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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:A Gentleman's Guide to Love and Murder
劇場:Walter Kerr Theatre
日時:2014年6月1日15:00-17:25(途中休憩あり)
料金:割引 89USD+ telecharge手数料11.25USD
座席:ORCH D111(2列目センターブロック)
Darko Tresnjak (Direction)
Peggy Hickey (Choreography)
Alexander Dodge (Scenic Design)
Linda Cho (Costume Design)
Philip S. Rosenberg (Lighting Design)
Dan Moses Schreier (Sound Design)
Aaron Rhyne (Projections Design)
Paul Staroba (Musical Direction)
Jonathan Tunick (Orchestrations)
Dianne Adams McDowell (Vocal Arrangements)
Lyrics by: Robert L. Freedman and Steven Lutvak
Music by: Steven Lutvak
Book by: Robert L. Freedman
出演:
JEFFERSON MAYS (D'Ysquith Family)
BRYCE PINKHAM (Monty Navarro)
LISA O'HARE (Sibella Hallward)
LAUREN WORSHAM (Phoebe D'Ysquith)
JANE CARR (Miss Shingle)
PAMELA BOB (Swing)
JOANNA GLUSHAK (Lady Eugenia)
GREG JACKSON (Standby for the D’Ysquith Family)
EDDIE KORBICH (Magistrate)
JEFF KREADY (Farmer/Guard)
MARK LEDBETTER (Swing)
JENNIFER SMITH (Tour Guide)
PRICE WALDMAN (Detective)
CATHERINE WALKER (Miss Barley)


満員立ち見。ここはいつもはストレートプレイで使われる劇場?
胸の高さに舞台の床があります。オケは床下。
舞台の左には机と椅子と照明、右にも机と椅子と照明、舞台
中央には劇場の舞台そして幕。劇中劇?
オープニングは喪服姿の合唱。
物語は劇中舞台上で進行し、少しの小道具に後ろに映像で
舞台を作り上げています。

物語は告白による回想ではじまります。自分が大富豪の9番目
の相続人であることを知った主人公は、密かに上位の相続人
を暗殺に走ります。
最初はほんの出来心から聖職者の相続人を塔から突き落とし、
次はスケート中に氷にひびをいれ、次は養蜂好きのに虫誘い
スプレー、慈善好きなばあさんは未開の地に送り込んで人食い
に殺され、筋トレすきのおっさんにはベンチプレスの最中に
おもりを足して、、
この舞台がすごいのは殺される中の人が全部おなじということ。
早変わりと名演技で魅せてくれます。マダム、紳士、聖職者、
闘士、やさおとこ、等々。。1幕終りには当主が心臓麻痺で死亡。
とうとう残りひとり。
2幕はスコットランドヤードが出てきてピンチ!殺人の疑いで
つかまってしまいます。全員死んで当主になりあがるのですが、
最後に毒殺したのは主人公ではなく、以前からの恋人と新しい
奥さんの間に挟まれてどたばたが積み重なり シチュエーション
コメディの展開にw。
でも最後の最後は妻と恋人の助けを受けて無罪放免、明るく
ハッピーエンドになっちゃいます。
とんとん拍子にいく暗殺劇をコミカルに朗々と歌い上げるという
風情。アンドリュージャクソンかモンティパイソンかという風情。
殺されるシーンはカラット描かれていて陰湿ではないです。
典型的なオフの上出来な作品と言えるでしょう。



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題名:Aladdin
劇場:New Amsterdam Theatre
日時:2014年5月31日20:00-22:40(途中休憩あり)
料金:プレミア席割引 172USD
座席:F111(前方センター)
出演:
Adam Jacobs Aladdin
Jonathan Freeman Jafar
James Monroe Iglehart Genie(TONY賞ミュージカル助演男優賞受賞)
Courtney Reed Jasmine
Brian Gonzales Babkak
Brandon O'Neill Kassim



最初は砂漠、そこがわっとあがるとパッチワークの天幕?
市場でのどたばたから始まります。そこでボーイミーツガール。
歌って踊ってダンスして身をたてようとしても集まったのは
コイン1枚。たのしいダンスなんですけどねえ。w
能天気な若者がどういうわけかランプをとりにいける。
かわいいお姫様がこっそり市場に出てボーイミーツガール。
このあたりまではアトラクション系の演出かと思いきや、
ジニーがでてきた後が様変わり。はじけすぎてすごいです。
魔法のランプの洞窟の中は文字通りキンキラキン!
魔法の説明とかすごい勢いでたたみかけます。
いろんなミュージカルからちょっとずつとってきたメロディと
楽しいダンス、、最後はタップで大階段で42ストリート。
この場面がおわったらショーストップ。
もうジニーの一人舞台といっていいようなステージです
ここだけでももう一回みたいと思っていたのですが、
TONY賞のステージで見事に演じてくれました。
それにしても、jokeによる笑いにそこらじゅうでおいて
いかれます。
背景はいっぱいかわります。いかにもちゃちいのですが
建物がぐりぐりと伸びたり、子供騙し的な楽しい内容がいっぱい。
でもすべてはジニーでその他が印象が消えるのです
技術的障害とかで多少遅れて2幕がはじまりました。
2幕ではお待ちかね?の空飛ぶ絨毯、月明かりと星空の
中を飛ぶ、、その前でまたもや技術的障害?月の上に
プライベートIPアドレスが映る!おもしろいもん見せて
もらいました。
空飛ぶ絨毯自体はすいすい星空飛んで問題なし!
後半もジニーがとばします。やはりジニーのための舞台!
楽しい作品でした。これは助演男優賞間違いなしと思って
いたらやはり受賞でしたね。

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題名:After Midnight
劇場:Brooks Atkinson Theatre
日時:2014年5月30日20:00-21:30
料金:7+TKTS 手数料4.5 = 71.5USD
座席:G21 (1階7列目左端)
Warren Carlyle (Direction and Choreography)
John Lee Beatty (Scenic Design)
Isabel and Ruben Toledo (Costume Design)
Howell Binkley (Lighting Design)
Peter Hylenski (Sound Design)
出演:
SPECIAL GUEST STAR:PATTIE LaBELLE
THE HOST:DULE HILL
その他:
Adriane Lenox, Danielle Herbert,Karine Plantadit
Dormeshia Sumbry-Edwards, Julius "iGLIDE" Chisolm,
Virgil J. Gadson,Jared Grimes,Marija Abney,
Phillip Attmore, Everett Bradley, Christopher Broughton,
Taeler Elyse Cyrus,C.K. Edwards, Carmen Ruby Floyd,
Bahiyah Hibah,Rosena M. Hill Jackson, David Jennings,
Monroe Kent II, Erin N. Moore, Cedric Neal,
Bryonha Marie Parham, Justin Prescott,
T. Oliver Reid, Desmond Richardson,
Allysa Shorte, Monique Smith, Daniel J. Watts
Synopsis:
After Midnight takes the sexy glamour of the original Jazz Age and catapults it into a whole new era for modern Broadway audiences. Featuring pieces by jazz composers including Duke Ellington, Jimmy McHugh and Dorothy Fields and Harold Arlen set against a narrative of Langston Hughes poetry.



TONY賞振付賞受賞。
後方には多少の空席。左端の席にいたために、左側後方は見切れ、といってもバンド
のピアノとバスが見えないだけでしたが。。ビッグバンドが舞台の後方に鎮座しており、
時折土台ごと前方へせり出してきて演奏。この演奏がかなり力強く楽しい。
開演前にはバンドの前に紗のカーテン、そして1個の街灯。
物語があるわけではなく、街灯はすぐに引っ込み、歌、ダンスのプログラムが続きます。
ほとんど黒人キャストでハーレムのキャバレーを模してます?
歌手はみな美声なうえにすごいパワー、ダンスはタップを中心に、ブレイクダンスなどを
織り交ぜてという感じ。シルクハットの5人が前後に体をぴったりそろえた動きを見せた
ときには大拍手。ブレイクダンスで女の前に這いつくばりながら口説くの図も受けてま
したね。1シーンだけ2階席の前方ボックスでも観客となった歌手が歌うのですが、
さすがに私の位置からは左側2階席は見えない、、
カーテンコールではキャスト総出でいいとこどりのダンス、そしてその後は演奏。
はずれの場面もなく、そして筋を追う必要もなく、インターミッションなしの1時間半と
短く、NY到着初日観劇にぴったりの作品でした。

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題名:ミュージカルレディ・ベス
劇場:帝国劇場
日時:2014年4月13日13:00-16:10(途中休憩あり)
料金:S席13000円
座席:1階4列43番(右端近く)
出演:
レディ・ベス(Wキャスト)平野 綾
ロビン・ブレイク(Wキャスト)山崎育三郎
メアリー・チューダー(Wキャスト)未来優希
フェリペ(Wキャスト)平方元基
アン・ブーリン 和音美桜
シモン・ルナール 吉野圭吾
ガーディナー石川禅
ロジャー・アスカム(Wキャスト)山口祐一郎
キャット・アシュリー涼風真世
大谷美智浩 中山 昇 平間壮一 加藤潤一 寺元健一郎
朝隈濯朗 伊藤潤一郎 榎本成志 奥山 寛 川口大地 黒沼 亮 高橋卓爾
武内 耕 田中秀哉 橋本好弘 松下湧貴 山名孝幸 横山達夫/笠原竜司
池町映菜 石田佳名子 石原絵理 樺島麻美 小松春佳 島田 彩 真記子 安岡千夏 柳本奈都子


脚本 / 歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 / 編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
演出 / 訳詞 小池修一郎
翻訳 薛 珠麗
音楽監督 甲斐正人
歌唱指導 楊 淑美 / 山口正義
振付 桜木涼介
美術 二村周作
照明 笠原俊幸
音響 山本浩一
映像 奥 秀太郎
衣裳 生澤美子
ヘアメイク 富岡克之(スタジオAD)
指揮 上垣 聡
オーケストラ 東宝ミュージック(株) / (株)ダットミュージック
稽古ピアノ 國井雅美 / 宇賀神典子 / 中野裕子 / 中條純子
演出助手 小川美也子 / 末永陽一
舞台監督 廣田 進
プロダクション・コーディネーター 小熊節子
プロデューサー 岡本義次 / 服部優希 / 篠崎勇己
ストーリー:
16世紀イギリス。
ヘンリー8世の王女として生まれたレディ・ベスは母親のアン・ブーリンが反逆罪で処刑され
たため、家庭教師ロジャー・アスカムらと共にハートフォードシャーで暮らしていた。
そうしたある日、若き吟遊詩人ロビン・ブレイクと出会う。ベスは、彼の送っている自由なさ
すらいの生活に心魅かれる。
メアリーがイングランド女王となると、ベスを脅威に思うメアリーの側近、司教ガーディナー
らの謀略はさらに強くなる。ベスは絶え間なく続く苦境に、自分自身の運命を嘆きながらも、
強く生きることを決意し、ロビン・ブレイクと密やかに愛を育む。
メアリーの異教徒への迫害が続くなか、民衆は次第にベスの即位を望むようになる。
そんな中、メアリーはベスへある告白をする…

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劇場に入場するときに、ミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイコンビと
すれちがいました。テンションあがりました!






斜め回転の床、不思議な舞台装置。
まるで世界史の授業が始まるような歴史説明のイントロ。
物語は姉が妹に対してパワハラしてたんだけど、周囲の状況に流されてあれよあれよ
というまに立場が逆転。物事を何もしないヒロインがいつのまにか即位というはなし。
これだけ主体性のないヒロインも珍しい。なんだか淡々といろんなイベントが起きて
気がつくとクライマックスといった風情。高らかに歌い上げる曲調はもうお約束といっ
た感がありました。それでいて舞台全体が地味な雰囲気なのだから不思議です。
物語の中でジャグラーがでてきました。クラブカスケードと、リング6個で3人で
パッシング。

初日ということで長めの舞台挨拶。

平野 綾
この日を迎えられたことは夢のような気持ちで信じられない
いろんな本をよんだり、ベスってどういう考えをもっていたのだろうと。
ベスと言う作品で色々成長させられた。
スタッフにも支えられ、長い公演を通してもっと皆さんに愛されている作品になればいいな。


山崎
今日この日のためにクンツェ・リーヴァイ・小池先生、スタッフキャストオーケストラの
みなさん、心をひとつにここまでやってきました
カンパニー進化しながらやっていきますので、是非また劇場にお越しください

小池修一郎
山口さんが登場した瞬間に照明がおかしくなり、ここで一転やりなおしかとおもったら
動ぜず続けてくださり、帝劇の守護神はすばらしい。その間に修復できました
帝劇はじめてのキャスト、スタッフもたくさん、指揮者もそう。
一生懸命取り組んでくれてやっていただいた

クンツェ
私たちにとっては特別な一夜です
私たちは過去4年にわたって作ってきました。すごく努力しました。
なぜなら過去20年間日本の客とは特別な関係をきずいてきた。
日本では暖かい心をよせてくれていた
なんとかおかえししたい。私たちが唯一できることは脚本を書いて作曲すること。
そういう意味でこの作品は、日本の皆さんにさしあげたいものです。
私たちだけでは可能ではなかった。多くの才能、心と言うものをあずけてくれて
一緒につくりあげた。いま多くの感謝の言葉がのべられているが、
私としてはあらためて、作品を作る機会をくれた東宝に感謝したい
創造的作業では小池チーム、すばらしい役者のみなさん。
すべての創造的作業にたずさわってくれたかた、技術を支えてくれた方に感謝したい

リーヴァイ
いまミヒャエルがすべて言ってくれた。
実は明日ヨーロッパに帰らねばならない、日本の皆さんに預けていかねばならないのはかなしい、
指揮者ほんとにすばらしかった。
これからも毎晩が公演が行われるときに皆さんと一緒だということを言いたい。
本当にありがとう。

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題名:ラブ・ネバー・ダイ
劇場:日生劇場
日時:2014年3月23日12:30-15:00(途中休憩あり)
料金:S席13000円
座席:1階N列21番(1階後方センター)
出演:
ファントム:市村正親
クリスティーヌ・ダーエ:濱田めぐみ
ラウル・シャニュイ子爵:田代万里生
メグ・ジリー:彩吹真央
マダム・ジリー:鳳 蘭
グスタフ:山田瑛瑠
   その他:上野聖太、さけもとあきら、染谷洸太、田村雄一、丹宗立峰、
遠山裕介、港 幸樹、安福 毅、秋園美緒、秋山エリサ、彩橋みゆ、
飯野めぐみ、家塚敦子、池田知穗、池谷祐子、佐々木由布、吉田萌美 (50音順)
音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー
歌詞:グレン・スレイター
脚本:アンドリュー・ロイド=ウェバー、ベン・エルトン/グレン・スレイター、
   フレデリック・フォーサイス
追加歌詞:チャールズ・ハート
音楽構成:デヴィッド・カレン、アンドリュー・ロイド=ウェバー
翻訳・訳詞:竜 真知子
Original Creative Staffs
演出:サイモン・フィリップス
美術・衣裳:ガブリエラ・ティルゾーヴァ
振付:グレイム・マーフィー
照明:ニック・シュリーパー
音響:ミック・ポッター
Japan Production Creative Staffs
音楽監督・歌唱指導:山口琇也
美術補:二村周作
照明補:大島祐夫
音響補:松木哲志
衣裳補:阿部朱美
ヘアメイク:宮内宏明
演出助手:西 祐子、伴・眞里子
舞台監督:北條 孝
プロダクションマネージャー:白石良高
解説:
パリ・オペラ座の失踪から10年。
ジリー親子の助けを得てニューヨークに移ったファントムは、
コニーアイランド一帯の経営者となり財をなしていた。
クリスティーヌの幸せを願い一度は彼女の前から姿を消したファントムだったが、
その想いが消えることはなかった。
一方、ラウルと結ばれたクリスティーヌは一児の母となり、
高名なプリマドンナとして活躍していた。
一家の幸せに影を落としたのは、ラウルがギャンブルでつくった多額の借金だった。
そんな折、クリスティーヌにニューヨークで催されるコンサートへの出演依頼が舞い込む。
借金返済のため、仕事を引き受ける決意をしたラウルとクリスティーヌ。
息子グスタフを伴い渡米した彼らの前にファントムが現れ、
隠された衝撃の真実が明らかとなる…


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ファントムによるピアノの前での独唱からはじまりました。
もうこの市村ファントムを日生で見れただけでこのステージを見た甲斐
があったというものです。
舞台の周りは足場を組んだ建設現場かと思いきや、電飾がつくとそこは
サーカス!上には空中回廊、左右から階段がまわってきてタラップに
なったり、という装置。
サーカスの雰囲気を味あわせるのは大きなかぶり物、高足、異形の者、
前輪巨大な二輪車にゴリラのシンバルつき。サーカスアクターはいません。
サーカスの団長みたいになっているファントム。
ここはコニーアイランド、そこでサーカス。。

そして、ギャンブル好きになっちゃってるラウル、クリスティーヌが
子供を持っていてそれが怪人の子!?いったいいつのまに懇ろになった??
借金まみれのラウルのために一夜限りのコンサートをコニーアイランドで開く?
著名人なのになぜカーネギーホールとかリンカーンセンターでやらない??
回転舞台で背景幕になったり前幕になったり。
いつのまにか歌う舞台がかわったし、最後はおいかけっこ。
最後はメグとファントムがもみあっての流れ弾で死亡。
なんだかアスペクツオブラブらしい楽曲がいっぱいなんですが、
統一するテーマがなくて雑多な感じ。
物語としては突っ込みどころ満載なので、友人と一緒に見て
酒の肴とするのが良いでしょう。




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