今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 劇場:東京宝塚劇場 日時:2020年12月20日11:00-14:05(途中休憩あり) 料金:S席9500円 座席:1階11列11番(1階席左端) 劇団:宝塚歌劇月組 出演: ジャック/ヴィクトール 珠城 りょう ガブリエル 美園 さくら シャルル 月城 かなと ミシェル 光月 るう ヴァネッサ 夏月 都 フローレンス 紫門 ゆりや ルイーズ 白雪 さち花 ロートレック 千海 華蘭 ウィリー 鳳月 杏 マルセル 輝月 ゆうま エマ 晴音 アキ セドリック 春海 ゆう フィリップ 夢奈 瑠音 ギイ 颯希 有翔 イヴ 蓮 つかさ ラ・グリュ 海乃 美月 エドモン 佳城 葵 花屋 朝霧 真 レオ 暁 千星 ジジ 麗 泉里 テオドール 英 かおと 新聞売り 蘭 尚樹 ボリス 風間 柚乃 イヴェット 夏風 季々 ミスタンゲット 天紫 珠李 ポール 彩音 星凪 ピエール 礼華 はる サラ 結愛 かれん モーム 天愛 るりあ[A] グリーユ 蘭世 惠翔[A] アラン 柊木 絢斗[A] ヴィヴィアーヌ きよら 羽龍[A] 番組: JAPAN TRADITIONAL REVUE 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』 監修:坂東 玉三郎 作・演出:植田紳爾 作曲・編曲:吉田優子 振付:花柳壽應 作・演出/植田 紳爾 日本人の精神性の原点ともされる「雪月花」。四季折々の自然の美しさ、そこから生まれる心情をテーマに紡ぎ上げる、宝塚歌劇ならではの日本物レビュー。宝塚歌劇の伝統である洋楽での日本舞踊の魅力を、より多くの人々にお届け出来るよう、世界中で愛され続ける名曲を用いて構成致します。また、この作品は、歌舞伎界のみならず様々な舞台で活躍を続ける坂東玉三郎氏が初めて宝塚歌劇の監修にあたります。 ミュージカル 『ピガール狂騒曲』 ?シェイクスピア原作「十二夜」より? 作・演出:原田 諒 作曲・編曲:玉麻尚一 振付:羽山紀代美 1900年、パリ。モンマルトルの丘の麓に位置する歓楽街ピガール。そこは多くの芸術家たちが集い、あまたの恋が生まれた場所でもあります。シェイクスピア喜劇の最高傑作と言われる「十二夜」の世界を、ベル・エポック(輝かしき時代)と謳われた古き良き時代のパリ・ピガールに移し、当時活躍した実在の人物を巧みに織り交ぜ描き出すミュージカル。舞台は、今もピガールに残るミュージック・ホール「ムーラン・ルージュ」。まさに時代の象徴とも言えるこの場所に、偶然にも顔を揃える様々な秘密を背負った男女。彼らの思いが幾重にも絡み合い繰り広げられる恋の駆け引き、恋の鞘当てが、明るく楽しく軽妙洒脱に、そしてロマンティックに展開する祝祭劇です。彼らの恋の顛末と共に、ミュージック・ホールを彩る美しく豪華絢爛なレビューシーンも大きな見どころ。宝塚歌劇ならではの煌びやかで華やかな舞台をお届けします。 なお、この作品の宝塚大劇場公演は第106期生のお披露目公演となります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 開演時完全に暗転したのち、照明がつくとキラキラした扇また扇! 舞台上を埋め尽くす人々、きらめく大人数の物量作戦に圧倒されました。 大人数でキラキラしているものが嬉しい。Welcomeされたくなります。 次はソロで伎楽?と思ったらメロディが黒田節っぽい。。なんかおもしろい。 盆の上に鳥居がいっぱいのってぐるぐるする演出にはびっくり。 ミラーダンスっぽいものあり、早変わりあり、おなかいっぱい。 最後はまたWelcome To Takarazuka でキャスト全員が銀橋をわたってはけて いきました。満足したのですが、1幕が45分しかなかったのがちょっと残念。 この作品はオリンピックのインバウンド客をターゲットとしているような気が しましたね。 ピガール狂騒曲は舞台が赤い風車。冒頭での妻ゴーストライター拒否からの 夫への三行半でいやおうなしに期待が高まりました。 十二夜を翻案した脚本がよくできていて楽しい。物語がとんとんと進みます。 カンカンのシーンもばっちり、宝塚ならではの雰囲気。 アドリブもかなり炸裂していたようです。墓地のシーンで押し合いっこが 続いた後、「早く止めてよぉ…」がツボにはいっちゃったらしく、しばし 後ろ向きで復活せず。お願いぃぃぃぃぃぃぃセディナ!も受けてましたね ジャックはもちろん美男子かっこよくて、ガブリエルは美女!そして 期待以上によかったのがシャルル、渋いかわいいおじさんでしたよ。 大団円になった後は大階段でロケットと羽根でお開き! 気軽に楽しむにはとてもよい番組だと思いました。 PR 劇場:新国立劇場小劇場 日時:2020年12月19日15:30-18:00(途中休憩あり) 料金:A席6600円 座席:C1列7番(横通路すぐ後ろセンターブロック) 作:リック・エリス 原作:デイヴ・バリー、リドリー・ピアスン 音楽:ウェイン・バーカー 翻訳:小宮山智津子 演出:ノゾエ征爾 音楽監督:田中 馨 美術:深沢 襟 照明:吉本有輝子 音響:清水麻理子 衣裳:駒井友美子 ヘアメイク:西川直子 ステージング・振付:古家優里 歌唱指導:今井マサキ アクション:前田 悟 演出助手:吉中詩織 舞台監督:川除 学 出演: 少年(ピーター):入野自由 モリ―(スターキャッチャー):豊原江理佳 宮崎吐夢 櫻井章喜 竹若元博 玉置孝匡 新川將人 KENTARO 鈴木将一朗 内田健司 新名基浩 岡田 正 ものがたり: ビクトリア朝時代の大英帝国。孤児の少年(のちのピーター・パン)は仲間とともに、卑劣な孤児院の院長により「ネバーランド号」に売られてしまう。船内で出会ったのは、好奇心旺盛な少女モリー。モリーは、父アスター卿と同じく「スターキャッチャー」として、世界制覇を企む奴らから、地球に落ちてきた星のかけら「スタースタッフ」の威力を遠ざける使命を帯びていた。宝がつまっているトランクを狙う黒ひげたち海賊は船に襲いかかり、少年とモリーたちはトランクとともに海中に放り出されてしまう。やがて不思議な島モラスク島にたどり着いた彼らには、更なる冒険が待ち受け、そして...... ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 舞台の真ん中に一段高くて穴ぼこだらけの通路。 穴ぼこが海になったり。。そして後方はバンド。 役者の皆さんが何気なく登場してなんとなく始まりました。 登場するのは2席の船と海賊たち。 船は時々ミニチュアで出てきます。 10人程度のキャストであっち側の海賊になったり、こっちがわの船員になったり ちょっと帽子をかぶったりするだけで、すぱっと変身するのはお見事。 少人数でやるストプレのあるべき姿というか。 名無しの孤児がピーターの名を得るところが1幕のクライマックス? 1幕フィナーレは全員で合唱。もうミュージカル? 2幕はすげー人魚の合唱で開幕!、畳みかけるように物語が進みます。 赤い目(ライト)と大きな口(脚立)のワニの造形が面白い。 ワニは時計じゃなくてキッチンタイマー食べちゃいました。 ブロードウェイとは演出がだいぶ異なっている(記憶が定かでないのですが)けれど 観客の想像にゆだねていて、それいでいてきっちり舞台が成立する役者の 技量に感心。楽しい小劇場舞台でした。でももうちょっと小さい箱で見たいですよね。 しかしピーターがお家へ帰れない(というかネバーランドそのものが家になった) というのは悲しすぎます。 それにしても声がかすれたキャストが何人もいましたが大丈夫? 題名:両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし) 劇場:明治座 日時:2020年12月16日13:30-16:30(途中休憩あり) 料金:S席12000円 座席:1階2列37番(センターブロック右端近く) 出演:原嘉孝、大鶴佐助、大原櫻子、木村了、入江甚儀、徳永ゆうき、岸本慎太郎、根岸葵海、大山真志、橘花梨、加藤梨里香、市川しんぺー、福田転球、伊達暁、紺野美沙子、りょう、皇希、南誉士広、梅澤裕介、遠藤誠、中村味九郎、松田拓磨、遊佐亮介、近藤廉 脚本:青木 豪 演出:青木 豪 原作: 岡野玲子(小学館クリエイティブ「両国花錦闘士」) WEB 作・演出:青木 豪 主題歌:デーモン閣下 美術:二村周作 照明:原田 保 衣裳:髙木阿友子 音楽:和田俊輔 振付:梅棒 音響:山本浩一 音効:青木タクヘイ ヘア&メイク:河村陽子 かつら:アート三川屋(川口博史) 小道具:高橋岳蔵 映像:松澤延拓 横山 翼 大道具:明治座舞台 俳優座劇場舞台美術部 相撲指導:両國 宏 歌唱指導:安部誠司 稽古ピアノ:安藤菜々子 演出助手:松倉良子 舞台監督:筒井昭善 説明: 歌って踊って暴れて笑って、 ポップでセクシーな裸祭りへ ようこそ! 両国に爛漫と咲き乱れる力士たちの花舞台・国技館。その土俵の上では、宿命のライバルの取組が始まろうとしている。東はソップ(やせ)型で美形の昇龍[しょうりゅう](伊藤健太郎)。西はアンコ(ぽっちゃり)型の雪乃童[ゆきのわらべ](大鶴佐助)。何もかもが正反対な二人だが、思いは同じ。「コイツにだけは負けたくない!」 熱戦を取材するのは、ワールドベースボール社の相撲雑誌の記者・橋谷淳子(大原櫻子)。野球雑誌の記者志望なのに相撲雑誌の担当になった彼女には、相撲の良さがさっぱりわからない。 稽古の合間の息抜きに、雪乃童は付き人たちとディスコへ繰り出すと、密かに想いを寄せる、部屋の一人娘・沙耶香と鉢合わせする。親方もおかみさん(紺野美沙子)も心配してますよ、と嗜めるが相手にされず撃沈。 昇龍も力士と分からぬようにオールバックにスーツでディスコを訪れるが、鬢付け油の匂いはごまかせない。その甘い香りに誘われるかのように大手芸能事務所パピーズの女社長・渡部桜子(りょう)が現れる。数多の男たちを欲しいままにしてきた彼女は、出会ったことのないタイプの種族・力士の昇龍を篭絡せんとする。 勝利も美女も手に入れるかに見えた昇龍だが、次第に桜子の歪んだ愛情に翻弄され、不調の力士に惨敗を喫するなど、心に乱れが生じる。 昇龍は桜子の欲望に呑まれてしまうのか。雪乃童との勝負の行方は。 淳子の見つめる土俵には、愛と欲望が乱れ咲く。果たして、その先に見えるものは……。 ------------------- サイドブロックが空白でした。見切れなのか、チケットが売れてないのか。。 私も一週間前に明治座サイトで買って2列目でしたし。。でもセンターブロックはほぼ満員。 そしてワンベルの代わりに一番太鼓。 呼び出しの声がイイ!と思ったら演歌歌手の徳永さんでした。 生で見たいと思っていたのでラッキー。徳永さんは行司としても登場していて 持っている軍配の文字が「区間急行」 雪乃童は肉襦袢、昇龍はがっつりそっぷ型、腹筋割れてます。 主題歌はデーモン小暮閣下、本物?そっくりさん?閣下のメイクです。 オープニングからつかみはOK!まるでアニメのオープニングを見ているみたい。 ノリが良い曲に楽しいダンス、そしてアイドルがローラースケートって いったいどんな世界?心はもう異次元に跳ばされました。 オープニングではデーモン小暮閣下出現されたのですが、本物???びっくり。 力士は欲しいのからぽっちゃりまで多様、でもさすがにあんこ型までは いません。どこかでみたことのある中年力士、、と思ったら転球さんでした。 この作品はミュージカルですよね?素早い場面転換とその間に挟まるポップな 劇中歌、そしてキレキレのダンスが裸族によって執り行われる! 見ていてずっとワクワクドキドキです。祝祭を見に来たかんじ。 土俵は舞台後ろから登場。 取組は力士ふたりとも前に向いて、エア四つ。まるで組んでいるかのよう。 実際にリアルに組むのは少なめでしたよ。 出てる登場人物がみんな尖がっていて、まさにマンガの世界から飛び出したみたい。 国技館を舞台にジャニーズでインド映画を撮った!みたいな舞台、王道の 娯楽大作でした。これはきっと再演ある、いや再演してください。 題名:プライベート・ジョーク 劇場:東京芸術劇場シアターイースト 日時:2020年12月13日15:00-17:00 料金:前売3700円 座席:自由席 J17(後方通路側) 劇団:パラドックス定数 作・演出:野木萌葱 出演:植村宏司 西原誠吾 井内勇希 加藤敦 小野ゆたか 解説: 天才がいる。 狂人がいる。 だからこの世は、面白い。 二十世紀初頭の古き佳き時代。 自由を掲げる学生寮で 未来の芸術家たちが暮らしていた。 豊かに無意味に馬鹿騒ぎ。 若さ故に才能を持て余しながらも 破天荒な共同生活は続いてゆく。 ある日、学生寮主催の講演会が開かれる。 彼らの前に二人の男が現れた。 この出会いが奇跡でも悪夢でも 魂の饗宴は止まらない。 プライベート・ジョーク。 身内の戯れに過ぎないのだけれど。 --------------------- 千秋楽です、ほぼ満員。 H列までは市松模様。I列以降は通常の運用。 舞台上にはソファとテーブル・椅子セット、背景にはなにもありません 学生寮に住む3人の若者の会話、ひとりは劇作家、ひとりは画家(シュール)、 一人は映画監督、を志しています。そこにふたりの先人、ひとりは画家、 一人は物理学者、しかも天才。固有名詞は一切出てこないのですが、 言葉の端々から先人たちはアインシュタインとピカソだと想像できました。 若者たちが最初は同じ方向で連帯していたのに、時と場所を隔てるにつれて ヒビがはいり、そしてジャリジャリするような軋轢が発生してくるところが いかにも!という雰囲気でよかった。 モデルとなった人物全員の氏素性を知っていれば、まっさらなときとは 違った見方ができる作品でしょうね。もっと勉強しなくちゃ。 題名:チャイルドシアター「へんてこうじょう」 劇場:吉祥寺シアター 日時:2020年12月13日11:00-11:50 料金:2500円 座席:E-10(5列目センター) 劇団:to R mansion 出演:上ノ空 はなび、野崎 夏世、丸本 すぱじろう、江戸川じゅん兵、イーガル 【演出】上ノ空はなび 【共同演出】小島康嗣 【作曲・演奏】イーガル 【舞台監督】矢島健 【宣伝美術】大貫デザイン【照明】丸山武彦 【音響】高塩顕 【衣装】斉藤絵美(マジカルミステリツアー) 【当日運営】奥村優子 【制作協力】斎藤努 ストーリー: ここは 「へんてこうじょう」 朝礼→休憩→自由時間。一体ここで何をつくっているの?へんてこな工場長とへんてこな従業員たちが巻き起こすドタバタコメディ。この工場見学の先にあるものは、、、。 親子いっしょに体験できる新感覚パフォーマンスシアター!! 卓越したフィジカル×発明的な視覚効果×現代音楽家による生演奏。 おっきな声で笑ったり、驚いたり、ワクワクドキドキ心と身体が踊り出す。 五感と身体と想像力を刺激して、一緒に遊ぼう。 ----------- 前説から良い。 「赤ちゃんは泣くのが仕事です。皆さん泣いているのを みたら、アーよく仕事をしているなと思ってね。 でも仕事をしすぎたらいったん外にでて気持ちをおちつけて、またはいってね。」 客席に子供たち多数、幼稚園年中さんあたり?みんな元気だ! 子供たち掛け声をかけるかける!なんてフリーダムなんだ。そして楽しい。 それに見事に応える舞台の方々。そしてイーガルサンの生伴奏! 登場人物はみな工員さん、作業服の白いつなぎにきれいな絵がかかれています。 小道具に段ボール多数、段ボールの各面に色んな絵が描かれていて 置き方で絵がかわるのです。絵ができると子供たち皆叫ぶ! 1日目、ものがたりをつくります。 ハンドパペットのねずみ?とおもったら帽子。 ねず夫とねず美のラブストーリー。 2日目、配達。段ボールを配達です。 段ボール7箱たてに並べてもつ!あーあぶない!!!子供たち大声 いろんなところを通る、のだけどここだけ子供たちにうまく 伝わらなかったようで、何してるのー??の掛け声。 段ボールを積み上げると黒、何もみえません。 子供たちが持つ懐中電灯(開演前に配る)で照らすと地図があらわれる! 子供たちが自分で何かするのはテンションあがるようでなかなか考えて ありますね。 劇中歌を子供たちからもらったキーワードでイーガルサンが作っちゃいました。 まるで三題噺のよう。今回もらったのは、鬼滅の刃、デッドプール、んちゃ。 おかあさんは言葉に んちゃ とつけちゃう、犬にデッドプールと名前をつける ちくわを咥える犬、で三題噺歌完成!よくぞまとめました! しかしなぜ「デッドプール」? へんてこうじょう体操を小さな子も大きな人も一緒にやりました。 ちょうど飽き始めた?というタイミングでやったのでみんなの意識が全集中w ちっちゃな子でも飽きずにみられるのは偉大です。あっという間の50分。 |
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