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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:MOULIN ROUGE
日時:2008年8月15日21:00-22:50( ディナーは19時半ごろから)
劇場:MOULIN ROUGE(パリ)
料金:137EUR(1EUR=170JPY)(ディナー、ドリンク付ツアーをJCB割引で1割引き)
座席:最下段左端中央付近

風車とカンカンでもっとも有名なキャバレーと言っても良いでしょう。
ドリンク付の比較的安価(といっても99EUR)なチケットでいこうと予約
をお願いしたら、なんと今週は全てのカテゴリが満席!
ツアーならば空いているだろうことでJCBプラザでチェックしたら
案の定空いていました。ツアーはツアー会社に集合、ムーランルージュまで
連れて行ってディナーとショーを楽しみ、ホテル近くまでバスで送って
くれるというものです。英語ガイドのみ。
ツアーは十数人の客で英語とスペイン語と日本語を話す客が混ざっていた
ようで、日本人は固めて座らされました。すぐ後ろが給仕さんたちの作業場所
です。私たちが座った一番低い床にあるテーブルは舞台と平行にあり、向こう
側に座った客は後ろを振り向いて見ることになります。リドなどと同様に客席
中央に舞台が張り出してきました。客席の後ろ半分の天井には天幕みたいなもの
が張られており、壁にはロートレックの絵やポスターが飾られていました。
客席は5段から6段にもなっており、両端にさえよらなければどこでも比較的
見やすいと思われます。左右両端の奥だとかなりの角度で舞台を見ることに
なるので注意が必要かもしれません。舞台は思ったより広く、私の前より左側
までもキャストが立つことがありました。いままでで一番舞台に近い感じです。
ジャケットかネクタイが必要というドレスコードだったのですが、
守っている人は二人に一人もいません。夏休みはおのぼりさんで満員という
ことなんですかねえ。私たちが入ったときには舞台上では歌+バンド演奏が
なされていました。「時の流れに身を任せ」が歌われたときには
日本人らしき人たちから拍手。
飲み物はテーブルごとに人数分のワイン(二人に1本?)があけられて、
後はそのテーブル内で適当に飲んでということでした。
ディナーは前菜、メイン、デザートがそれぞれ選択でき、私が選んだのは
次の通り。結果として全てリストの最上位(^^;)

ESCARGOTS EN COQUE AUX HERBS BEURRE "D'ANIS"
PLANCHA DE TRUITE DE MER AUX POIREAUX SAUCE "POMME DE TERRE"
LE MILLE-FEUILLE "BOURBON"

カタツムリに、鮭に、ミルフィーユという組み合わせ。
前菜はすぐに出てきたのですが、メインが出てくるのがすごーーーく遅く、
デザートが出てきたのはショーが始まった直後。ツアー客全員遅かったので
ツアー客が後回しになっていたのかもしれません。カタツムリはいまいち、
鮭は普通、ミルフィーユはまあまあといったところでしょうか。白を飲み
たかったので、こういう選択をしました。
私の前に座ったカップルはアイルランドから来たそうで、Tree Surgent
をしているとのこと、庭師ですか?アイルランドまで1時間でいけるぞ!
8時半ごろを過ぎると、客が客席の真ん中の空間でダンスを始めました。
ハッピーバースディを歌ってもらっている客もいます。

さて9時になり、ショーが始まりました、最初は全員が銀色ラメの衣装で
の群舞、かなりキラキラしてます。なんとおっぱい担当がいません!
次のシーンでは少数のおっぱいがでてきましたが、ショー全体として
おっぱいは控えめなのでした。ただおっぱい担当はわかれていない感じ
で全員が上半身脱いでいるようなシーンもあり。キャストの男女比は1:2、
男性が脱ぐことはありませんでした。
女性が赤い羽根をしょって出てきたかと思ったら、赤い腰蓑に化けたの
にはびっくり。
ダンスと歌の合間に色物として最初に出てきたのが Hand to Hand の男女。
まず男性が頭に座布団を載せて女性を逆さに載せました。その状態から
男性が座り込み、そしてまた立ち上がると場内拍手。今度は女性を片手で
支えて、今度は片足で立ちました。あといくつか力技を行って、最後の
決めは椅子の上での曲芸。男性が背もたれがある椅子の上に乗り、足の甲
をその椅子にベルトで止め、女性を両手で持ち上げます。そこから男性が
椅子の背を超える形で後ろに体を落として行き、両肩が椅子の後ろの床に
くっついてしまいました。男性の体は足より頭が下の状態になっています。
そこから腹筋を使って起き上がり、立っている状態にまで戻しました。
場内大拍手。やってることは確かにすごいのですが、どの技を行う時でも
男性の腕がぷるぷるなっていたのは少々興ざめでした。やっぱり、するっと
持ち上がってくれなくちゃね。
女性がひとり出てきて、ダンスかと思いきや、張り出し舞台の場所に水槽
が出現!なんと大蛇が何匹も泳いでいるのです。大蛇と戯れる美女という
構図にはほんとにびっくりしました。
ムーランルージュは色物が多いですね。次は人の高さほどもある一輪車に
乗った男性が登場。舞台の上に設えられた一段と高くなった台まで坂道を
昇って芸をはじめました。台はさほど大きくありません。その中でバランス
をとって芸をするのですから難易度が無駄に高いような。。。行っている
芸は中国雑技でよく行われる頂椀をティーカップで行うというもの。カップ
と皿を足に載せてそれを頭上に蹴り上げます。蹴り上げて載せるたびに頭上
を微調整して、三段載せまでいきました。お次は咥え撥、さほど太くあり
ません。その上にシャンパンボトルを載せてみせます。こういう芸が明治
に日本から渡ってきたと思うと感慨深いものがありますね。咥え撥の上に
風船を置き、その上にシャンパンボトルをバランスして置きます。そして
風船を割るとボトルが咥え撥の上に着地!いやあびっくりしました。次は
シャンパンボトルを逆さまに咥え撥の上において、投げ上げて半回転して
咥え撥でキャッチ!クラブならばハーフフリップというところでしょう。
このへんになると難易度が見当もつきません。最後は小さな台の下に咥え
撥があるようなアイテムを口に咥えて、足からティーポットを蹴り上げ、
台の上に着地!これをすべて高い一輪車の上で行うのですからなかなか
すごい芸でした。
ひとしきり歌とダンスがあると今度は腹話術。まずは犬とお話、次は
客を3人あげて、その人たち相手に腹話術、客のお国は、イタリア、カナダ、
日本。相手に何か話させて、代わりに台詞をしゃべっちゃいます。日本人
の時は甲高い声でむにゃむにゃむにゃ、きっとこんな風にフランス人には
聞こえているのでしょうね。>日本語
そしてお待ちかねのカンカン、男女入り乱れて大人数で舞台狭しと踊り
ます。ムーランルージュでカンカンを見る日がこようとは、正直言って
思ってもみませんでしたね。十数年前にもこの店の前を通ったことが
あるのですが、その時見てたら今とは違う見方が出来てかもしれないと
ちょっと後悔してます。女性はいかにも本場カンカンという踊り!
男性は足を高く抱えあげる、ジャンプして開脚でぺたりと床へ
という軟体系とトンボ返りなどの少々アクロバティックな技を行って
いました。てっきりこれがフィナーレかと思っていたら違いました。
これからいくつか場面があって、最後は階段で終了だったと思います。
この記録を書いている段階でもうフィナーレの記憶が薄れてます。
たった二日後なのに。。
キャバレーから出ると次の回(たしか23時開演、こちらの方が安い)
待ちの人たちが長蛇の列を作っていました。


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