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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:ファーストデート
劇場:シアタークリエ
日時:2014年11月29日13:00-14:40(途中休憩なし)
料金:9800円
座席:4列目左側ブロック
出演:
アーロン:中川晃教
ケイシー:新妻聖子
ゲイブ:藤岡正明
アリソン:昆夏美
レジー:古川雄大
ローレン:未来優希
ウェイター:今井清隆

演出:山田和也
翻訳:小田島恒志
訳詞:高橋亜子
音楽監督:島 健
歌唱指導:矢部玲司
振付:佐々木信彦
振付/監修:大澄賢也

ストーリー:
ニューヨークのレストラン。
緊張した面持ちの銀行員のアーロン(中川晃教)のもとに、
ケイシー(新妻聖子)が現れる。
二人は今日が初対面!
ダメ男に引っかかるのではないかと親友のレジー(古川雄大)と、
“完璧な姉”であるローレン(未来優希)はケイシーを心配している。
何やら恋愛に奔放そうなケイシーを前に、
アーロンの脳裏には結婚式当日に逃げられた
元カノのアリソン(昆夏美)の姿が浮かんでしまう……。
そんなアーロンに、彼の友達の肉食系男子ゲイブ(藤岡正明)は、
一歩踏み出すべきだと喝を入れる。
その場にいないはずの、親友、親、兄妹、元恋人の心の声に翻弄されながら、
お互いを探り合い、ぎこちなく会話を始める二人。
そんな二人を、ウェイター(今井清隆)も見守っているが―。

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この作品はブロードウェイでは早々にクローズしてしまってました。
そのため、あまり期待しないでいったのですが、予想を裏切られる面白さでした。
物語の場面はレストランのみ、最後にちょっとだけ帰り道。
主役二人以外は何役もこなします。
打ち切りになったくらいなので話がおもしろくないかなと思いきや、
そんなこともなく、物語として起伏がある上に、キャラが皆たっています。
二人のデートなんだけれど、脳内妄想シーンが炸裂。
そして脳内アドバイザとの戦いが笑えます。
突然ショーを始めるウェイターもなかりよかった。
会話で、話題がつぎつぎとうまくでていくので、脚本が良く翻訳も良いと
思われました。良い人過ぎる男と蓮っ葉だけど繊細な女の組み合わせ、
当人たちの心の動きがよくわかります。
おかあさんのはなしではなけましたね。
まるでオフブロードウェイの小品のような作品でした。



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題名:シェルブールの雨傘
劇場:シアタークリエ
日時:2014年9月6日13:00-15:20(途中休憩あり)
料金:9500円
座席:9列目4番
URL:http://www.youtube.com/watch?v=g-OMCDK3inQ
出演:
ギイ役:井上芳雄
ジュヌヴィエーヴ役:野々すみ花
カサール役:鈴木綜馬
マドレーヌ役:大和田美帆
エリーズ役:出雲 綾
エムリー夫人役:香寿たつき
  松澤重雄、川口竜也、高原紳輔、俵 和也、照井裕隆 、秋園美緒、岩﨑亜希子、横山博子
フランソワ役 (Wキャスト):菊井凜人  手塚涼大
脚本・作詞:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
演出・振付:謝 珠栄
翻訳・訳詞:竜 真知子
音楽監督:八幡 茂
歌唱指導:ちあきしん
装置:松井るみ
照明:成瀬一裕
衣裳:前田文子
ヘアーメイク:林みゆき
音響:山本浩一
振付助手:平野 亙
稽古ピアノ:國井雅美・飯田緑子
オーケストラ:(株)ダット・ミュージック・東宝ミュージック(株)
舞台監督:佐藤 博
演出助手:末永陽一
制作助手:渡邊 隆、上野志津華
プロデューサー:岡本義次
宣伝美術:タカハシデザイン室
宣伝写真:二石友希・田内峻平(東宝アド)

水彩画のような書割、大道具は円筒形で後ろを向くと背景が、前に向け
ると室内というものがごろごろごろごろ押されて動いていました。
客席の9割以上が女性、しかもかなり年配の方が多い。
私もむかしむかし映画をみたきり、筋も覚えていない状態で見に来ました。
全編の台詞が歌われるということだけ覚えてましたが。。
かわいい彼女とさわやかな彼氏のカップル、彼女は16、彼氏は20、
でも彼氏が徴兵 でアルジェリアに派兵されることで別れ別れになるふたり、
そして前の晩に盛り上がったら、子供ができてしまい、、という悲恋。
彼女は宝石ブローカーにプロポーズされ、子供ごともらわれていったのでした。
ブローカー太っ腹、かっこいいです。
シーンの合間は、全く関係のない兵士やカップルのダンス。きれいなん
だけど、なんだか取って付けた感じ。
戦争で足を怪我して戻ってくると彼女はいません。もちろんぐれる、、
でもその彼を見守るおさななじみ(でいいんですよね) おさななじみの
サポートで立ち直り、結婚、そしてエンディングでは偶然の再会。この
再会シーンではほろっときました。
前半はちょっと緩い感じだったのですが、後半になってからテンポもよく
感情移入もできました。
それにしても宝石ブローカーが出現したときはほんとに詐欺にあったのか
と思った。それから宝石ブローカーが惹かれているのはお母様とばかり
おもっちゃいましたよ。実は若いの好きだったのですねえ。
期待していたより相当おもしろい舞台でした。

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題名:Theatre de Yuhi Vol.1「La Vie - 彼女が描く、絵の世界」
劇場:天王洲劇場
日時:2014年8月2日16:00-18:00(休憩あり)
料金:9800円
座席:1階H 列5番
出演:大空祐飛 
《パントマイム》 いいむろなおき
《ダンサー》 珠洲春希、月央和沙、那須幸蔵、岡崎大樹、
《コーラス》 池谷京子、真瀬はるか、新良エツ子
《バンド》
 白井アキト(ピアノ)、岩永真奈(ベース)、坂本暁良(ドラム)、
 伊藤友馬(バイオリン)、江畑コーヘー(ギター)、菅家隆介(トランペット)
<スタッフ>
企画プロデュース:大空祐飛
脚本・演出:児玉明子

解説:
1920~30年代。二つの大きな大戦の狭間、芸術の華開くパリとアメリカを中心に、
彗星の如く現れた伝説の美人画家、タマラ・ド・レンピッカ。
その人生を基に、彼女が描く絵の世界を、音楽を中心に綴る、Liveパフォーマンス。
歌、芝居、ダンス、パントマイム・・・。
大空祐飛が舞台で表現することに飽くなき探求を続ける、
Theatre de Yuhi(テアトル・ド・祐飛)の第1弾。


最初に車イスの女性が登場。
主人公が自分の一生を懐古してインタビューに答えるという形式。
台詞があるのはヒロインだけ。残りはダンサーとマイマー。
マイマーがはいると雰囲気がかわりますね。
舞台の後ろにバンド、その画家の絵が背景となります
美貌で押し出しがよく美声で動きも美しい。、
さすが宝塚の元トップです。
スタイリッシュな演出、主人公によくあってます。

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題名:ブリング・イット・オン (Bring It On)
劇場:東急シアターオーブ
日時:2014年7月12日12:30-14:55(途中休憩あり)
料金:招待券(S席12000円、A席9000円)
座席:2階5列5番(2階席通路のすぐ手前左端ブロック)
脚本:JEFF WHITTY
作曲:TOM KITT,LIN-MANUEL MIRANDA
作詞:TOM KITT,LIN-MANUEL MIRANDA, AMANDA GREEN
音楽スーパーバイザー:ALEX LACAMOIRE
演出・振付:ANDY BLANKENBUEHLER
URL:https://www.youtube.com/watch?v=JtMwAU77EZI
出演:
Campbell: Nadia Vynnytsky
Danielle:Zuri Washington
Randall: Tyler Bertolone
Eva: Emily Mitchell
Bridget: Maisie Salinger
Nautica: Jennifer Geller
La Cienega: Sharrod Williams
Steven: Andy White
Cameron: AJ Lockhart
Kylar: Mia Weinberger
Skylar: Bailey Purvis
Twig: Erin L. Fleming


ストーリー:
主人公はスポーツの名門高校、"トルーマン校"に通い、チアリーディング
競技に青春をかけるキャンベル。
チームの主力メンバーとして全米チアリーディング選手権連覇を目指す彼
女は、ある日突然これまで通っていたトルーマン校から別学区の高校へ編
入することになってしまった。

新たに通うことになったジャクソン校には、チアリーディング部がない!
キャンベルはジャクソン校の人気者でヒップホップダンスグループのリー
ダーであるダニエルとタッグを組んで、チアリーディング部を設立。
新米チームが一丸となって全国大会を、目指し、いよいよ決勝に進出!
常勝チーム"トルーマン校"と新進気鋭の"ジャクソン校"。
どちらがアメリカNO.1の座を勝ち取るのか?


-------

ブロードウェイでは早期終了してしまったため、見ることができていません。
いつものミュージカルと違う客層、チアリーディングのひとたちかな?

オープニングでリーダーに選ばれ、最初の10分でキャンプで優勝し、順風満帆。
普通ならここまでを1幕終わりで描くだろうというものが、どんどん話が
進んでいきました。舞台には大道具はほとんどなく、ロッカーとベッドが
出る程度。基本的にはなにもない空間でダンス・チアするんです
そして学区変更によりヒロインだけが隣の学校に転校になってしまう!
そしてそして、その学校では不祥事でチアリーディング部が解散されている!!
で、着ぐるみきてヒップホップのファミリーになる!そこからはがんがん
ヒップホップ。
隣にいた幼馴染みが、ヒロインの姿形もチアリーダーも彼氏も奪うのです。
さていかに復習??というところで1幕終わり

2幕目はストリートダンサーたちを1分で篭絡。奨学金とテレビに出られると
いう嘘で一発。嘘がばれてもすぐに仲直り。そして仮面を被っていたお嬢さんが
自白するし、勝負はすべて描かれず、物語は終了シーンへとんでしまいます。
勝負が最後しかなく、途中はアナウンスと喜びだけで絵がかれてます。
最後にはルールで越えてはいけないことになっている線を越えての演技。
勝つのが目的じゃないといわれましても。。それでよしといわれてもねえ
というわだかまりが残る結末です。
ヒロインも敵役もチア以上にすぐれているのが陰謀、それだけで食って
いけるでしょう。
ちゃんとチアするのは最初と最後だけです。高いエアリアルは観客にとても
うけてました。




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題名:ブラック メリーポピンズ
劇場:世田谷パブリックシアター
日時:2014年7月6日13:00-15:00
料金:S席9000円
座席:1階I列17番(客席中央付近)
脚本・作詞・音楽:ソ・ユンミ
演出:鈴木裕美
台本:田村孝裕
訳詞:高橋亜子
URL:http://m-bmp.com/index.html
映像:https://www.youtube.com/watch?v=Rr0rCCgdFO4
出演:
 一路真輝…メリー
 音月桂…アンナ
 小西遼生…ハンス
 良知真次…ヨナス
 上山竜司…ヘルマン
STORY:
  1930年代、著名な心理学者グラチェン・シュワルツ博士の豪邸で
  火事が起こった。
  この火事によって、豪邸、及び博士の遺体さえも燃え尽きた。
  この事件は大きなニュースとなったが、何より人々の興味を引い
  たのは、シュワルツ邸の養育係メリー・シュミットが、業火の中
  自らは火傷を負いながらも、博士の4人の養子達、ハンス、ヘルマ
  ン、ヨナス、アンナを劇的に救出したということだった。
  しかし、翌日メリーは失踪。 残された子供達は、事件の衝撃か
  その晩の事を何も憶えておらず、火災の原因はわからずまま闇に
  葬られた。
  ところが次第に、メリーのアリバイが疑われる証言が出始め、彼
  女は容疑者として追われることとなる。
  それから12年。 いつしか事件は忘れ去られ、4人の子供達はそれ
  ぞれ違う家庭の養子となり新しい人生を送っていた。
  しかし、そんなある日、彼らに、グラチェン博士の手帳が届く。
  そこには事件の真相が・・・。
  あなたが取り出した子供達の記憶、あなたが消しなさい。この事
  実は誰にも知られてはならないのです。
  封印されていた、パンドラの箱が開けられた時、4人が見たものは・・・。
--

重たくて痛くて凄く見ごたえのある舞台でした。

ねたばれ書いてます。
森の中のお屋敷、博士が養う孤児たち、そして火災と博士の謎の死、記憶喪失…
幕が上がるとテーマ曲に合わせて人形振りをするキャストたち、
孤児たちは優しく賢いメリーに夢中、しかしある水曜日、グラチェン邸は火事に。
メリーは4人の子供たちを救出し、失踪してしまう。
残された子供たちは火事の際の記憶を失い、それぞれの里親に引き取られ、つか
の間の幸福な子ども時代とは異なった生活をおくっていた。弁護士になった長男
ハンスは火事以来離れていた兄弟を呼び集める。ハンスは再審請求を提出しよう
としていた。ハンスの元には当時の刑事から、メリーを疑う根拠である手帳が
送られてきていた。兄弟が持つ断片的な記憶を組み合わせて、あの日何があった
のかつきとめようと。。ヨナスは「メリーポピンズ」をみて不安神経症を発病、
ヘルマンは粗暴に、アンナは心を閉ざし感情を見せない大人に。。
メリーの筆跡がある手帳には子供たちへの人体実験の記録がつづられていたのです。
精神的肉体的トラウマの克服による強靭な兵士を作り上げることが目的。人体
実験後は薬と催眠術で毎回記憶を失なわせてリセット、、
そして最後の夜、子供たちによって返り討ちにされる博士、、状況を把握したメリー
は子供たちに頼まれて最後の記憶消去。
全員の記憶がよみがえった後、再度記憶を消してみなで平穏に生きていこうとし
ますが、この記憶を持ちながら生きていこうということで幕・・

子供と大人の切り替えが皆さんすごい、ほんとに背丈まで変わって見える。子供
時代は皆純真で見てて笑えるんですよ。ソファーがぐるりと回ると時代が変わる!
そして自分自身の闇を覗き込む感じでぞわぞわしました
曲調がすべて泣きを誘っているといいますか、これでもかこれでもかと不安で悲
しい気分にさせてくれます。しかしエンディングに多少違和感がありました。
なんかちょっとぬるくなったというか。。
子供役の人たちはほぼ出ずっぱりでみな凄いせりふ量に歌で見事な性格の描きわ
けを行っていました。メリー役の一路さんは登場するともう舞台の雰囲気を変え
てしまいます。
重くて痛くてすごく見た実感を味わえる作品でしたが、重すぎて2度見ることはな
いかな。でも一度は見て損はないです。

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