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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:LIDO
日時:2008年8月11日21:30-23:15
劇場:LIDO(パリ)
料金:100EUR(1EUR=170JPY)(シャンパンハーフボトル付)
座席:前方右端店員出入り口前

LIDOのWebサイトから予約。でもそんなことする奴はいないようです。
予約番号を持っていったらちょっと待て、、となってしまいました。
それにJCBプラザ経由で予約すれば12%オフになるとこちらに来てから
知りましたよ。(涙)もう泣きたくなるくらいのEUR高ですよね。
くそ高い価格で有名なラスベガスのショーとほぼ等価になってます。
LIDOの入り口はシャンゼリゼ通りに面していて、メトロのGeorgeV
の目の前です。



私が座ったのは店員の出入り口でざわざわしてます。が、まー他の
人は平気で座っているのでよしとしましょう。実は端っこや通路側
は姿勢を自由にできるのでさほどきらいではありません。客席は楕
円形でどこに座っても舞台からはさほど遠くありません。場内ほぼ
満員。空席は私よりも前の端の列くらいしかみえません。
21時に入場するとバンド演奏で歌が歌われていました。客席真ん中の
四角い空間でお客様がダンスをしています。ディナーを食べた人た
ちでしょうね。
そしてこの空間がせり上がって舞台となるのでした。私の席からは
この張り出し舞台の最前列をちょうど横からみるような角度となり
ました。舞台からは意外と近いです。天井は高くありません。高そ
うな照明装置が天井や床でくるくる回ってます。
ショー料金に含まれているシャンペンのラベルは「LIDO」となってました。



さて開演、昨日と同じように歌姫がブランコにのって降りてきました。
ただし、羽がついてかなり豪華!キャストの衣装も人数も昨日とは
比べ物にならないスケールです。出演キャストの総数は30人を超えて
います。出演者は当然女性の方が多く、男女比は1:2くらいです。
歌姫がしょっている羽は真っ白、その他は孔雀の羽、まるで宝塚を
見ているみたい、、ってどこが本家なんですか?>羽を背負って登場。
ここでも女性はダンスチームとおっぱいチームにわかれていますが、
見てると棲み分けがいまひとつ。ダンスチームでも乗り切らない人
がいるし、おっぱいちーむでもたいしたことない人もいるし。。。
次のシーンでは両手にボンボンを持って、ネクタイとパンツ姿での
ダンス。もちろんおっぱいでてます。
バイク乗りと歌手の絡み、男は白のピシッとしたスーツ、女は淑女
の帽子をかぶりそしておっぱい丸出しで優雅にダンスというふうに
続きます。
ここで色物登場。全身白塗りのスタチューです。まったく動かない
かと思ったら、右手も白塗りの顔、その顔だけがなにやら別の生き物
のように動いています。だんだん本体も動き始めて漫才の様相に。
持っている杖も使って右手の顔は自在に動き回ります。そして、
最後はブラックライトにして、本体の首から上が消えている!
右手の顔を本体の顔にはめて終了。なかなかきれいなパターンでした。
次はホテルの屋上が舞台、出るのはみんな猫です。もろCATS。
でも猫は黒、白、茶の三種類しかいないのでした。
歌やダンスがいくつかあって、またもや色物、今度は男同士の金粉
ショーです。金色に塗りたくった体でのハンドトゥーハンドでした。
もっぱら上になるキャストの動きはほぼ完璧なんですが、土台の方が
かなりぶれています。同じ大きさの体型でやっているのに若干無理が
あるのではないかなあ。それでも観客からは大拍手!ドイツ人に限らず
フランス人も組み体操が好き?
今度は舞台が競りあがったところから新たにピラミッドみたいなもの
があがってきました。三段になっており、上二段は完全な飾り、下一段
の飾りは生身で踊りだす、という趣向。これはかなり大掛かりな仕掛け。
今度は阿修羅登場、と思ったら象顔したキャスト集団に、ニセモノ象が
登場。もろヒンドゥーの世界を模してますね。棒術の殺陣(但しちょっ
とのろい)もあり。後ろの舞台で本水のシャワーが出てきたかと思うと、
張り出し舞台では巨大な蓮の花が開いて噴水が多数、池になっちゃいま
した。いやーすごい力技ですねえ。
それから張り出し舞台の前方からたらした布を使っての男のバランス技。
布に包まるだけで、ぐるぐるまわったりはしません。観客大拍手、やっ
ぱり体操系が好き?>フランス人
シルクハットにステッキにおっぱいのシーンがあったと思いきや、
今度は本当の馬が舞台に登場してきました。これで舞台が丸くて芸を
したらサーカスになりますな。
最後の最後に一番びっくりしたのはなんと張り出し舞台がアイスリンクに
なってしまったこと!!狭いリンクの中をペアですべり、スピンやリフト
を見せてくれます。男がたくましくて、片手でリフトしたときもまるで
姿勢がくずれません。片手でリフトしてのスピンがきれい。そして男が
女の片足を持っての振り回しは迫力満点。しかも途中から回転面が斜めに
なり女の頭がリンクすれすれに。。いやあ間近でいいもの見せてもらい
ました。ただ座っているとスケーティングしている面が見えないんです。
舞台から見て私の後ろは壁なのを良いことに、スケートの間はずっと
たって見ていました。観客の中で私が一番よくスケートが見えたこと
でしょう。
最後は大階段で羽背負ってフィナーレ。いやほんとに金のかかった
舞台です。ユーロ高さえなければなあ、レビューとしてみるとラスベガス
の方が安くて派手なのですよ。


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