今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ベガーズ・オペラ
日時:2006年1月12日18:30-22:00(途中休憩あり) 劇場:日生劇場 料金:S席12000円 座席:1階C列31番(舞台先頭から3列目、舞台から右にはずれた位置) 演出・脚色:ジョン・ケア―ド 原作:ジョン・ゲイ 音楽:イローナ・セカッチ 演出家アシスタント:垣ヶ原美枝 翻訳:吉田美枝 音楽監督:山口■也 訳詞:松田直行 振付:広崎うらん 美術:島川とおる 衣裳:半田悦子 音響:本間俊哉 照明:中川隆一 出演: マクヒース: 内野聖陽 ピーチャム:■嶋政宏 ロキット:村井国夫 トム(フィルチ):橋本さとし 老役者:金田龍之介 ルーシー・ロキット:島田歌穂 ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 ミセス・ピーチャム,ダイアナ・トレイプス:森公美子 ジェニー・ダイヴァー:入絵加奈子 ミセス・スラムキン:高谷あゆみ 造幣局のマット:三谷六九 スーキー・トードリー:山崎直子 くすね屋ネッド:水野栄治 ドーリー・トラル:山崎ちか ペチコート・チャーリー:小西のりゆき ボブ・ブーティ:Kuma ジェミー・トゥイッチャー:川本昭彦 鉤指ジャック:幸村吉也 ベン・バッジ:照井裕隆 ハリー・パディントン:村上勧次朗 ミセス・ヴィクセン:泉里沙 モリ―・ブレイズン:宮菜穂子 「もってこい」:原田優一 「やってこい」:小此木麻里 乞食オペラを翻案した三文オペラは何度かみています。 オリジナルがどのようなものか興味を持って見にいきました。 舞台の左右も客席となっており、役者の演技するスペースは 日生劇場の規模からするとだいぶ小さくなっていました。 舞台はオケピ付近をつぶして前方に張り出しもつくられ、 これまた左右が客席となっていました。左右の客席は私が座った 普通の客席とは直角で舞台を脇から見るような配置でした。 この舞台左右のサイドシートは1万円。 舞台はうす暗く、天井にも黒い幕を張って反射を防いでいるようです。 背景もすすぼけた建造物。左右はオペラの貴賓席。 さてオープニングはきたないたちが客席後ろからわらわらと舞台にあがり 「ベガーズ一座の人や限りの公演!」劇中劇で乞食オペラを演じる という演出だったのですね。照明が暗いまますすむせいか、鳥目の 私には人物が背景に溶けこんでしまうような感覚を覚えました。 登場人物はそれなりの人数がいるのですが、いかんせんスペースが 狭いので群舞はほとんどありません。そのかわり舞台の上に座っている 客をいじる場面が多数、あそこに座っていじられてたら楽しいだろうなあ。 弁護士の歌はなかなかの迫力で聴き応えがありました。しかし、他の曲は どうも単調でちょっと退屈。後半になってくるとどの曲も同じに聞こえて きます(^^;)大人数での合唱シーンが少なかったのも不満です。なんだか 歌が少ない割には、芝居も堂々巡りしてる感じだしあまりいいところが ありません。 その代わり客いじりは本編、幕間を通じて全力投球(^^;)客からおやつを 貰って世間話も。客席に下りていって後ろまでちょっかい、2階席にも何人か 派遣されていたようです。こんなに頻繁に客いじりをしている大公演は 初めての経験です。憧れの俳優からちょっかいを出された客は大喜びで帰り、 そうでない奥のほうに座っていた客はつまんないといて帰る、という ふうに評価が二分される舞台ですね。 PR |
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