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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ベジャールのアジア
日時:2007年1月18日15:00-16:45(途中休憩あり)
劇場:東京文化会館
料金:エコノミー席2000円
座席:4階L2−14(左ウイング2列目)
劇団:東京バレエ団
振付:モーリス・ベジャール
番組:
「舞楽」
 音楽: 黛 敏郎
 出演: 大嶋正樹 小出領子 高村順子 長瀬直義 横内国弘 高木 綾

「バクチIII」
 音楽: インドの伝統音楽
 出演:
    シャクティ:井脇幸江 
    シヴァ:古川和則

「中国の不思議な役人」
 音楽: ベラ・バルトーク
 出演:
    無頼漢の首領:後藤晴雄
    第二の無頼漢ー娘:小笠原 亮
    ジークフリート:中島 周 
    若い男:西村真由美
    中国の役人:木村和夫   

安い席があったので「中国の不思議な役人」というタイトルに惹かれて見に行ってみました。
この価格ならば映画を見てる気分でバレエを楽しむことができます。
1階こそ9割程度の入りですが、3−5階は2割程度でした。
最初の「舞楽」は日本を対象にしたものらしいです。巫女が多数踊り、そして若者たちが
その中に紛れ込み、鏡(神器?)が用いられ、、、でもって最初から登場して四隅を固める
フットボールプレイヤーは四天王あたりの見立てなんでしょうか?あまり筋書きを考えては
いけなさそう。振付バレエだと思って見てました。

バクチはインドです。最初のシーンは立川流かと思ってしまったのですが、よく考えたら
シヴァとシャクティですよねえ。なんかエロっぽいです。シャクティの腰の振り方やお尻の
筋肉がとても魅力的。今回の公演の中で一番気にいりました。

中国の不思議な役人というタイトルから妄想していたものは色々あったのですが、悉く
はずれました(^^;) 暗黒街のボスが美人局をするのですが、中国の役人をひっかけて
殺してしまったところ死なずに攻めてきてしまい、最後に女を抱かせると昇天するという
話。演出は色々悩んでいるようです。娘をオカマとしています。で引っ掛けられる
若い男には女性を採用、倒錯したセックスを表現したかったのかもしれませんが、それ
なら中国の役人に女性を使ってほしかった気がします。
この作品はオープニングが良い、やぼったい服を着たごろつきどもが20人以上で見事な
群舞を見せてくれます。歌つけたらこのままミュージカルのオープニングになりそう。
首領のスーツ姿のダンスもすばらしい。筋肉見えなくてもきれいな動きはきれいなんだ
なあと。役人もキョンシーみたいな雰囲気を漂わせていました。しかし私の脳内では
このようなストーリーが生み出されていました。
一見ドンに見える男は実はオカマの尻に敷かれており、チンピラどももオカマに従って
いる。カマを掘らせて金を稼ぐ商売をしており、身包みはいだりもしているが、ある日
中国の役人を引っ掛けてしまう。この役人は殺されてしまうのですが、役人は死ぬまで
の一瞬の間に夢を見るのです。自分が不死身のスーパーマンである上に性豪であるとい
う白日夢を。。

なんだかとても不思議な感じのする組み合わせの作品でしたね。

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