今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:The Addams Family 日時:2010年6月6日15:00-17:40(途中休憩あり) 劇場:Lunt-Fontanne Theatre(NY) 料金:Ticketmaster手数料込149.70USD 座席:FMEZZ, row B, seat 114 Production Credits: Phelim McDermott and Julian Crouch (Direction and Design) Jerry Zaks (Creative Consultant) Sergio Trujillo (Choreography) Natasha Katz (Lighting Design) Acme Sound Partners (Sound Design) Basil Twist (Puppetry) Mary-Mitchell Campbell (Music Direction) Larry Hochman (Orchestrations) August Eriksmoen (Dance Arrangements) Greg Meeh (Special Effects Design) Lyrics by: Andrew Lippa Music by: Andrew Lippa Book by: Marshall Brickman and Rick Elice Charles Addams (Creator/Cartoonist) Marshall Brickman (Book) Rick Elice (Book) Andrew Lippa (Music and Lyrics) Tom Watson (Hair and Wig Designer) Angelina Avallone (Make-up Designer) Rick Sordelet (Fight Director) Telsey + Company (Casting) Beverley RANDOLPH (Production Supervisor) Heidi Miami Marshall (Associate Director) Stuart Oken (Producer) Roy Furman (Producer) Michael Leavitt (Producer) Five Cent Productions (Producer) Elephant Eye Theatrical (Producer) 出演: BEBE NEUWIRTH (Morticia) NATHAN LANE (Gomez) KEVIN CHAMBERLIN (Uncle Fester) ADAM RIEGLER (Pugsley) KRYSTA RODRIGUEZ (Wednesday) ZACHARY JAMES (Lurch) JACKIE HOFFMAN (Grandma) TERRENCE MANN (Mal Beineke) CAROLEE CARMELLO (Alice Beineke) WESLEY TAYLOR (Lucas Beineke) The Ancestors Merwin Foard, Jim Borstelmann, Michael Buchanan, Colin Cunliffe, Rachel de Benedet, Valerie Fagan, Matthew Gumley, Fred Inkley, Morgan James, Clark Johnsen, Barrett Martin, Jessica Lea Patty, Liz Ramos, Samantha Sturm, Charlie Sutton, Alena Watters MERWIN FOARD (Standby Gomez Addams, Standby Mal Beineke) JIM BORSTELMANN (Swing, u/s Uncle Fester, u/s Gomez Addams) ERICK BUCKLEY (Ancestor, u/s Uncle Fester) COLIN CUNLIFFE (Swing, Puppet Performance Captain, Assistant Dance Captain, u/s Lucas RACHEL DE BENEDET (Ancestor, u/s Morticia Addams) VALERIE FAGAN (Swing, u/s Alice Beineke, u/s Grandma) MATTHEW GUMLEY (Ancestor, u/s Pugsley Addams) FRED INKLEY (Ancestor, u/s Lurch, u/s Mal Beineke) MORGAN JAMES (Ancestor, u/s Wednesday Addams, u/s Alice Beineke) BARRETT MARTIN (Ancestor, u/s Lurch) JESSICA LEA PATTY (Ancestor, u/s Morticia Addams, u/s Wednesday Addams) LIZ RAMOS (Ancestor, Dance Captain) SAMANTHA STURM (Swing) CHARLIE SUTTON (Ancestor) ALÉNA WATTERS (Ancestor) Synopsis: As the musical begins, there are storm clouds gathering over the Addams Family home. Wednesday is falling in love, and guess who's coming to dinner? 満員、昨晩みたMemphisよりがつんと客の年齢下がってますね。 この公演のチケットは昨年10月ごろにとったもの。販売開始をチェックするのを忘れていて、 開始から一ヶ月くらいたって買ったのでこんなところ。まあ見づらいわけではないのですが。。 この劇場は舞台が高いので1階席の最前列だとかなり見づらいと思われます。 前奏曲で客席から手拍子がはいりました。これってお約束?すごく待ってる!という雰囲気が 漂ってますね。オープニングはまるで顔見世興行の風情。個性的なキャスト陣ががんがん行き ます。踊れるご先祖様たちもかなりいい感じでつかみはOK。この振り付けもすきだなあ。 物語は普通の家族が、アダムズファミリーのうちを訪ねてくるところから始まります。 なんとおじょうちゃんWednesday と向こうの坊やLucasがこっそり結婚をしていた? 普通の家族にあわせるために普通のふりをしなければいけないアダムズ家、もちろん悪戦 苦闘なのです。 筋書きとしてはひねりがなくシンプルです。芸達者な各人の芸を楽しむという趣向なのでしょう。 ストーリーとは関係のないところでいっぱいジョークが入っているようですが、なかなか理解でき ません。たとえば食卓のばあさんの台詞でどっかんどっかん受けているのですが、聞き取れない& 聞き取れてもなぜおかしいのかわからないで完全に取り残され気分Orz この作品のおもしろさを味わうには英語力が足りない。ほんとに「ミュージカルコメディ」なのです ね。見終わっても、なんというか物足りない。もうちょい物語が欲しいというか。ストーリーとして破 綻しているわけではありません。素直にとんとんと進んでいきますが、なんだかいまいち。 凄い間でギャグを飛ばしている、とくにばあさんとネーサンなのですが、それがまるで寄席を見て いる感じで、ピン芸の連続にしか感じられません。 客はどっかんどっかん受けてますので、舞台のあり方としてこれはこれでありなのだろうが、アダム ズファミリー寄席を見たいと思っていたわけじゃないからなあ。それにしてもギャグをわかりたいも のだねえ。Uncle Festerはかなりいい味だしてました。 PR 題名:Memphis: A New Musical 日時:2010年6月5日20:00-22:30(途中休憩あり) 劇場:Shubert Theatre(NY) 料金:telecharge手数料込136.0USD 座席:Center Orchestra Row A, Seat 103 Synopsis: What happens when a 1950's Memphis DJ with white listeners decides to play African-American music? Is Memphis ready for it? Is America? The story was inspired by the legendary DJ Dewey Phillips and the music that became known as “rock ’n' roll.” Production Credits: Christopher Ashley (Direction) Sergio Trujillo (Choreography) David Gallo (Scenic Design) Paul Tazewell (Costume Design) Howell Binkley (Lighting Design) Ken Travis (Sound Design) Daryl Waters & David Bryan(Orchestration) (2010年TONY賞Best Orchestrations受賞) Other Credits: Lyrics by: Joe DiPietro and David Bryan(2010年TONY賞Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre受賞) Music by: David Bryan(2010年TONY賞Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre受賞) Book by: Joe DiPietro(2010年TONY賞Best Book of a Musical受賞) 出演: CHAD KIMBALL(Huey Calhoun) Dn'yelle Williamson(Felicia Farrell: MONTEGO GLOVERの代役) DERRICK BASKIN(Gator). J. BERNARD CALLOWAY(Delray) James Monroe Iglehart(Bobby) Michael Mcgrath(Mr. Simmons). Cass Morgan(Mamma) Jennifer Allen(Ensemble) Brad Bass(Ensemble/Huey u/s) Tracee Beazer(Ensemble) James Brown III(Ensemble) Kevin Covert(Ensemble) Hillary Elk(Ensemble) Bryan Fenkart(Ensemble, u/s Huey) Dionne Figgins(Ensemble) Rhett George(Ensemble) John Jellison(Ensemble) Tyrone Jackson(Swing) Candice Monet McCall(Swing) Sydney Morton(Ensemble) Vivian Nixon(Ensemble) John Eric Parker(Ensemble) Jermaine R. Rembert(Ensemble) Laquet Sharnell(Ensemble) Betsy Struxness(Ensemble) Ephraim Sykes(Ensemble) Cary Tedder(Ensemble) Daniel J. Watts Dan'yelle Williamson(Ensemble) Charlie Williams(Ensemble) 2010年TONY賞作品賞受賞。作品賞を含め4部門受賞はミュージカル部門では最多。 土曜の晩なのに主演女優賞候補のヒロインが代役でした ;_; でもとても代役とは思えない歌唱力と存在感です。こういうのがブロードウェイの厚みなのでしょう。 主演のふたりががっぷり四つに組んで見ごたえのある舞台でしたよ。でもそうなるとますます 本来のMONTEGO GLOVERを聞いてみたかったという思いが、、でもそこまでの暇はなく。。。 その他アンサンブルが数人代役でした。 この劇場は舞台がかなり高く、床がちょうど私の目の高さ。1列目に座ったら、見切れがでていた かもしれません。どの劇場は最前列に座っても大丈夫リストはほしいかも。でもときどき舞台の床が 演出のために底上げされることもあるし、難しい。 一階は白髪率が高いような気がするんだけれど気のせいか。。 実在したメンフィスのDJデューイー・フィリップスを元に作られたストーリー。 物語の舞台は1950年代のテネシー州メンフィス。人種差別が人種隔離政策として 人々の聞く音楽にまでかかわっていた時代の物語です。 この舞台はかなりよくできたシナリオです。たぶんどんな言語で演じられても筋書きはきっちり 追うことができるでしょう。(とメモに書き記していたら案の定、脚本賞になりました) 語られるのは人種差別、禁じられた恋、そして成功と挫折。。 物語はわかりやすくて泣かせるし、歌も歌えているし、振り付けも印象的でよくできた作品です。 オープニングは地下にある黒人専用ナイトクラブでの歌とダンス Underground 、すごく ダイナミックでつかみはOK。 黒人だけのこの場所にふらふらと白人のチンピラ風兄ちゃんのHueyが入ってきます。 そこで追い出されそうになったところで、失言(が聞き取れないOrz)で険悪な雰囲気になるの ですが、Hueyも歌をうたいはじめて一時休戦。 このHuey、実はどじっこで、デパートを首になる寸前に。レコード売場で売り上げをのばす賭を して見事に売り上げ増加達成、実はそこのデパートではありえない黒人音楽をかけてしまったの です。ここでデパートの白人客がどんどん音楽に乗っていってしまう振り付けが楽しい。 でも残念なことにこの作品はTONYの振付賞にはノミネートされていないのです。 今度は黒人のレコードをもってラジオ局に売り込み! まあDJのやり方をみておけと入れてくれた、ラジオ局で、DJがいなくなったすきに黒人レコード かけちゃいます。もちろん隔離政策からは論外なのですが、聴取者からの継続の電話が鳴り やまず、2週間のテスト採用! 冒頭で出会ったFeliciaのレコードをかけようとするのですが、Hueyの母がレコードをばりん。 そこでHueyは一計を案じて、ラジオでFeliciaのライブをやってしまいます。これまた受けて、 DJとして3年契約。黒人コンサートも主催してがんがん調子にのったかと思いきや、Feliciaに プロポーズ。でも異人種婚があたりまえでなかったころ、彼女はしぶりますがとうとう承諾。 しかし、異人種混交を差別する白人の男たちに襲われ、ふたりは袋叩きに。 彼が触媒となって黒人の中に白人がはいっていくシーンにはじわっときます。しかし このHuey、べらんべえ口調なので私には英語がよく聞き取れないことがしばしば(涙) Hueyは舞台上でかなりひかっていて、これを見た直後はHuey役のChad Kimballが主演 男優賞か?と思いましたよ。しかしこのHueyという主人公かなりやんちゃでどうしようもない奴で、 友人や仕事関係にいたら胃を痛くしそう。だからこそ時代を切り開いた? がんがん成功していく1幕とうってかわって2幕はどんよりした展開です。 活躍の場はラジオからTVへ。新天地ニューヨークへ行きたいFeliciaとメンフィスに留まりたい Hueyの思惑の違いが表面化、彼女はひとりニューヨークにいってしまいます。 Hueyも全国区デビュー条件として出演者を白人に置き換えるということを持ち出されて、 もちろん断り、結局ラジオのDJに舞い戻り。Hueyがメンフィスに留まる歌は泣きながら歌って いましたよ。 成功したFelicaがツアーでメンフィスを訪れ、Hueyに一緒に舞台に出て欲しいと誘います。 Felicaには新しい彼氏が。。最後には舞台に出演して歌って幕。。 1幕のテンションのまま2幕もつきすすんでハッピーエンドで終わって欲しかったのですが、 モデルがいるとなるとなかなかそうもいきませんねえ。 ところで、縄跳びのダブルダッチが子供たちの遊びにでてきて、黒人と白人が一緒に飛び 始めるというところがあるのですが、すぐひっかかる(^^;)入るカウントを必死で勘定してるの は練習が足りないのかなあ。がんばれ。というか、失敗するのだったら綱1本にすればいいのに。。 ちなみにオリジナルスコア賞も順当だと思いました。なにせ今年はOriginal Score Written for the Theatre に該当するものがとても少ないのです。従来のミュージカルらしい新作ミュージカル としてはこの1本ということになるでしょう。 題名:American Idiot 日時:2010年6月5日14:00-15:30 劇場:St. James Theatre(NY) 料金:telecharge手数料込136.5USD 座席:Center Mezzanine Row A, Seat 107 Michael Mayer (Direction) Steven Hoggett (Choreography) Christine Jones (Scenic Design) 2010年TONY賞Best Scenic Design of a Musical受賞 Andrea Lauer (Costume Design) Kevin Adams (Lighting Design) 2010年TONY賞Best Lighting Design of a Musical 受賞 Brian Ronan (Sound Design) Darrel Maloney (Video Design) Tom Kitt (Music Supervision, Orchestrations, Music Arrangements) Other Credits: Lyrics by: Billie Joe Armstrong Music by: Green Day Book by: Billie Joe Armstrong and Michael Mayer 出演: Johnny: John Gallagher Jr. St. Jimmy:Tony Vincent Tunny: Stark Sands Will: Michael Esper Whatsername:Rebecca Naomi Jones The Extraordinary Girl: Christina Sajous Heather: Mary Faber 2階席最前列センター。こみぐあいとか見て早めに定価でとったのですが、ちょっと読みが はずれました。2階席後方や1階席でも両端はあいています。TKTSにもでていました。 でもまあTKTSに並ぶ時間を寝れたと思えば。劇場の前にひとだかりがしてないのを見ると 不安になる私(^^;)混み具合は入場がスムーズにいくかどうか見てればだいたいわかります。 道路をわたって向かい側のオペラ座の怪人は長蛇の列。。。 舞台奥は非常に高い壁に、多くのディスプレイ。そしてそこで各種の映像が、たまに窓が できたりします。バンドは舞台後方、天井まで延びる階段があって上の方に弦楽奏者がひとり、 実は天井近くにもうひとり。天井に近いほうはカーテンコールまで気がつきませんでしたよ。 右側には指揮者兼キーボード奏者のおねえさんがかっこいい。 オープニングからすごいスピードで飛ばします。わくわくする曲、無駄にエネルギーを使い まくりに見えるちょっと不思議ないい感じの振り付け、血管ぶちきれそうなテンションが1時間半。 キャストが1曲踊りおわると皆ぜいぜいするくらいの運動量。 インターミッションなしで考える暇なく最後まで突っ走ってくれます。 実際1時間半が短く感じましたよ。2幕だと失速したかもね。 大道具はベッドとソファ、それに病院のベッドがときどき。 さて物語は、若者はいろいろあった+反戦ということでOK? ドラッグ、早い妊娠、アル中、戦争という悩みをダンスを主体に描いていきます。 ほとんどせりふなし。せりふとアコースティックなときの歌は聞き取れるのですが、。 ロックで叫ばれると歌詞が全く聞き取れません ;_; それにしても吊りがあるとは思いませんでしたよ。患者と一緒にとんだのは彼女? Rentと比べるひともいると思いますが、基本はジュークボックス、物語の比重は低いと 思われます。カーテンコールは全員ギター弾き語り。 見る枠に余裕があってロタリーがが当たるのであればもう一回みたいかも。 題名:Sondheim on Sondheim 日時:2010年6月4日20:00-22:40(途中休憩あり) 劇場: Studio 54 Theatre (NY) 料金:BroadwayBox 割引96.5USD(定価126.5USD) 座席:Mezz BB 103(2階席センターブロック2列目) 出演:BARBARA COOK,VANESSA WILLIAMS,TOM WOPAT,LESLIE KRITZER NORM LEWIS, EUAN MORTON,ERIN MACKEY ,MATTHEW SCOTT Story: It's a completely different kind of Sondheim evening: an intimate portrait of the famed composer in his own words...and music. An ensemble cast, led by Tony Award winner Barbara Cook, Vanessa Williams and Tom Wopat, will perform brand-new arrangements of over two dozen Sondheim tunes, ranging from the beloved to the obscure. シルクドソレイユが18時半に終わって、バス停まで走り、ちょうど4番の急行がきて、59st駅で NRに乗り換えたらすぐに電車がきました。とんとんと進んで劇場到着は19時15分でした。 Broadwaybox 割引で96.5USD. Mezz BB103 2階席2列目センターブロックです。 オーケストラだとC列端だったのでここにしました。 思ったより舞台が近く見えるのは、2階に座るときはいつもTKTSで後ろの方にいるせいでしょうか。 客層はいつもよりお年寄りが多い気がします。 舞台の上には何十ものディスプレイが四角く配置されておりました。これがいろいろ分かれて 動いて映像を映しだします。回り舞台になっており、くるりと舞台が回ると後ろには階段とこれ またたくさんのディスプレイが一見乱雑に配置。他には自走の仕組みがついたテーブルが登場。 ソンドハイム氏のインタビューがディスプレイに映され、その合間に歌がはさまるという感じでしょうか。 なんかトークショーの色物として歌がはいっている感じ。 それでも舞台として成立して客が集まっているのは、歌唱力のあるキャスト、それになんといっても ソンドハイム氏の曲の力強さなのでしょう。 バネッサウィリアムズはもちろんすばらしい歌唱力ですが、他のキャストも劣らず凄いのです。 バーバラクックに至っては何歳ですか?この方、これだけ声が出るというのは信じられません。 前後につながりがないといっても差し支えないようなコンサートなので、ちょっと意識が遠くなっても さほどダメージは受けないようです。でも問題は意識ではなく英語力でした(涙)、到着初日は(も) 英語が聞き取れません。Orz 私がわかったこと、ソンドハイム氏の作品あんまり見てないなあと。。あ、単に忘れ去っているだけかも。。 題名:ミュージックマン 日時:2010年5月16日12:30-15:40(途中休憩あり) 劇場:新国立劇場中劇場 料金;S席11000円 座席:8列目センターブロック左側 原作:メルディス・ウィルソン/フランクリン・レイシー 演出:鈴木裕美 脚本:鈴木哲也 振付:前田清実 出演: ハロルド・ヒル:西川貴教 マーセラス:植木豪 マリアン:彩乃かなみ ミセス・パルー:竹内都子 マリアンの弟・ウィンスロップ:吉井一肇 アマリリス:根本玲奈 市長のシン:佐渡稔 市長の妻・ユーラリー:うつみ宮土理 市長の娘・ザニータ:増山加弥乃 トミー:矢崎広 チャーリー:今井ゆうぞう 友人に薦められて当日券での観劇。1階席は8割の入り、2階はもっと 空いていたようです。セットの左右上方にオーケストラ。 ハロルドの説得シーンがすごくスムーズにみれる。これは訳の威力ですね。 細かな説得シーンがわかりやすくなってる。「大問題!」から 「Seventy?Six Trombones」が説得力ありまくり! ただ、オープニングの列車シーン「俺たちゃ旅のセールスマン」は、どうも メロディへの歌詞ののりが悪い。韻を踏んでいた気がするのですが。。。 ハロルドでずっぱり、主役ひとりでひっぱってるという感じ。他のキャストは 地力のある方々ばかりですがちょっと地味。こどもたちはとても元気です。 前半はミュージカルなのですが、クライマックスに向けてはまるでプレイ。 ハロルドの素性をだまっていたヒロインが告白することで、ハロルドが困惑し たあたりからたたみかけてきます。子供にうそつきといわれてペテン師から 普通の人にもどってしまい。。ヒロインの演説でまず泣ける。 リンチに反対する人は立つようにという段階でひとりひとりたつところでまた 泣ける。市長の杖をへし折って、指揮棒の代わりとするところでまた泣ける。 そしてへたくそなブラスバンドがはじまり、それでもうちの子が演奏というと ころで家族が盛り上がり大団円! カーテンコールは全員ぴかぴかのお揃いのスーツに着替えてキャスト全員でブ ラスバンド、指揮はもちろんハロルド!トロンボーンを含めて音がでてますね。 オケの方々も手拍子してました。 それにしても主役ハロルド役の西川さんはすごい。ほとんどでずっぱり、 どれだけ台詞と歌があったことでしょうか。 これ台詞がわからないと人情の機微を見落としてしまいますよね。 ちょっと前半が冗長な感はありますが、最後にはカタルシスが待っている舞台 でした。 |
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