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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:TONY AWARDS 2008
日時:2008年6月15日19:10-23:00(途中休憩あり)
劇場:Radio City Music Hall
料金:204.5USD+Convinience Charge 17.0+ Order Processing Charge 3.15+
Will Call 2.5 =227.15USD
座席:1stMezz K203
出演 :司会?ウーピーゴールドバーグ

ラジオシティミュージックホールへの道はさほどこんでいませんでした。
いつもより早く客入れができていた?WillCallでチケットを受け取って
いるのは我々外国の客だけのようです。
ちょっとおして開始、最初にマイナーな賞の発表から。いつもは多少の映像が
はいるのに今回はまったくなし。ノミネートを読み上げてすぐに受賞者の発表、
そして受賞のスピーチの繰り返しでした。発表順は、オーケストレーション、
振付、ミュージカル脚本、リバイバルプレイ作品、プレイ照明、ミュージカル
照明、プレイ衣装、ミュージカル衣装、プレイサウンドデザイン、ミュージカル
サウンドデザイン、プレイシーンデザイン、ミュージカルシーンデザイン。
案の定South Pacific が強いですね。39STEPの健闘はうれしい。Passing Strange
は強烈なファンもしくは関係者がいて、すごい嬌声が飛んでいました。
しかしなぜプレイのリバイバル作品賞がこんな前に発表?

TV向けのオープニングはなんとライオンキング、えーとライオンキングって
TONY賞対象作品じゃないよね。びーっくり。象や犀はお約束とおり、客席
から出てくる演出で客席は大受け。大きなプロダクションなのでラジオシティ
の舞台が狭く感じます。舞台狭しと動物たちがおどっていたころ、客席の1階
と2階には鳥が飛びまわっていました。
この場にウーピーは蝦の姿で登場。お呼びでない、、という雰囲気でドレスに
着替えて次のシーンへ。ウーピーは舞台上でも多少扮装をするのですが、大半は
ビデオの中で活躍しておりました。オペラ座の怪人の地底湖の船上でクリスチーヌ
となって歌ったり、Spamalotでよろいの騎士、Spring Awakeningで生徒になって
飛び跳ね、ウーピーばっかりのONE などパロディ満開。
これからさきは、ノミネートと受賞、スピーチ、そしてミュージカルシーンの
繰り返しです。人魚姫、Catered Affair, Young Frankenstein は各シーンが
短くてほとんどメドレー状態。作品によって時間や舞台への気合の入れ方も
だいぶちがっていたようです。
Gypsy はパフォーマンス後スタンディングオベーションになりました。
CRY BABYは見逃した作品ですが、たしかにがんがん明るく騒ぐもののようで
これではちょっといろいろ厳しいかも。Passing Strangeはきわめてシンプル
な舞台、最優秀脚本賞をとったもの、これは英語わからないと駄目かもねえ、
これも見逃し、見たかったなあ。
Best Play にはようやく10秒くらいずつ舞台の紹介ビデオが流れました。
Best Score は In the Heights がとりましたが、そのスピーチはまるでラップ、
何を言っているのかさっぱり聞き取れません(^^;)
ウーピーがメリーポピンズの扮装で吊られて登場したときは、
「I can be Mary Poppins! 」で場内爆笑。
ミュージカル最優秀助演女優賞はGypsyのルイーズ役Laura Benantiに。
数時間前にみてきた作品で賞が出るとなんとなくうれしい。この子かわいいの
ですよ。受賞でパニックになっていて、言葉につまりながらスピーチ。
スピーチ終了後も司会に釣られれて泣きながらバックステージへ向かっていま
した。TVCM中には、会場では昔のミュージカルTVCMが上映されていました。
GeaseのCMにシャロンストーンが出ている。めちゃかわいい!現在?のTVCMもあ
り、ビリーエリオットに Title of the Show。早くビリーエリオットみたいなあ。
昔のTONY賞の映像で若き日のマドンナも登場。
Boeing Boeing からは主演男優賞。たいていのスピーチは、人の名前をたくさん
並べてありがとう!というのだけれど、この人はずっとジョークをとばしていた
模様、、って聞き取れてませんOrz リバイバル作品賞は案の定South Pacific。
ミュージカル舞台の最後はRent.現在のキャストによる La Vie Boheme
そしてオリジナルキャストによる Seasons of Love。しかし鳴り物入りで
オリジナルキャスト出演!と宣伝していたわりには一瞬で終わるのですね。
最後の作品賞は下馬評通り In the Heightsに。
終わってみると思いのほか Gypsy が健闘していたように思われます。
私の心の中では今シーズンは南太平洋がぶっちぎりでした。もう一回みたい。

それにしても今回は以前にもましてTV視聴者のことしか考えてない構成ですね。
ウーピーが出るということでライブの魅力を楽しみにしていたのですが、大部分が
ビデオ出演。ノミネート作品だけではない、多くのミュージカルの舞台を細切れに
みせることで新たなる集客を望んでいるのでしょうが、何が受賞するのか?という
観点ではない構成は授賞式としてはどうよ?と思ってしまいました。
受賞作品をまともに紹介しない場合が多いし、かなり違和感のある演出です。これ
ならTONYをライブで見る楽しさは減っていくでしょうね。今シーズンで力のある
作品が少なかったのも影響していると思うのですが、もう見にこなくていいかなあ>TONY

TONY賞受賞リスト(playbillより)

Best Musical:
Cry-Baby
*In the Heights
Passing Strange
Xanadu

Best Performance By a Leading Actress in a Musical
Kerry Butler, Xanadu
*Patti LuPone, Gypsy
Kelli O'Hara, Rodgers and Hammerstein's South Pacific
Faith Prince, A Catered Affair
Jenna Russell, Sunday in the Park With George

Best Performance By a Leading Actor in a Musical
Daniel Evans, Sunday in the Park With George
Lin-Manuel Miranda, In the Heights
Stew, Passing Strange
*Paulo Szot, Rodgers and Hammerstein's South Pacific
Tom Wopat, A Catered Affair

Best Revival of a Musical
Grease
Gypsy
*Rodgers and Hammerstein's South Pacific
Sunday in the Park With George

Special Tony Award for Lifetime Achievement in the Theatre
Stephen Sondheim

Best Play:
*August: Osage County
Rock 'n' Roll
The Seafarer
The 39 Steps

Best Performance By a Leading Actress in a Play
Eve Best, The Homecoming
*Deanna Dunagan, August: Osage County
Kate Fleetwood, Macbeth
S. Epatha Merkerson, Come Back, Little Sheba
Amy Morton, August: Osage County

Best Performance By a Leading Actor in a Play
Ben Daniels, Les Liaisons Dangereuses
Laurence Fishburne, Thurgood
*Mark Rylance, Boeing-Boeing
Rufus Sewell, Rock 'n' Roll
Patrick Stewart, Macbeth

Best Direction of a Play
Maria Aitken, The 39 Steps
Conor McPherson, The Seafarer
*Anna D. Shapiro, August: Osage County
Matthew Warchus, Boeing-Boeing

Best Performance By a Featured Actor in a Musical
Daniel Breaker, Passing Strange
Danny Burstein, Rodgers & Hammerstein's South Pacific
Robin De Jesús, In The Heights
Christopher Fitzgerald, The New Mel Brooks Musical Young Frankenstein
*Boyd Gaines, Gypsy

Best Performance By a Featured Actress in a Musical
de'Adre Aziza, Passing Strange
*Laura Benanti, Gypsy
Andrea Martin, The New Mel Brooks Musical Young Frankenstein
Olga Merediz, In The Heights
Loretta Ables Sayre, Rodgers & Hammerstein's South Pacific

Best Original Score
Cry-Baby, Music & Lyrics: David Javerbaum & Adam Schlesinger
*In The Heights, Music & Lyrics: Lin-Manuel Miranda
The Little Mermaid, Music: Alan Menken and Lyrics: Howard Ashman and Glenn Slater
Passing Strange, Music: Stew and Heidi Rodewald Lyrics: Stew

Best Direction of a Musical
Sam Buntrock, Sunday in the Park with George
Thomas Kail, In The Heights
Arthur Laurents, Gypsy
*Bartlett Sher, Rodgers & Hammerstein's South Pacific

Best Performance By a Featured Actor in a Play
Bobby Cannavale, Mauritius
Raúl Esparza, The Homecoming
Conleth Hill, The Seafarer
*Jim Norton, The Seafarer
David Pittu, Is He Dead?

Best Performance By a Featured Actress in a Play
Sinead Cusack, Rock 'n' Roll
Mary McCormack, Boeing-Boeing
Laurie Metcalf, November
Martha Plimpton, Top Girls
*Rondi Reed, August: Osage County

Best Scenic Design of a Musical
David Farley and Timothy Bird & The Knifedge Creative Network, Sunday in the Park with George
Anna Louizos, In the Heights
Robin Wagner, The New Mel Brooks Musical Young Frankenstein
*Michael Yeargan, Rodgers & Hammerstein's South Pacific

Best Scenic Design of a Play
Peter McKintosh, The 39 Steps
Scott Pask, Les Liaisons Dangereuses
*Todd Rosenthal, August: Osage County
Anthony Ward, Macbeth

Best Sound Design of a Musical
Acme Sound Partners, In the Heights
Sebastian Frost, Sunday in the Park with George
*Scott Lehrer, Rodgers & Hammerstein's South Pacific
Dan Moses Schreier, Gypsy

Best Sound Design of a Play
Simon Baker, Boeing-Boeing
Adam Cork, Macbeth
Ian Dickson, Rock 'n' Roll
*Mic Pool, The 39 Steps

Best Costume Design of a Musical
David Farley, Sunday in the Park with George
Martin Pakledinaz, Gypsy
Paul Tazewell, In the Heights
*Catherine Zuber, Rodgers & Hammerstein's South Pacific

Best Costume Design of a Play
Gregory Gale, Cyrano de Bergerac
Rob Howell, Boeing-Boeing
*Katrina Lindsay, Les Liaisons Dangereuses
Peter McKintosh, The 39 Steps

Best Lighting Design of a Musical
Ken Billington, Sunday in the Park with George
Howell Binkley, In the Heights
*Donald Holder, Rodgers & Hammerstein's South Pacific
Natasha Katz, The Little Mermaid

Best Lighting Design of a Play
*Kevin Adams, The 39 Steps
Howard Harrison, Macbeth
Donald Holder, Les Liaisons Dangereuses
Ann G. Wrightson, August: Osage County

Best Revival of a Play
*Boeing-Boeing
The Homecoming
Les Liaisons Dangereueses
Macbeth

Best Book of a Musical
Cry-Baby, Mark O'Donnell and Thomas Meehan
In the Heights, Quiara Alegria Hudes
*Passing Strange, Stew
Xanadu, Douglas Carter Beane

Best Choreography
Rob Ashford, Cry-Baby
*Andy Blankenbuehler, In The Heights
Christopher Gattelli, Rodgers & Hammerstein's South Pacific
Dan Knechtges, Xanadu

Best Orchestrations
Jason Carr, Sunday in the Park with George
*Alex Lacamoire & Bill Sherman, In the Heights
Stew & Heidi Rodewald, Passing Strange
Jonathan Tunick, A Catered Affair

Special Tony Award
Robert Russell Bennett (1894-1981), in recognition of his historic contribution to American musical theatre in the field of orchestrations, as represented on Broadway this season by Rodgers & Hammerstein's South Pacific.

Regional Theatre Tony Award
Chicago Shakespeare Theater

Here is the tally of 2008 Tony Winners:

South Pacific: 7
August: Osage County: 5
In the Heights: 4
Gypsy: 3
Boeing-Boeing: 2
The 39 Steps: 2
Les Liaisons Dangereuses: 1
Passing Strange: 1
The Seafarer: 1

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題名:Fuerzabruta
日時:2008年6月8日19:00-20:05
劇場:Daryl Roth Theatre
料金:BroadwayOffer 割引 45USD+手数料7USD(正規料金は75USD)
座席:適当に立ち見Fuerzabruta 二度目を見てきました。

TKTSでは25%OFFで出ていました。
2時間前にラッシュはあるのですが、どれくらいの行列なんだろう?
観客はBOYSNIGHTよりちょっと少ないかな?
老若男女いろいろいる普通の劇場の客層です。ちょっと若いのが多めと
いったところ。

いやセクシュアリティの違いでこれほど差が見えるとは思いませんでしたよ。
まず小さな水槽、男女でやると恋人がじゃれているように見えます。
男同士だとなんだか戦っているみたいに見えましたが、それは私がヘテロの
目でしかみれないせいかもしれないです。
ランニングトラック上を走っているときに人が流れてくるのがなんだか普通の
光景に見えるのですね。BOY'Sの場合は何か抽象風景でも流れているように
見えましたよ。
部屋の破壊から群舞に至るシーンは断然BOY'Sの方が良い。力の限り破壊し、
そして床を踏みしめて力強く踊ってくれてました。女性がまざっていると
やはりどこかたおやかに線が細くなっている感じ。
壁走りはどちらが良いか微妙微妙、女性の方がきれいに動くけれど、男性の
方はがっちり。
天井の大水槽はまるで違う番組だと思ったほうが良いかも。すべる、転がる、
バタンと倒れる、波を作る、水に押し流される、ということは同じことを
しているのですが見え方がまるで違う。脂肪と筋肉くらい違う。
自分で言っていてよくわからない比喩ですが(^^;)



女性がころがると、まるいお尻と伸びた足に意識が吸い寄せられるのにたい
男性が転がるとたくましい臀筋とふくらはぎに目が釘付けという感じです。
これは好き好きでしょうが(^^;) 私は女性版の方がすきです。しかし
エロチックですよねえ。女性のパンツがすぐ頭上をぴゅーっと通り過ぎる
のですから。思わず手が上に(汗)
ということはBOY'Sを見にこられた方々は同じように感じていらっしゃった
のでしょうか?
私は水槽シーンはてっきり、男女半々でやってるものだと思いましたよ。
そのほうがいろんな楽しみ方ができておもしろくないですか?
水槽シーンはBOY'Sと通常で多少やってることが違っているように思えました。
ですが、記憶が不確かでどこだったか指摘できません(^^;)
またセクシュアリティとは関係ないところで、前回とは別の場所に立っていた
おかげでみえたシーンもありなかなか興味深かったです。
機会のある方はぜひ両方のバージョンを見て比べてみてください。
通常版だけ2回みても新しい発見があるでしょう。
もう一回どっちかの版を見れるとなったら、どっちをみたいのか私の心の
なかでかなり拮抗しています。水槽は断然女性なんですが、その他のシーン
は男性の方がすきなんですよ。
ところでGIRL'S NIGHTってないんですかねえ。それはそれで違うものが
見えそうな気がします。




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題名:Fuerzabruta BOYS NIGHT
日時:2008年6月6日22:30-23:35
劇場:Daryl Roth Theatre
料金:BroadwayOffer 割引 45USD+手数料7USD(正規料金は75USD)
座席:適当に立ち見

定価70USDのところディスカウントコードを使って
ディスカウント45USD+Webでの手数料7USD
Playbill とか theatermaniaとかいつもよくつかうディスカウントコード
ではこの公演は割引ができません。
結局GAYイベント情報が載っているサイトでディスカウントコードを
発見しました。さがせばあるものですねー。
今回はBOYS NIGHT つきにいちどだけある、キャストが全員男
というバージョンです。女装してでてくるひともあり。
しかし全然わからんひともいましたよ。演出も多少かえてあると
いうことなのですが、さて?
ずっと立ち見なのですが、立ち位置はまあどこでも一緒でしょうかねえ。
真ん中のほうがちょっとよくみえるかもしれません。

順不同でかいちゃいます。
いやーハイになります。最後は上から水を浴びながら皆でぴょんぴょん
飛び跳ねてました。ビートの利いたリズムとストロボライトで幻惑されます。
De La Guarda よりもより三次元的になってましたよ。
劇場内ほぼ満員?全員立ち見でしかも中央近くにいたのでどれくらい
こんでいたのかよくわかりません。
客は9割が男性、それでも女性もグループできてました。
最初は劇場真ん中に立たせられているのですが、そこでなにやら風がふいて
きます。
オープニングは白い服をきた兄さんが台の上を歩く歩く、、いわゆる動く歩道の
上を逆走する感じ。全力疾走にうつると銃声とともに胸に赤い印が。。。
それでも歩いていると椅子とか他の人々がベルトの上を
通り過ぎていきます。人はベルトから離れるとき後ろ向きにマットの
上にたおれこみ、椅子はスタッフが手作業でまた前へ。。
そうこうするうちにドアがきました。間を抜ける男、次には壁!
紙の壁をばりっとやぶる!今度は箱の壁!走る走る、破る破る!
頭上に小さな水槽?と少量の水の中でうごめくお兄さん、そしてその水槽の下に
へばりつくお兄さん。お兄さんは筋肉美を惜しげもなく示すかのように水の上を
くるくる回る。足のシルエットはとてもたくましい。
今度は別の場所に台が出てきてその上の紙でできた部屋を壊す壊す!
そいでもって踊る!このあたりから客席もかなりハイに。
壁走りも健在、今度は円筒形に客席をとりかこんだビニール?の表面をふたりで
はしります。
台の上に人が一人立ってひとしきり踊ると上から小さな天井がどーん、紙の天井
でそれを突き抜けます。今度は大勢で踊ってまたまた天井がどーん。
それからキャストが観客の中にはいって、小さな四角い板で客の頭をどーん、
発泡スチロールか紙で頭で容易にぶち抜けるのでした。
銀紙みたいなものが垂直に立ち、その両側に男と女(といっても女装)がたち叫ん
だり足踏みをしたりすると、その銀紙がいろんな方向にたおれたりまわったり、
かなり異様な向きです。
その間水がふってきたり、水をかけられたり湿度100%の状態です。
銀紙みたいなものが客の頭上を行き来して全体をなめまわしたかと思うと次は
天井から巨大な水槽!!
天井全体が水槽で、少量の水とともにキャストがそこを滑りまわる!
皆かなり良い身体です。足の後ろあたりの筋肉はほれぼれするなー。
かなり妖しい雰囲気です。わーわーきゃーきゃーいっているとその水槽が下りて
くる。水槽に触れるくらいにまでおりてきました。水槽のしたからキャストに手
をあてんとするひとたち。水槽が傾いて水とキャストがあっちやこっちへ、そし
てばーんと倒れるキャスト。なんかもうむちゃくちゃなテンションですよ。
オープニングの走るシーンに戻って幕。
カーテンコールの後はまた上から水がふってきて、キャストと一緒に
なって飛び跳ねまくり。キャストの中で一番いいかんじのお兄さんは
恋人らしきお兄さんと私の目の前で熱い抱擁してましたよ。
1時間の上演時間があっというまでした。いやー熱くなります。
こりゃ通常版も見てみなくちゃね。

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題名:MISO(美笑)
日時:2008年5月18日19:00-21:30(途中休憩あり)
劇場:貞洞劇場
料金:JCB1割引でS席27000KRW
座席:4列目センター

あいにくの雨。
前日に予約していけば公演前に太鼓の体験教室に参加できるのだそうですが、体験教室を
知ったのは当日。。残念ながら今回は体験教室開催されなかったようです。ロビーでは写真
撮影用民族衣装貸し出しが行われていました。皆さん宮廷にいるつもりでぱちり。



チケットは当日劇場窓口で購入、JCBカードとショッピングパスポートで1割引になりました。
もっとも料金が高いR列は5列目からとなります。最前列は頭が舞台上にかろうじて出るくらい
低く、より安いA席となっています。料金を考えるとこのS席でみるのがお勧め。
天井に網をはってあるのは上に飛ばしたアイテムを防ぐためなのでしょうか。番組は歌、演奏、
舞踊、曲芸(農樂)が並べられたものでした。曲芸の主体は皿回し、木の切り株のスライスみ
たいなものをキセルの上で回します。皿を足の下に持っていったり、キセルをつないで斜めに
支えて回したり。後はパッシング、かなり高くあげます。そしてキャッチはキセルで受け止めるの
ではなく、キセルでそのまま真上に跳ね上げて手で回収。きれいに止めて受けるのが難しい?
それとも跳ね上げるほうが受けるのでしょうか?ダイナミックなのですが、かなりシンプルという
イメージでした。
帽子のてっぺんから紐をたらし、頭を振り回すことで紐を回す芸も曲芸の大きな部分をしめて
いました。(これなんて名前なのでしょう?)水平に回したり、垂直に回したり、垂直で左右を切
り替えてまるでウィーブをみているようなパターンもあります。
斜めにジャンプしてピルエットすることでひもは斜めの回転方向を持ったりもします。最後は非
常に長い紐を用いた、力技の紐トリック、見栄えはなんとなくトリックロープに近いものになって
いましたよ。
打ち手が横に並び、太鼓を後ろと人の間におき、太鼓を左右から叩く集団曲打ちもなかなか
美しい。ソロで多くの太鼓曲打ちもあり。
終演後、晴れていれば外でキャストと客が混ざりあって踊るというイベントが発生するのだそう
です。あいにくの雨でロビーで少し踊って終了。記念撮影には気軽に応じてくれていました。
みなさんお疲れさま。

全般的にかなりの技量を備えたキャストそろいで安心して見れる番組ばかり。伝統芸能に興
味を持たれる方であれば十分に楽しめるでしょう。







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題名:第19回 恒例 大演芸まつり太神楽曲芸その妙技の数々
日時:2008年5月2日13:00-15:35(途中休憩あり)
劇場:国立劇場演芸場
料金:3000円
座席:最前列左より
劇団:太神楽曲芸協会
番組:
☆町内周り風景・・・全員
☆五階茶碗の曲・・・四期生コンビ 鏡味 初音・八千代
            ・後見:翁家小楽/一期生 仙二郎
            ・進行:叶家 勝二 
☆コント・・・コントD51
☆曲独楽・・・やなぎ南玉
 ・独楽調べ 松 竹 梅
 ・扇子
 ・二段重ね(寿灯篭)
 ・刃渡り 一尺七寸白鞘
 ・風車
 ・糸渡り
                    ~仲入~ 
☆口上
☆寿獅子舞・・・仙三 勝丸 和助 健二郎 仙志郎 小花 仙花
☆皿の曲・・・柳貴家正楽 翁家和助 翁家和楽
☆華籠まりの曲(プログラムの表記に準じました)・・・勝丸
☆土瓶の曲・・・鏡味仙三郎
☆ヴァイオリン漫談・・・マグナム小林
 ・救急車のサイレン
 ・コンビニ
 ・こだま/ひかり/のぞみ→F-1→リニアモーターカー
 ・打ち上げ花火
 ・蚊/蝿
 ・ガラスを爪で引っ掻く音・・・「やめておきましょうね」 
 ・相撲風景 呼び出し/行司
 ・下手くそな人が歌う
 ・古いレコードによる「りんごの唄」
 ・朝鮮中央放送のアナウンサー
 ・赤ちゃんの泣き声/双子/三つ子 
 ・アイネクライネナハトムジーク
 ・大正演歌「ノンキ節」「パイのパイ節」
 ・ヴァイオリン+タップダンス
  「Take me out to the baseball」
  「美しき天然」
  「東京音頭」
  「暴れん坊将軍のテーマ」

☆ナイフの曲・・・和楽 小楽 和助 小花
☆傘の曲(フィナーレ)

昨年に続いて二度目の観劇。
町内周り風景ではひとり獅子舞が演じられたのですが、「獅子」
として踊るのが中の人ひとりというのは太神楽では初めてみましたよ。
五階茶碗を演じたのは前座修行が終わって協会にはいったばかりの
国立劇場太神楽教室四期生の方々。若手の五階茶碗はいつみても
はらはらどきどき。だんご屋の看板はだんごがずれてて、えー?!
でもちゃんとバランスしました。
曲独楽はほとんど座ったままでの演技。手で独楽を回す姿が美しい。
独楽の上に独楽を重ねてその下に飾り物を回す寿灯篭は派手できれい。
糸わたりの独楽は独楽が割れると上下にのびて提灯のような形状に
なるものでした。手で割ってみせてくれたので、芸の中でどのように
実現するかは不明。
曲独楽はやっぱり見てても難易度わかりません。
寿獅子舞は昨年よりちょっと派手に感じられたのですが、演者の違い?
正楽師匠をみるのははじめて、最初に「お皿の笑い」という皿芸を
利用したコントが演じられました。久々に復活させたそうなのですが、
ふたりで演じている前半部分は伊勢大神楽のちゃりとの掛け合いそっくり。
ちゃりは皿を回すのにもいろいろサボろうとするわけです。。
私は最近寄席に行ってないので水戸大神楽系の芸を見るのも初めてです。
皿を支える棒の間にいろいろ挟んで一緒にまわすのって目先が変わって
いいですね。「大黒天は耳試し」など技のひとつひとつに古式ゆかし
そうな命名を行っているのも有難さが増える感じでおもしろい。
口上芸としての大神楽曲芸の一つのありかたでしょう。この命名全て
知りたいなあ。どこかに記録ありませんか?しかしなぜ大黒天?
勝丸さんの花籠はいつもよりシャープな動きだった気がします。両端
に鞠をおいての交換の鞠がうまくいかず(^^;)改めて難易さを認識しました。
土瓶の曲はいつ見ても迫力満点、時間の関係でしょうがすぐに終わって
しまったのは残念。
マグナム小林さんを見るのもはじめて、いやーおもしろいです。
ヴァイオリンてあんなふうに色んな音が出るのね。コンビニの自動扉の
音でまず打ちのめされました。蚊はほんとにとんでるみたい。
Take me out .. を引きながらタップ伴奏というのは○人芸に通じるもの
がありますねえ。見てても聞いていても楽しい。で、Take me out と
まったく同じタップのシーケンスでできるものといって引き始めたの
が美しき天然、ほとんど日本サーカスのテーマソングとなっている曲
でした。確かに同じリズムなんです。
ナイフの曲は3人3本による上下左右のテイクアウト、2人5本6本のパッシング、
3人9本のパッシングでした。
フィナーレは若手全員での傘回し、やっぱり一番派手ですね>傘回し。
今年は番組数が多く5分刻みの進行、昨年は若手コーナーと称して
30分どかんと時間をとったので祇園鞠とかビール瓶とかめずらしい
ものが見れたのでしょう。来年は若手コーナー復活希望。
終演後は演芸場前の珈琲店でマイミクさんとしばし歓談。
なかなかいい感じのお店です>可否道

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