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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:トップガールズ
日時:2011年4月17日18:00-20:30(途中休憩あり)
劇場:シアターコクーン
料金:9000円
座席:1階K列16番(1階通路から3列目センターブロック右端)
出演:
  マーリーン:寺島しのぶ
  二条/ウィン:小泉今日子
  フリート/アンジー:渡辺えり
  忍耐強きグリゼルダ/ジニーン/ネル:鈴木杏
  ウエートレス/キット/ショーナ:池谷のぶえ
  法王ヨハンナ/ルイーズ:神野三鈴
  イザベラ・バード/ジョイス/キッド婦人:麻美れい
演出:鈴木裕美
作:キャリル・チャーチル

舞台の真ん中に大きな白い金属性の枠、その枠の中にテーブル、テーブル上
にはフラワーアレンジメント、ワイングラスとお皿。TV画面で食事が始まる雰囲気。

最初は人材派遣会社に勤めるマーリーンの専務取締役就任祝い宴会。各国各
時代から様々な女性が集まって、ガールズトーク?を繰り広げるのです。
最初は私が私が、という感じでみんな好き放題語りまくり、話を聞いているのは
マーリーンのみ(^^;)
天皇の側室だった二条、子供はすべて取り上げられ、差別をうけてしまいます。
女でありながら男と偽り法王まで上り詰めたが、小姓と子をつくってしまい、撲
殺されたヨハンナ。百姓の娘でありながら、領主に見初められ結婚したが、娘と
息子をとりあげられたグリゼルダ、最後は離婚され、新しい領主の結婚相手は実
は娘。悪魔にあったが、それより怖いスペイン人と戦っていたフリート。
語られるにつれてやるせない気分が充満。フリートはちょっとしか語らないのに
やたら存在感があります。旅行家のイザベラは奔放.

2場が金属枠が縦になり、その中での面接。マーリーンが就職希望の女性と
はなしています。場面はかわって子供のアンジーが映画にいこうとする、おかあ
さんを殺そうとする。。。なんかずっと暗い噺、アンジーは姉の子として育てられ
ているのですが実はマーリーンの子供。この渡辺えりこ演じる子供は最初違和感
あったのだけれど、すぐにふつうに見えてしまったのが演技の凄いところ。
子供ができなかった姉、ちょっと知恵が足りない子供をおいて都会にでた妹。
自分の娘であるにも関わらず娘の将来はない!
なんだかすごーく暗く盛り上がるのです、1場と2場のキャラクターで色々
暗喩があるのでしょうね。






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