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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Cercles, Transparences and Contrepoint (サークル+透明+コントルポワン)
日時:2007年1月21日15:00-16:30
劇場:BankART Studio NYK/NYKホール
料金:一般3000円
座席:3列目ベンチシート中央
劇団:Les Objets Volants
出演:Denis Paumier, Sylvain Garnavault
番組:
   Cercles
リングとボールを用いた芸
   Transparences
透明な板・筒と、ボールを用いた芸
   Contrepoint
二人が左右や前後に並んでのパッシング各種

劇場は倉庫の一角を区切って作られていました。100人くらいはいって超満員。
入場受付も前説も見たような顔が並んでましたが、まー気のせいでしょう(笑)
ベンチシートとその前のゴザでは膝送りが行われました。ああ、懐かしい。
1幕目はリングを主体とした演技。最初は同心円が三つ紐?でつながっているものを
まわすところから始まりました。大きさが異なる3つのリングでのジャグリングでは
大きいリングの内側を小さなリングが潜り抜けるというパターンがおもしろい。
同じサイズのリング3個でのジャグリングはまあ普通に美しい。リング2個とボール1個、
ボールはリングを潜り抜けるとやはり風変わりなテイストがでます。
ボールを頭でバウンズさせてその間にリングを首にはめていくのはびっくり。
お次は大中小3つのサイズのボール、一番大きなボールはサッカーボールくらいありま
した。そのボールでカスケード、リバース、ボストンメス、ボックス、シャワーなど
見ていてわかりやすい技を連発。普通は地味なボストンメスですが、ボールの大きさ
が異なると見ていて絵になりますね。
2幕目は透明な板や筒を中心とした演技。オープニングでは長さの違う紙の筒を4つ
持ってきて投げ始めました。紙が手にあたると長さによって異なる音色が出て
おもしろい。53を投げて音の順番を変えたり、アシンクロからシンクロに推移
して和音を奏でたり、これだけでずっとやっても舞台になるのではないかと思われる
面白さ。これなら道具を工夫すれば自分でもできるかも?次は透明なチューブ5本
使ったコンタクト?最後は投げもしました。透明な板とボール、透明な筒とボール
の組み合わせもあり。透明な板ではバウンズと板の上の転がしをうまく組み合わせて
板をひっくり返してはまた転がしなどとうまく技がつながっていました。
透明な筒を縦に立てて、ボールに回転をかけて筒にいれると、、、ボールが地面に
つくことなく、8の字を描いて上ってくる!理屈は頭でわかっていても、目の当たり
にすると神秘の動きに見えます。太い筒を通して上に投げ上げ、筒のもう片方の端で
キャッチするという花籠鞠でもあるトリックもありました。筒の中をボールを回転
させておいて筒自体を体の上下左右を通すというのも見ていておもしろい。花籠だと
口径が小さいのでそっち方向に回すには無理がありますね。もうちょい大きなものを
作ればおもしろいパターンが作れる?>花籠
最後はまっすぐな棒の先が円になっているまるで知恵の輪のようなスティック5本に
よる芸、最初は1本でコンタクトを行い、次に何本か組み合わせてコンタクト、最後
には投げていました。おもしろい道具だと思うのですが、労力の割りにお客さんへの
受けはどうなのかなあ。
3幕目は舞台にスクリーンが登場し、そこに三次元ジャグルマスターみたいな動画が
投影されました。その横で二人が横に並んでのコンビ芸。最初は二人で3つのボール、
これでを間延びした感じがしない(手が空いている感じがない)のはすごい。自由度
が高いので縦横無尽なボール捌きができます。それから4つ、ボールが空間に詰まっ
てきて一番いい感じ。ふたり並んで同時にボールを投げ上げて斜めに一直線に並んだ
のはお見事。6個、7個とボールが増えると難易度があがり、ボール密度が高くなるの
ですが、どうしてもパターンのバリエーションに限界あるように思われます。トスだ
けでなく、バウンズもはいるのでパターン自体は豊富なんですが。
ときどきスクリーンに見入るふたり、三次元ジャグルマスターくんは画面の
中を縦横無尽に走り回りながらじゃぐります。ジャグルマスターくんの手が突然伸び
たり、突然分身したり、高速移動したり、超高速ピルエットとか現実にはありえない
ような芸を次々と見せてくれました。
5ボールのトスからバウンズの切り替えとか、二人並んで7ボールのバウンズとか
最後はたくさんのボールを使ってフィニッシュ。二人サイトスワップの妙技を堪能
しました。このひとたちってひょっとしてSiteSwapsのDVDに出てます?なんだか
似たような光景をみたような気が。。
3000円でジャグリングを十分に堪能して帰りました。しかしこの公演を一般観客が
見たらどう思うのか気になりました。
どうなんでしょう?

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