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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ラ・マンチャの男
劇場:帝国劇場
日時:2012年8月21日13:00-15:10
料金:S席12500円
座席:1階A列22番(最前列左ブロック)

<スタッフ>
演出:松本幸四郎
脚本:デール・ワッサーマン 作詞:ジョオ・ダリオン 音楽:ミッチ・リー 
訳:森 岩雄、高田蓉子 訳詞:福井 崚   振付・演出:エディ・ロール(日本初演)
演出スーパーバイザー:宮崎紀夫 振付:森田守恒 装置:田中直樹 照明:吉井澄雄 
音響設計:本間 明 衣裳協力:宇野善子 音楽監督・歌唱指導:山口琇也 音楽監督・指揮:塩田明弘 歌唱指導:櫻井直樹
プロデューサー:齋藤安彦

<キャスト>
松本幸四郎(セルバンテス/ドン・キホーテ)
松たか子(アルドンサ)

駒田一(サンチョ)/松本紀保(アントニア)/石鍋多加史(神父)/荒井洸子(家政婦)/
祖父江進(床屋)/福井貴一(カラスコ)/上條恒彦(牢名主)

大塚雅夫/鈴木良一/萩原季里/塚本理佳/片岡身江/ICCOU/美濃 良/山本真裕/中尾和彦/土屋研二/
柴崎義則/藤田光之/小川善太郎
山本直輝/市川裕之/石丸隆義/高木裕和/村上幸央/羽山隆次/斉藤義洋/安倍幸太郎/原 佳宏/穴沢裕介/
松本錦一/仲由幸代



ひさびさのラマンチャの男。観客の9割はおばさま?
ロビーでは韓国版キャストのCDも販売していました。
私が座ったのは最前列の左側。オケピをつぶして舞台になって
います。舞台前方には石牢の地下へと進む階段、床下に扉がつい
ています。舞台の床は石畳?の分だけ高くなっているので最前列は
ちょっと見づらい。大道具は天井から降りてくる階段以外は床の
石畳だけというミニマムな構成。
さて松本幸四郎さんの前説が始まりました。
休憩なし、2時間5分のあわててトイレに立つ人多数(^^;)
インターミッションなしって普通の演出でしたっけ?
ギタリストがひとり下の扉がから階段に出て来て前奏曲を奏で
始めました。舞台の上にはダンサーがひとり、そこからオーケ
ストラへとつながって行くのです。オーケストラは舞台の左右に
わかれて配置されていました。さていつみてもインパクトがある
スペインの宗教裁判の姿から物語がはじまります。
かなりヨレヨレのセルバンデス、1200回公演、70歳の誕生日を
迎えたばかりの松本幸四郎さんの演技と親子キャストを楽しみに
きたわけです。物語のはじめではアルドンサが私の目前の階段に
座っていました。きれいだ。。きりきり冴え渡る演技はさすが、
叩きつけるような台詞回しの歌には感じいります。
冒頭のラマンチャの男で、もう泣けてしまいます。馬とらばが
なかなかいかしてます。見果てぬ夢でまた泣けました。ドンキ
ホーテってめちゃかっこいい。宿屋の主人やサンチョは安心で
きるうまさ、神父さんもよかった。鞭を持っているお兄さんは
ちゃんと空中でクラッキングしてました。
床屋はもちねたギャグがはいっていましたよ。
鏡の騎士との戦いに負けて病床についたあとは泣きっぱなし。
となりのおばさんも私と一緒にずっと泣いてました。
記憶を徐々にとりもどすところが切なくて泣けます。
そして宗教裁判へ向かうシーンで見果てぬ夢の合唱、、私は
果たしてドンキホーテのように人生と向き合っているのかと
自問自答してしまいましたよ。逃げるのらくだからなあ。。
ほんとうにドンキホーテは幸四郎さんのはまり役ですねえ。
ラ・マンチャの男は様式美、というかみたてが多いので歌舞
伎役者がぴったりなのかもしれません。
やっぱりソウルでも見ておけばよかったか。。。





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