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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:Jacques Brel is Alive and Well...
日時:2006年6月4日19:10-21:00(途中休憩あり)
劇場:The Zipper Theatre
料金:TKTS 65/2+TKTS手数料3 = 35.5USD
座席:C111(3列目中央)
演出:Gordon Greenberg
振付:Mark Dendy
装置:Rob Bissinger
照明:Jeff Croiter
衣装:Mattie Ullrich
作詞作曲:Jacques Brel
訳詞(英語):Eric Blau and Mort Shuman
出演:Robert Cuccioli, Natascia Diaz, Rodney Hicks, Gay Marshall

TKTSで18時ごろ購入。TKTS前ディスプレイには35% OFF となっていたのですが、
5割引料金でした。なぜでしょう?TKTSから歩くと遠いZipper Theatre、
タクシー使えばよかった。
客席は5割程度の入り、開演前に劇場スタッフが端に座っているひとたちを
真ん中よりの席に誘導していました。あの人たちいくらでチケット買った
のかなあ。バックバンドは舞台の左奥にピアノとアコーディオン。
一旦暗転して舞台が始まりました。照明がついても薄暗い(^^;;) その
中でタバコの煙がたなびきます。Cuccioli氏目当てで行ってそれは
それで満足したのですが、それより良かったのが二人の女性、年配のXX 
は年輪を感じさせるし若いXXXは生身の人間ではないみたい。
全編を通して優雅さとけだるさが充満した舞台は、最近日本で見た同名の
舞台とまったく別物でした。訳詞が英語と日本語の違いからくるので
しょうか、日本の場合ははラップを歌っているように感じとられました。
もっとも英語で歌われると半分程度しかわかりません(^^;)
後半部分になるとようやく聞き取れるようになってきて、Cuccioli氏の
YYYで人生の切なさを感じて涙してしまいました。
ぼおっと聴いているのがとても合う舞台でした。
幕間に後ろのおばさんたちがこの作品のオリジナルについて話をしていました。
曰く「私はフランス語でみた、3倍はドラマチックだ」うーむ、日本語から
英語に変わるだけでも2倍はドラマチックに感じたのですから、原語ならば
さぞかし凄いのでしょうね。

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題名:Jersey Boys
日時:2006年6月3日14:06-16:30(途中休憩あり)
劇場:August Wilson Theatre
料金:Front Mezz 111.25USD(Telecharge手数料込み 120.25USD)
座席:Front Mezz B103
演出:Des McAnuff(トニー賞ミュージカル演出賞ノミネート)
作詞: Bob Crewe
作曲: Bob Gaudio
脚本: Marshall Brickman and Rick Elice(トニー賞ミュージカル脚本賞ノミネート)
オーケストレーション:Steve Orich(トニー賞ベストオーケストレーション賞ノミネート)
場面:Klara Zieglerova(トニー賞ミュージカル場面デザイン賞ノミネート)
照明:Howell Binkley(トニー賞ミュージカル照明デザイン賞ノミネート)
出演:
Tommy DeVito:Christian Hoff(トニー賞ミュージカル助演男優賞ノミネート)
Bob Gaudio: Daniel Reichard
Nick Massi: J. Robert Spencer
Frankie Valli: John Lloyd Young(トニー賞ミュージカル主演男優賞ノミネート)
French Rap Star, Detective One, etc: Tituss Burgess
Stanley, Hank Majewski, etc: Steve Gouveia
Bob Crewe, etc: Peter Gregus
Nick DeVito, Stosh, Billy Dixon, etc: Donnie Kehr
Joey, etc: Michael Longoria
Gyp DeCarlo, etc: Mark Lotito
Mary Delgado, etc: Jennifer Naimo
Church Lady, Miss Frankie Nolan, etc: Erica Piccininni
Frankie's Mother, Nick's Date, etc: Sara Schmidt
Thugs: Ken Dow, Joe Payne

本日の公演はソールドアウト、キャンセル待ちの行列が10人以上。
舞台はだいぶ高くなっています。1階最前列だとほんとに見上げることに
なっているようです。舞台上には2階席最前列よりもちょっと低いあたりに
通路が作られています。舞台の右端には螺旋階段、左側にはまっすぐな階段、
通路も階段もメタリック。背景は天井まで続く金網、上演前には舞台の前に
も大きな金網が下りていました。確かにこの高さでは1階後ろは上方見切れ。
2階の方が見やすいでしょう。観客席にはお年寄りばかり目につきます。
オールドソングばかりのはずが、オープニングはラップとヒップホップ、
一瞬頭が白くなりました(^^;) どうやら現代で昔の曲をカバーして歌って
いたようです。そこから時代はさかのぼって60年代になります。背景は工場
のシルエット。上方にはスクリーンがおりて当時の?ポップな絵がかかり
ました。物語は実話に基づいたもので、フォーシーズンズの結成からヒット、
メンバーの脱退、そして再結成まで。話としてはまあ成功物語なんですが、
その間のトラブルも描かれています。舞台でコンサートを行う場面ではビデオ
カメラを持ち込んで白黒映像を背景に写していました。時々観客席がうつる
のですが、それは当時の様子?超有名なヒットソングばかりなのでショー
ストップの場面多し。Sherry, Big Girls Don't Cry, Walk Like a Man で
3連続ストップ。Bye Bye Baby でももちろん止まりました。
手拍子ははいるわ、歓声ははいるわ。完全にコンサートのノリですな。
フォーシーズンズを表現するにはメインボーカルのファルセットが
でるかどうかが一番の問題だと思うのですが、ほぼ見事に再現していました。
主演男優賞取れる?
カーテンコールはもちろん観客全員総立ち。60年代に若かった頃の方々には
こたえられない舞台なのでしょう。


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題名:エリザベート
日時:2006年5月17日18:30-21:35(途中休憩あり)
劇場:日生劇場
料金:S席13000円
座席:GC,B列63番(中2階右側まんなからへん)
出演:
エリザベート:一路 真輝
トート 山口祐一郎
ルイジ・ルキーニ:?嶋 政宏
ヨーゼフ:鈴木綜馬
ルドルフ:浦井健治
ゾフィー:寿ひずる
マダム・ヴォルフ:伊東 弘美
ルドヴィカ:春風ひとみ
エルマー:縄田 晋
リヒテシュタイン伯爵夫人:小笠原みち子
シュヴァルツェンブルク公爵:塚田三喜夫
グリュンネ伯爵:治田 敦
少年ルドルフ:笘篠和馬
トートダンサー:櫛田 祥光.佐々木信彦,柴 一平,西田 健二
原田みのる,東山 竜彦,森内 遼,山中 大輔
アンサンブルキャスト;
池田 紳一,大谷美智浩, 小原和彦, KENTARO, さけもとあきら,
島田 邦人, 砂川 直人, 武内 耕, 谷口 浩久, 俵 和也,
野沢 聡, 藤森 徹, 松澤 重雄, 森田 浩平,
秋園美緒, 家塚 敦子, 一倉 千夏, 今宮多力香, 小澤美穂
小野佳寿子, 柏木ナオミ, 河合 篤子, 北林 優香
栗原 朗子, Belle,丸山知津子, やまぐちあきこ

ひさびさのエリザベート、GCの横は思ったより見やすい。振付も後ろまで
見えます。右側の出入りが多少見えない程度です。危惧したほど音響悪くない。
オープニングは今まで見た中で一番おどろおどろしい感じ、ウィーン版にすごく
近い?以前の演出よりピンスポットが多く、背景に照明があたっていません。
黒い背景ですな。全般的に暗いので舞台が見づらい;_; 鳥目が情けない。
トートの最後のダンスは聞きほれてしまいました。でもシシィは疲れてない?
なんだか声が出てないようで不安。
1幕最後のエリザベートはすばらしい貫禄、国家の主ですな。ぞフィはうまい
けど、最初からエリザベートに貫禄負け?
ルッキーニのいやらしさは磨きがかかる。やっぱりこの人いいですねー。
ただキッチュは全然聞こえない;_; やっぱり疲れている?>ルッキーニ
黒天使はクライモンドと比較しちゃう、あれと比べると単調な振付?
ふと意識が飛ぶともうそえだけで記憶が飛ぶのは老化なんだろうなあ。
王子は青臭くてほんとに王子そのもの、闇が広がるはなかなかよし。
夜のボートは年寄りの夫婦の話で泣けます。私がその歳に近くなってきた
せいかなあ。
カーテンコールはスタンディングオベーションでした。

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題名:クラリモンド
日時:2006年5月14日14:00-15:30
劇場:サンシャイン劇場
料金:S席8400円
座席:15列5番(左側通路そば)
原作:テオフィル・ゴーチェ
企画・台本:笹部博司
構成・演出:栗田芳宏
演出・振付:大島早紀子
音楽:宮川彬良
出演:
クラリモンド:安寿ミラ
若い僧侶ロミオ:貴水博之
悪魔:舘形比呂一、森山開次、熊谷和徳
その他:栗田芳宏、谷田歩、高塚恵理子、横山道子、横山愛

ちけぴのデジポケで数日前に購入。満員です。
大島さんの振付と森山さんのダンスを見にいきました。
森山さんは「からだであそぼ」でファンになって一度は生で見たいと
思っていました。
この作品は、若い僧侶ロミオが神徒となる時からクラリモンドに誘惑され、
夢の中で?逢瀬を重ねて駄目になる直前に他の聖職者に助けられる、
という物語です。怪奇の昔話としてあるものらしいです。
クラリモンドはサキュバスとバンパイアを足したような存在なのでしょう。
悪魔はロミオを誘惑するというか、まあエリザベートの黒天使みたいなもの?
舞台は頭上にキャットウォークがひとつとそれを支える柱があるだけという
シンプルなもの、怪談だからか舞台はずっと照明が落とされていました。
暗いと見づらい;_; せめて踊ってるところだけでももうちょい明るくして
ほしい。舞台の左側にはピアノが1台、演奏は基本的にはこのピアノだけ、
打楽器としては熊谷さんのタップ。タップはなかなかの迫力なんですが、
どうも陽に感じられて、舞台全体の陰の状態とはいまひとつそぐわないような。
森山さんは期待通りの体の動きでした。うねうね、くねくね、そして決まるとこ
ろはピシッときまりいくらでも見続けていたい感じ。舘形さんは三頭筋から
肩の筋肉がきれい。いかにも筋トレで美しい形を保っているように見えます。
安寿ミラさんは妖艶な雰囲気を醸し出していました。でも絶世の美女という
設定なので、現実にキャストがいると想像力がちょっと妨げられてしまいます。
ここはクラリモンドを舞台に出さずにロミオの一人芝居の形にしてくれた
方が、作品としてはおもしろかったでしょう。その他女性陣は歌って
踊れる人たちをあてたのだと思いますが、踊れる男性と比較すると少し
中途半端、いっそのことMovin'Outのようにダンスドラマにしてしまった
方がいっそう見せ場を作れたでしょう。
そういうわけで森山開次ソロ公演クラリモンド希望!

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