今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:A Little Night Music 日時:2010年6月12日20:00-22:50(途中休憩あり) 劇場:Walter Kerr Theatre 料金:telecharge手数料込 146USD 座席: Center Orchestra Row G, Seat 111 Production Credits: Trevor Nunn (Direction) Lynne Page (Choreography) David Farley (Set and Costume Design) Hartley T A Kemp (Lighting Design) Dan Moses Shreier and Gareth Owen (Sound Design) Caroline Humphris (Musical Supervision) Jason Carr (Orchestrations) Tom Murray (Musical Direction) Other Credits: Lyrics by: Stephen Sondheim Music by: Stephen Sondheim Book by: Hugh Wheeler 出演: Madame Armfeldt: Angela Lansbury Desiree Armfeldt: Catherine Zeta-Jones TONY賞Best Performance by a Leading Actress in a Musical受賞 Fredrik Egerman :Stephen R.Buntrock(代役) Count Carl-Magnus Malcolm :Aaron Lazar Countess Charlotte Malcolm :Erin Davie Petra: Leigh Ann Larkin Henrik Egerman: Hunter Ryan Herdlicka Anne Egerman: Ramona Mallory Mr. Lindquist: Kevin Vortmann(代役) Mr. Erlanson:Matt Dengler(代役) Synopsis: Sondheim's 1973 musical is based on the Ingmar Bergman film Smiles of a Summer Night, about an aging actress, Desiree Armfeldt. She finds herself renewing a romance with a married lawyer when she grows tired of her blustering soldier lover, and the lawyer grows impatient with his resistently virginal child-bride. Romantic subplots collide during one eventful weekend in the country. The score includes "Send in the Clowns," "Liaisons," "The Miller's Son," "Every Day a Little Death" and "A Weekend in the Country. STORY: Set at the turn of the last century, A Little Night Music interweaves a tangled web of former and current lovers among the upper crust elite of Sweden. Esteemed lawyer Fredrik Egerman has recently married a young virgin, Anne, whom his son, Henrik, has also fallen madly in love. Fredrik’s dedication to his blushing bride is tested when he reunites with a former flame, the famed (and fading) actress Desiree Armfeldt. Things grow more complicated when her jealous (and married) lover Count Carl-Magnus Malcolm gets wind of the reunion. The coupling and uncoupling comes to a head when Desirée convinces her mother to host Fredrik and his family for a weekend on her lavish country estate—and the Count, with wife in tow, crashes the party. 場内でplaybill を見ると、代役が3人もあってどきどき、でも代役は男だけなのでおっけー。 今回のチケットも定価(+telecharge手数料)で事前購入。7列目センタでとても見やすい 席でした。でも前の3人の座高が高いOrz。おしゃれしているカップルもちらほら見られ、 昼間みたRedや Bloody とはうってかわって華やかな雰囲気の客席です。 オープニングの舞台は鏡張りの間の真ん中に椅子がひとつぽつんとおかれており、そこ だけスポットライトがあたっていました。真ん中のいすに男がひとり弦楽器を持って座って 弾き始めるところから開演!鏡は半透明ミラーで鏡になったり壁になったり。大道具はか かなりシンプルで、鏡以外は、ベッドとソファくらいでした。 物語は渋い中年弁護士が18歳の後妻をもらうのですが11ヶ月にわたって夫婦生活なし! というところからはじまります。いいなあ18歳。先妻の息子はほぼ同い年、小間使いに誘 惑されてはお預けをくらわされて悶々とする日々、父親も妻にお預けをくらわされて悶々、 という可哀想な父子。このの小間使いがいい感じでねえ、今回の舞台で私の一番好みの 女性でしたよ。2幕では独唱もあったのですが、肉感的で良い声です。 妻が楽しみにしていた舞台にふたりでいくと、舞台の上ではヒロインがなんと先妻。先妻 が夫に愁波を送っているようで気持ち悪くなって早々に家にかえっちゃいます。 家では小間使いがようやくお預けをやめたのだけれど、彼は気はあせれども、、、ああ、 かわいそ(涙)妻を寝かした後に父親は先妻の部屋に進入。ほらーといって先妻がガウン を広げてみせる場面では向こう側に向いているのですが、鏡に映ってぼんやりとみえて ました。思わず意識が集中する私、視力低下が嘆かわしい。久々の逢瀬となったところに パトロンが乱入!なんとかパトロン言いくるめてその場をしのぎます。でもパトロンは妻にそ の件の愚痴を、、えーと公認の愛人なんですか?パトロンは妻に父親の調査を命じちゃ います。 そうこうしているうちに先妻から招待状が届くのです。田舎で宴会か?今度は鏡の間が 白樺の林になって2幕がはじまります。先妻の別荘での物語、小間使いも連れて訪れる と、パトロン男爵夫妻にも遭遇。 召使い同士含めて4カップルがくんずほぐれつのシチュエーションコメディへと流れ込み ます。これがソンドハイムの中では美しい系の楽曲で語られるのですから、かなりおもし ろい。ただ、先妻が美しすぎて後妻が完全に負けているため、最初から後妻が負けの パターンが見えてるのがちょっと。 Angelaおばさまはしかるべき時に出現して鮮烈な存在感を醸し出していました。車椅子 で出てくると客席から大拍手!この方の前ではキャサリン姉御も小娘ですね。キャサリン 姉御はうまさより貫禄で歌っておりました。そいて主演女優賞! 最後は落ち着くべきところに落ち着いてハッピーエンド。 まあぐちゃぐちゃな人間関係をソンドハイムの曲で美しく包むという舞台、一番かわいそ うだったのは欲求不満の坊やでしょうか。それも若い義母と逃避行でハッピーエンド! 当初は6月で公演終了の予定でしたが、キャストを入れ替えて公演延長となりました。 さてキャストがかわるとどういうふうに見えるでしょうか? PR 題名:Bloody Bloody Andrew Jackson 日時:2010年6月12日17:00-18:30 劇場:Public Theater/Newman Theater 料金:General Rush 20USD 座席:O列4番(客席後方) 出演: Lyncoya:River Aguirre Male Soloist:James Barry Clay:Michael Crane Calhoun:Michael Dunn Red Eagle:Greg Hildreth Adams:Jeff Hiller Van Buren:Lucas Near-Verbrugghe Rachel:Maria Elena Ramirez Elizabeth:Kate Cullen Roberts Monroe:Ben Steinfeld Andrew Jackson:Benjamin Walker The Storyteller:Colleen Werthmann Female Soloist:Emily Young Written and directed by Alex Timbers Music and lyrics by Michael Friedman sets by Donyale Werle costumes by Emily Rebholz lighting by Justin Townsend sound by Bart Fasbender music director, Justin Levine choreography by Danny Mefford 評価:チャンスがあれば見にいくべし 当初は5月に終了のはずが上演延長されたので見にいくことができました。 パブリックシアターに来たのは初めて。ここははブルーマンの劇場をちょうど挟んで 向かいにあります。Astor Place 駅から歩いてすぐです。劇場は改築中らしく、周り に足場がくんであり、入り口はこちらの看板がいたるところに。。 ボックスオフィスも奥まったところに移動しておりました。 開演55分前くらいに行って開演1時間前から販売開始のGeneral Rush を無事ゲット。 後ろとはいえ20USDはありがたいです。定価はたしか70-80USDあたりだったはず。 Rush の行列はまったくありませんでした。30分前になると客が集まってきました。 さすがに昼のRedより客層がずっと若い。客席は階段状になっており、どこに座っても 見づらいということはありません。後方3列をのぞいて客でうまっていました。 客席の両端には大統領らしき肖像ががたくさん掲げられています。 頭上はむき出しのコンクリートに照明設備、赤い蛍光灯に、チープっぽいシャンデリ アです。舞台の両側にドラムスとピアノ。舞台の背面も一見古そうな絵画と肖像画、 それにいろいろな武器とか記念品?がかかっています。ドラムも赤い電飾、舞台の上 も赤いシャンデリア、幕ももちろん真っ赤。赤だらけです。 オープニングはキャスト全員(たぶん)でPopulism の歌、いやーいいかんじ。 これは第7代アメリカ合衆国大統領のAndrew Jacksonの歴史物語ミュージカルです。 Jackson はインディアンを殺しまくって戦争に勝ち、土地をぶんどって米国 領土を広げ、初の職業政治家で民主化も推進したと言う、功罪ががっぷり四つとなって 人によって評価がまるでわかれてしまう政治家のようです。 「OK」の発案者はこのAndrew Jackson だといわれているそうですね。 ロックにベタなギャグとブラックユーモアをつっこんで物語が進みます。 台詞はPAなしで、歌もアコースティックな伴奏ではPAなし、ロックになるとマイクを 使ってがんがんがなり立てると緩急をつけておりました。 物語はインディアンの襲撃でジャクソン家がやられるところから始まります。 ジーンズのちょっと顔立ちが整ったお馬鹿系のお兄さんが主人公のAndrew Jackson。 冒頭は悪魔の毒毒モンスターを期待してしまったのですが、別の意味で桁違いに 突き抜けた話でしたよ。10人インディアンの減数数え歌はかなりブラックでした。 がんがん領土を広げる際にインディアンを殺す課程が描かれているのですが、あまり 直接的な描かれ方はしてません。奥さんが重婚だったというのはほんとう? 言葉がわからなくてもベタなシーンは笑えます。それ以上にここまで大統領こけにして 大丈夫?かなり風刺?(大半が史実なので風刺と言っていいのか)が利いています。 前半はべたなギャグが多く、後半はベタが減って風刺が増えてある意味より頭が痛く なるような話。"reservation" という単語が出てきて、いったい何を予約するのか? と悩んで利いていたのですが、「インディアン居留地」という意味があったのですね。 大統領になったのちも大衆をとても大切にしていたふりをしていたようで、日本でもお 手本した政治家がいたりしませんか?Jackson大統領が民衆の声に従うと言って 人々に聞くと「何故私たちに聞くの?何かに決めたら賛成しますから」と言われて 頭を抱えてしまうシーンは印象的でした。 ナレーターは電動車椅子に乗ったおねえさん、大きなめがねでいけてない服装。 ゆっくり登場して大げさなナレーションで進行。でも途中でAndrew Jacksonに撃ち殺さ れてしまうのです。Andrew Jackson 曰く、自分で物語をすすめなきゃいけないこともある、 ナレーターは再度這ってでてきますが、また撃たれます。最後は天使姿でAndrewの 死に水をとりにきちゃいます。 天使になったナレーター曰く「偉大な大統領だったのか、虐殺者だったのか、 歴史の評価は定まっていない」(ヒットラーだったのか?と言ってかも) こういうものをしれっとミュージカルにしてしまえるのが米国の懐の深さなのでしょう。 日本だったら各方面からの圧力で簡単に企画中止になるでしょうね。 Andrew Jackson 役のBenjamin Walkerさんはおばかだけどひとなつっこくてどことなく 人を曳き付ける魅力があり、ポピュリスト政治家の役にぴったり、この人がいたから この舞台が成功しているのかもしれません。本当に政治の世界に出てもいけるかも。 政治的な意見、ブラックなギャグ、ベタなギャグととミュージカルのバランスをうまくとって いた感じですね。 カーテンコールで皆が歌っている途中、矢が飛んでくる音がして、女優ひとりだけがば たっと倒れてそのまま。他のキャストは歌をつづけて、倒れた女優さんは客だしをして いる間も舞台の上で微動だにせず。お疲れさまでした。 題名:La Cage aux Folles 日時:2010年6月11日20:00-22:45(途中休憩あり) 劇場:Longacre Theatre 料金:telecharge手数料込 140.75USD 座席:Orchestra Row B, Seats 112 出演: Georges:Kelsey Grammer Albin:Douglas Hodge 2010TONY賞Best Performance by a Leading Actor in a Musical Jean-Michel:A.J. Shively M.Renaud/M.Dindon:Fred Applegate Mme. Dindon/Mme. Renaud:Veanne Cox Jacob:Robin de Jesús Jacqueline:Christine Andreas Anne:Elena Shaddow Francis:Chris Hoch Colette:Heather Lindell Etienne:David Nathan Perlow Tabarro:Bill Nolte Babette:Cheryl Stern Waiter:Dale Hensley "Les Cagelles" Angelique:Nick Adams Bitelle:Logan Keslar Chantal:Sean Patrick Doyle Hanna:Nicholas Cunningham Mercedes:Terry Lavell Phaedra:Sean A. Carmon Production Credits: Terry Johnson (Direction) 2010TONY賞Best Direction of a Musical Lynne Page (Choreography) Tim Shortall (Set Design) Matthew Wright (Costume Design) Nick Richings (Lighting Design) Jason Carr (Orchestrations) Other Credits: Lyrics by: Jerry Herman Music by: Jerry Herman Book by: Harvey Fierstein 2010年TONY賞Best Revival of a Musical 受賞。 オフィシャルサイトで定価で購入。手数料コミですが140USDって高くなったものです。 劇場前で入場を待つ行列にLes Cagellesがキャバレーの入場ということでいろいろ客に 話しかけていました。記念撮影も可、私も撮らせてもらったのですが、ぶれて失敗、カメ ラの設定が変になっていたようです(涙) 場内にはいるとここでもLes Cagellesが客いじりをしていました。 B列は通常の席の一番前でした。その前に小さな丸テーブルと椅子のセットがあって、 テーブルごとに番号がついていました。このテーブル席はどうやって買うのでしょうか? 座るときに、キャストが通るので荷物を足元におくな、テーブルにキャストがくるが立ち 上がるな、などという注意がありました。丸テーブル席の客には、テーブルに物をおくな、 という注意をしてました。たしかにテーブルの上にキャストが立って踊るシーンがありました。 私の前のテーブル席には男性カップルがきました。テーブル席、男性カップル率高し! おそろいの指輪をしている方々もあり!!テーブル席ではLes Cagellesにべっとりと額に キスマークつけられた方もいましたよ。 Les Cagellesは客への注意、通路には手と足と髪の毛をだすな、髪の毛を切ってポニー テールにしちゃうぞw。 バンドは舞台上方、前奏曲がなるともうわくわく。この芝居って楽曲がよいのですよねえ。 Les Cagellesダンスの迫力にはドキドキ、ポールダンスやハンドバランスがすごい。 柔軟性がかなり高い人もいて180度を超えて足があがっていってました。 あの巨体で繰り返しトンボを切るので大迫力。カンカンではテーブル席までふみこんで ダンス!筋肉はロンドンよりすごいかも。 観客の反応やよし、1幕最後も大拍手。 客席に一番うけていたのはAlbin がおじさんになりきる練習シーン。笑いの連続でしたよ。 そしてJacquelineのレストランでの The Bestof Times で泣けました。 クライマックスでのマスコミからの脱走シーンでは、全員が私の目の前20cmを通って いきました。 楽しい舞台でした。リバイバル作品賞は固いと思っていたら予想通り。 題名:Promises, Promises 日時:2010年6月9日20:00-22:45(途中休憩あり) 劇場:Broadway Theatre 料金:ORCH Telecharge手数料込 136USD 座席:Center Orchestra Row A, Seat 103 Production Credits: Rob Ashford (Direction and Choreography) Scott Pask (Scenic Design) Bruce Pask (Costume Design) Donald Holder (Lighting Design Brian Ronan Jonathan Tunick (Orchestrations) Phil Reno (Music Direction) David Chase (Dance Music Arrangements) Other Credits: Lyrics by: Hal David Music by: Burt Bacharach Book by: Neil Simon 出演: Sean Hayes(Chuck Baxter) Kristin Chenoweth(Fran Kubelik) Tony Goldwyn(J.D. Sheldrake) Katie Finneran(Marge MacDougall) TONY Awards Best Performance by a Featured Actress in a Musical受賞 Brooks Ashmanskas(Mr. Dobitch) Dick Latessa(Dr. Dreyfuss). Peter Benson(Mike Kirkeby). Sean Martin Hingston(Mr. Eichelberger). Ken Land(Jesse Vanderhof, u/s Sheldrake, Dreyfuss) Cameron Adams(Miss Della Hoya, Ginger). Ashley Amber(Miss Kreplinski, Helen Sheldrake, u/s Miss Olson) Nathan Balser(Swing, u/s Dobitch, Kirkeby, Eichelberger, Vanderhof, Karl, Night Watchman, Eugene, Lum Ding Waiter) Helen Anker(Miss Olson) Wendi Bergamini(Swing, u/s Miss Olson, Miss Della Hoya, Ginger, Miss Wong, Miss Kreplinski, Helen Sheldrake, Orchestra Voices). Broadway: South Pacific. National tours: The Light in the Piazza (Franca, 1st National), Evita, Cats (Jellylorum) Nikki Renee Daniels(Barbara, Orchestra Voice) Sarah Jane Everman(Kathy, Orchestra Voice, u/s Fran). Chelsea Krombach(Sharon, Orchestra Voice) Keith Kuhl(Ensemble) Matt Loehr(Night Watchman, u/s Chuck, Eichelberger, Vanderhof). Mayumi Miguel(Miss Wong, Vivien) Brian O'Brien(Karl Kubelik, u/s Sheldrake, Dobitch, Kirkeby) Sarah O'Gleby(Swing, u/s Miss Olson, Miss Della Hoya, Ginger, Miss Wong, Vivien, Miss Kreplinski, Helen, Orchestra Voices). Adam Perry(Eugene). Megan Sikora(Miss. Polansky, Sylvia, Gilhooey, Nurse, Maid, u/s Fran, Marge). Matt Wall(Swing, u/s Kirkeby, Dobitch, Eichelberger, Vanderhof, Karl, Night Watchman, Eugene, Lum Ding Waiter). Ryan Watkinson(Lum Ding Waiter, New Young Executive, u/s Karl) Kristen Beth Williams(Patsy, Orchestra Voice, u/s Marge) Synopsis: To get ahead, a junior executive allows bigwigs to use his apartments for trysts. But what happens when his own office crush is one of the visitors? Songs include "I'll Never Fall in Love Again." Based on the movie The Apartment by Billy Wilder. ほぼ満員。 最前列センターブロックです。目の前はオーケストラピット、その向こうに一段と高い舞台が あります。私の頭の高さあたりが床になってます。足下はちょっとだけ見切れ、でもキャストを 見にきたのだからいいのだ。。 オープニングははんこをぺたんぺたんおすところから群舞に。Sean Hayesはこれがブロード ウェイデビューなんですね。小心者だけれど絡め手から出世したいという気持ちがとても よく見て取れます。そのまわりでダンスするサラリーマンにオフィスレディたち。舞台ぎりぎり までつかっての大きな動きにちょっと感心、落ちることないんですか?でもサラリーマンダン スみると、9to5とか努力せずにとか色々思い出しちゃいます。その後もサラリーマン達はがん がん踊ります。大道具はシンプルなもので机と椅子くらい。1幕最後のクリスマスパーティだけ 螺旋階段とクリスマスツリーあり。 さてFranがでると大拍手。小さな願い、は懐かしさでちょっと涙ぐんでしまいましたよ。いつ頃 でしょうか。相変わらずすばらしい声、でもなんというか貫禄ついてきましたねえ。チャーリー ブラウンの頃とは本当に様変わりしました。 2幕でFranが下着姿になるとおっぱいに目が行ってしまいます(^^;) i'll never fall in love again を弾き語り風にやるのは泣けました。 幕間、ようやく、客席の無駄話が理解できるようになってきました。なれたころに帰るんだよね えOrzアダムズファミリーには期待しすぎていた、なんて会話も聞こえてきます(^^;) 2幕最初のふくろうのコートのおねえさまはかなりいい感じ、すごく迫力のあるよっぱらいです。 (と思っていたら、案の定TONYのミュージカル助演女優賞を受賞しました) おじさんたち4人組も管理職でいながらつましい、ちょっと情けない状態がいい。 かなり分かりやすい英語の上に、英語がわからなくてもわかるだろうと思えるくらいにわかり やすい筋書き。でも管理職の方々がラブホテルに困るってところが今だとわかりませんよね。 古きよき時代のミュージカルをみた感じで満足して帰りました。 これってリバイバル賞!!って思ったらノミネートされてないのねOrz 題名:Fela! The Musical 日時:2010年6月6日19:30-22:15(途中休憩あり) 劇場:Eugene O'Neill Theatre(NY) 料金:Broadway Offers 割引 $84.50USD 座席:Left Orchestra Row A, Seat 1 出演: Synopsis: Conceived by Bill T. Jones, Jim Lewis & Stephen Hendel, Fela! explores the life of Nigerian artist/activist/composer-performer Fela Anikulapo Kuti. FELA!, the most critically acclaimed new musical of the season, has received 11 Tony Nominations, including Best Musical. His story inspired a nation. His music inspired the world. FELA!, is the true story of the legendary Nigerian musician Fela Kuti, whose soulful Afrobeat rhythms ignited a generation. Inspired by his mother, a civil rights champion, he defied a corrupt and oppressive military government and devoted his life and music to the struggle for freedom and human dignity. FELA! is a triumphant tale of courage, passion and love, featuring Fela Kuti’s captivating Production Credits: Bill T. Jones (Direction and Choreography)2010年TONY賞Best Choreography受賞 Marina Draghici (Scenic and Costume Design) Robert Wierzel (Lighting Design) Robert Kaplowitz (Sound Design) 2010年TONY賞Best Sound Design of a Musical受賞 Peter Nigrini (Projection Design) Aaron Johnson and Jordan McLean (Musical Arrangements) Marina Draghici, Fela!Costume Design) 2010年TONY賞Best Costume Design of a Musical受賞 出演: Sahr Ngaujah (Fela Anikulapo-Kuti) Lillias White (Funmilayo Ransome-Kuti) Saycon Sengbloh (Sandra Isadore) Ismael Kouyaté (African Chanter, Geraldo Piño, Orisa, Tortured Fela, Ensemble) Gelan Lambert (J.K. Tap Dance, Egungun, Ensemble) Talu Green (Djembe Drummer, Ensemble) Corey Baker (Ensemble) Hettie Vyrine Barnhill (Ensemble) Lauren De Veaux (Ensemble) Elasea Douglas (Ensemble, Sandra U/S) Rujeko Dumbutshena (Ensemble) Catherine Foster (Ensemble) Shaneeka Harrell (Ensemble) Abena Koomson (Vocal Captain, Ensemble, Funmilayo U/S) Shakira Marshall (Ensemble) Afi McClendon (Ensemble) Adesola Osakalumi ( Ensemble, Fela Anikulapo-Kuti U/S) Jeffrey Page (Ensemble) Daniel Soto (Ensemble, Assistant Dance Captain), Iris Wilson (Ensemble) Aimee Graham Wodobode (Ensemble) Chanon Judson (Swing) Farai M. Malianga (Swing) Oneika Phillips (Swing) Justin Prescott (Swing) Ryan H. Rankine (Swing) JILL VALLERY (Swing, Dance Captain) J.L. Williams (Swing: J.K. Tap Dance u/s) 2010年TONY賞最多部門ノミネート。 この作品は有効期間の長いディスカウントコードが出ていて、かなり前にチケットを購入できました。 舞台左側に花道ともういうべき張り出しが作られています。私の席はその張り出しのすぐ左側、 通常の客席通路がすぐ右側にありますので、1席だけぽつんとある状態、しかも前方も広く かなり楽です。客席通路から舞台へ登る階段が設置してありました。 舞台の上は奥にバンド、その上にキャットウォーク。両サイドの壁面は黒人の想像や仮面、偶像等が 飾られています。右側はFelaの母親の肖像(ときどき動きます)。そして舞台の上方には「Shrine」 開演前からバンドが演奏しつづけています。客入れ音楽としてはわくわくする感じ。客層は 案の定黒人が多く、昼間見たアダムズファミリーとははっきり異なっていますね。 最初は客席通路をぶらぶら歩いているひとがふらりと舞台にあがって、舞台がはじまりました。 オープニングは裸足でアフリカンダンス、花道も私の隣の通路もがんがんキャストが行き交って いるのです。なんだか舞台の中に入ってしまった気分。私のすぐとなりにポールがたっており キャストがそれをつかんで頭上をぐるりと回られたような気も。。。 舞台の全貌を見るにはつらい席ですが、臨場感はすさまじいものがありました。3次元で味わう 舞台ですね。 最初の歌は背後に歌詞がでました。ほとんど宗教曲です。で、shrineへようこそ! 今日がこのshrine最後の日なのだそうで。 ダンサーは文字通り飛び跳ねまくり、恐ろしい運動量で見る見る玉のような汗がふきだしていました。 アフリカンのスタイルから腰にたくした布を広げると巻きスカートに早変わり、ヒールをはいて、男が ジャケットを着ると見る見る都会のダンス、でまたすぐにアフリカンに逆戻り。 足は裸足でなく絵、草鞋のようなスタイルの革製サポータをはいていました。 主役はうたいっぱなし。途中で客を全員たたせて、振り付けしました。でものってきません(^^;) それでもどんどん暑くなる客席。あ、ほんとに暑いのでマフラーはずしました。 物語が進むと国家による悲惨な弾圧も語られていきます。かなりめちゃくちゃやられてて それでも耐えしのぐ。。でもだんだん暗くなる。。 実在の人物を語っているのでしかたないのですが、やはり後半はかなり辛く、そしてちょっと単調 に。。エンディングはキャスト全員で通路を練り歩きました。もちろん私の脇を通り抜けていく のです。ほぼ全員と目が合い、アンサンブルのひとりとハイタッチ!私が浴衣を着てみてたせいか、 お辞儀をしてくれるキャストが何人もいましたよ(^^;) 英語は比較的わかりやすく、しかも歌詞が後ろにしばしば出現するので理解をするのに助かります。 American Idiot とはまた異なったテンションの高さで突っ走るのです。暑さがつたわってきます。 しかしダンサーはなんども汗をふきながら主役は水分補給しながら語りつづけ、歌い続けます。 オフでみたかったなあ。もっと濃密な空気を味わえたでしょう。 でもこの席はこの席でかなーり濃密な体験でした。 客席の盛り上がりから、見終わった時にはこの作品がTONY賞作品賞だと思ったのですが。。。 |
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