今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り『犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート』 日時:2007年8月26日12:30-15:40(途中休憩あり) 劇場:池袋サンシャイン劇場 料金:S席9500円 座席:15列14番(横通路から3列後ろ、センターブロック左より) 劇団:劇団☆新感線 出演: 金田真一耕助之介(かねだしんいちこうずけのすけ):宮藤 官九郎 (探偵で脚本家の役) 太郎子(たろこ):木野 花 柴子:村木 よし子 助比代(すけぴよ):礒野 慎吾、 次郎子(じろこ):高田 聖子 ロベール:古田 新太 助垂(すけだれ):河野 まさと、 エマニエル:保坂 エマ 三郎子(みろこ):山本カナコ 大(まさる):池田 成志、 助焦(すけこげ):右近 健一 ちわ子/大地マヤ:中谷さとみ、 助佐衛門助介(すけざえもんすけすけ)/犬滝神官:橋本じゅん、 野見山玉男(のみやまたまお):勝地 涼、 粟館弁護士:粟根 まこと 小松巡査:小松 和重 ネタばれあり。 本線が犬神家の一族に八墓村とデスノートフレーバーをつけたもの。 デスノートはサブタイトルにちゃんと書いてありました。 それにパロディソングとして、オペラ座の怪人、キャッツ、コーラスライン、 エリザベート、ドリームガールズ、など。 オープニングはなんとシャンデリアがあがっていくのです。 そして引き戸?みたいな半透明鏡の前後で歌う怪人と歌手。まんまですな。 怪人はなんと犬、「オペラ座の飼い犬」という劇中劇で、そこからは 犬が集まってキャッツのパロディ、そしてシルクハットを使って ワン! へと つないで行きます。その間の曲が何のパロディかわかりません。聞いたこと あるような曲なんだけどなあ。 ミュージカルファンの私としては爆笑の連続。そこからはストレートプレイ になりまして、殺人事件の調査。遺産争いの結果?おきる殺人事件を 金田真一(きんたまいちとよく呼ばれていた)が調べあげていくのです。 事件があると現場まで走る、客席におりて後ろから出て行くので私のすぐ目の 前を通っていきました。 一幕エンディングは裏山?にある露天風呂、男女二人ではいっているはずが、 蛇口が、風呂桶が、木が、石灯篭が、体重計が、実は人間!トランスフォーマー 尽くしで大笑い。でもトランスフォーマーがいなくなってからがこの舞台の 一番の見所、「お湯にのぼせる」、この歌は、なんと、『闇が広がる+いい湯だな』 歌詞もポイントポイントで、終わった、何もできない、座るんだ、あがる時、さまよう、 などうまくあわせているのでいかにも似ている雰囲気を醸し出しています。 そして振り付けも風呂場の中の動きなのに、ルドルフとトートが密着して動くシーン を見ているかのよう。いやあすばらしい仕事です。 このシーン見れば、今回の舞台の半分はみたも同然かも。 幕間に客席でぐだぐだしていたら、舞台上にライブ映像といってなにやらピンクレディ の歌らしいものが流れてきました。あわててロビーに飛び出したら、保坂・中谷コンビで ロビーでピンクレディメドレーを歌っていたのでした。罰ゲームですか? めずらしい回にあたったんですねえ。ロビーはぎゅうぎゅうまんいんで身動きできない くらい。ちょっとだけ横から見ただけなのですが、まあよしとしましょう。 後半は犬顔家のたたりの由来の物語、桃太郎+西遊記+猿蟹合戦+泣いた赤鬼+花咲爺 という代物でかなりブラック。裏切りにつぐ裏切りで呪いが蓄積していくわけですな。 たろこ、じろこ、みろこによるドリームガールズなど見所もあり。 途中でデスノートの死神が出てきて歌ったり、金田のノートにメモしたとおりに 人が死んでいったりというネタが出てきたりします。 舞台から飛び出してのおいかけっこ、ロビーから楽屋を回っての舞台をハンディカメラ で撮影して舞台でライブ上映するなどという試みもあり。 最後の真相解明はなかなかおばかな決着となりました。私としてはこっちの馬鹿話 パロディ路線が大好きなので、ぜひとも継続してほしいものです、 もうちょいミュージカル色強ければミュージカルファン全部に必見と言えるですけど ねえ。もちろん新感線ファンでミュージカルファンならば必見です。皆さん見ましょう。 PR |
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