忍者ブログ
今までに見た舞台の感想をつづってあります。
[34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



題名:ブラッド・ブラザース
日時:2009年9月21日17:30-20:20(途中休憩あり)
劇場:シアタークリエ
料金:S11000,A8500円
座席:16列2番(後方左端近く)
出演:、
    ミッキー:藤岡正明
    エディ:田代万里生
    リンダ:鈴木亜美
    ミセス・ジョンストン: 金志賢
    ミセス・ライオンズ:久世星佳
    ミスター・ライオンズ:金澤博
    サミー:伊藤明賢
    ナレーター:下村尊則
ストーリー:(公式Webより)
イギリスの港町、リヴァプール。子沢山のジョンストン家に双子が生まれた。ミセス・ジョンストン
(金志賢、TSUKASAのWキャスト)は、裕福だが子供に恵まれないライオンズ家(ミセス:久
世星佳、ミスター:金澤博)に、双子の一人を金と引き換えでさしだす。ライオンズ家にもらわれ
たその子は、エドワード(エディ)。一方貧しいジョンストンの子は、マイケル(ミッキー)を名づけ
られる。ナレーター(下村尊則)は迷信の類を語る。ミッキーとエディ、ミセス・ジョンストン、ライン
オズ家の不吉な未来・・・。
はなればなれの双子は、運命のいたずらに導かれるように出会う。生まれた日も同じ二人は意
気投合、友情が芽生え親友となる。時が過ぎ二人は14歳になった。ミッキーのガールフレンドで
あるリンダ(鈴木亜美)と二人は、10代の多感な数年を仲良く過ごす。不器用なミッキーは幼な
じみのリンダに恋の告白ができない。大学進学を控えたエディは町を去る前に、二人のキュー
ピットを演じる。ミッキーとエディは18歳になっていた。
ミッキーは、稼ぎのために嫌な仕事を続けている。エディは裕福な家庭の子息のお決まりで、大
学生活を満喫していた。突然襲った不況でミッキーは職を失う。兄サミー(伊藤明賢)にそそのか
されて、強盗一味の片棒を担がされたミッキーは、警察に捕まってしまう。心身ともに荒んでしまっ
たミッキーを社会復帰させるために、リンダは社会的な地位を得たエディに窮状を訴え、援助を
求める。ミッキーはエディとリンダの仲を疑い逆上したミッキーは拳銃を持って、エディの演説会
場に乗り込む。その時ミセス・ジョンストンが会場に現れる。血を分けた実の兄弟― ミッキーとエ
ディの運命は・・・。

---
 
左側にミッキーの家、右側にエディの家、舞台上右端にバンドがいます。舞台は右から左にかけ
てなだらかに降りる傾斜がついていました。エディの家から左の方へ細いキャットウォーク。
ナレーターは濃い感じでまずまず、ただ後半部分で息切れしたのは残念。
ジョンストン夫人はたくましい&迷信深いを熱演、物語の柱となってました。
エディはかわいい顔で甘い声、こりゃ女性がほっておきませんね。ミッキーは汚れ役を熱演。
リンダはきゃしゃでかわいい。ミセスライオンズは久世さんだとはキャスト表見るまで気がつきません
でしたよ。自業自得とは言え、気を病んでしまった奥様を好演。
しかし、ブラッドブラザーズって元々小さな劇場でやるミュージカルじゃないですか?
舞台の広さでエネルギーが逃げているように思われます。舞台の照明が総じて暗く、私が座って
いる席が舞台から遠いのでキャストの顔がよく見えませんOrz
もうちょいテンポよくぽんぽんぽんと話が進む方が好きかも、2幕目は比較的話が進んでいるよう
に思えるのですが、どうも起伏がたりない演出のように思われます。ジェットコースターストーリー
なんですけどねえ。

拍手[0回]

PR


題名:Rent
日時:2009年8月22日18:00-20:40(途中休憩あり)
劇場:赤坂ACTシアター
料金:S席12600円
座席:1階F列29番(右ブロック通路側)
出演:
Roger:Adam Pascal
Mark:Anthony Rapp 他


満員立ち見です。舞台の左側にバンド、その上が舞台スペース。背景は煉瓦の壁に壁画付き、
真ん中にキャットウオークと階段。右側にがらくたのオブジェ、車と、、あとなんだろう?
来日したプロダクションもいくつか見ていますが、その中ではずば抜けてよい舞台でした。
主役のふたりが往年の雰囲気を漂わせている(といっても私は初演は見逃した!)だけではな
く、アンサンブルが力強い。とにかく皆歌がうまい。心に染み渡る感じ。きれいに英語は発音して
くれていて、台詞の部分はとても聞きやすい。でも歌になったとたんに聞き取れなくなる(泣)
モーリーンのお尻美しい、エンジェルも身軽で歌がうまくてすばらしい。フラリッシュもきれい
ああ初演の時にNYに行っていたはずなのになぜみなかったOrz 当時はさほど舞台鑑賞に
のめりこんでいなかったのですねえ。過去に戻って自分に説教したい気分でしたよ。



拍手[0回]




題名:サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ
日時:2008年7月26日14:00-16:35(途中休憩あり)
劇場:パルコ劇場
料金:10000円
座席:C列15番(6列目センター)
作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム
台本:ジェームス・ラパイン
演出:宮本亜門
翻訳:常田景子
訳詞:中條純子
音楽監督:山下康介
歌唱指導:楊淑美
出演:
    ジョージ 石丸幹二
    ドット 戸田恵子
    老婦人 諏訪マリー
    ジュール 山路和弘
    イヴォンヌ 春風ひとみ
    フランツ 畠中洋
    ボート屋 野仲イサオ
    看護婦 花山佳子
    セレステ1 鈴木蘭々
    セレステ2 冨平安希子
    兵隊1 岸祐二
    兵隊2 石井一彰
    ミスター 岡田誠
    ミセス 南智子
    ルイ 中西勝之
    フリーダ 堂ノ脇恭子

ほぼ満員、最後列に少し空席があるくらいです。いつもより客層高め、おばあさんが
孫らしきお嬢さんに手を引かれて、という姿が目につきます。
舞台幕は例のジョージスーラの絵、幕が開くと真っ白な舞台に映像が投影されて
いきます。1幕目は社会的に駄目人間のジョージがぐずぐずするという物語。訳詞の
問題か、どうも情報量が落ちているような気がするのですが、ぜんぜん覚えていません。
いつものソンドハイムの不協和音が心地よい。キャストは中堅どころをおさえてますね。
でも堅い分地味?主役のジョージのダメっぷりが際だってます。しかしダメ過ぎて人間に
興味がなく、子供なんてつくらないような気が、、、ドットはもうちょいおバカなほうが良いかも。
1幕最後はキャスト総出で、日曜公園の絵をみんなで形作り、、たしかにBWで見たとき
は私も感動したのですが、今回はどうだろう?ちょっとインパクトが薄いような気がします。
2幕はジョージの曾孫の物語、ハイテクなアートを製作しては売り込むという、まるで映画
のプロデューサのような現代の芸術家の苦悩を描きます。今度はおばあちゃん役の戸田
さんのひっかきまわしっぷりが秀逸。最後はMove On でフィナーレ。
しかしMove On が「すすめー」だとどうもいまひとつですよね。訳詞の問題は大きいかも。
訳詞を除いてよくできているのですが、堅くて地味な舞台でした。

拍手[0回]



題名:EVIL DEAD THE MUSICAL ~死霊のはらわた~
日時:2009年7月4日13:05-15:15(途中休憩あり)
劇場:池袋サンシャイン劇場
脚色:倉持裕
演出:河原雅彦
出演:
   Ash:諸星和己
   Cheryl:大和田美帆
   Scott:上山竜司(RUN&GUN)
   Jake/Prof. Knowby:右近健一(劇団☆新感線)
   Shelly/Annie:瀬戸カトリーヌ
   Ed:森本亮治
   Linda:高橋由美子
   Evil Force:齋藤久美子/関根あすか/吉浜愛梨

おばかな超B級ミュージカルです。ソウルで見て、これが2回目。
言葉がわかると細かなくすぐりがわかってうれしいですねえ。スーパーはDAIEIに
なってましたが、協賛にははいっていません。ASIANA航空が協賛はなぜ?
血糊がやはりとぶようで前方席にはビニール合羽を貸していました。
しかし、ソウルのように血糊まみれで客席に乱入というサービスはなし。
キャストがひとり二役、それにダンサー3人の合計10人でのミュージカル。全員汗
びっしょりの熱演です。右近さんがまともに演技ができるのにはびっくり、さすが役
者なんですねえ。瀬戸さんの二役も見事な演じわけ。大和田さんもゾンビ化した
後はじけてます。主役の諸星さん熱演、踊り足りない(劇中で踊ってるのはもっぱら
ゾンビなので、主役が踊るチャンスはほとんどない)とカーテンコールではがんがん
踊ります。でもこれマチソワでやるのは役者の体力的にかなり厳しいと思いますねえ。
ソウルでは血糊べったりもっとおどろおどろしくやっていたのですが、この舞台では
ホラー色は薄まり、カラッとした感じです。
これでもう少し小さい劇場でやってやすくなってくれれば人に強くお勧めするのですが。。。
半分のサイズの劇場で5000円でやれば小劇場ファンに大人気間違いなしでしょう。

拍手[0回]



題名:창작뮤지컬 사춘기 (思春期)
劇場: 해치홀(HAECHI Hall)
日時:2009年7月27日19:00-20:40
料金:35000WON
出演 : 오승준, 에녹, 배승길, 임수연, 홍윤희 ..
Staff : 김운기, 이희준, 박정아, 오재익, 서정은

ttp://ticketimage.interpark.com/Play/image/etc/09/09003187-09.jpg
http://ticket.interpark.com/Ticket/Goods/GoodsInfo.asp?GoodsCode=09003187

明洞HAECHI HALL開館記念フェスティバル参加作品です。
「第3回ザ・ミュージカルアワーズ」で、「小劇場創作ミュージカル賞」を受賞しています。
このHAECHI HALLはミョンドンの真ん中に新しくできたビルM Plaza の5階にあります。
この下にDAISOやForever21などがはいっています。この舞台もこのホールのこけら落と
し公演の一環です。このホールは多目的で、今回は三方が客席というつくりでした。正
面は5列、側面は3列、私は正面3列目センター付近に座りました。床にはいくつか四角
いライトが埋め込んであります。閉じこめられ感などを表す時につかっているようです。
低い天井にライトの仕込みはいっぱい、背面は黒い壁で、ところどころスライドするよう
になっています。そこに写真や映像を投射して電車の乗降口やラブホテルの入り口など
に早変わり。
最初はいすがひとつだけぽつんと舞台におかれています。そこでパジャマ姿の彼がす
わり、医者と看護婦が周りに、物語は彼の診察からはじまりました。オープニングの次は
男子学生たちが椅子をもって登場、いかにも学校でありそうな、友人関係のもつれ、仲
間外れ、恋愛、親子関係、セックスへの憧れ、変態、酒、盛り場への出入り、ゲイ、ちん
ぴらとの軋轢?そして妊娠、などをオムニバスでつづっていきます。場面でキャストに連
続性はあるらしい。主たる人物以外は多役で色々な場面を作り上げています。大人チー
ムはおばさんひとりで頑張ってます。母親と飲み屋のマダムと春を売る系?なかなかうま
く舞台を締めています。明るくて楽しいトーン主流から、徐々に苦しいトーンが増えていく
のは春のめざめと似た感じですね。でもこちらの方が悲壮感が少ない気がします。
女子生徒の悩みのシーンでは大勢がチェックのスカートで女装。かなりインパクトあって
楽しい。唯一のリアル女の子wはかわいくて私好みなんですが、他のインパクトに負けて
ます。それ以外でも女装をし続けるキャストがいて受けてました。
キャストはみんな、非常によく体が動く上によく声がでています。楽曲の良さと相乗効果
で舞台を力強いものにしています。まあ少年少女の悩みは万国共通、ひとつふたつ見
ていて理解できないシーンがあったのですが、言葉がわからなくてもたのしめる舞台です。
最初と最後に主役と思われる少年がパジャマを着て医者や看護婦に付き添われるシー
ンがあります。この物語は彼の妄想なのか、はたまた回想なのか。。。最初と最後で看護
婦の年齢が違っていたのはご愛敬。
韓国の舞台は若いほど上手というイメージがあるのですが、これも期待に違わないものでした。

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
くろせ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析