると列車の前幕は上がっていき、それから終演まで降りることはありませんでした。 舞台の真ん中にちょっと高い部分、床には線路の絵、背景では垂直に線路が続いています。 バンドが後方、左右には着替えのための衣装セットが多数。キャストは当初白いシャツに 黒いパンツで登場、その後は舞台左右で着替え(舞台外もあったかも)てました。 少人数で多数のキャストを演じ分け、ストーリーを一気に見せるという点において、come from away と似た雰囲気を感じました。 ストーリーは小さな女の子が線路に入ってしまったところから始まります。カマクラ行き 電車は女の子のすごい手前で急停車!接触はなかったのですが、いたはずの女の子が行方 不明!目撃者によると男の人が女の子を救い上げて線路から走り去ったとのこと。緊急停 止後は、鉄道輸送指令センター、最寄り駅、警察、消防・救急、病院などが連携しつつ、 とんちんかんなことをしたり。。当事者がみえないので運行再開すると人身事故が発生す るリスクがあり、停止が長引く。天海祐希さんのセンター長がめっちゃカッコいい。この 人いたら大災害でもなんとかなるかもと思えてしまいます。そして鉄道の運行停止により 目的地にいけずに困った人達の集団、その方々の群像劇 ←ここもやはり come from away みたい。電車が動かないので近くのバス停まで行って新宿行に乗ろうとした長蛇の行列。 近くの私鉄駅まで歩いて新宿行に乗ろうとしたらこれまた長蛇の行列。。。ニュースキャ スターは生番組に穴をあけるし、面接を受ける方も審査する方も遅れ、プレゼンには間に あわず、オーディションにも間に合わず、子供の弁当も届けられない etc. これらの人々 の縁が絡み合っていくのが後半部分で、ウエルメイド。役者がGODOTと書かれたファイルを もっていたので気になっていたら、ゴドー待ちミュージカルのオーディションでした。 オーディション、プレゼン、はリモート、面接は実はそこに面接官と候補が居合わせて いた、弁当を送る先はまった女の子。ゴドー待ちはもういかにもという感じで歌い上げて くれましたよ。そして別の場所が一か所、料理研究家の料理教室。料理研究家は料理教室 の生徒たちを待っているのですが、運行停止で誰も来ない。でも実は女の子を救った男性 が、料理研究家の夫で、夫は女の子を救った後に勢い余って崖から転落。。。ほろ苦い結 末でエンド。 前半と後半のテイストがだいぶ違い、中だるみ感がないではないですが、全般的にかなり 面白い出来でした。そんなに長くないのもよし!歌の中では、路線によって快速が急行よ り速かったり遅かったりする、というのが笑いのツボにはいりましたね。 もう一回みたいけれどチケットは無し。 PR 題名:GOTTANI!!2026 劇場:KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ 日時:2026年4月5日14:00-15:40(途中休憩あり) 料金:5000円 分類:ダンス 座席:B-11(2列目センター) 劇団:CHAiroiPLIN 舞台監督: 山添賀容子 照明:富山貴之 音響:大久保友紀(ステージオフィス) 美術・映像:青山健一 小道具製作(橋づくし): 長谷川愛美 音楽:清水ゆり ドラマトゥルク(橋づくし):鳥越勇作 宣伝美術:土屋咲登子 宣伝写真:田中美紗樹 制作:柏木俊彦 田中美紗樹 制作助手:小野塚茉央 番組: おどる小説『橋づくし~The Seven Bridges~』 作:三島由紀夫 演出・振付・構成:スズキ拓朗 三島由紀夫生誕100年を記念し、ジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)の招聘作品として2025年11月に世界初演された、おどる小説『橋づくし~The Seven Bridges~』。 2025年2月本多劇場、おどる設計図(ワーク・イン・プログレス)『橋づくし』の上演から、海外でブラッシュアップされた拡大版を凱旋上演。 文学と身体が交差する舞台に、新メンバー・美守桃が参加。 《出演》 スズキ拓朗、清水ゆり、小林らら、青井想、美守桃 (以上、CHAiroiPLIN) 飯田桃子、柏木俊彦、鳥越勇作、小林七緒 ※ジョディは体調不良により、やむを得ず降板いたしました。 満佐子:美守桃 かな子:小林らら 小弓:飯田桃子 みな:小林七緒 車掌:スズキ拓朗 駅員・パトロン:柏木俊彦 駅員・小えん:鳥越勇作 駅員・俳優R: 月:青井想 新作! おどる詩集『こだまでしょうか』金子みすゞ 作:金子みすゞ 演出・振付・構成:スズキ拓朗 同時上演として、CHAiroPLIN短編最新作・おどる詩集『こだまでしょうか』を上演。 次世代を担う若手実力はダンサーたちが集結し、詩人・金子みすゞの代表作「こだまでしょうか」に挑戦。みずみずしい身体と感性で詩の響きを表現するダンス作品。 《出演》 小林らら (以上、CHAiroiPLIN) 浦島優奈、江口力斗、大西優里亜、関口晴、田村興一郎 ごあいさつ: 本日はご来場誠にありがとうございます。 チャイロイプリンは去年の11月、三島由紀夫生誕100周年を記念し、 おどる小説『橋づくし~The Seven Bridges~』をニューヨークにて公演いたしました。 支えてくださったジャパン・ソサエティーのスタッフの方々に感謝いたします。 はじめてのニューヨークは、我々チャイロイプリンにさまざまな違いを感じ取らせてくれました。 ピルが高い。ビールの値段が高い。ビザがデカい。色々話しかけられる。 拍手がやけに大きい。対話がとても多い。握手を沢山求められる。意見が沢山飛び交う。 そして、三島由紀夫への関心度が高い。 このタイミングでニューヨークに行けて本当によかった。 私たちはもっとお互いの違いについて知りたい。 その為には、もっともっと自分の住んでいる日本についても知る必要がある。 そう思いました。 『橋づくし』の主人公である満佐子は、ミナの考えている事が理解できない。 しかし、最後には「何を願ったのよ。言いなさいよ。」と、ミナの肩に対して人差し指でツンと突く。 こんな小さなやりとりの中に、「違い」を理解し合おうとする人間の可愛らしい対話が潜んでいると私は信じたい。 今回の作品はお願い事を叶えようとする物語です。 ご覧になるお客様も。是非ともご一緒に、何かお願い事をしていただけたら幸いです。 人と人が喧嘩する時は、「相手の肩に対して人差し指をツンと突く事以上の行為はできない。」 そんなルールがあったらいいなと、私は切に願います。 『こだまでしょうか』についても少し触れます。こちらは新作です。 風の電話という、電話線の繋がっていない電話ポックスが岩手県にあります。 「もう一度話したい」という想いを電話を通じて風に届ける場所として、今もなお丘の上に設置されています。 現代となっては、誰とでも話せる電話ですが、本当に話したい相手とは話せないのも電話です。 今日は、私達の生活の中に響く『こだまでしょうか』をひっそりと聴いてみたいと思います。 見に来てくださったお客様の心の中に思い出される言葉が、響き渡ることを願って踊ります。 どうぞ、最後までごゆっくりお愉しみくださいませ。 -------------------------------------------------------------------------------- ほぼ満員。ダンス公演でここまで入るのは素晴らしい。 橋づくし 舞台のまわりをぐるりとプラレール。そこに列車が走るのです。そこには坂があったり、 街があったり、橋があったり。橋の数はもちろん7! 台詞は英語・日本語まじり。NY公演の演出をそのままこちらで上演しているらしい。 日本語の歌は字幕あり。ほぼ音楽なし。 三島由紀夫作品、面白い不思議なダンスによくわかるストーリー、そして願掛け・合掌等 ちょっとエキゾチックな雰囲気、これはNYで受けたことでしょう。日本語以外の人々でも わかりやすいと思いました。 満月の夜に7つの橋を渡ると願い事が叶うという願掛けに挑戦する4人の女たち。舞台の 奥には大きな月。この願掛けには逆戻りしてはならない、知り合いに話しかけられては ならない、話してはならない、といった制約条件あり。橋を渡る前と渡った後にお祈り。 車掌は狂言回し、first bridge! などと言って列車を追う。女たちは腹痛や知人の声掛け などでひとりまたひとりと脱落していくのです。言葉とダンスのバランスもいいかんじ。 椅子を使った表現も面白い。最後は一人だけ願掛け成功! あれ、その願いは何? ダンス初めての人にもお勧めできると思いました。この路線で他の小説もダンス化して みてほしい。 こだまでしょうか。 前作とうってかわって物語があまり感じられない舞台。元ネタが詩なので当然でしょうか。 舞台には片面鏡のパネルが5個、上空から吊るされていたり、床について立っていたり、 斜めになっていたことも。小道具は受話器、伝言ダイヤル・留守電・おかけになった番 号は、、といった音声が流れてきました。 振付やダンサーの身体性は面白いのだけれど、物語ダンスを最初に見てしまったので 脳内が物語を欲していてちょっと残念。 題名:ケムリ研究室no.5『サボテンの微笑み』 劇場:シアタートラム 日時:2026年4月4日13:00-16:10(途中休憩あり) 料金:週末料金12000円 分類:演劇 座席:C列6番(2列目左サイドブロック) 劇団: 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 美術:秋山光洋 照明:関口裕二 音響:尾林真理 音楽:鈴木光介 衣装:伊藤佐智子 ヘアメイク:谷口ユリエ 演出助手:相田剛志 舞台監督:福澤諭志 松下清永 宣伝美術:雨 千砂子 宣伝撮影:福山楡青 宣伝衣装:伊藤佐智子 宣伝ヘアメイク:谷口ユリエ 宣伝小道具:高津装飾美術 東宝映像美術 東宝舞台 印刷:大熊整美堂 出演: 空子: 緒川たまき 日乃出: 瀬戸康史 マユミ: 瀬戸さおり 野見: 清水伸 学: 赤堀雅秋 鳥羽: 萩原聖人 学と空子の父: 鈴木慶一 解説: ケムリ研究室はケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきの演劇ユニットです。これまで4回の公演を行いました。ひとつ目は大金持ちの娘が乞食のフリをして生活するコメディ。ふたつ目は安部公房原作の舞台化で、砂の谷に棲む女とそこを訪れた男の不条理劇。みっつ目は完全管理された世界での、記憶を巡るディストピア冒険譚。よっつ目はひとつ目の再演。振り返ってみれば、壮大な夢を追う物語ばかりを紡いでまいりました。さて、いつつ目の今作は、これまでのように波瀾万丈なお話ではなく、つつましい、生活者たちの小さな夢を、そっと掬いとるような物語を紡ぎたいと思っています。人々の心の中で大きくなったり萎んだりする、喜びやら、哀しみやら、名づけ得ぬ複雑な感情やらを、大正、昭和初期の可愛げのある日本語にのせてお届けします。どうぞご期待ください。 -------------------------------------------------------------------------------- 世間と没交渉な金持ち兄妹宅でのワンシチュエーションストーリー。兄も妹も引きこもり。 兄妹の少ない友人たちが訪れてきて、力強かったり我儘だったりする友人たちと、兄妹の 引込み思案な恋心のやりとり。言いたいことが言えず、いいように使われたり、告白して 負けたり、と散々な結果なのだけど、それなりにおさまっているのは作者と役者の技量な のでしょう。そして3時間10分という上演時間があまり長く感じられません。 セットは高い天井、高い柱、天井には明かり取りの窓、真ん中に木のテーブルと椅子。左 に座り机、古いタイプライター、手回しラッパ型蓄音機。右には鏡台、箪笥、衣紋掛け。 奥は広いガラス窓、その奥に温室。真ん中のテーブルと椅子は回り舞台の上に乗っていて、 回り舞台と外側に人が立って会話をしている状態で舞台がまわると、会話によって人の心 が近づいたり遠ざかったりが可視化されているようで面白い。心理的距離が物理的距離に 変換されているみたい。 物語は大晦日、新年の10分前から突然父の幽霊がでてきて、ゴミ捨て場に捨ててしまった 昔のアルバムや人形をからひろってくるところから。この幽霊いろんな人に見え、何度も ゴミ捨て場から拾ってくるという動き。そしてちょっと喋る。生前は色々メンドクサイ人 だったらしい。色々あって父の言う通りにはしない! 次は兄不在の際に、花屋が押し買いで妹を詰めるところ。見てて見事なくらいの押し買い &妹の弱さで、最初からしっかりムカムカ。兄は植物の研究をしていて、時々花屋に球根 等を卸しているいるらしい。友人夫婦は離婚の報告をしに訪れるけれど、元夫の方が曰く ありで報告を止めようと言い出す。この夫婦、元夫がお手伝いと手を取って半年前に遁走、 そして元夫から離婚を強要したのです。でもお手伝いとうまくいかなくて、夫の方から 「全てを水に流してよりを戻そう」と圧をかける、それに抗う元妻。そして元妻に恋慕す る兄。でも兄は、元夫からの圧に負けて元妻との仲を取り持とうとしてしまう。。 元夫は人の話を聞かない&聞いたとしても自分に都合が良いように曲解する名人。元夫の 語りを聞くだけで、花屋以上にムカムカ。。 後半は成功した作家で、兄妹の小さい頃からの友達がしばしば訪れてきてくれるようにな ります。そして妹に興味を持って新聞連載に書きたいと。。実はずっと作家に慕情を抱い ている妹はとても喜びますが、でも思慕の念は伝えられない。ひきこもりの兄妹にくる小 さな幸せ、でも長続きはしない。作家が出てきた段階で、作家と元妻ができてしまうかな? と思っていたら、案の定兄妹ふたりして見事にフラれ。。 ここで終わればなんかしんみりした良い話だったのだけれど、エンディングでは元夫婦が なぜかよりを戻し(理由は不明)、作家は口うるさい担当編集と結婚、押し買いに失敗し た花屋は鉢植えをガンガン壊して遁走。なんかもう踏んだり蹴ったりでエンド。 我儘者は栄え引きこもりはその養分になる、というどんよりな結末。 ムカムカしながら帰宅しましたが、話聞かない系が私の天敵なのだということがわかりま したよ。 題名:ミュージカル『ジキル&ハイド』 劇場:東京国際フォーラム ホールC 日時:2026年3月29日12:00-14:55(途中休憩あり) 料金:B席6000円 分類:ミュージカル 座席:3階8列3番 原作:R.L.スティーヴンソン 音楽:フランク・ワイルドホーン 脚本・詞:レスリー・ブリカッス 演出:山田和也 上演台本・詞:髙平哲郎 音楽監督:甲斐正人 指揮・音楽監督補:塩田明弘 美術:大田 創 照明:高見和義 衣裳:小峰リリー ヘアメイク:林 みゆき 声楽指導:ちあきしん 振付:桜木涼介 アクション:渥美 博 音響:山本浩一 演出助手:郷田拓実/小川美也子 舞台監督:中村貴彦 プロデューサー今村眞治(東宝)/鵜野悠大郎(東宝)/増田瑞穂(ホリプロ) 出演: ジキル/ハイド:佐藤隆紀(Wキャスト) ルーシー:和希そら(Wキャスト) エマ:唯月ふうか(Wキャスト) ジョン・アターソン:竪山隼太 サイモン・ストライド:章平 執事 プール:佐藤 誓 ダンヴァース・カルー卿:栗原英雄 川口竜也 百々義則(劇団四季) 鎌田誠樹 三木麻衣子 川島大典 彩橋みゆ 池谷祐子 岡 施孜 上條 駿 川口大地 木村つかさ 熊野義貴* 藤田宏樹 藤本真凜* 真記子 町屋美咲 松永トモカ(五十音順) *=スウィング STORY: 19世紀のロンドン。 医師であり科学者であるヘンリー・ジキル(柿澤勇人/佐藤隆紀)は、「人間の善と悪の両極端の性格を分離できれば、人間のあらゆる悪を制御し、最終的には消し去ることが出来る」という仮説のもとに研究を重ね、作り上げた薬を生きた人間で試す段階にまで到達した。 ジキルは病院の理事会で人体実験の承諾を得ようとするが、彼らはこれを神への冒涜だと拒絶。ジキルの婚約者エマ(Dream Ami/唯月ふうか)の父親で理事会の議長でもあるダンヴァース卿(栗原英雄)のとりなしもむなしく、秘書官のストライド(章平)の思惑も絡み、理事会はジキルの要請を却下した。ジキルはその夜に開かれたエマとの婚約パーティーで、親友の弁護士アターソン(竪山隼太)に理事会の連中は全員偽善者だと怒りをぶつける。 アターソンはジキルを連れて上流階級の社交場から抜け出し、たどり着いたのは場末の売春宿「どん底」。男どもの歓声の中から、現れたのは娼婦 ルーシー(真彩希帆/和希そら)。「(私を)自分で試してみれば?」というルーシーの言葉に天明を受けたジキルは、研究室に籠り、薬の調合を始める。きらめく調合液をひとり乾杯して飲み干すジキル。そして全身を貫く激しい痛みが襲い、苦痛に悶えるジキル。腰が曲がり、声はかすれ、まるで獣のよう。この反応は一体何なのか!そして、とうとうジキルの中に眠っていたもう一つの人格 エドワード・ハイドが解き放たれる。 時を同じくして街では次々とむごたらしい殺人が起こる。謎に満ちた恐怖の連続殺人事件にロンドン中が凍りつく。果たしてこれはハイドの暴走なのか。エマや執事 プール(佐藤 誓)の心配をよそに研究に没頭していくジキル。 ひとつの体に宿った二つの魂“ジキル”と“ハイド”の闘いは、破滅へ向けて驚くべき速さで突き進んで行く…。 -------------------------------------------------------------------------------- 千秋楽で満員、今回は新演出だそうですね。前回見たのが10年以上前なので何もかも が新しく見えてわかりません。セット、振付は全部? 東京国際フォーラムCは傾斜が十分あって前の人の頭が気になりません。 かなり抽象的なセット、階段ふたつがくっついたりわかれたり、座り込んだり。以前は 具体的にロンドンの街並みを再現していたような。 オープニングの群舞&合唱はどろどろした感じが良い。ジキルはとても力強く、3階 奥にまで楽々声が到達するかのよう。 とはいえ、薬ができた!後は人体実験だけ!!ってどうして薬できたとわかるんだよー。 病院の評議会であまりに説得力のない演説をぶつジキルが痛々しい。見事な空回り。 " This is the Moment" はものすごく力強く、胸が熱くなりました。まるでクライマッ クス。ハイド登場、全然声質が変わり、本当に他者が現われた!! それからハイド最初の殺人、水車のような大きな車輪に紐をひっかけての絞殺、まるで 必殺仕事人みたい。(昔はどうやって殺してました?)それにしても、殺すくらいなら 新薬の実験体に使えばいいのに!と思いましたよ。善悪分離して真っ当な人間にでき るんでしょう? 2幕はハイドとルーシーの"Dangerous Game" がとても良かった。ルーシーがめっちゃ エロい!色気駄々洩れ。ハイドでなくてもおかしくなりますわ。対するエマは清純な 天使!これはジキルハイドならずとも両方欲しくなってしまう。 そしてクライマックスの"Confrontation" 以前の舞台ではひとところに立ち止まった まま、右に左に振り向くことでジキルとハイドを描きわけていましたが、今回は舞台 の上を走り回る!より大変な対決であることを示しているように見えて、これはこれ で面白かった。 前回見たのとは全く異なったジキル&ハイドを堪能。 カーテンコールでは佐藤隆紀さんが話している最中に感極まって絶句、客席からは大 きな拍手!今後続けられる全国ツアー頑張ってください。 題名:デフ・パペットシアター・ひとみ結成45周年記念作品「クラバート」 劇場:シアター・アルファ東京 日時:2026年3月28日16:00-17:20(アフタートーク20分程度あり) 料金:友の会3500円 分類:人形劇 座席:2列目センター右寄り 劇団:デフ・パペットシアター・ひとみ 原作:オトフリート・プロイスラー『クラバート』中村浩三訳(偕成社) 脚本・演出:扇田拓也(空 観) 人形美術:榎本トオル 本川東洋子 舞台美術:杉山至 音楽:やなせけいこ 照明:木藤歩 舞台監督:山本幸三 舞台監督助手:鈴木文 演出助手:岸野健太(てがみ座) 美術進行:小倉悦子 美術・人形製作:人形劇団ひとみ座アトリエ ろう表現監修:那須映里 宣伝イラスト:4co 宣伝美術:郡司龍彦 出演:榎本トオル 鈴木文 やなせけいこ(以上デフ・パペットシアター・ひとみ) 鶴田理紗(白昼夢) 森岡見帆* *…Wキャスト あらすじ: 孤児の少年クラバートは物乞いをしながら暮らしていました。 ある日、カラスにいざなわれたクラバートがたどり着いたのは、怪しげな水車小屋でした。魔法使いの親方に仕事を与えられ、職人仲間たちとの共同生活がはじまります。 毎日の仕事は大変だけれど、水車小屋には安定した暮らしがある。 そして何より、親方が教えてくれる魔法の数々は、クラバートの心を強く惹きつけるのでした。 しかし水車小屋には恐ろしい秘密がありました。 親方は職人の生死すら決めてしまう、恐ろしい支配者だったのです。 水車小屋の外に自由を求める職人は、親方と対決し、その魔力に打ち勝たなければなりませんー。 -------------------------------------------------------------------------------- シアターアルファは初めて、受付が2階にあり、劇場は地下1階にあります。地下には 受付を置くスペースがないようです。 舞台の上には教壇のような長細い直方体の台、これは後で回転して回り舞台となる ことがわかりました。左右の袖には小道具?がたくさん、フライパン、銅鑼、パイプ、 etc. だいたいの物はパーカッションとして使っていたみたい。様々な音がでますが、 BGMはこれだけ。 公演ではまったく発話の台詞なし、親方が弟子たちに無理難題の指令を言う時だけ、 長細い紙に文章が書かれて出てきました。ちょっと手話もあったかもしれませんが、 私にはわかりません。 上演開始前にキャストが顔がないのっぺらぼうのお人形をもってでてきました。 そして顔の皮?(のっぺらぼうにかぶさると顔になる)を別途持って出てきて、 はめようとしたら、、はまらない。男女の顔の皮をいれかえてはめるとぴったり。 これから物語のはじまり。 人形の扱いは、基本的には左手で体幹を持ち、右手で右手を持つという形。通常は 一人遣いなのですが、必要に応じてヘルプ出現。小道具で面白かったのは黒い ビニール傘、魔法使いを示す?黒帽子をかぶせてはたはたはためくと、カラス?に 変身して空を飛ぶのです。幽体離脱?のシーンでは、人形の周りにライトをつけた フープを被せるようにおくと、半透明な人型(ビニール?)がふわふわと。。 ロープの蛇や布の道なども面白い。赤い覆面(マスク?)した大きな顔の人形が 出現した時は、覆面を人間も被るタイミングがあり、人と人形がまざって演技。 魔法を使うシーンでは、人力(マイム力)でリモートハンドやかめはめ波みたいな やつをうまくみせてくれました。魔法使い親方同士?の戦いはかなり派手! そしてエンディングではカラスに変身した主人公をヒロインが多くのカラスの 中から見分ける!「どうしてぼくのことわかったの?」「あなたの不安を 感じとったから」ドキドキしましたよ。 物語がちょっと追いきれないところがあったので、もう一回見てみたかった。 とりあえず原作読んでみます。 ーーーーーーアフタートーク Q 森岡さんは人形劇はじめてですが、デフパペットシアターひとみに出演した理由は? A:ダイアログインサイレンス、客と対話を体験する、ということをやっていた。 物を使って演技をすることもした。今回は物だけではなく人形をつかって公演をする。 私にとっても新しい挑戦をやってみたいという思いで応募した。 Q:実際に ユーロという難役をやってもらいましたが、やってもらったなかで大変だったことは? A:まずたいへんだったことは、ユーロの人形が重い。 片手だけでもたないといけないのでわらわらする。 親方はもっと重いのだろうけど、弟子の中では一番重い。 肩が痛くなったり、人形の肘がこわれるとか。 そして自分自身のあっちが痛い、こっちが痛いということもあった Q:ユーロの性格、戦略、親方に向き合って行くためにどんなことを考えていったのか A:自分は間抜けなふりをしている。心の中ではいつか絶対親方を倒してやるのだ! そのためにはクラバートの切り札をつかってやっつけるんだぞと温めている それを演じるのがかなりむずかしかった Q:榎本さんも森岡さんに出演してほしいという思いをおっしゃってましたね。 A:そうなんです、この劇には絶対聾者が必要!と思っていた。 稽古始めた頃は無表情、稽古重ねたうちに表情豊かになってきて顔だけで演じられるようになった。 聴者の人形劇は人が出ずに人形だけでやっている、聾者は人形に自分の表情を載せて、 人と人形の2人で演じるのが違う。 森岡さんは初めてとは思えぬ成長スピード、12月くらいから人形持って稽古はじめた が、森岡さんのほうからどんどん遊び心が増えてきた Q:今後挑戦してみたいことは? A:いつかは演出もできたらなあと視野にいれている 榎本さんコメント 聾の文化も人形美術で表現したい。 聾者の人形劇聴者の人形劇の違いは、まだはっきりわかっていないが、 聾者は手話を使うが、人形に隠れると手話ができないし、表情も見せられない。 聴人は音声だけで表せる。体を使った表現は聾者ならではのもの。 聾者ならではの人形表現があると思う。 |
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