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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:The Phantom of the Opera
日時:2007年7月31日19:00-20:40
劇場:Phantom Theater in Venetian Las Vegas
料金:150+7USD
座席:ORCH C-20(3列目センターブロック右端)


仕事が早く終わったので今晩は豪華といううわさのある
オペラ座の怪人を見にいってきました。
TKTSにいって半額券に挑戦するも7時の回はSOLDOUT、
9時半の回ならORCHサイドとMEZZがありましたが、背に腹は
換えられません。ちなみにTKTSと書きましたが、私が行ったのは
TIX4TONIGHTという店です。Fashion Show Mall 内の支店。
9時半の回は半額まで割り引いてませんでしたね。作品によって
割引率が違うようです。また明日のチケットも部分的に売ってました。
さて劇場に向かいます。劇場はベネチアンの中にあります。
劇場前はホテルの名前通り、水路になってます。



正規料金はもっとも高い席で157USD,なんちゅー高さだOrz
ORCH C列20番、3列目センターブロック右端を買うことができました。
頭上を見上げる必要もあったし、最後まで隣がこなかったので
座席としてはかなり正解だったのではないでしょうか。
入り口にかかっているのはこんなもの。


プログラムは10USD,プレイビルも配っていました。
客席はかなり縦長で、2階席は相当後ろの方から始まっています。
一番安い料金の客席は1階席奥でたぶん上が見切れてしまう
のではないかと思いますが、確認していません。
客席は1列目からなだらかに傾斜がついており、センターならば
どこでもさほど見にくいことはないでしょう。私のところで舞台の
床がぎりぎり見えるかどうかという高さでした。
1階も2階も後方とサイド少しをのこしてまずまずの客入り。

今回の出演は次のとおり。


開演前の頭上には大きさが違うシャンデリアが3つ、異なる方向
で宙に浮いています。そしてひとつは舞台の上に。
舞台の回りも黒幕で囲ってあるのはお約束ですが、その黒幕が左右の
壁もずっとはられており、2階席のすぐ手前まで伸びていました。
さて前説は、怪人らしき声で「私の劇場にようこそ」という言葉から
始まりました。これって他の舞台でも同じでしたっけ?全然記憶に
ありません。

オープニングの入札がさっくりと終わり、シャンデリアの覆いが
はずされて、上にあがっていくと、いくと、、すでに上にあった3つ
も移動を始めている!もっとも大きなシャンデリアが一番低く
大きな円を描いて周り、その他のシャンデリアも空中で複雑な動きを
します。そして最後には縦に4連合体して巨大シャンデリアの完成!
このままロボットに変身しても納得するくらいの合体技なのです。
この合体技に見惚れている間に壁の黒幕がすべて撤去されていました。
でてきたのは両側にボックス席が2階*4列、そしてそのどれもに
上流階級風の方々が座っています。マスカレードより早めに出てくる
お人形さんたち(^^) 1ボックスに3-5人といったところでしょうか。
劇場内が一気に華やかになります。怪人用ボックス席は舞台の真横
にできていました。
なんかここまで見ただけでも、見にきたかいがあったなあと思わせる
派手さですよ。
劇中劇のオペラもすごく豪華なセット、きんきらきんですな。
そしてカルロッタの声がげこっになるところでは、シャンデリアが
途中まで降りてきてその中から怪人が登場しました。いやーびっくり、
そのまままわってくれたらシルクドソレイユなんだけどなあ。
そのままあがって帰っていきましたよ。
通常の演出でシャンデリアが落ちるところでは落ちずに、かわりに
稲妻に続いて、舞台上で花火があがりました。そしてオペラ座の
外観が出てきてマスカレードに続きます。マスカレードの人形たち
も従来演出比5割り増しくらいになってるような気が。
とにかくきんきらきんで派手です。
墓場のシーンでは怪人が手から花火の水平撃ち(・_・)、怪人て
サイボーグ?そして私の席にいても暑くなるくらいの炎の柱が
舞台前面にいくつもたって場面転換となります。
シャンデリアが落ちてきたのはThe Point of No Return かな。
すごい勢いで垂直に落下して、そのままあがっていきました。

ケレン味あふれる舞台装置に熱くなってしまいましたが、キャストも
ラウルとカルロッタがかなりよいです。ラウルは非常によく通る声の
上にイケメン、カルロッタはプリンシパルをはっていてもおかしく
ないような声の張り。クリスチーヌはかわいいのですが、高音で声が
かすれてしまい、音楽の天使に魅入られるというふうには感じられな
かったのが残念。
怪人は迫真の演技、かわいい子に入れあげる中年親父を具現しており、
思わず貰いなきしてしまいました。でも声を張り上げるところで
でなかったり、裏返ったりしてしまうのは怪人としてはいかがなものか。
怪人にはやはりまず歌える人を配置してもらいたいものです。
ちょっと注文はつけましたが、全体的にみてミュージカルファンなら
ラスベガスに来たら必見といって良い舞台になっていると思います。
しかしいくら派手とは言え、これだけ筋書きのある舞台をラスベガス
に来る人たちは欲しているのでしょうか?なんか長続きしないよう
な予感がしましたよ。予感がはずれることを祈っています。

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