今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:スウィーニー・トッド 日時:2007年1月20日13:00-16:00(途中休憩あり) 劇場:日生劇場 料金:S席12600円 座席:1階B列17番(2列目センターブロック、左から3番) 演出・振付:宮本亜門 翻訳・訳詞:橋本邦彦 音楽監督:山下康介 指揮: 西野 淳 美術: 松井るみ 照明: 中川隆一 音響: 大坪正仁 衣裳: 前田文子 歌唱指導: 北川潤・泉忠道 ヘアメイク: 馮啓孝 演出助手: 伊藤和美 舞台監督: 二瓶剛雄 出演:(公式Webより) スウィーニー・トッド:市村正親 彼を冤罪に陥れた人々への復讐を誓う床屋 ミセス・ラヴェット:大竹しのぶ トッドの床屋の大家のパイ屋。スウィーニーの秘密を知る。 乞食女:キムラ緑子 狂ったように不吉な言葉を撒き散らす。 ジョアンナ:ソニン トッドの娘。ターピンに養育されている。アンソニーと恋に落ちる。 アンソニー:城田優 流刑地から脱出したトッドの命を救った若い船乗り。 ターピン:立川三貴 かつてトッドの妻に横恋慕し、彼を無実の罪に陥れた判事。 ビードル:斉藤暁 ターピンの片腕の小役人。トッドの正体を疑う。 トバイアス:武田真治 ピレリの助手。少し頭が弱い。ロベットを慕う。 アンサンブル: 阿部裕、大須賀ひでき、岡田誠、越智則英、小関明久、さけもとあきら、 中西勝之、水野栄治、山田展弘、秋園美緒、北澤装子、菅原さおり、高橋桂、 福麻むつ美、三木麻衣子、山崎ちか やはり大人数の生オケはいいなあ。ブロードウェイでの キャストによる演奏も味があるものだったけれど、テーマ ソングはやはりフルオーケストラで聴きたい。曲はとにかくすばらしい。 舞台は地下室をイメージした模様?パイプが左右と天井あたり にぐねぐねまわっています。真ん中に大きな焼却炉らしきもの。 客層は年配女性が多いみたい。やはり市村さんおめあてなのでしょうか? オープニングからどんよりと暗い雰囲気満開。 アンサンブルは全て目の周りが暗い死人のようなメイクです。 オープニング最後の市村さんの独唱はさすがの迫力、なんですが なんか別の舞台がだぶってみえるような、なんだろう? この芝居は主要人物が少ないのでミニマルな演出でやろうと思えばすごく 小さく出来てしまいます。今回の演出では全員がそれなりの衣装を着て、左 右の階段、真ん中のパイ屋兼床屋(ぐるぐる回る)、そして巨大オーブン(焼却炉? 場所は随時動く)で場面転換していました。床屋でばっさり首掻っ切ったあとに パン屋の調理場まで死体を運ぶのに、まるでサンダーバードのように椅子がまっすぐに なって穴に落ちていってました。 大竹さん登場して歌うと、、、うーん、なんというか、、、 でもブロードウェイのリバイバル版でもミセスラヴェットはそんなにうまい声では なかったからこれもありなのかなあ。台詞シーンでは一人舞台みたいなもの、 毒婦を見事に演じておりました。でもやっぱり微妙だなあ>大竹しのぶ 思いのほか良かったのはドバイアスの武田真治とジョアンナのソニン。 ドバイアスの頭が少々軽くて純情な役がすがすがしく痛々しい。ソニンは意外?と 音域広いのですね。へーよく声出てるなあと思ってチラシを見てキャストを確認して びっくり。ソニンならば鍛えてある筋肉も見たかったなあと。。 ターピン、ビードルの悪役コンビはちゃんと悪者悪者していて見ていて小気味良い。 乞食女は実はかつてのトッドの妻だったのですが、その妻のときと乞食女のときの 落差がすごいぞ>キムラ緑子 よくもまあこんな題材でミュージカルを作ったものだなあとあらためて思いましたよ。 筋書きを改めて読めば突っ込みどころ満載なのですが、これが実話を元にしたという ところがなんともはや。荒筋を言うと、復讐のための殺人を犯し、その死体処理に 人肉をパイにいれて売ってしまう手段を行ううちに、手段と目的が入れ替わって金を 稼ぐために人肉を調達するようになるという物語(あれ、ちょっと違うか) 最後は復讐を無事遂げるのですが、間違ってかつての妻を殺してしまい自分も自害して 果ててしまいます。 ソンドハイムらしく最後の最後まで救いがなく、どんよりしたまま劇場から帰路に つきました。 PR |
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