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今までに見た舞台の感想をつづってあります。
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題名:뮤지컬〈살인마 잭〉(Jack the Ripper)
日時:2009年11月22日19:00-21:20(途中休憩あり)
劇場:유니버설아트센터(ユニバーサルアートセンター,ソウル)
料金:R席100000KRW
座席:1階7列7番(7列左端近く)
Staff:Ivan Hejna, Vaso Patejdl, Eduard Krecmar, 왕용범, 이성준
出演:안재욱,김무열, 유준상, 민영기, 김원준 ..



かなり豪華な劇場です。キャストは日替わりの模様。
これって韓流スター出演なのでしょうか?和服姿の日本人らしきおばさまの
集団がいらっしゃいました。その他日本人のおねえさまたちも多数。
ロビーには花とかもあり。



生オケで、ほとんど全てが朗々と歌いあげる楽曲。1幕はかなりおもしろい。
キャスト全員がしっかり歌えます。売春婦とその客、コカイン中毒の警察官と
それを種にゆする新聞記者というどろどろした世界で、売春婦連続殺人事
件が起きます。刑事と新聞記者が見事にどろどろした雰囲気を醸し出して
くれています。売春婦もみんないい女。当然ながら舞台はずっと暗いのです。
回り舞台をフルに活用、ジキルとハイドに近い演出を感じました。
売春婦と駆け落ち?した医者のダニエルが死んだはずのジャックと出会って
なにやら契約、ジャックが売春婦を殺してダニエルが腑分け、いったいどん
な契約なのか言葉がわからないのがつらい。。
ダニエルを囮にジャックを誘い出すべく作戦をたてるのですが、売春婦は殺
されてしまいます。ダニエルが自分の研究室に戻るとジャックが待っておりました。
そこではダニエルとジャックの心がいれかわるような歌、まるで二人で演じる
ジキルとハイドです。そこに警部が捕まえにきます。その後ろから、ジャックを
新聞だねにしつづけようと、新聞記者が警官を殺しておいかけてきます。
新聞記者はダニエルに警官殺しのナイフを持たせて特ダネ写真、でもダニエル
に殺されてしまうのでした。そこででてくるのがヒロイン、ダニエルが連続殺人
魔であることに気がついて、ダニエルを殺そうとするが果たせず自殺します。
嘆くダニエル、その後ろから警官が撃って、研究室を爆発させるようにしてえんど。
群舞をみているのは楽しい、だけれどどこかでみたことがあるような振り付け。
かたまって動いたり、、机を動かしてタップを踏んだり、ゾンビダンスだったり、、
楽曲はいいし、歌って踊れる人をアンサンブルまできっちりそろえてます。
途中までノリで書いてきて、最後になって無理矢理落ちを付けたという雰囲気
の舞台でしたよ。なんだか残念。

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題名:뮤지컬 김종욱찾기(キムジョンウク探し)
日時:2009年11月22日15:00-16:55
劇場:대학로 예술마당 1관 (大学路の南,ソウル)
料金:45000KRW
座席:I-12(客席後方ほぼ中央)
Staff:강국현, 이시내, 장유정, 김혜성, 김동연
出演:
김종욱:최지호
여자:임미현
멀티맨:김종구







これはお勧め!ハングルわからなくてもかなり楽しめました。

話題になってロングランしているということで見にきました。
恵化駅から歩いて10分弱、シアターコンプレックスのB1にこの劇場はありました。
大通りに面していないので、地図を持っていかないとたどり着けない可能性があり
ます。客席はかなり急、前後は狭い。
客席はほとんどカップル、すごい風景だなあ。私の前のカップルはずっと抱き
合ってみてましたよ。人気のデートスポットなの?
開演前には他の舞台のプロモーションビデオ上映。Assassins, Spring Awakening,
Wedding Singer..全部みたいぞw
最初に黒いスーツでおにいさんが前説、ここで受けてます。客席のもりあがりや
よし。そしてこのお兄さんがその後千変万化、次の場面ではかつらで登場(^^;;)
登場人物は3人だけ、主役二人はほぼそのまま(主演男優は二役)、残りひとりが
22役をこなすとうたわれていました。記憶の限りで書くと、、タクシーの運転手、占
い師、コギャル、フライトアテンダント、予約係、おばさん、ヒロインのお父さん、バ
レエダンサー、車掌、ヒロイン上司、車内販売係、ターバンまいたインド人、バー
テンダー、半身ずつおにいさんとおばさん、えーと後なんだっけ(^^;) もっともっと
いました。

冒頭でふたりはタクシーで乗りあわせます。
会社を首になった彼女はお父さんに結婚をするように命じられ、初恋の人をさが
しに初恋の人相談所を訪ねます。そこでふたりは再会、彼女の初恋の人探しに
彼は奔走することになります。インド行きの飛行機内で初恋の人と出会った彼女
はネパールで再会し、運命の人だと思います。でも帰国時に空港で再会するは
ずが帰国が遅れてそれっきり。。。
二人は初恋の人を探し回りますが、みつかりません。さがしているうちにふたりは
どんどんいい感じになってしまい、とうとうヒロインからキス。それからますますぎご
ちなくなり、、デッドラインが迫った日、実は彼女は初恋の人のIDを持っているこ
とが判明します。IDがありさえすればすぐに探せるのに?なにやら色々思うこと
があったようで。初恋の人に再会した彼女はさっぱりした顔で彼の前に現れます。
これから先何かが変わるような予感で終わり。
彼女の帰国が遅れたのは、彼にチケットを譲ってあげていたため、出会えなかっ
たのは彼のせいという落ちまでついてます。回想部分が時折はめこまれていました。

ヒロインかわいい、私好みです。彼もイケメン、というか皆かっこいい、その上皆歌
うまくてちゃんと演技してる。ボーイミーツガールをちょっとひねってあり、脇役が
良いアクセントになっています。
耳に心地よいメロディと歌唱力それにかっこいい、ということでかなり良い感じ。
このまま日本に持ってきても受けるでしょう。私がプロデューサならこの作品は
「買い」です。
この作品はキャストによってがらりと雰囲気が変わる可能性があるように思われ
した。次回きたときに暇があれば別キャストで見てみたい。
ところで日本人で上演するとしたらいったい誰ができるのかな?



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題名:뮤지컬 스프링 어웨이크닝(Spring Awakening)
日時:2009年11月21日15:00-17:20(途中休憩あり)
劇場:두산아트센터 연강홀(ツサンアートセンター)
料金:80000KRW
座席:Bブロック6-1(センターブロック6列目左端)
Staff:김민정, 던컨 스캇 세이크, 스티븐 세이터, 킴벌리 그렉스비
出演:
  Moritz: 조정석
Melchior:本来は 주원 だが代役



Wendla:김유영
大人の男:송영창
  大人の女:이미라

ほんとは翌日見るつもりでしたが、劇場窓口で当日券しか売らないと言われ
この日の観劇となりました。ここ1年くらいの間に改装したようで、なんだか不
思議なモニュメントがロビーにたっていました。





さほど大きくない劇場で、客席が扇型になっています。客席はそれなりに
傾斜があり、6列目の床は舞台の床とほぼ同じ高さで、比較的見やすい位置
です。舞台の天井は高く、舞台の両側には大きなディスプレイがありました。
客席両サイドの壁際は空いてましたが、ロングラン公演なのでまあこんなもの
でしょうか?ステージシートもありそこは満員。舞台奥には生バンド、生演奏
はほんとに良いものです。
さて舞台ですが、期待したとおり韓国の若者は元気です。がんがん歌い、
そして踊ってくれます。叫ぶように歌うところは本当にエネルギッシュ。ヒロイン
のベンドラは背が低く、顔が比較的大きいのでなんだかかなり幼く見えました。
その分、愛し合うシーンなどちょっと禁断の香りがするというか。。1幕おわりの
ベッドシーンで魅せたおっぱいはそれなりのものだったのですが。代役の
メルヒオールはかなり地味で、ヒロインばかり全面に出てる感じ。ちょっと残念
だったのは大人チーム、BWではキャラクタの演じ分けに感動したのですが、
この舞台では言葉がわからないせいもあるのでしょうが、もうちょっとメリハリが
あればなあと。キャスト全員にちょっとくたびれた感が感じられたのはロングラン
公演が終盤にさしかかっているためでしょう。あともうちょっと頑張れ!
もう少し早く見ればよかったかなとは思いますが、この作品は韓国のミュージカ
ル環境によくあっていると思われます。きっと再演もあるでしょう。

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題名:レ・ミゼラブル
日時:2009年10月31日12:00-15:10(途中休憩あり)
会場:帝国劇場
料金:S席13500円
座席:1階A32(最前列センターブロック右端より2つめ)
出演:
   ジャン・バルジャン: 橋本さとし
   ジャベール: 阿部裕
   エポニーヌ: 新妻聖子
   ファンテーヌ: 今井麻緒子
   コゼット: 菊地美香
   マリウス: 山崎育三郎
   テナルディエ: 三谷六九
   テナルディエの妻: 阿知波悟美
   アンジョルラス: 原田優一



ほぼ満員。レミゼを最前列で見るのは初めて?
舞台が暗くてもこれだけ近いとディテールがよく見えて一層おもしろい。
目の前のオケピで生演奏、ドラムの振動が直接体に響きわたるのが心地よい。
レミゼはこれまで10回以上見ているのですが、キャストの組み合わせが多すぎて
今回のキャストは新妻さん以外は初見のはず。
バルジャンはまるで語るように歌っていますが、それで泣けました。このバルジャン
なら安心して身を任せられそう。燭台もらうところ、素性をあかすところ、家へ帰ろう、
神に召されるところとか、もうお約束なのですが涙がぼろぼろ。ジャペールはタフな
敵役、撃たれても倒れそうにない感じ。
ファンティーヌは線がほそくて、工場長が手を出す気がしれない(^^;)のですが、落ち
ぶれた後の雰囲気は非常によくあっています。死の床で泣けました。
マリウスは優男、コゼットはソプラノでいいところのお嬢さんがぴたり。両方とも世間
の荒波とは関係なく、二人だけの世界を見事につくっちゃってます。
アンジョルラス朗々と歌いあげていて良いのですが、もうちょいアジテーターとして
迫力がほしいかも。エポニーヌは良い。どうしてこっちに恋しないのだといいたいぞ。
オンマイオウンで初めて泣きました。死ぬときもくさいくらいに気合いが入った演技、
客の視線集中してたでしょう。非常に伸びた声とはまり役で感動。
それにしてもアンサンブル若いですねー。これからが楽しみですよ。
ひとつ残念だったのは、スピーカーから出る音の定位がときどきくるっていたという
こと。左で歌っているのに右から聞こえてくることがあるのはちょっと。。
カーテンコールでアンサンブルの一人から花束を受け取ってご機嫌でかえりました。
それにしてもよく泣いた。

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題名:アイーダ 
日時:2009年10月18日13:00-15:50(途中休憩あり)
劇場:電通四季劇場 [海]
料金:S9800円
座席:1階3列19番(3列目ほぼセンター)
劇団:劇団四季
出演:
    アイーダ: 濱田めぐみ
アムネリス: 五東由衣
ラダメス: 渡辺 正
メレブ: 中嶋 徹
ゾーザー: 飯野 おさみ
アモナスロ: 川原洋一郎
ファラオ: 前田貞一郎
ネヘブカ:  松本昌子



この回は満員売り切れです。
AIDAはTONY賞レースではさほど人気がなかったのですが、私は好きで
ブロードウェイで日をあけずに2回見ています。
四季版はアイーダがとても素晴らしかったのです。声と言い、エキゾ
チックな顔つきといい、BWと遜色ないと言ってもよいでしょう。捕
虜収容所でローブをまとうところで泣けました。
残念だったのはラダメスの声がかすれていたこと。ほとんど声が出ない
といってもおかしくない状態、普通ならば代役が出てくるべきところ
でしょう(危惧したとおり、数日後にキャスト交替となりました)
アムネリスは歌はいいのですが、この役は煌めくような美人であって
欲しい。。ちょっとイメージとずれていたのが惜しい。
メレブは、口を大きく開けてやたら母音を強調する単調な話し方をし
ていて、まるで小学1年生が国語の教科書を読んでいる雰囲気。日本語
でない別の言語を聞いている気分になって、同行の友人に聞いてみる
と、これがどうやら四季の発音らしいとのこと、なるほど四季語だった
のですね。
BWで度肝を抜かれたプールのシーンも色々省略されている気がするの
ですが、何が減っているのか思い出せません。記憶力の無さが恨めしい。
開幕してまもない舞台、これからまだまだ良くなる余地がありそうです。

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