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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:劇団扉座第51回公演 人情噺『端敵★天下茶屋』(はがたきてんがちゃや)
劇場:座・高円寺1 
日時:2012年10月24日19:00-21:15 ごろ
料金:前売券4200円(招待券でみました)
座席:最後列中央付近
劇団:劇団扉座
脚本・演出:横内謙介
美術:金井勇一郎
技術監督:大竹義雄(プランニングアート)
大道具:金井大道具
照明:塚本悟(ASG)
音響:青木タクヘイ(ステージオフィス)
衣裳:木鋪ミヤコ・大屋博美(ドルドルドラニ)
殺陣:西村陽一
演出助手:川名幸宏
舞台監督:大山慎一(大山組)
出演:
白鳥忠:六角精児
奥寺剣路:岡森諦
大野段七:有馬自由
早見春平:累央
橋田闘馬:新原武
西とおる:松本亮
奥寺晶子:鈴木里沙
栗崎メイ:趣里(客演)
リツ子:高橋麻理
トモリン:江原由夏
渡良瀬省三:高木トモユキ
明鏡先生:中原三千代
宮ノ森:伴美奈子
研究生シゲル:串間保彦
研究生タツヤ:松原海児
研究生マサオ:野田翔太   
解説:
端敵(ハガタキ)というのは、脇の敵役という意味です。真の敵役は大敵と呼ばれるわけですが、この場合は小物の敵です。物語の本筋に関係なく、チョロチョロ出てきては悪さをしてゆく。大敵ではないから、途中であっさり退治されたりします。
  我が師・三世市川猿之助(現・猿翁)の十八番に『敵討天下茶屋聚』という歌舞伎作品があって、その中に出てくる元右衛門という人物が端敵の代表です。この作品では端敵・元右衛門がほぼ主役になっていて、深い理由のない場当たり的な悪事を次々に起こしては、物語を掻き回してゆきます。
  「天下茶屋を扉座で現代風にやると面白いと思うよ」
  人情噺第1弾『神崎与五郎東下り』に続いて、貴重なる猿之助アドバイスを頂きました。そんな端敵を六角精児がセコく、小ズルく演じます。ついでに日活映画の渡り鳥シリーズ風の娯楽作品に仕上げてみようかと思っています。
  でも大敵の存在が薄くて、端敵ばかりが世界を掻き回してゆくというのは、現代社会の様相そのものでもあるわけで、意外にこのテーマは深遠なのかもしれぬと感じつつ製作に取り掛かっております。
  今回はあんまり人情噺っぽくないかもですが、確実に傑作になる予定です。

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さいきん、マイブームに「相棒」観賞があり、ちょうど
六角さんが出演されるということで見に行きました。
とにかくせこい小悪党がかわいい。でも身近にいたら鬱陶しくて
しかたないでしょうね。
バッドファイブのひとたちはあまりにも騙されやすいイイヒト
すぎて、ハラハライライラしちゃいました。
クライマックスはバッドファイブの熱さにやられました。
いずれも主役級の悪役、やられました、
よわよわと呪う幽霊ネタがなかったほうがよりカタルシスを感じ
られたかもしれません。 バッドファイブの舞台だけのスピンアウト
作ってくれないですかねえ。

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