今までに見た舞台の感想をつづってあります。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 題名:Sunset Boulbard 日時:2009年2月9日19:30-22:10(途中休憩あり) 劇場:Comedey Thatre 料金:TKTS 半額 30GBP 座席:Stall B7(最前列右より) 演出・振付:Craig Revel Horwood Arrangements & Musical Supervisor Sarah Travis Designer:Diego Pitarch 照明:Richard G Jones 出演: Heather: Elisa Boyd Artie Green: Tomm Coles Sheldrake: Alexander Evans Norma Desmond: Kathryn Evans Mary: Kate Feldschreiber Joe Gillis: Ben Goddard Manfred: Sam Kenyon Frank: Nick Lashbrook Hog-Eye / Shadow MD: Tarek Merchant Cecil B De Mille: Craig Pinder Betty Schaefer: Laura Pitt-Pulford Joanna: Helen Power Max Von Meyerling: Dave Willetts 当日18時ごろにTKTSで購入。最前列がTKTSにでるのがロンドンの良いところ。 もっとも案の定床は目の高さより上にありますが。このコメディシアターはかつて 真夏の夜をみた劇場です。かなり規模が小さいのに客もはいってない感じです。 舞台上には左右に楽器それに少しの大道具。舞台中央奥にはコントラバスとソファ キャットウォークに続く螺旋階段、それに金属質の椰子の木。 ピストルの音で公演開始。演奏もキャストが行っていました、 ビオラ、アコーディオン、トランペット、コントラバス、フルート、楽器を持ったまま 台詞をしゃべっているのです。楽器を持たないのはノーマくらい、Joeは 色んなものを持ち替えて演奏します。ピアノ弾いたりフルート吹いたり、バスを弾いたり いそがしい。スイニートッドから始まったオケなし低予算演出の流れなんでしょうか。 曲調は同じなので物悲しい雰囲気が漂うのですが、それとともにどよよんとびんぼくさい 雰囲気も漂っちゃいます。場面転換も最小限の道具の移動で行われ、気分はもう小劇場。 ノーマの老醜は見事に描かれているというか、かなり怖いのです。にいちゃんが金や義理に 負けていって駄目になっていくのも良く雰囲気が出ています。 これならツアーに持って行きやすいし、こういう演出もありだと思いますが、私はサンセット では派手なセットが見たいのです。客の入りもいまいちだし、さていつまで続くのか? PR 題名:La Cage Aux Folles 日時:2009年2月7日19:30-22:00(途中休憩あり) 劇場:PLAYHOUSE THEATRE 料金:63GBP+手数料6GBP 座席:Stall K16(客席ほぼ中央) 出演: Georges: Steven Pacey Albin:Graham Norton Les Cagelles: Chantal:Mr Matt Krzan(代役) Hanna:Nicholas Cunningham Mercedes:Mr Scott Spreadbury(代役) Bitelle:Gary Murphy Angelique:Dane Quixall Phaedra:Ben Bunce Jacob:Jason Pennycooke Anne:Alicia Davies Jaqueline:Tracie Bennett M.Renaud:Paula Wilcox Colette:Leanne Harwood Tabarro:Robert Maskell Edouard Dindon:Iain Mitchell Mme, Dindon:Paula Wilcox Jean-Michel:Mr Ben Deery(代役) Francis:Mr Darren Carnall(代役) Etienne:Mr Scott Spreadbury(代役) 客席の最前列は丸テーブルになっております。あそこはどうやって売ってるんだろう? 客席はさほど大きくない劇場で、1階ならどこに座っても見やすいと思われます。 客層はお年寄りカップルが多く、男性のための舞台という雰囲気ではありません。 バンドは両サイドに作られた2階に配置。ほんとの2階サイドの客席とそっくりの構造。 限定公演なのですが、上演期間延長が決まるなど評判が良いので見にきました。 でもAlbinはキャストが代わっているのでちょっと心配してましたが、杞憂でした。 オープニングからがっしりつかまれました。Les Cagelles がいい。 皆がでかくて、しかも小気味よく動く。6人しかいないのにもうそれで舞台が狭い。 迫力満点のダンスに歌、しかもひとりひとりが違ってキャラがたっています。代役が 2人も入っているのにこれですから全員そろってたらどんな風にみえたのでしょうか? 足の陰影がとてもきれい。腹がワレてるキャストもあり。 Albinもハスキーな声でばっちり。1幕エンディングの "I Am What I Am" では、 思わず貰い泣き。 このAlbin 役は有名なゲイのTV俳優なのだそうです。もちろん演技は素晴らしい。 2幕でおじさんになりきろうと努力している姿に泣けましたよ。レストランでの "Best of Times "でももらい泣き。Jean-MichelがAlbin に謝るところもそれまで の物語がうまく描けているだけにとても盛り上がりました。 かなりお勧めの舞台です。ラカージュ見てないなら現在のロンドンでMUST SEE の 一つでしょう。 題名:Billy Elliot 日時:2009年2月7日14:30-17:30(途中休憩あり) 劇場:VIctoria Palace Theatre 料金:61GBP+3GBP 座席:Stall F29 (1階5列目左端付近) 出演: Billy Elliot:TANNER PFLUEGER(4人キャスト) Michael: LEWIS COPE(トリプルキャスト) Debbie:SCARLET EMBLETON(トリプルキャスト) Mrs. Wilkinson: Kate Graham Dad: Foe Caffrey Tony: Craig Gallivan Grandma: Ann Emery George: Trevor Fox Mr. Braithwaite: Sean Kingsley Dead Mum: Stephanie Putson Billy's Older Self: Barnaby Meredith Ballet Girls: 多数 チケット売り切れが何日か出ていたので日本で買ってきました。場内ほぼ満員。 オフィシャルサイトからいけるチケットサイトで買うとチケットが登録住所へ 自動的に送られる、えーともうこれからだと日本に送られても受け取れないん ですが。。。ということでカスタマーサービスにメールして劇場窓口預かりに してもらいました。 他の作品と違って、小学校低学年程度の小さな子供たちが客席に目立ちます。 隣に座ったのが日本人母子、子供はこちらで何かやっているようです。 プログラムは大判のもの1種類のみ。二つ買わなくてよいのでいいかも。 オープニングは小さな子供が白黒映画を見ているシーンから始まりました。 その映画の内容は炭鉱労働者の戦い、そういえばプログラムにも炭鉱博物館の 案内がありました。炭鉱労働者の団結を歌い上げるのは物悲しい雰囲気が漂って きます。今の日本の不況とかぶるものを感じちゃいます。ちいさな政府目指して がんがん切り捨ててましたからねえ>当時のイギリス。ストーリーは映画とほ ぼ同じ。ボクシングに行って偶然バレエ教室に遭遇し、そのままバレエになだれ 込んでしまいます。下手糞だったからみるみる上手にシェネやアラベスクができ るようになっていきます。もちろん炭鉱問題も同時並行。警官隊とピケ隊の闘争 の真ん中でバレエ教室やっているなんて舞台つくりもされていました。 そのなかで大人と子供がまじりあう振付がおもしろい。警官、炭坑夫、子供たちに よるSolidarityは鳥肌たちましたよ。 オーディションへいけないためにぷっつんした1幕エンディングもなかなかのもの。 サッチャーマスク隊とかサッチャー巨大人形登場は笑って良いんですか? 今はなき母からの手紙(亡霊付)では泣かせられます。言葉が通じないことで 地域差、階級差をみせている場面があります。でもそこで言っているジョークが 全然わからないOrz 最後のソロダンスではショーストップの拍手。そして、カーテンコールの後、 キャスト全員によるタップダンス! 主役はお父さんとバレエ教室の先生というふうに演出がなされているように感じ ました。お父ちゃんが心変わりするシーンが映画ではすごく自然だったのに、舞 台だとなんか唐突。がみがみからこう変化するかね?Billyのソロの部分が十分 上手だと思うのですが、とんでもなく上手とは見えないので説得力がいまいちな のかもしれません。それから映画とラストシーンが違うのがちょっと肩透かし。。 この作品はBillyによって全然違う舞台に見えるかもしれません。なんとかくん 特別興行って感じでやってくれるほうが客としてはありがたいかも。 題名:Zorro 日時:2009年2月6日19:30-22:15(途中休憩あり) 劇場:GARRICK THEATRE 料金:TKTS33GBP(定価60GBP) 座席:Stall J13(一階10列目センター) 出演: Diego: Matt Rawle Luisa: Emma Williams Ramon: Adam Levy Inez: Lesli Margherita Garcia: Nick Cavaliere Don Alejandro: Jonathan Newth El Jurado: Alamo Private Alvarez: Greg Barnett Private Sanchez: Paul Basleigh Priest: Dale Branston El Sacromonte: Isaac De Cella Juggler: Daniela Crute La Gatuna: Sonia Dorado La Piconera: Amparo Ferres Fernandez Senorita on the Balcony: Sarah Joyce La Somorrostro: Vera Leon Anabei: Lucy Lummis La Cantaora: Anna Mateo The Old Gypsy: Oscar Moret El Sohri: Jorge Muelas Hangman: Alexander Poulter Private Ramirez: Mark Powell Joaquin; Ramon Ruiz The Prisoner's Wife: Shena Sanders アンサンブル:多数 当日朝10時前からTKTSに並んで購入しました。すごく見やすい席です。 最前列に座ると舞台の床が頭よりかなり高くなってしまうようでした。 オープニングは中幕前の椅子にキャストが座ってのフラメンコです。 そして大文字のZに火がついて燃えます。ケレン味たっぷりの舞台に 気持ちはもう祝祭。幕があがったセットはコンクリむき出しに見えます。 主役のDiegoは父親から大学へ行けと言われたのになぜかドロップアウト して、ジプシーの集団に身を投げ入れてしまいます。 最初のジプシー登場のシーンではファイヤートーチのジャグリング登場。 カスケード、単発チョップがちょっとだけという感じ。 両手に剣を持ち、火をつけて2ビートウィーブ、鞭でクラッピングも ありました。それから箱ぬけ入れ替わりのマジック。ジプシーが ジャグラー・マジシャンの集団であったことを見事に示していましたよ。 BGMはずっとフラメンコ、なんだかフラメンコが暑苦しさを示しているようです。 物語は勧善懲悪のわかりやすいストーリー。主人公の父親を殺して政権を 奪った悪代官?、でも昔は友達?、に抵抗するためにマスクをして色々な レジスタンスを行います。最後は父親を救いだして公衆の面前に出現させ ると、それまで悪代官に仕えていた人々が、再度父への忠誠を誓うことで 一件落着、というまるで水戸黄門のようなエンディング。 Zorroと敵が重そうな刀で行う殺陣が迫力満点です。Zorroは舞台の上を いくつものロープを使って飛び移ったりします。レジスタンスで敵の兵隊に 追い詰められたZorroは身体消失マジックで難を逃れたりもするのです。 まるで漫画を見ている気分。 祝祭の雰囲気が最初から最後まで漂ってます。しかも英語がわかりやすい! この作品なら旅の疲れや時差ボケで沈没する心配は無用、ずっと派手な 舞台で眠れません。でも最後には曲がちょっと飽きてきたかも。 題名:Dirty Dancing 日時:2009年2月6日15:00-17:30(途中休憩あり) 劇場:Aldwych Theatre 料金:チケット屋のディスカウント37GBP(本来は60GBP) 座席:Dress Circle J列14番(2階真ん中) 原作の映画は未見。 TKTSで買おうとしたら出てこず、仕方がないのでTKTS近くのチケット屋で購入しました。 劇場に入る前に隣の店でコーヒーを買ってたらダフ屋のおじさんらしき人に話しかけられ ました。昨晩Oliver!の前でみたのだそうです。私ってそんなに目立つの? DirtyDancing のチケットを売ってるようでほかの人と商談がはじまってました。 金曜マチネなのに入場は長蛇の列。 Dress Circle は天井がかなり低くて圧迫感があります。ただい見下ろす形になっている ので見切れはありません。座席はほとんど埋まっていました。 客席はお年寄りばかりだと思いきや、意外と若い人も見に来てます。平日マチネなのにい。 舞台は丸く、両サイドに階段。真ん中に円筒形の幕?が降りてました。 オープニングはその幕での影のダンス。表にキャストが出てきてそのダンスの続き。 円筒の中には車、後ろに映像が流れてサマーキャンプに到着します。 基本的にはボーイミーツガールストーリーなのでしょう。サマーキャンプでのダンス教師と さえないちゃんのラブストーリー。さえないヒロインが特訓により最後には素晴らしい ダンスを披露して恋も成就するという物語。 日々特訓が行われるわけで、それで見苦しい姿から日々改善、あんな風に進歩ができれば 私も習ってみたいものです>ダンス しかしどうもいまひとつだったのです。ヒロインの最終形態の魅力が足りない気がします。 ダンス教えてるときのヒロインとアシスタントのお姉さんの脚の長さの差が印象的。 もちろんおねえさんの方がずっと素晴らしいおみ足。ヒロインがかっこよすぎると確かに 物語として成立しないから難しいんですが。それからもうひとつ問題がありました。 隣に座ったのおばさんが信じられないくらいの大きな声で笑う、喋るのです。劇場スタッフ からライトでチカチカされて一瞬やんだのですが、また大きな声に。。 たまりかねて、静かにしてほしいとお願いしたら、「楽しんでいるだけ!」大きすぎると 重ねて言うと「そんなことない。」それからさき、私がちょっと笑うと逆になんどか 罵られたような気がするのですが、早口なのでFuckしか聞き取れないOrz。罵詈雑言を 聞き返すのもなんだしねえ。まあお願いしてからだいぶ静かになりました。 これは確かに脳味噌を空にして楽しむ作品だと思うけれど、さすがに物には限度が あると思いましたよ。 |
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