今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Shrek The Musical 日時:2009年6月2日19:00-21:30(途中休憩あり) 劇場:Broadway Theatre(NY) 料金:TKTS 50%割引 62.5USD+TKTS手数料4USD 座席:ORCH K-21(1階席まんなか右端から3席目) 出演: Shrek:BRIAN D'ARCY JAMES Princess Fiona:SUTTON FOSTER Lord Farquaad: CHRISTOPHER SIEBER Donkey:DANIEL BREAKER Pinocchio:JOHN TARTAGLIA MARISSA O’DONNELL (Teen Fiona). RACHEL RESHEFF (Young Fiona). ADAM RIEGLER (Young Shrek, Dwarf). CAMERON ADAMS (Ensemble). HAVEN BURTON (Sugar Plum Fairy, Gingy, u/s for Fiona & Teen Fiona) JENNIFER CODY (Shoemaker's Elf, Duloc Performer, Blind Mouse). BEN CRAWFORD (Standby for Shrek) BOBBY DAYE (Pig #2, Bishop; u/s for Donkey ). RYAN DUNCAN (Pig #3, u/s for Donkey). SARAH JANE EVERMAN (Ugly Duckling, Blind Mouse, u/s for Fiona) AYMEE GARCIA (Mama Bear) JUSTIN GREER (Dance Captain/Swing) LISA HO (Baby Bear, Blind Mouse). CHRIS HOCH (King Harold, Big Bad Wolf, Captain of the Guard; u/s Lord Farquaad). DANETTE HOLDEN (Fairy Godmother, Magic Mirror Assistant, Bluebird). MARTY LAWSON (Ensemble) DAVID F.M. VAUGHN(代役Papa Ogre, Pig #1, u/s for Shrek) CAROLYN OCKERT-HAYTHE (Swing). RYAN WORSING (代役、Peter Pan, u/s for Pinocchio, Magic Mirror). GREG REUTER (Gnome, Pied Piper; u/s for Lord Farquaad). ADAM RIEGLER (Young Shrek, Dwarf). NOAH RIVERA (White Rabbit; u/s for Pinocchio, The Magic Mirror ). HEATHER JANE ROLFF (Swing) JENNIFER SIMARD (Queen Lillian, Wicked Witch, Magic Mirror Assistant). RACHEL STERN (Mama Ogre, Humpty Dumpty) DENNIS STOWE (Barker, Papa Bear, Thelonius) DAVID F.M. VAUGHN (Swing). Jason Moore (Direction) Josh Prince (Choreography) Tim Hatley (Set and Costume Design) Hugh Vanstone (Lighting Design) Peter Hylenski (Sound Design) Tim Weil (Music Direction) 色物ミュージカルでしかもあまり人気がないとのことだったのですが、私は密かに期待 していました。小学校の団体鑑賞がきているようです。お子さまたちの歓声でいっぱいです この劇場は客席が扇形になっているため奥の方でない限りさほどみづらくはありません 舞台前の幕は緑,舞台の周辺も森の絵で覆われています。前説は3つの願い、破るとOrgeが おりて連れていくぞーw 携帯禁止、記録禁止、あとなんだっけ?最前列はラッシュ抽選で チケットを売っているのですが、確かにこれでは見せ場のダンスをみるのがつらそう。 しかし、子供は泣き出すわ、隣のカップルはしゃべり続けるわ、観劇環境としてはあまり よくありませんでしたよ。Orz しかしこのような悪条件でも私の密かな期待通り、舞台の出来上がりは上々でした。 目を引くのはなんといってもシュレック、フィオナ姫、そして寸詰まりの国王。 姫は大中小3人いるのですが、全部ちゃんと歌えます。サットン姫はあいかわらず大貫禄。 ちなみにシュレックは大小います。怪物で主演男優賞候補だからかっこいい! ロバはひょうきんで映画の雰囲気だしてます。寸詰まりの王は、映画バンドワゴンででて きた赤ん坊と同じスタイルでちびを表現、軽やかなジャンプも披露し、見事に歌い踊りま す。(TONY賞受賞式のパフォーマンスもこれでした) シュレックが移動する最中に、背景にいろんな動物、ライオンキングまで登場。 そして出てくるドラゴンがかわいい。首から頭のはりぼてがあって、鱗チームとコーラス チームの分業で魅せてくれました。脇役ではピノキオがいいですねー。 全体として満足させてくれた舞台なのですが、なぜ人気がないのでしょう。みんな食わず嫌い? PR 題名:Next To Normal 日時:2009年5月31日19:30-22:00(途中休憩あり) 劇場:Booth Theatre(NY) 料金:BroadwayBox 割引料金 合計69.5USD 座席:Left Orchestra Row D, Seat 1 出演: Diana:Alice Ripley(Best Performance by a Leading Actress in a Musical, TONY2009) Dan:J. Robert Spencer Natalie: Jennifer Damiano Henry:Adam Chanler-Berat Dr. Madden/Dr. Fine:Louis Hobson Michael Grief (Direction) Mark Wendland (Set Design) Jeff Mahshie (Costume Design) Kevin Adams (Lighting Design) Brian Ronan (Sound Design) Sergiio Trujillo (Musical Staging) Charlie Alterman (Musical Direction) Michael Starobin and Tom Kitt (Orchestrations)(Best Orchestrations TONY2009) AnnMarie Milazzo (Vocal Arrangements) Lyrics by: Brian Yorkey (Best Original Score Music and/or Lyrics, TONY2009) Music by: Tom Kitt(Best Original Score Music and/or Lyrics, TONY2009) Book by: Brian Yorkey 2009年度TONY賞のうち、 Best Orchestrations、Best Original Score (Music and/or Lyrics) Written for the Theatre、 Best Performance by a Leading Actress in a Musical を受賞。 舞台の上にはパイプで三階建の構造がつくられています。2階と3階の左右にバンド、1階には テーブルと椅子。2階と3階の中央は家の外壁を模したものが水玉模様でかかれています。 オープニングからつかみはおっけー。この作品は楽曲に力があります。そしてそれを演じる キャストたちがまけていません。私は心を奪われました。 そしてサンドイッチつくりといって床にパンを並べ始めた時に、、泣けてしまいました。 それからさきは泣きっぱなしです。 奥さんがちょっと正常から遠い家族の話なのです。ヒロインの心の中でだけ生きている息子。 おかあさんにとって息子より存在感がない娘。それをささえる夫。 私はアルツハイマーの母を10年近く介護したたなかで、舞台で起きているようなことを何度も 経験しました。舞台の上に、そのときの光景を重ねてしまい。痛すぎです。薬もよく捨てられたなー。 You Don't Know、 I Am the One は圧巻。(TONY賞授賞式パフォーマンスにもなりました) なにもかんじなくなった、という訴えに医者が「患者は安定」、まーよくある話ですよね。 1幕の終わりには電気療法にサインさせてしまいます。私の場合は成年後見人だったので。。。 電気ショックでほとんどの記憶を失ってしまいますが、一応普通の生活が送られるようになります ですが時間がたつにつれ幻覚を含めてもとの状態に。それでも献身的に対応する夫。娘も自分が 狂ってしまうのではないかと不安をもつ日々。 ですが最後にヒロインは家出をして一人で暮らそうとするのでした。これはつらいよー。 もう上演中、泣きっぱなし。舞台としては心に突き刺さる力が非常に大きいものだったのですが、 大きすぎてもう一度みれるかどうか、。。。 本当に楽曲の力とヒロインの力がぶつかり合った得がたい舞台に仕上がっています。 そしてそれを示すかのように、ベストオーケストレーションとベストオリジナルスコアに 最優秀ミュージカル主演女優賞受賞なのでした。 いま見るべき舞台のひとつですね。 題名:9 to 5: The Musical 日時:2009年5月31日15:00-17:30(途中休憩あり) 劇場:Marquis Theatre(NY) 料金:Broadwaybox 割引+Ticketmaster 手数料 79.4 USD 座席:ORCH B105 演出:Joe Mantello 振付:Andy Blankenbuehler 装置:Scott Pask 衣装:William Ivey Long 照明:Jules Fisher and Peggy Eisenhauer サウンドデザイン:John Shivers 出演: Violet Newstead:Allison Janney Judy Bernly:Stephanie J. Block Doralee Rhodes:Megan Hilty Franklin Hart, Jr.:Marc Kudisch Joe:Andy Karl Roz:Kathy Fitzgerald Maria, Ensemble:Ioana Alfonso Ensemble:Timothy George Anderson Swing, Assistant Dance Captain:Jennifer Balagna Ensemble:Justin Bohon Ensemble:Paul Castree Dick, Ensemble:Dan Cooney Bob Enright, Ensemble:Jeremy Davis Understudy:Gaelen Gilliland Ensemble:Autumn Guzzardi Kathy, Ensemble:Ann Harada Ensemble:Neil Haskell Missy, Ensemble:Lisa Howard Josh, Ensemble:Van Hughes Tinsworthy:Michael X. Martin Ensemble:Michael Mindlin Margaret, Ensemble:Karen Murphy Swing, Dance Captain:Mark Myars Swing; u/s Joe, Dwayne, Dick, Tinsworthy:Justin Patterson Ensemble:Jessica Lea Patty Dwayne, Ensemble:Charlie Pollock Daphne, Ensemble:Tory Ross Ensemble:Wayne Schroder Anita, Ensemble:Maia Nkenge Wilson Ensemble:Brandi Wooten 舞台の幕は電話のスパイラルコードたくさんとその中に散在する電話の受話器でした。 これはかなりおばかな芝居です。 英語がまったくわからなくても筋書きはだいたい追えるでしょう。 男尊女卑でエロな社長を女3人でこらしめちゃうというわかりやすいもの。 振り付けもビジネスマンの動きを誇張したものが多くみられます。ちょっと変われば サラリーマン体操?なんかすごくべたなべたな喜劇を見せられている気分です。 アンサンブルの女優さんは巨乳がおおいような気がします。 メインキャストがカウガール、魔女などの扮装をするJoyTotheGirlsが楽しい。 この社長がほんとに女好きでえげつなくそれでいてカラッと描かれていていいかんじ、 Marc Kudisch 怪演です。コピー機の中にまで突っ込まれてしまいますw 装置さんごくろうさま。HeartToHeartがまたえろい。 最後はフラストレーションをためて一気に爆発! こりゃあ映画もみなくちゃいかんですね。 古き良き時代のミュージカルコメディの雰囲気が出ていてけっこう好みでした。 見ている最中は楽しく見た後に何も残らない、ストレス解消にはもってこいの作品です。 でもTONY賞作品賞にはノミネートされなかったのよねえ。 題名:Hair 日時:2009年5月30日14:00-16:25(途中休憩あり) 劇場:Al Hirschfeld Theatre(NY) 料金:ORCH 122USD + telecharge 9.5USD 座席:ORCH C109 演出:Diane Paulus 振付:Karole Armitage 装置:Scott Pask 衣装:Michael McDonald 照明:Kevin Adams 音響:Acme Sound Partners トニー賞リバイバルミュージカル作品賞受賞。 満員です。なんとなく客席も自由な雰囲気。 代役がひとりいるのはまあ想定の範囲内でしょうか。この作品は、評価がよくて良席があっと いう間になくなってしまい、どうしようか悩んでいたのですが、三日前になってプレミア席と してブロックされていたらしい場所がでてきたのを無事購入できました。 開演前の舞台の幕には満月が投影されています。 左右の2階席の張り出しまで舞台から梯子がかけてあり、行き来できるようになっています。 バンドは舞台の後方、古いトラックの上と台のうえに鎮座しています。 舞台から1階の通路に降りれるように階段がしつらえています。また2階席に上がれるように 舞台の左右にはしごをしつらえてあります。かなり頻繁に客席に出てきて客いじりをするの ですね。これは通路側が美味しい。最前列前も頻繁にキャストが通っていじっていました。 開演前に隣に座ったおばさんが話しかけてきました。これをみたことがあるのか?ないとい うと「これは60年代の文化が完璧にはいっている!」と力説。私は60年よりちょっと前の生 まれだともうしたところ、そのころはもう大学卒業してたわよwそれはこの作品が懐かしい でしょう。客席は老若男女いりまじっています。 オープニングのアクエリアスでちょっと泣けました。舞台の上に大道具はほとんどなく入れ 替わり歌いまくり、ポイントは「愛せよ」ですな。 客いじりもかなり自由な感じで、客席によじのぼったり、抱きついたり、脱いだジーンズも たせたり。かなーりハイテンションです。客席もかなーり熱くなってます。随所ででる手拍子。 ニューヨークにいる人たちは厭戦気分がすごいのかも、 一応2階にもキャストがあがっていますが、やはり一階の方に多く動いている感じ。 私は中央の座席でしたが、反戦集会のちらしと花がまわってきました。 そして1幕の最後にはほぼ全員が服を脱ぎ捨てて全裸に。むーいろんな体型があるのねー。 こんな演出とは知らなかったので目が(・_・)になりました。後で調べたら初演からこう いう演出だったのですね。私は最近の日本再演しか知らないのでこうなっているとは 知りませんでしたよ。 2幕目はキャストが客席横の非常トビラから登場、がんがん歌いまくり通路の客をいじりまくり! エンディングはLet the Sun Shine in ではなぜか涙が出てきてしまいました。 カーテンコールは一瞬で客席総立ちで相当な熱気、かなりの人気を感じさせました。 カーテンコールで舞台にあがる階段に手すりをつけていたからなんだろう? と思っていたら、客を舞台にあげて一緒に踊ろう!というものでした。 もちろん駆け上ったのは言うまでもありません。 舞台の上は観客で一杯、飛び跳ねたり、おどったり、キャストとハグしたりしてました。 この状態になるとテンションあがりますよねー。客席もずっと立ちっぱなしでした。 いやー楽しい舞台です。 題名:ミュージカル『テニスの王子様』The Tresure Match 四天宝寺 feat. 氷帝」 日時:2009年3月27日19:00-21:45(途中休憩あり) 劇場:日本青年館 料金:5600円 座席:1階K列20番台(客席中央、どまんなか) <青学(せいがく)5代目> 越前リョーマ役/高橋龍輝 手塚国光役/馬場良馬 大石秀一郎役/辻本祐樹 不二周助役/橋本汰斗 菊丸英二役/高崎翔太 乾 貞治役/新井裕介 河村 隆役/張 乙紘 桃城 武役/延山信弘 海堂 薫役/林 明寛 堀尾役/丸山 隼 カチロー役/平井浩基 カツオ役/高橋里央 <四天宝寺Bキャスト> 白石蔵ノ介役/佐々木喜英 千歳千里役/大山真志 金色小春役/飯泉 学 一氏ユウジ役/植野堀まこと 忍足謙也役/水田航生 石田 銀役/米山雄太 財前 光役/川隅美慎 遠山金太郎役/河原田巧也 当日券は抽選なのですが、補欠当選の方が多数呼ばれていました。チケットさ ばきの方も立っていました。うーん人気はどうなの?客席はもちろんほとんど が女性。場内アナウンスで「場内を走ると危険です!」初めて聞きましたよ。 テニミュはひさびさなので、オープニングの群舞でもうわくわく。オープニン グから女装でびっくり!ほとんどスポットライトだけでいかにも必殺技を見せ ちゃうのは毎回すごいねえ。天衣無縫の極みで吊りがでるとは思いませんでし たよ。4ゲームだけで2時間も持たせてしまうのだからすごい。お笑いコンビは 得な役回りですねえ。よく動くし、よく笑わせる。 全編通して血沸き肉踊る歌とダンスといったところでしょうか。歌もダンスも 上手とは言いがたいのだけれど、とにかく迫力で観客を押し切ってしまってい ます。なんというか、ライブ感あふれまくりの舞台なのですね。舞台芸能とい うものの原点をみる思いです。かつての若衆歌舞伎をみるときもこんな気分に なったんじゃないかなー 終演後にキャストによるお見送りがありました。 |
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